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第127話『サバナ、やらかす──そして大混乱』
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──昼休み。
晴れた冬空の下、
校庭では生徒たちが思い思いに遊んでいた。
ハルカたちも、
サバナを連れて、
グラウンドの隅でのんびりしていた。
「やっぱり、外で遊ぶのはサイコーだね!」
サバナは、
腕を大きく広げて笑った。
太陽の光に照らされる金色のドレッド、
健康的な褐色の肌。
見ているだけで、
こっちまで元気になりそうだった。
「そうだね……」
「でも、サバナ、お願いだから」
「“そのへんでトイレ”発言は、もうやめてね?」
ミキが、苦笑混じりに釘を刺す。
「オッケー☆」
サバナは、
ぴょんと親指を立てた。
(素直なだけに……余計に怖い……)
ハルカは、
じんわりとイヤな汗をかいていた。
***
そんな中。
サバナが、
ふと腰をひねって小声で呟いた。
「──あれ?」
「ちょっと、したいかも」
「えっ」
ハルカたち、凍りついた。
(ま、まさか……!?)
そして。
サバナは、
ごく自然な動きで──
ズボンに手をかけた。
「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ハルカ、ミキ、ナナ、ユイ、
全員が同時に絶叫した。
ダッシュ。
猛ダッシュ。
全力でサバナに飛びついた。
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」
「ここ日本!!」
「校庭!!」
「人がいっぱいいるのおおお!!」
サバナは、
きょとんとした顔で見下ろしてきた。
「えっ?」
「だって、草むらだし?」
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ハルカたちは、
サバナの手を全力で押さえた。
「学校は、自然じゃないからぁぁぁぁ!!」
「人前でやったら大事件だからぁぁぁぁ!!」
「ニュース載るから!!」
「留学停止だから!!」
四人がかりで必死に叫ぶ。
サバナは、
「えー、まじかぁー」と
不満げに頬を膨らませた。
(まじかじゃねぇぇぇぇ!!)
(なんでそんな軽いノリでズボン下ろすのぉぉぉぉ!!)
ハルカは、
心の中で叫びながら、
冷や汗で全身ずぶ濡れだった。
***
「──おい、そこの!」
と、そのとき。
グラウンドの向こうから、
先生の声が聞こえた。
(やばい!!)
(先生にバレたら──!!)
ハルカたちは、
半泣きになりながら、サバナを囲った。
「自然に! 自然にぃぃぃ!!」
「普通にして!!」
「何も起きてない風にしてぇぇぇぇ!!」
「オッケー☆」
サバナは、
意味もわからないままニッコリ笑った。
先生が近づいてくる。
心臓がバクバクだった。
(お願い、スルーしてぇぇぇぇ!!)
祈るような気持ちでいた、そのとき。
「──なんだ、鬼ごっこしてたのか」
先生は、軽く笑って通り過ぎた。
(た、助かったぁぁぁぁぁぁぁ!!)
ハルカたちは、
その場でぐったりと崩れ落ちた。
***
「……疲れた……」
「魂、半分抜けた……」
ミキとナナが、
地面に大の字になった。
ユイは、顔面蒼白で空を見上げている。
「みんな大げさだなぁ~」
「自然体が一番だよ!」
サバナは、
悪気なく笑っていた。
(うん……)
(この子、悪気はないんだよな……)
ハルカは、
どっと疲れた身体を引きずりながら思った。
(でも……)
(間違いなく、爆弾だよ……!!)
そして確信した。
(絶対、次も何かやらかす)
(ぜったい、また……!!)
──ドタバタは、まだまだ終わらない。
異文化爆弾・サバナ。
恐るべし──!
(続く)
晴れた冬空の下、
校庭では生徒たちが思い思いに遊んでいた。
ハルカたちも、
サバナを連れて、
グラウンドの隅でのんびりしていた。
「やっぱり、外で遊ぶのはサイコーだね!」
サバナは、
腕を大きく広げて笑った。
太陽の光に照らされる金色のドレッド、
健康的な褐色の肌。
見ているだけで、
こっちまで元気になりそうだった。
「そうだね……」
「でも、サバナ、お願いだから」
「“そのへんでトイレ”発言は、もうやめてね?」
ミキが、苦笑混じりに釘を刺す。
「オッケー☆」
サバナは、
ぴょんと親指を立てた。
(素直なだけに……余計に怖い……)
ハルカは、
じんわりとイヤな汗をかいていた。
***
そんな中。
サバナが、
ふと腰をひねって小声で呟いた。
「──あれ?」
「ちょっと、したいかも」
「えっ」
ハルカたち、凍りついた。
(ま、まさか……!?)
そして。
サバナは、
ごく自然な動きで──
ズボンに手をかけた。
「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ハルカ、ミキ、ナナ、ユイ、
全員が同時に絶叫した。
ダッシュ。
猛ダッシュ。
全力でサバナに飛びついた。
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」
「ここ日本!!」
「校庭!!」
「人がいっぱいいるのおおお!!」
サバナは、
きょとんとした顔で見下ろしてきた。
「えっ?」
「だって、草むらだし?」
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ハルカたちは、
サバナの手を全力で押さえた。
「学校は、自然じゃないからぁぁぁぁ!!」
「人前でやったら大事件だからぁぁぁぁ!!」
「ニュース載るから!!」
「留学停止だから!!」
四人がかりで必死に叫ぶ。
サバナは、
「えー、まじかぁー」と
不満げに頬を膨らませた。
(まじかじゃねぇぇぇぇ!!)
(なんでそんな軽いノリでズボン下ろすのぉぉぉぉ!!)
ハルカは、
心の中で叫びながら、
冷や汗で全身ずぶ濡れだった。
***
「──おい、そこの!」
と、そのとき。
グラウンドの向こうから、
先生の声が聞こえた。
(やばい!!)
(先生にバレたら──!!)
ハルカたちは、
半泣きになりながら、サバナを囲った。
「自然に! 自然にぃぃぃ!!」
「普通にして!!」
「何も起きてない風にしてぇぇぇぇ!!」
「オッケー☆」
サバナは、
意味もわからないままニッコリ笑った。
先生が近づいてくる。
心臓がバクバクだった。
(お願い、スルーしてぇぇぇぇ!!)
祈るような気持ちでいた、そのとき。
「──なんだ、鬼ごっこしてたのか」
先生は、軽く笑って通り過ぎた。
(た、助かったぁぁぁぁぁぁぁ!!)
ハルカたちは、
その場でぐったりと崩れ落ちた。
***
「……疲れた……」
「魂、半分抜けた……」
ミキとナナが、
地面に大の字になった。
ユイは、顔面蒼白で空を見上げている。
「みんな大げさだなぁ~」
「自然体が一番だよ!」
サバナは、
悪気なく笑っていた。
(うん……)
(この子、悪気はないんだよな……)
ハルカは、
どっと疲れた身体を引きずりながら思った。
(でも……)
(間違いなく、爆弾だよ……!!)
そして確信した。
(絶対、次も何かやらかす)
(ぜったい、また……!!)
──ドタバタは、まだまだ終わらない。
異文化爆弾・サバナ。
恐るべし──!
(続く)
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