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第4章 ジャンヌの西進
第68話 女心とビンゴ情勢
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喜志田が南部に旅だってから4日が経った。
その間、特に何があったわけじゃない。
ビンゴ軍はクロスがまとめてくれている。
正規兵は5千ほどまで減ってしまったが、その分義勇兵が増え、その数、今では1万5千にものぼる。
ただやはり練度が足りなく、今も朝から晩まで駆けまわって武器の練習をしている。
急激に増えた兵に対し、懸念としてあったのが武器と食料について。
だがそれはそれぞれ呆気なく解決した。武器は帝国軍が使っていたものが戦場に散乱しているし、砦の中にも貯蔵は充分あった。
食料については砦に蓄えられていたのに加え、近隣のビンゴ国民からの頂き物があり今の人数なら次の収穫まで持つ試算が出た。
ただやはり気になるのは、新国家ユートピア。
未だに首都スィート・スィトンに籠ったままで何の動きもない。やはり国家として運用する気がないのではないかと思ってしまうほどだ。
一体、そこでは何が起きているのか。
人々が苦しんでいるのではないか。
それを考えるとここでのんびりしていていいのかと思う。
けど喜志田を待たないことには、こちらとしては動きようがないのだ。
それに、個人的にそれ以上に気になるのが里奈だ。
なんだか最近、よそよそしいというか、どこか距離を取っているように感じる。
聞けばずっと俺の看病をしてくれていたというのだから、感謝してもしきれないのだが。どうも避けられているような気もする。
そこら辺を確認するために、2人の有識者に相談してみることにした。
「先輩、お姉ちゃんに何かしました?」
その1人、竜胆が少し前のめりに聞いてくる。
その隣には愛良が座っていた。
里奈について少なくとも嫌悪を抱いていない人となると、彼女たちくらいしか思いつかなかった。
里奈のいる立場もかなり厳しいものだと改めて実感した。
「てか、なんで里奈が姉なんだよ」
「だって、お姉ちゃんですから」
意味が分からん。
「じゃあ、愛良は?」
竜胆に付き添った形の愛良に話を振った。
余談だが聞けば年下ということで、さんづけはいかなるものか、ということになって、呼び捨てにすることにした。あと約1名に聞かれると収穫されそうで怖かったし。
「姐さんです!」
「あ、姐さんはやめて……」
珍しく顔を真っ赤にして照れる愛良。
今はいつもの特攻服ではなく、清楚さを感じさせる紺のトップスにロングスカートといった普通の格好をしている。
なんでも特攻服は一つしかない特別なものだから、これからは大事に着ていくということらしい。
個人的にはこういう私服っぽい方が似合ってて良いと思う。
「じゃあ姉御?」
「あまり変わってなくない!?」
「じゃあ総長で!」
「ん……それなら」
「いいんだ!?」
思わず突っ込んでしまうやり取りだった。
まぁ個人間の呼称についてとやかく言うつもりはないけど。
「で? 先輩は何をしたんですか?」
と、竜胆が話題を元に戻してこちらを問い詰めてきた。
うーん、って言ってもなぁ。
「別に、何もしてないぞ」
「それです!」
犯人はお前だ、と言わんばかりに指を突きつけてくる竜胆。
「へ、何がだよ」
「何もしてない。それが里奈さんが不機嫌な理由です! 正義です!」
「不機嫌だったのか……? いや、でもなんで?」
「この恋愛ハンターの嗅覚を舐めてはいけませんよ! すべては胸のドキドキなのです!」
「意味が分からん」
「つまりこういうことです!」
俺の手を掴む。
何をするんだろうな、と正直、油断していた。
その手を引っ張って、竜胆自身の胸に当てた。
うーん、意外と竜胆もあるのか……じゃなく!
「ちょ、お前、なにやって……!」
「分かりますか? これがドキドキです!」
「分からない、いや、分かった! 分かったから放して!」
「むむ、その顔は分かってませんね。なら総長! お願いします!」
「え、オレもか?」
「いや、いい! 分かった! 本気で分かったから!」
そんなことして俺が男だってバレたら愛良に殺される。
いや、まず間違いなく竜胆に殺される。
なんとか必死こいて懇願して竜胆の胸から逃れた。
あー、びっくりした。
……でもちょっと柔らかかったな。
「そう、つまりこのドキドキ不足なのです!」
「いや、だから言ってる意味が……」
「いいですか? 里奈さんは不眠不休で先輩の看病して、しかも断食までして無事を祈ってたんですよ。それだけじゃありません。先輩が戻ってくる前には単身、敵に突っ込んで撃退するなんてこともしましたし、ブリーダさんとひと悶着あったし、そもそもここまで先輩を追いかけてくるなんてことをしたのも先輩が大事ってことで、それにもかかわらず何もなし!」
「い、いや、でもお礼は言ったぞ」
「言葉なんてタダです! しかも聞く限りそれ以外何もしてないってことですよね! それはノン正義です! 里奈さんをもっと構ってやってください! ドキドキを与えてください! まったく先輩、そういうとこ男っぽいですよ!」
「え!? 男!?」
ヤバい!? バレた!? 正義の名のもとにお仕置きされる!?
「どうですか、総長! そういう男は!」
「え!? お、オレ? いや、その……よくは、ないかな。てかやっぱ総長もやめてくれない?」
「ということです! 圧倒的多数(2人)による正義で結審です! 被告、先輩は即刻お姉ちゃんに謝りの刑です! 正義!」
相変わらず飛ばしてるなぁ……。
いつの間にか被告扱いされてるし。
というかちょっと待て。
さっき聞き捨てならない話題があったぞ。
「その前にさっきの。里奈が敵に突っ込んだ? ブリーダとひと悶着あった? 聞いてないぞ」
「ほらー、そういうところですよ。先輩が男っぽいの。女心が分かってないというか――」
「違う。本当に何も聞いてないんだ。オレが戻ってくる前ってことは、敵が攻めて来たのか? 喜志田からはイイ感じに撃退しといたって言われたけど」
「あー、あの人。胡散臭いですからねー。正義ではないです」
「いや、そういうのはいいから。とにかく、何があったかを教えてくれ」
そして、俺は初めて聞いた。
里奈がどれだけ危険なことをしたか。苦しんだか。悲しんだか。
それなのに俺は呑気に、里奈を気に掛けることもなく。
本当に、女心というか、人の心が分かってない。
「そんな……ことが」
「あうー、本当に知らなかったんですね」
「あいつ、そんなこと一言も言わなかったからな」
「言うような人じゃないでしょ。あの人は、強いよ。けど、とても脆い」
愛良が少し悲し気に言う。
その言葉の意味がよく分かった。
そうだな。
それは俺が一番よく知っていたはずなのに。
なのに俺は……。
「里奈のところに行ってくる」
「それが良いと思います! 正義な判断です!」
「まぁ、そうした方がよさそうだな。ま、あんたに駄目になられたらオレも困るからな。フォローはしてやるよ」
「ああ。ありがとう」
この2人に話して良かった。
心の底からそう思った。
だが結局、里奈のもとに行くことはできなかった。
「ジャンヌ、いるか!?」
血相を変えて部屋に入って来たサカキが怒鳴るように俺を呼ぶ。
「なんだ、サカキか」
「ジャンヌ、キシダ将軍から手紙が来た。こっちはジャンヌちゃん宛てだ」
サカキが差し出した一通の紙を受け取る。
それは日本語で書かれたもので、
「……王太子を動かしたか。2万の軍勢で首都スィート・スィトンに攻め入る、と」
「ああ。だが届いた報告はそれだけじゃねぇ」
サカキの顔がゆがむ。
どうやら良い報告だけじゃないらしい。
「何があった?」
「首都に潜入しているセンドから連絡があった」
あいつ、本当に主都にいるのか。よくやる。
ただの口うるさいやつだけじゃなかったんだな。
「そうか。何かわかったのか」
「首都はいたって普通だ。いや、そんなことはどうでもいい。問題は北だ」
「北?」
ビンゴ領は首都を中心として、西は山と海に囲まれているから領土はない。
東と南は俺たちが制圧している。
そうなると北は空白地帯になっているわけで、そこに何かがあるとは思えない。
いや、違う。まさか……。
「ああ。帝国の野郎が出張ってきやがった。おそらく目的は俺たちと同じ。首都スィート・スィトン。その数、5万。しかも赤地に金の縁取り。帝国元帥府の軍だ」
「元帥府……」
「しかもそれを率いるのは200騎の漆黒の騎馬隊。ビンゴ王国の奴ならそれを知らないやつはいないと来たもんだ。帝国元帥府の中でも最強。そしてビンゴ王国を滅ぼした元凶」
そしてサカキは一度言葉を切り、そして吐き出すように声を絞り出した。
「帝国軍最強のドージマ元帥直々の出陣だ」
その間、特に何があったわけじゃない。
ビンゴ軍はクロスがまとめてくれている。
正規兵は5千ほどまで減ってしまったが、その分義勇兵が増え、その数、今では1万5千にものぼる。
ただやはり練度が足りなく、今も朝から晩まで駆けまわって武器の練習をしている。
急激に増えた兵に対し、懸念としてあったのが武器と食料について。
だがそれはそれぞれ呆気なく解決した。武器は帝国軍が使っていたものが戦場に散乱しているし、砦の中にも貯蔵は充分あった。
食料については砦に蓄えられていたのに加え、近隣のビンゴ国民からの頂き物があり今の人数なら次の収穫まで持つ試算が出た。
ただやはり気になるのは、新国家ユートピア。
未だに首都スィート・スィトンに籠ったままで何の動きもない。やはり国家として運用する気がないのではないかと思ってしまうほどだ。
一体、そこでは何が起きているのか。
人々が苦しんでいるのではないか。
それを考えるとここでのんびりしていていいのかと思う。
けど喜志田を待たないことには、こちらとしては動きようがないのだ。
それに、個人的にそれ以上に気になるのが里奈だ。
なんだか最近、よそよそしいというか、どこか距離を取っているように感じる。
聞けばずっと俺の看病をしてくれていたというのだから、感謝してもしきれないのだが。どうも避けられているような気もする。
そこら辺を確認するために、2人の有識者に相談してみることにした。
「先輩、お姉ちゃんに何かしました?」
その1人、竜胆が少し前のめりに聞いてくる。
その隣には愛良が座っていた。
里奈について少なくとも嫌悪を抱いていない人となると、彼女たちくらいしか思いつかなかった。
里奈のいる立場もかなり厳しいものだと改めて実感した。
「てか、なんで里奈が姉なんだよ」
「だって、お姉ちゃんですから」
意味が分からん。
「じゃあ、愛良は?」
竜胆に付き添った形の愛良に話を振った。
余談だが聞けば年下ということで、さんづけはいかなるものか、ということになって、呼び捨てにすることにした。あと約1名に聞かれると収穫されそうで怖かったし。
「姐さんです!」
「あ、姐さんはやめて……」
珍しく顔を真っ赤にして照れる愛良。
今はいつもの特攻服ではなく、清楚さを感じさせる紺のトップスにロングスカートといった普通の格好をしている。
なんでも特攻服は一つしかない特別なものだから、これからは大事に着ていくということらしい。
個人的にはこういう私服っぽい方が似合ってて良いと思う。
「じゃあ姉御?」
「あまり変わってなくない!?」
「じゃあ総長で!」
「ん……それなら」
「いいんだ!?」
思わず突っ込んでしまうやり取りだった。
まぁ個人間の呼称についてとやかく言うつもりはないけど。
「で? 先輩は何をしたんですか?」
と、竜胆が話題を元に戻してこちらを問い詰めてきた。
うーん、って言ってもなぁ。
「別に、何もしてないぞ」
「それです!」
犯人はお前だ、と言わんばかりに指を突きつけてくる竜胆。
「へ、何がだよ」
「何もしてない。それが里奈さんが不機嫌な理由です! 正義です!」
「不機嫌だったのか……? いや、でもなんで?」
「この恋愛ハンターの嗅覚を舐めてはいけませんよ! すべては胸のドキドキなのです!」
「意味が分からん」
「つまりこういうことです!」
俺の手を掴む。
何をするんだろうな、と正直、油断していた。
その手を引っ張って、竜胆自身の胸に当てた。
うーん、意外と竜胆もあるのか……じゃなく!
「ちょ、お前、なにやって……!」
「分かりますか? これがドキドキです!」
「分からない、いや、分かった! 分かったから放して!」
「むむ、その顔は分かってませんね。なら総長! お願いします!」
「え、オレもか?」
「いや、いい! 分かった! 本気で分かったから!」
そんなことして俺が男だってバレたら愛良に殺される。
いや、まず間違いなく竜胆に殺される。
なんとか必死こいて懇願して竜胆の胸から逃れた。
あー、びっくりした。
……でもちょっと柔らかかったな。
「そう、つまりこのドキドキ不足なのです!」
「いや、だから言ってる意味が……」
「いいですか? 里奈さんは不眠不休で先輩の看病して、しかも断食までして無事を祈ってたんですよ。それだけじゃありません。先輩が戻ってくる前には単身、敵に突っ込んで撃退するなんてこともしましたし、ブリーダさんとひと悶着あったし、そもそもここまで先輩を追いかけてくるなんてことをしたのも先輩が大事ってことで、それにもかかわらず何もなし!」
「い、いや、でもお礼は言ったぞ」
「言葉なんてタダです! しかも聞く限りそれ以外何もしてないってことですよね! それはノン正義です! 里奈さんをもっと構ってやってください! ドキドキを与えてください! まったく先輩、そういうとこ男っぽいですよ!」
「え!? 男!?」
ヤバい!? バレた!? 正義の名のもとにお仕置きされる!?
「どうですか、総長! そういう男は!」
「え!? お、オレ? いや、その……よくは、ないかな。てかやっぱ総長もやめてくれない?」
「ということです! 圧倒的多数(2人)による正義で結審です! 被告、先輩は即刻お姉ちゃんに謝りの刑です! 正義!」
相変わらず飛ばしてるなぁ……。
いつの間にか被告扱いされてるし。
というかちょっと待て。
さっき聞き捨てならない話題があったぞ。
「その前にさっきの。里奈が敵に突っ込んだ? ブリーダとひと悶着あった? 聞いてないぞ」
「ほらー、そういうところですよ。先輩が男っぽいの。女心が分かってないというか――」
「違う。本当に何も聞いてないんだ。オレが戻ってくる前ってことは、敵が攻めて来たのか? 喜志田からはイイ感じに撃退しといたって言われたけど」
「あー、あの人。胡散臭いですからねー。正義ではないです」
「いや、そういうのはいいから。とにかく、何があったかを教えてくれ」
そして、俺は初めて聞いた。
里奈がどれだけ危険なことをしたか。苦しんだか。悲しんだか。
それなのに俺は呑気に、里奈を気に掛けることもなく。
本当に、女心というか、人の心が分かってない。
「そんな……ことが」
「あうー、本当に知らなかったんですね」
「あいつ、そんなこと一言も言わなかったからな」
「言うような人じゃないでしょ。あの人は、強いよ。けど、とても脆い」
愛良が少し悲し気に言う。
その言葉の意味がよく分かった。
そうだな。
それは俺が一番よく知っていたはずなのに。
なのに俺は……。
「里奈のところに行ってくる」
「それが良いと思います! 正義な判断です!」
「まぁ、そうした方がよさそうだな。ま、あんたに駄目になられたらオレも困るからな。フォローはしてやるよ」
「ああ。ありがとう」
この2人に話して良かった。
心の底からそう思った。
だが結局、里奈のもとに行くことはできなかった。
「ジャンヌ、いるか!?」
血相を変えて部屋に入って来たサカキが怒鳴るように俺を呼ぶ。
「なんだ、サカキか」
「ジャンヌ、キシダ将軍から手紙が来た。こっちはジャンヌちゃん宛てだ」
サカキが差し出した一通の紙を受け取る。
それは日本語で書かれたもので、
「……王太子を動かしたか。2万の軍勢で首都スィート・スィトンに攻め入る、と」
「ああ。だが届いた報告はそれだけじゃねぇ」
サカキの顔がゆがむ。
どうやら良い報告だけじゃないらしい。
「何があった?」
「首都に潜入しているセンドから連絡があった」
あいつ、本当に主都にいるのか。よくやる。
ただの口うるさいやつだけじゃなかったんだな。
「そうか。何かわかったのか」
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「北?」
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そうなると北は空白地帯になっているわけで、そこに何かがあるとは思えない。
いや、違う。まさか……。
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そしてサカキは一度言葉を切り、そして吐き出すように声を絞り出した。
「帝国軍最強のドージマ元帥直々の出陣だ」
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