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第4章 ジャンヌの西進
閑話48 立花里奈(オムカ王国軍師相談役)
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はじめ、王都バーベルに戻った時、何が起きているのか分からなかった。
四方の城門を他国の兵が固めて、人の出入りを激しく制限していたのだ。
私はなんとか入れた。
伝令として報告に来た人が機転を利かせて、その他国の兵になりすましたのだ。
南門から場内に入った後、彼とは別れた。彼にはやるべきことがあると言って人ごみの中に消えていった。
それでその人のことは忘れた。
そもそもその人が伝えた内容が要領をえなかった。
だがここに来てよく分かった。
他国者らしい兵たちが我が物顔で道を歩き、食堂に入っては酒をかっくらい、大声で叫び、支払いを拒否し、道行く人に難癖をつけ金を巻き上げる。さらには昨夜から大砲をバカバカこの王都内で撃っているという。
まさに世紀末。
盗賊と同じだ。
しかも聞くところによると、こうして彼らがここにいるのは全てオムカの民のためだという。
女王陛下の信認厚いジャンヌ・ダルクが、その権力を私事として扱い大量の金を横領していること。ビンゴ領を征服して自分の国を建て、オムカに挑戦しようとしていることなどをあげつらい、彼らはそれを正すためにやってきたのだと声高々に言う。
正直、反吐が出る思いだ。
お前らに明彦くんの何が分かる。
お前らが明彦くんの何を知ってる。
あんなに考えて、心身を削って、ここまで頑張ってきたのに、お前らは何もせずただ破壊しようとしている。
しかも、明彦くんを罪人に仕立てて。
さらには女王をさらっていくという話も聞こえた。
私をお姉ちゃんと呼んだ彼女。それが遠いどこかへ連れ去られるなんて。
許せない。
この道も、この店も、この人たちの幸せも、全部明彦くんが作った。全部妹のものだ。
それをなんでお前らが踏みにじる。
許せない。
けど必死にこらえる。
こんな雑魚を〇したとしても、何にも変わらない。
さすがにこの人数は〇しきれない。
しかもそうなったらここに住む人たちにも被害が及ぶ。
明彦くんと妹が守ろうとした人々を、一時の感情で失うわけにはいかない。
それくらいの理性はまだ残っていた。
だからせめて王都の中央、王宮に行って何が起きているかを確かめようとした時だ。
「ジャンヌおねえちゃんは悪くない!」
そんな声が聞こえた。
聞き覚えのある声。
「リンちゃん……?」
見れば小さな少女が、その倍以上も背丈のある大の男相手に食って掛かっているのを見つけた。
間違いない。リンちゃんだ。
「はっははははは! おい、聞いたか? このガキ。ジャンヌお姉ちゃんだとよ!」
男が連れとともに大笑いする。
それをリンちゃんは泣きそうな顔でさらに責め立てる。
「ジャンヌおねえちゃんにあやまって! ジャンヌおねえちゃんは、優しいんだから!」
その必死の抵抗も、男たちの爆笑を誘うだけだった。
もう駄目だよ。
早く逃げて。
だが私の願いもむなしく、なおも言いつのるリンちゃんに、男が顔を赤らめ、
「いい加減うるせぇよ、このガキ!」
蹴りを入れた。
リンちゃんの小さな体が吹き飛ぶ。
もう、我慢できなかった。
視界が赤く染まる。
「『収乱斬獲祭』」
地面を蹴った。
5歩で男たちの前に出る。
「あ?」
呆けた男のツラ。
それを横殴りにした。
十分に手加減をして、だ。
リンちゃんの目の前で、こいつらをバラバラにするなんてことできない。
だからせめて十分に手加減をして――首の骨を折るだけにとどめてあげた。
「んだ、てめ――」
男の連れが出てくる前に、下から殴りつけた。骨が砕ける鈍い音。それすらも不快。
こいつらが生きていることが不快。
明彦くんが作った国から出ていけ。
妹の治める国を壊す奴は消えろ。
リンちゃんを傷つける奴は〇ね。
5人の男が物言わぬ物体になるのに10秒もいらなかった。
視界が赤から普通に戻る。
「リンちゃん、大丈夫!?」
「…………あ、おねえちゃん」
よかった。口から血が出てるみたいだけど、無事みたい。
「駄目だよ。あんな無茶しちゃ」
「でも、ジャンヌおねえちゃんはわるくないし……」
「うん。わかってる。リンちゃんはいいことをした。あとでジャンヌお姉ちゃんに褒めてもらおうね」
「うん! ……ぁ」
立ち上がろうとしたリンちゃんがふらつく。
「すみません、どなたかこの子をお願いします!」
周囲に声をかける。
だが誰もが関わり合いになるのを恐れて名乗り出ない。
なんなの。
なんで誰も何もしないの。
明彦くんが作った世界なのに。そんな奴らは――
「おねえちゃん、リンは、大丈夫だから……」
ふと、リンちゃんがこちらを見て小さく笑った。
「でも……」
「ほら、あるけるよ。だから、いって。いそいでるんでしょ?」
「……うん。大丈夫だから。すぐに平和に暮らせる日が来るからね。それまで無茶しちゃだめだよ。お姉ちゃんとの約束」
「うん、リン。やくそくまもる!」
本当にこの子は強い。
これだけ幼いのに、聞けば花屋で住み込みで働いているという。
辛くともいじめられても文句も何も言わず、ただただ毎日を健気に生きている。
いや、健気と言っては彼女に失礼だ。
彼女ほどこの王都で、誇り高く生きている人間はいないだろう。
だから、守らないと。
明彦くんが守ったように、私もこの子を守る。
そして、明彦くんが作ったこの世界も。
「待ってて。すぐに戻ってくるからね」
「うん、がんばって、おねえちゃん」
リンちゃんからの勇気百倍の言葉をもらって、再び走り出す。
目指すは王宮。
正直、自分が行ってどうにかなるものだとは思っていない。
だけど、これ以上この場所で勝手なことはさせない。
それだけを思って、今はただ駆ける。
四方の城門を他国の兵が固めて、人の出入りを激しく制限していたのだ。
私はなんとか入れた。
伝令として報告に来た人が機転を利かせて、その他国の兵になりすましたのだ。
南門から場内に入った後、彼とは別れた。彼にはやるべきことがあると言って人ごみの中に消えていった。
それでその人のことは忘れた。
そもそもその人が伝えた内容が要領をえなかった。
だがここに来てよく分かった。
他国者らしい兵たちが我が物顔で道を歩き、食堂に入っては酒をかっくらい、大声で叫び、支払いを拒否し、道行く人に難癖をつけ金を巻き上げる。さらには昨夜から大砲をバカバカこの王都内で撃っているという。
まさに世紀末。
盗賊と同じだ。
しかも聞くところによると、こうして彼らがここにいるのは全てオムカの民のためだという。
女王陛下の信認厚いジャンヌ・ダルクが、その権力を私事として扱い大量の金を横領していること。ビンゴ領を征服して自分の国を建て、オムカに挑戦しようとしていることなどをあげつらい、彼らはそれを正すためにやってきたのだと声高々に言う。
正直、反吐が出る思いだ。
お前らに明彦くんの何が分かる。
お前らが明彦くんの何を知ってる。
あんなに考えて、心身を削って、ここまで頑張ってきたのに、お前らは何もせずただ破壊しようとしている。
しかも、明彦くんを罪人に仕立てて。
さらには女王をさらっていくという話も聞こえた。
私をお姉ちゃんと呼んだ彼女。それが遠いどこかへ連れ去られるなんて。
許せない。
この道も、この店も、この人たちの幸せも、全部明彦くんが作った。全部妹のものだ。
それをなんでお前らが踏みにじる。
許せない。
けど必死にこらえる。
こんな雑魚を〇したとしても、何にも変わらない。
さすがにこの人数は〇しきれない。
しかもそうなったらここに住む人たちにも被害が及ぶ。
明彦くんと妹が守ろうとした人々を、一時の感情で失うわけにはいかない。
それくらいの理性はまだ残っていた。
だからせめて王都の中央、王宮に行って何が起きているかを確かめようとした時だ。
「ジャンヌおねえちゃんは悪くない!」
そんな声が聞こえた。
聞き覚えのある声。
「リンちゃん……?」
見れば小さな少女が、その倍以上も背丈のある大の男相手に食って掛かっているのを見つけた。
間違いない。リンちゃんだ。
「はっははははは! おい、聞いたか? このガキ。ジャンヌお姉ちゃんだとよ!」
男が連れとともに大笑いする。
それをリンちゃんは泣きそうな顔でさらに責め立てる。
「ジャンヌおねえちゃんにあやまって! ジャンヌおねえちゃんは、優しいんだから!」
その必死の抵抗も、男たちの爆笑を誘うだけだった。
もう駄目だよ。
早く逃げて。
だが私の願いもむなしく、なおも言いつのるリンちゃんに、男が顔を赤らめ、
「いい加減うるせぇよ、このガキ!」
蹴りを入れた。
リンちゃんの小さな体が吹き飛ぶ。
もう、我慢できなかった。
視界が赤く染まる。
「『収乱斬獲祭』」
地面を蹴った。
5歩で男たちの前に出る。
「あ?」
呆けた男のツラ。
それを横殴りにした。
十分に手加減をして、だ。
リンちゃんの目の前で、こいつらをバラバラにするなんてことできない。
だからせめて十分に手加減をして――首の骨を折るだけにとどめてあげた。
「んだ、てめ――」
男の連れが出てくる前に、下から殴りつけた。骨が砕ける鈍い音。それすらも不快。
こいつらが生きていることが不快。
明彦くんが作った国から出ていけ。
妹の治める国を壊す奴は消えろ。
リンちゃんを傷つける奴は〇ね。
5人の男が物言わぬ物体になるのに10秒もいらなかった。
視界が赤から普通に戻る。
「リンちゃん、大丈夫!?」
「…………あ、おねえちゃん」
よかった。口から血が出てるみたいだけど、無事みたい。
「駄目だよ。あんな無茶しちゃ」
「でも、ジャンヌおねえちゃんはわるくないし……」
「うん。わかってる。リンちゃんはいいことをした。あとでジャンヌお姉ちゃんに褒めてもらおうね」
「うん! ……ぁ」
立ち上がろうとしたリンちゃんがふらつく。
「すみません、どなたかこの子をお願いします!」
周囲に声をかける。
だが誰もが関わり合いになるのを恐れて名乗り出ない。
なんなの。
なんで誰も何もしないの。
明彦くんが作った世界なのに。そんな奴らは――
「おねえちゃん、リンは、大丈夫だから……」
ふと、リンちゃんがこちらを見て小さく笑った。
「でも……」
「ほら、あるけるよ。だから、いって。いそいでるんでしょ?」
「……うん。大丈夫だから。すぐに平和に暮らせる日が来るからね。それまで無茶しちゃだめだよ。お姉ちゃんとの約束」
「うん、リン。やくそくまもる!」
本当にこの子は強い。
これだけ幼いのに、聞けば花屋で住み込みで働いているという。
辛くともいじめられても文句も何も言わず、ただただ毎日を健気に生きている。
いや、健気と言っては彼女に失礼だ。
彼女ほどこの王都で、誇り高く生きている人間はいないだろう。
だから、守らないと。
明彦くんが守ったように、私もこの子を守る。
そして、明彦くんが作ったこの世界も。
「待ってて。すぐに戻ってくるからね」
「うん、がんばって、おねえちゃん」
リンちゃんからの勇気百倍の言葉をもらって、再び走り出す。
目指すは王宮。
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