418 / 627
第4章 ジャンヌの西進
閑話50 ニーア・セインベルク(オムカ王国近衛騎士団長)
しおりを挟む
もはや限界だった。
大砲を撃ち込まれ、突入してきた敵を撃退したものの、それ以外の場所から敵の侵入を許してしまった。
こちらの防衛線の後方。
そこが大砲によって粉砕され、そこから敵が入ってきたのだ。
そうなればここを前線を死守しても背後から挟み撃ちされる。
あたしたちは大幅に戦線を縮小しなければならなかった。
そして一番痛かったのが食堂の放棄だ。
食料以上に水の手を断たれたのが痛かった。
これで兵糧攻めが可能になる。
今や謁見の間に押し込められたあたしたちは、もはや袋のネズミと言っても良い状態だ。
夜が明けると、謁見の間の扉が壊され敵の姿が現れた。
それに対し即興のバリケードを張っていたが、敵が本気で攻めてきたら一瞬だろう。
なにせこちらは500と少ししかいないのだ。
死んだ者以上に、捕らえられた者も多い。
それでも無理に攻めてこなかったのは、やはり女王様を生かしたまま捕らえたいからだろう。
その証拠に、
「オムカ王国第37代女王マリアンヌ・オムルカ様をこちらにお渡し願いたい。そうすればここにいる全員、そして歯向かって捕らえられたものの命は保障する」
とか何とか言って、結局は殺すんだろうけど。
こういうやつの手口はさんざん承知だ。
「ニーア……」
女王様がすがり寄ってくる。
その不安におびえる少女を抱きしめて落ち着かせる。
「大丈夫です。女王様を逆賊なんぞに渡しません」
もうこの数日で何回言ったことだろう。
大丈夫。
何が大丈夫なのか。自分でもわからない。
けど、言わずにはいられない。
この子の不安な顔を見るのが何より苦痛だったから。
彼女には幸せになってほしい。
落ちこぼれでどうしようもなかったあたしを、この子が救ってくれた。
今思えば他愛のないことで悩み、惑い、自暴自棄になっていたと思う。
それを彼女のほんの一言が救った。
だから彼女のためならなんだってやる。そう決めた。
あたしの命だってなんだってくれてやる。
彼女が幸せになるなら、安いものだ。
そしてジャンヌ・ダルク。
彼女が来て、女王様が変わった。
お飾りの人形から、生き生きとした女の子に変わった。
女王様の気持ちをないがしろにしたり、大事な時にいつもいないのはイラっと来るけど、やっぱり後事を託すには彼女しかいない。
また3人で馬鹿みたいにはしゃぐことができないのは寂しいけど、これも運命。
「ニーア、話がある」
隣にジンジンが来た。
おそらく同じことを考えていたのだろう。
「ちょうどよかった、ジンジン。決めたわ」
「そうか。本当はもっと早く決断すべきでした」
「敵の方が上手だったわね」
そう決めたのだ。
この子だけでも生かすと。あたしとジンジンが決めた。
「女王様を逃がすわ。城外へ通じる隠し通路から」
「ああ。おそらく敵もそれを警戒しているだろう。それに逃げたのを隠すため、時間を稼ぐ」
「なっ、なにを……何を言ってるのじゃ!? 余が逃げる……そ、そうか。みんな一緒にじゃな!?」
女王様はこの期に及んでなお優しい。
本当によかった。
もうあたしがいなくても、きっとたくましく生きていける。
「それはできません。女王様をお守りするためには、ここに残るものが多くなくてはなりませんから」
「いや、ニーア。お前も行くんだ」
今度はこっちがびっくりする番だった。
あたしも?
「な……何をジンジン!?」
「いかに優れたお方と言えど、おひとりで外に出られるのは危険だ。護衛がいる」
「それなら近衛兵の中から!」
「駄目だ。お前はこの子の瞳を振り切れるか?」
瞳。
女王様を見る。
怯えるような、すがるような、泣き出しそうな瞳。
あたしにこれを振り切れるか?
ここまでいつも一緒にいた仲だ。
恐れ多くも、妹のように思ったことも何度あったか。何を言いたいのか、それだけで分かった。
「ついでにイッガーも連れて行ってください。あの男の才能は、戦場よりほかで役立つ」
「でもそうしたらあんたは!」
「本来なら去年、失われた命。あの人がいなければ、私は生きていないし、ここまで戦ってこれなかった」
「ジャンヌ……あのバカ」
「だからあの人も助けてやってくれ。彼女と女王様。2人がいれば、どこでもオムカ王国は再興できる」
「……っ!」
無理だ。これ以上、この男を止めることはできない。
そしてあたしはそれに続くこともできない。
「ジーン……」
「お別れです、女王様。どうぞ、お健やかに」
「ジーン。嫌じゃ。嫌なのじゃ。余もここにおる」
「なりません。あとのことはジャンヌ様に。きっと女王様を私以上にお助けしてくださるでしょう」
「……うぅ」
最後まで、この男は優しい笑顔を崩さずにいた。
これが永遠の別離になるだろう。
けど、涙は見せない。
それを彼は嫌うだろうし、何より女王様が生きていればそれはジンジンも共にいるということだから。
そしてこの世の中。あたし自身も女王様を守ってあえなく散るかもしれない。
だからかける声は1つだ。
「じゃあ、また」
「ああ、また」
そう言って別れる。
なおも言いつのろうとする女王様を奥へと連れて行こうと。
「ご返答を願おう! 女王陛下を明け渡すか、それとも愚かにも抗戦するか!」
最後通牒だ。
だからジンジンがそれに答える前に、女王様をここから逃がさなければ。
今こそ別れの時。
だがその時だ。
「ん、なんだ貴様……あ、あなた様は!?」
何事か騒がしい。
敵に何か起きたらしい。
振り向く。
扉に陣取る敵が割れていくのが見えた。
そこから現れたのは1人の人物。
「マツナガ宰相……?」
どこにいたのか。あの男がゆっくりと、一歩一歩こちらにくる。
動きが緩慢なのは、左足を怪我しているらしく、それをびっこを引いて歩いているからだ。
そしてもう1人。
彼の背後から現れた人物に目が釘付けになる。
「姉さま……」
女王様がつぶやく。
女王様のお姉さま。違う。似ているけど、お姉さまはすでに亡くなっている。
だから来たのは別人だ。
そしてその人物をあたしたちは知っている。
「リナ、さん……?」
どうしてここに?
彼女はジャンヌと一緒にビンゴへ向かっていたはず。
いや、仮に王都にいたとしても、あの包囲の中、さらにマツナガ宰相を連れてどうしてここまで来れたのか。
「少し痛めつけたら、全部吐いた。全部こいつの陰謀。どうするかはお任せる」
気だるそうにそう告げる彼女。
敵はその周囲で槍を突き付けるが、マツナガがいるためか動けない。
それを承知で彼女はそこにいるのだろう。
この包囲を突破して、マツナガを生け捕りにした。
にわかには信じられない。でも、目の前にあるのは現実。
「もうこのバカ騒ぎを治めたいんだけど。あんたたち。さっさと消えてくれない?」
「わしに任せよ。こんな小娘などひとひね――ぃ」
2メートル近い大男が前に出る。
出たと思ったら跳んだ。いや、飛んだ。
腹に一発。
それだけで大男が吹っ飛んで、壁に激突して動かなくなった。
それから何人かが前に出たけど、そのことごとくが里奈さんに一撃で吹っ飛ばされた。
それだけで敵は委縮し、果てにはこちらに背を向けて逃げ出した。
正直背筋が凍った。
あたしにすら認識できたかどうかの一撃。至近距離だったらあたしも気づかずやられただろう。
あの筋肉もなく、おとなしそうな彼女がここまで強かったとは思いもよらず、その異常さに思わず唾をのみ込む。
そして気づいた。
彼女の来ている服。
なんてことはない黒っぽい布地のワンピースだと思っていたが、実はまだら模様で白色がわずかに出ているところがある。
何で別の色に染まったのか。まさかという思いと、今目の前で起きた現実と、マツナガがここにいる経緯を想像すると、それは納得できてしまった。
誰もがその様子を唖然として見ていた。
誰もが視線を離さない。
「まったく、ちゃんと片づけていきなさいよ」
そうやって仕方なさそうにつぶやく少女が、何よりも恐ろしく――それでいて、頼もしいものに見えたのだから。
大砲を撃ち込まれ、突入してきた敵を撃退したものの、それ以外の場所から敵の侵入を許してしまった。
こちらの防衛線の後方。
そこが大砲によって粉砕され、そこから敵が入ってきたのだ。
そうなればここを前線を死守しても背後から挟み撃ちされる。
あたしたちは大幅に戦線を縮小しなければならなかった。
そして一番痛かったのが食堂の放棄だ。
食料以上に水の手を断たれたのが痛かった。
これで兵糧攻めが可能になる。
今や謁見の間に押し込められたあたしたちは、もはや袋のネズミと言っても良い状態だ。
夜が明けると、謁見の間の扉が壊され敵の姿が現れた。
それに対し即興のバリケードを張っていたが、敵が本気で攻めてきたら一瞬だろう。
なにせこちらは500と少ししかいないのだ。
死んだ者以上に、捕らえられた者も多い。
それでも無理に攻めてこなかったのは、やはり女王様を生かしたまま捕らえたいからだろう。
その証拠に、
「オムカ王国第37代女王マリアンヌ・オムルカ様をこちらにお渡し願いたい。そうすればここにいる全員、そして歯向かって捕らえられたものの命は保障する」
とか何とか言って、結局は殺すんだろうけど。
こういうやつの手口はさんざん承知だ。
「ニーア……」
女王様がすがり寄ってくる。
その不安におびえる少女を抱きしめて落ち着かせる。
「大丈夫です。女王様を逆賊なんぞに渡しません」
もうこの数日で何回言ったことだろう。
大丈夫。
何が大丈夫なのか。自分でもわからない。
けど、言わずにはいられない。
この子の不安な顔を見るのが何より苦痛だったから。
彼女には幸せになってほしい。
落ちこぼれでどうしようもなかったあたしを、この子が救ってくれた。
今思えば他愛のないことで悩み、惑い、自暴自棄になっていたと思う。
それを彼女のほんの一言が救った。
だから彼女のためならなんだってやる。そう決めた。
あたしの命だってなんだってくれてやる。
彼女が幸せになるなら、安いものだ。
そしてジャンヌ・ダルク。
彼女が来て、女王様が変わった。
お飾りの人形から、生き生きとした女の子に変わった。
女王様の気持ちをないがしろにしたり、大事な時にいつもいないのはイラっと来るけど、やっぱり後事を託すには彼女しかいない。
また3人で馬鹿みたいにはしゃぐことができないのは寂しいけど、これも運命。
「ニーア、話がある」
隣にジンジンが来た。
おそらく同じことを考えていたのだろう。
「ちょうどよかった、ジンジン。決めたわ」
「そうか。本当はもっと早く決断すべきでした」
「敵の方が上手だったわね」
そう決めたのだ。
この子だけでも生かすと。あたしとジンジンが決めた。
「女王様を逃がすわ。城外へ通じる隠し通路から」
「ああ。おそらく敵もそれを警戒しているだろう。それに逃げたのを隠すため、時間を稼ぐ」
「なっ、なにを……何を言ってるのじゃ!? 余が逃げる……そ、そうか。みんな一緒にじゃな!?」
女王様はこの期に及んでなお優しい。
本当によかった。
もうあたしがいなくても、きっとたくましく生きていける。
「それはできません。女王様をお守りするためには、ここに残るものが多くなくてはなりませんから」
「いや、ニーア。お前も行くんだ」
今度はこっちがびっくりする番だった。
あたしも?
「な……何をジンジン!?」
「いかに優れたお方と言えど、おひとりで外に出られるのは危険だ。護衛がいる」
「それなら近衛兵の中から!」
「駄目だ。お前はこの子の瞳を振り切れるか?」
瞳。
女王様を見る。
怯えるような、すがるような、泣き出しそうな瞳。
あたしにこれを振り切れるか?
ここまでいつも一緒にいた仲だ。
恐れ多くも、妹のように思ったことも何度あったか。何を言いたいのか、それだけで分かった。
「ついでにイッガーも連れて行ってください。あの男の才能は、戦場よりほかで役立つ」
「でもそうしたらあんたは!」
「本来なら去年、失われた命。あの人がいなければ、私は生きていないし、ここまで戦ってこれなかった」
「ジャンヌ……あのバカ」
「だからあの人も助けてやってくれ。彼女と女王様。2人がいれば、どこでもオムカ王国は再興できる」
「……っ!」
無理だ。これ以上、この男を止めることはできない。
そしてあたしはそれに続くこともできない。
「ジーン……」
「お別れです、女王様。どうぞ、お健やかに」
「ジーン。嫌じゃ。嫌なのじゃ。余もここにおる」
「なりません。あとのことはジャンヌ様に。きっと女王様を私以上にお助けしてくださるでしょう」
「……うぅ」
最後まで、この男は優しい笑顔を崩さずにいた。
これが永遠の別離になるだろう。
けど、涙は見せない。
それを彼は嫌うだろうし、何より女王様が生きていればそれはジンジンも共にいるということだから。
そしてこの世の中。あたし自身も女王様を守ってあえなく散るかもしれない。
だからかける声は1つだ。
「じゃあ、また」
「ああ、また」
そう言って別れる。
なおも言いつのろうとする女王様を奥へと連れて行こうと。
「ご返答を願おう! 女王陛下を明け渡すか、それとも愚かにも抗戦するか!」
最後通牒だ。
だからジンジンがそれに答える前に、女王様をここから逃がさなければ。
今こそ別れの時。
だがその時だ。
「ん、なんだ貴様……あ、あなた様は!?」
何事か騒がしい。
敵に何か起きたらしい。
振り向く。
扉に陣取る敵が割れていくのが見えた。
そこから現れたのは1人の人物。
「マツナガ宰相……?」
どこにいたのか。あの男がゆっくりと、一歩一歩こちらにくる。
動きが緩慢なのは、左足を怪我しているらしく、それをびっこを引いて歩いているからだ。
そしてもう1人。
彼の背後から現れた人物に目が釘付けになる。
「姉さま……」
女王様がつぶやく。
女王様のお姉さま。違う。似ているけど、お姉さまはすでに亡くなっている。
だから来たのは別人だ。
そしてその人物をあたしたちは知っている。
「リナ、さん……?」
どうしてここに?
彼女はジャンヌと一緒にビンゴへ向かっていたはず。
いや、仮に王都にいたとしても、あの包囲の中、さらにマツナガ宰相を連れてどうしてここまで来れたのか。
「少し痛めつけたら、全部吐いた。全部こいつの陰謀。どうするかはお任せる」
気だるそうにそう告げる彼女。
敵はその周囲で槍を突き付けるが、マツナガがいるためか動けない。
それを承知で彼女はそこにいるのだろう。
この包囲を突破して、マツナガを生け捕りにした。
にわかには信じられない。でも、目の前にあるのは現実。
「もうこのバカ騒ぎを治めたいんだけど。あんたたち。さっさと消えてくれない?」
「わしに任せよ。こんな小娘などひとひね――ぃ」
2メートル近い大男が前に出る。
出たと思ったら跳んだ。いや、飛んだ。
腹に一発。
それだけで大男が吹っ飛んで、壁に激突して動かなくなった。
それから何人かが前に出たけど、そのことごとくが里奈さんに一撃で吹っ飛ばされた。
それだけで敵は委縮し、果てにはこちらに背を向けて逃げ出した。
正直背筋が凍った。
あたしにすら認識できたかどうかの一撃。至近距離だったらあたしも気づかずやられただろう。
あの筋肉もなく、おとなしそうな彼女がここまで強かったとは思いもよらず、その異常さに思わず唾をのみ込む。
そして気づいた。
彼女の来ている服。
なんてことはない黒っぽい布地のワンピースだと思っていたが、実はまだら模様で白色がわずかに出ているところがある。
何で別の色に染まったのか。まさかという思いと、今目の前で起きた現実と、マツナガがここにいる経緯を想像すると、それは納得できてしまった。
誰もがその様子を唖然として見ていた。
誰もが視線を離さない。
「まったく、ちゃんと片づけていきなさいよ」
そうやって仕方なさそうにつぶやく少女が、何よりも恐ろしく――それでいて、頼もしいものに見えたのだから。
0
あなたにおすすめの小説
追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい
桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる