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第73話 1536年 6歳 1536年 阿仏坊での決戦だぞ
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<決戦前 布陣と誘い>
港に到着してから、
毎日、各本間家に対して示威行動として軍事演習を見せ、威嚇していった。
大叔父の羽茂本間にも、
仲間だとバレないよう偽装した上で威嚇の軍事演習を行う。
十日後、
本家本間から使者がやって来た。
本家本間氏居城近く、
阿仏坊付近にて決戦する事になった。
決戦当日
本間氏の軍編成。
1 本家雑太本間氏 2500人
2 河原田本間氏 1000人
3 羽茂本間氏(大叔父)500人
4 久知本間氏 500人
羽茂本間氏500人を抜くと、
合計4000人。
当初の見通し通りだった。
本間氏は山地の斜面を背に据え、
平野の視界を活かして待ち伏せ戦法を取る。
地の利は本間氏にある。
羽茂本間氏(大叔父)の軍には、区別のため
戦が始まる直前で赤い鉢巻をするようお願いしてある。
こちらの布陣
重装歩兵を横陣で3列 2400
重装歩兵の前に軽装歩兵1列 200
長弓兵 100
遊撃 200
親衛隊 50
軽騎兵 1800
軽騎兵は、
前もって長駆迂回戦術を取らせている。
敵後方から8km先に隠れる。
風馬のタイミングで、
敵の索敵範囲外の後方から敵の背を討つ。
それまでには、
敵に高地から降りてきてもらわないといけない。
そこで、
軽装歩兵が相手を挑発しにいく。
最初にヤンキー兄弟が、
相手の弓矢が届かない位置まで行って、
『早くケンカしよーや、ビビってんじゃねーぞー
ビビり過ぎて、うんこちびってんだろー』
……とか言ってる。
あれは腹立つ。
俺なら、あれに弓矢を当てたら報奨金を出すとお触れを出す。
案の定、
ヤンキー兄弟に弓矢が集中してきた。
ヤンキー兄弟は、
ピンポンダッシュのように近づいては離れ、敵をバカにしている。
軽装歩兵も、
尻を出してバカにしたり、
敵の前で小便したり、やりたい放題だ。
相手前線の一部が乱れ、
軽装歩兵に矢が集中してきた。
もちろん、
軽装歩兵には届かない。
敵の一部が我慢出来ず、
二十メートルほど前進して来た。
つまり、
敵が有利な場所を捨てた。
<激突!!>
俺は合図を送る。
陣太鼓が鳴り、
軽装歩兵が全速力で左右に散る。
敵が左右に気を取られている。
重装歩兵の一列目は盾と槍を構え、
二列目、三列目は半弓を撃つ。
半弓の射程は、
和弓の1.5から2倍だ。
相手の和弓が届かない所からでも当たる。
長弓兵も撃つ。
射程距離は和弓の2倍から3倍。
敵のリーダーを狙い撃ちしていく。
大叔父には、
矢が来たら逃げてくれと、あらかじめ言ってある。
敵の突出した部隊を半弓で削っていくと、
敵は前進するか、後退するしかない。
敵は前進してきた。
重装歩兵の二列目に、
半弓から盾と片手十字槍への装備変更を指示。
重装歩兵は半弓を背中のフックに付け、
地面に置いてある盾と片手十字槍を構える。
突然、
右側面から騎馬の音がしてきた。
まだ、
騎馬の姿は見えない。
俺は自陣の右側面に走り、
右側面の重装歩兵をまとめる胤嵐に、
五十名ほど、
右側に盾を向けるよう指示。
すぐに、
敵騎馬隊が右側面に突撃してきた。
どうやら敵も長駆戦術を使用してきたようだ。
赤目の索敵範囲を超えて攻めてきているのは、
正直、褒めてやる。
本間氏が長駆迂回戦術を使うとは、
大叔父から聞いていない。
胤嵐率いる重装歩兵が、
片手十字槍で騎馬の足を狙う。
転倒する馬も出てくるので、
転倒した武者に留めを刺す。
胤嵐は盾の使い方も上手くなり、
胤嵐率いる部隊も呼吸が揃っている。
俺は、
長弓部隊の黒崎弦にも右側面騎馬隊を撃つよう指示。
さらに、
遊撃隊の空曹に、
右からの敵突撃騎馬隊の、
さらに側面を突くよう指示。
右側面を突いてきた敵騎馬隊三十名は、
消滅。
重装歩兵の一列目、二列目が敵とぶつかる。
三列目は元の位置で、
半弓を撃ち続ける。
無論、
味方に当たらぬよう上方斜め四十五度で撃つ。
半弓の敵後方への射撃は、
味方が前進して来たり、
後方から味方の軽騎兵が突撃してきたら味方に当たる。
その時は、
三列目は半弓を収納し、敵の側面に移動していく。
予定通り、
味方の軽騎兵が敵の後方から突撃してきた。
重装歩兵三列目が半弓を背中のフックで収納し、
敵の両側面へ移動。
敵の全包囲が完了。
後は、
敵を削るだけだ。
通常は、
包囲の一部を空けて敵をわざと逃がし、
敵の背中を追撃していく。
しかし今回は、
敵後方に城がある。
逃げ込まれると厄介なので、
全包囲を継続して敵を削る。
敵の残存が、
千五百人ほどになった所で、
敵から降伏するとの声が出た。
まずは、
武装解除を指示する。
本家本間当主・本間憲泰が、
指示に従うと大声で言ってきた。
分家の河原田本間氏も、
久知本間氏も、
本家本間当主・憲泰のそばに行く。
今までずっと不仲だったのに、
こういう時だけ仲が良い。
本家本間のバカ息子がいないようだが、
さすがに飲みに行っているわけではないだろう。
港に到着してから、
毎日、各本間家に対して示威行動として軍事演習を見せ、威嚇していった。
大叔父の羽茂本間にも、
仲間だとバレないよう偽装した上で威嚇の軍事演習を行う。
十日後、
本家本間から使者がやって来た。
本家本間氏居城近く、
阿仏坊付近にて決戦する事になった。
決戦当日
本間氏の軍編成。
1 本家雑太本間氏 2500人
2 河原田本間氏 1000人
3 羽茂本間氏(大叔父)500人
4 久知本間氏 500人
羽茂本間氏500人を抜くと、
合計4000人。
当初の見通し通りだった。
本間氏は山地の斜面を背に据え、
平野の視界を活かして待ち伏せ戦法を取る。
地の利は本間氏にある。
羽茂本間氏(大叔父)の軍には、区別のため
戦が始まる直前で赤い鉢巻をするようお願いしてある。
こちらの布陣
重装歩兵を横陣で3列 2400
重装歩兵の前に軽装歩兵1列 200
長弓兵 100
遊撃 200
親衛隊 50
軽騎兵 1800
軽騎兵は、
前もって長駆迂回戦術を取らせている。
敵後方から8km先に隠れる。
風馬のタイミングで、
敵の索敵範囲外の後方から敵の背を討つ。
それまでには、
敵に高地から降りてきてもらわないといけない。
そこで、
軽装歩兵が相手を挑発しにいく。
最初にヤンキー兄弟が、
相手の弓矢が届かない位置まで行って、
『早くケンカしよーや、ビビってんじゃねーぞー
ビビり過ぎて、うんこちびってんだろー』
……とか言ってる。
あれは腹立つ。
俺なら、あれに弓矢を当てたら報奨金を出すとお触れを出す。
案の定、
ヤンキー兄弟に弓矢が集中してきた。
ヤンキー兄弟は、
ピンポンダッシュのように近づいては離れ、敵をバカにしている。
軽装歩兵も、
尻を出してバカにしたり、
敵の前で小便したり、やりたい放題だ。
相手前線の一部が乱れ、
軽装歩兵に矢が集中してきた。
もちろん、
軽装歩兵には届かない。
敵の一部が我慢出来ず、
二十メートルほど前進して来た。
つまり、
敵が有利な場所を捨てた。
<激突!!>
俺は合図を送る。
陣太鼓が鳴り、
軽装歩兵が全速力で左右に散る。
敵が左右に気を取られている。
重装歩兵の一列目は盾と槍を構え、
二列目、三列目は半弓を撃つ。
半弓の射程は、
和弓の1.5から2倍だ。
相手の和弓が届かない所からでも当たる。
長弓兵も撃つ。
射程距離は和弓の2倍から3倍。
敵のリーダーを狙い撃ちしていく。
大叔父には、
矢が来たら逃げてくれと、あらかじめ言ってある。
敵の突出した部隊を半弓で削っていくと、
敵は前進するか、後退するしかない。
敵は前進してきた。
重装歩兵の二列目に、
半弓から盾と片手十字槍への装備変更を指示。
重装歩兵は半弓を背中のフックに付け、
地面に置いてある盾と片手十字槍を構える。
突然、
右側面から騎馬の音がしてきた。
まだ、
騎馬の姿は見えない。
俺は自陣の右側面に走り、
右側面の重装歩兵をまとめる胤嵐に、
五十名ほど、
右側に盾を向けるよう指示。
すぐに、
敵騎馬隊が右側面に突撃してきた。
どうやら敵も長駆戦術を使用してきたようだ。
赤目の索敵範囲を超えて攻めてきているのは、
正直、褒めてやる。
本間氏が長駆迂回戦術を使うとは、
大叔父から聞いていない。
胤嵐率いる重装歩兵が、
片手十字槍で騎馬の足を狙う。
転倒する馬も出てくるので、
転倒した武者に留めを刺す。
胤嵐は盾の使い方も上手くなり、
胤嵐率いる部隊も呼吸が揃っている。
俺は、
長弓部隊の黒崎弦にも右側面騎馬隊を撃つよう指示。
さらに、
遊撃隊の空曹に、
右からの敵突撃騎馬隊の、
さらに側面を突くよう指示。
右側面を突いてきた敵騎馬隊三十名は、
消滅。
重装歩兵の一列目、二列目が敵とぶつかる。
三列目は元の位置で、
半弓を撃ち続ける。
無論、
味方に当たらぬよう上方斜め四十五度で撃つ。
半弓の敵後方への射撃は、
味方が前進して来たり、
後方から味方の軽騎兵が突撃してきたら味方に当たる。
その時は、
三列目は半弓を収納し、敵の側面に移動していく。
予定通り、
味方の軽騎兵が敵の後方から突撃してきた。
重装歩兵三列目が半弓を背中のフックで収納し、
敵の両側面へ移動。
敵の全包囲が完了。
後は、
敵を削るだけだ。
通常は、
包囲の一部を空けて敵をわざと逃がし、
敵の背中を追撃していく。
しかし今回は、
敵後方に城がある。
逃げ込まれると厄介なので、
全包囲を継続して敵を削る。
敵の残存が、
千五百人ほどになった所で、
敵から降伏するとの声が出た。
まずは、
武装解除を指示する。
本家本間当主・本間憲泰が、
指示に従うと大声で言ってきた。
分家の河原田本間氏も、
久知本間氏も、
本家本間当主・憲泰のそばに行く。
今までずっと不仲だったのに、
こういう時だけ仲が良い。
本家本間のバカ息子がいないようだが、
さすがに飲みに行っているわけではないだろう。
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