転生したけど平民でした！もふもふ達と楽しく暮らす予定です。

白もふ様は守り神！

女神様と一緒にルファード家にやってまいりました！

緊張致します！

今は剣聖であるお兄様のザイラス様がルファード家の当主なのです！

ザイラス様にはお会いした事がないラビなのです。

「ラビ？どうした！緊張しなくていい！兄は甘党で桜庵に時々来てるから！ラビは会ってるはずだよ？」

私…記憶にないのですが？

「兄はいつも髪と瞳の色をかえているからな。

アーライの王族カラーの赤は…お忍びには不味いだろ？」


確かに！

私…直ぐにわかりますよね？

それだと…

「ただいまー。」

「こんにちは！」

ふたりを迎えてくれたのは、白いもふもふを抱っこしたミレディアそっくりの青年だ。

「女神様がふたり？」

「「違うから！」」

「ミディ！会いたかったの！」

白いもふもふ様が…


あっ…フェンリル様！

守り神様？

「兄様！パミラ！ただいま！ちょっと王宮行くから着替えにきたよ？」


「「「「「ミディ様！お帰りなさいませ！」」」」」

女神様が侍女さん達に連れ去られ、私は女神様にソックリな剣聖様と白もふフェンリル様と…

私のお土産のウサギ紅茶と白ウサギ最中を堪能しております。

「ラビ君！うちの暴れん坊の面倒見てもらってるみたいですまないね！」

「ザイラス様！はじめまして！私が女神様にお世話になっているのです」

「いやいや、そんなわけないよな？パミラ？」

「うん！ミディは手間がかかる娘！」

「あの…そちらは守り神様では？」

「違うの。私の兄様が守り神で私はミディの使い魔で今はここを守ってるの。

ミディの孫が生まれたらジュビアに行くの！あっ…ミディ着替えたよ？

見て！紅薔薇姫になってる！」


◇◇◇◇◇

お祖父様とお父様との約束で里帰りした時や王宮に行く時はドレスアップする事になっているのだ。


◇◇◇◇◇

「女神様が益々女神様に！」

ラビが感動して泣いてるのでこの辺で！