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第4章 ジャンヌの西進
間章8 女神の総括
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はい、皆さんこんばんわ。
いやー、今日も始まりました。女神の女神による女神のための番組、オールナイト女神。
パーソナリティはわたし、女神オブザイヤーを受賞した女神ちゃんがお送りします。
さてさてさてさて。盛り上がってまいりました、第18941回、転生した世界で統一を目指せグランプリ。
1年が終わったということで、今日はその総括の特番となっております。
さらに今回は特別にゲストをお呼びしました。コメンテーターでおなじみの女神さんです。わーパチパチー。
はいどーもー、よろしくお願いします。
わー、今日も綺麗ですねー。髪切った?
ええ、ちょっとカールさせる感じに。
でも女神ちゃんの方が可愛いですよ。
ありがとうございますー!
では早速、この年に起きたことを振り返っていきましょう。
この1年は本当に激動の日々でした。
まずオムカ王国とビンゴ王国とシータ王国が一堂に会しての大運動会。ただそれはアッキーと喜志田と水鏡という各国の軍略家が、集まって帝国への大侵攻作戦を画策するための一大イベントだったのです!
うーん、やることがいちいちせまっ苦しい。主催者の器も同じくらいせまっ苦しいと思いますよ。絶対。
その通りですね。
そして時を同じくしてオムカ、ビンゴ、シータの3か国連合が帝国領に侵攻します。
その中で一番、楽に領土を広げたのはオムカ王国でしょう。
王都の北に広がるヨジョー地方を押さえられたのは大きいですね。
これにより帝国領との国境が王都から離れたのも大きいです。ほとんど棚ボタですけどね。
しかし不運!
ヨジョー地方を襲った大地震により、ヨジョー地方は壊滅的な打撃を受け、オムカ王国の財政には大きな痛手。
帝国領への侵攻はここで止まってしまいます。
いや、地域を広げられたのに文句は言えませんよ。
しかも不運は続きます。
震災復興に大わらわのオムカ王国に対し、帝国元帥府5万の軍勢が南下してきました。しかしそれを我らがジャンヌ・ダルクが奇襲をもって勝利。
結果的にヨジョー地方を手中に収めたオムカに凱歌が上がりました。
いやー、どうですか。女神さん。この勝利は。
そうですね。やっぱりアッキーの悪質で下劣で人でなしの策が効いたと思います。
なるほど。さすがアッキー、やることがえげつない。
さて、そんなアッキーですが、オムカ王国の女王陛下の父親が帝国で生きているという情報をもとに、帝都侵入を決意します。
いや、無謀ですね。何を考えているんでしょう。
まったくもってその通り。
しかし一応、偽装としてそのころ大陸に名をとどろかす歌手アヤの付き添いというカモフラージュをしていましたが。
猿知恵ですね。
いや、これで一国の軍師を名乗るんですから。たまったものじゃないでしょう。
これは女神さん、手厳しい!
それでもアッキーはめげません。途中でトラブルもありましたが、仲間になった玖門竜胆の活躍もあり帝都入りを果たします。
意外とあの子、好きなんですよね。こう、見ていて……残念っていうか。
まぁアッキーの残念さよりはマシですけど。
さて、帝都入りを果たしたアッキーですが、そこで運命的な出会いを果たします。そう、それこそ別の世界で友達以上恋人未満の立花里奈、その人だったのです。
あー、その関係。私嫌いな奴ですね。
どっちかに振り切れよっていう。
だが残念。せっかくの想い人との出会いも、もう1人との出会いが邪魔します。パルルカ教の大司教様である赤星煌夜が、なんとアッキーを拉致してしまったのです!
いや、立派なご都合主義ですね。おっと誰かが来たようだ。
さて、そんな拉致されてしまったアッキーですが、それを助けるために仲間のクロエたちが救出に向かいます。
数々の試練を突破してついにアッキー救出か! と思えた最後の関門で立ちふさがったのはまさかの立花里奈。赤星煌夜に操られ、『収乱斬獲祭』により殺戮人形と化した彼女は、アッキーの前で仲間のザインを惨殺されてしまいます。
彼は男前でしたねぇ。ヘタレでしたけど。
そんな悲しい別離を経て、ついにアッキー救出軍は、麗しの姫が捕まるラスボスの赤星煌夜の元までたどり着きます。
が、ラスボスはやはりラスボスだった!
次々と倒れ行くアッキーの仲間たち。
その時、ついにアッキーの眠れる能力が――
え、目覚めたんですか?
いえ、目覚めませんでした。アッキーはどこまでいっても残念です。ヘタレでした。
ただその代わりに目覚めたのが立花里奈でしたね。アッキーへの想いの力なのか、愛の力なのか、赤星煌夜の呪縛を振り切ってアッキーたちを助けたのです。
いやー、愛の力とかそういうの信じないんで。ちょっとやりすぎでしょ。
大きな犠牲を払いながらも帝都を脱出したアッキーたちは、北進していたハワード総司令の率いる軍と合流。
帝国軍の小物を打ち破って一時の勝利を得ます。
しかしそこに迫るのは帝国元帥府の長浜杏が率いる7万の精鋭。
押すも引くもできない状態で、両軍はにらみ合います。
アッキーがちんたらしてるから。
しかしそこはアッキー。
えげつなくて人でなしでろくでなしで人を小馬鹿にする最凶最悪の作戦で敵国軍を撃退します。
いや、あれはね。アッキーがどうこうというより、相手が悪いよねって意見もあるよ。
杏って言ったっけ? あんな簡単にアッキーに合わせちゃダメでしょ。そりゃ負けるわ。
忖度のない意見ありがとうございます。
帝国軍を撃退したアッキーは、意気揚々と凱旋。
しかしそこを悲劇と奇縁が舞い込みます。オムカ王国の重鎮であり総司令のハワードが、アッキーをかばって暗殺者の手にかかってしまうのです!
あれはアッキーの油断だね。本当、なにやってんだか。
そして奇縁というのは帝国軍のプレイヤー尾田張人が、なんと帝国を裏切って立花里奈を連れてきたというのです。
これにはアッキーも大喜び。立花里奈を保護します。
それで気も大きくなって、尾田張人に臣下にならないかとか言ったんでしょう?
ほんと何様ですよ。
さて、ここまでが4月から8月までの出来事でした。
この間、ほかの国は何をやっていたかというと、東では帝国とシータ王国が一進一退の攻防を繰り広げています。
シータは水軍が強い代わりに、陸軍はそこまで強くないですからね。
水から離れて帝国の奥深くに侵攻しづらいんでしょう。
その膠着している東とは逆。西では大変なことが起きてしまいました。
帝国軍に抗う3国のうち1つのビンゴ王国が、帝国軍元帥の堂島美柑によって滅ぼされてしまったのです!
あのビンゴの王? あれは俗物だねー。自業自得だよ。
はい、そしてそのビンゴ王国滅亡の知らせがアッキーをさらなる戦いに駆り立てます。
報告を受けたアッキーは、すぐさま西進を決意します。しかし、アッキーにはすぐに出発することができなかったのです。
便秘にでもなった?
そう、オムカ王国とシータ王国の境にあるカルゥム城塞で、シータ王国軍のトップに名を連ねる時雨が謀反を起こしたのです!
青天の霹靂だったね。
でもあれって結局、かまってちゃんだってことでしょ?
シータ王国と共同でカルゥム城塞を落としたアッキーは、ついに西進します。
その途中でビンゴ王国残党と合流し、兵を増やしながらも準備を重ね、ついにゾイ川で帝国軍を破るのです!
いや、その前にあの兵の少なさは舐めてるでしょ。
それでやれる自信があったのか、お前らの国くらい自分たちで取り戻せって意味なのか。本当に阿漕なことするよねぇ。
そんなアッキーの快進撃はそこで止まります。
新しく将軍に任命された椎葉達臣と旧ビンゴ王国首都を支配する丹姉弟の策により、村を焼かれ、盟友の喜志田志木が負傷し、離間の計を受け王都に戻るなど、本当に振り回されます。
何よりアッキーにとっては心の支えである立花里奈への弾劾には心を痛めたことでしょう。
いや、自業自得でしょ。
立花里奈にもオムカの人にもいい顔しようとしてるからそうなるんですよ。
そして援軍を率いて戻ったアッキーが見たのは、敵の奥深くまで引きつけられた味方の軍。
急いで呼び戻そうとしますが、時すでに遅し。椎葉達臣により、敗走させられたアッキーは重傷を負い生死の境をさまよいます。
本当、何やってんだって感じだよー。
知力99って設定はどこいったのさ。
ですが我らがアッキーは諦めません。
自分が死んだという噂を流して、敵を油断させ、襲ってきたところを返り討ちにします。
自分の死も利用するとか。本当、恐ろしい子。
ここまでが11月の頭に起こったことですね。
アッキーはここで一度兵を休めていたのですが、ここで各地の状況を見てみましょう。
まずオムカ王国。
ここでは帝国軍が再び侵攻してきてます。アッキーの留守を知って狙ったのでしょう。
ま、戦法としては悪くないね。
ですがその時には帝国元帥の堂島美柑はビンゴ方面へ出発しており、さらに長浜杏は北の別勢力との戦いで留守でした。
そのため、プレイヤーでもないただの将軍が派遣されたわけですが、これはヨジョー城の守備を任されたオムカ軍前総司令ハワードの腹心であるアークに撃退されるわけです。まぁその際に1つの出会いがあったわけですが、ここでは割愛しましょう。
なんなの。気になるじゃん。
さてところ変わってシータ王国ですが、これは一度、大反攻によって帝国軍を追い返しています。
おお、やるじゃんか。
けどやはり陸は補給が続かず、結局は後退。戦線は特に動きません。
なんだよ。もしかして手、抜いてるんじゃない?
あっ!
え、なに? 当たり?
企業秘密です。
えー、じらさないでよ。
さてさて、ここまでが11月の頭なのですが、あと2か月もしないうちにすべてが終わるわけです。
本当に終わるの?
終わります。
ビンゴ王国の東部を制圧したアッキーは兵を休めていましたが、そこへ3つの報告が来ます。
1つは味方。
喜志田志木を派遣して、旧ビンゴ勢力の王太子軍を動かすことに成功します。
もう1つは敵。
帝国軍元帥の堂島美柑がビンゴ王国首都に迫っているということです。
最後は敵か味方か。
旧ビンゴ王国首都にこもる丹姉弟が、帝国から独立して王国を樹立したのです。
これらを受け、アッキーは最後の戦いに挑みます。
そういえばあの林檎って子? 前にいた歌姫のアヤに似てるっての。
あの出会いはなんだったわけ? それも企業秘密?
さて、首都を包囲するように展開したのは3つの軍。
あぁ、これも企業秘密なのね。
1つはもちろん我らがアッキー、もう1つが帝国軍最強、堂島美柑。
そしてもう1つが、元ビンゴ王国王太子軍でした。
しかしその王太子軍を1つの不幸が襲います。なんと開戦前に王太子が矢を受けて帰らぬ人となってしまったのです。
あれはただの馬鹿でしょ。
あの親にしてこの子あり、って感じだよね。
堂島美柑からの講和交渉も流れ、ついに首都攻防戦の火ぶたが切って落とされました。
オムカとビンゴの連合軍、エイン帝国軍、新国家ユートピア軍の三すくみの戦いは互角のまま推移していきます。
しかし我らがアッキーはその互角を一気にひっくり返す。アッキーはもはやお得意になったのか、雨と川を使って首都を水攻めにします。
お得意っていうか、それくらいしか考えつかなかったんでしょ。安直だよねぇ。
そしてその水攻めに合わせて帝国軍を襲撃。
堂島美柑に手傷を負わせて撃退することに成功しますが、その代償としてこれまで共に戦ってきた盟友の喜志田志木を失ってしまいます。
惜しい人を亡くしたね。
あそこまでアッキーをいじれる人は、私を除いてそういないからね。
そしてもはや抗戦の意識をなくして降伏したユートピアを接収。
丹姉弟も始末して、ついにアッキーの西進も終わりを告げます。
いやー、終わった終わった。長かったなー。
しかし! それで終わらないのがこの年の出来事!
このアッキーが首都を巡って三すくみしているころ、オムカの王都では大変なことが怒っていたのでした。
そう、南群の4国が謀って、オムカ王国の女王の身柄を奪いに来たのです。クーデターです。
本当に、人間の欲ってのは度し難いねぇ。
見てて気味が悪いくらいに面白い。
一時は女王らを生け捕りにする手前まで行った反乱軍ですが、1人のプレイヤーによってすべてがひっくり返されます。
そう、立花里奈です。
また出たよ。いや、私的にはあの暴れっぷり、好きだけどね?
立花里奈の八面六臂の活躍で、首謀者であるマツナガを捕らえたことで反乱軍は撤退。
クーデターは未然に防がれることになるのでした。
マツナガ……本当に詰めの甘い男だよ。
そしてその直後に、アッキーは王都に戻ってくるわけです。
本当、周回遅れもいいところだよね。
謝ったからって許されるものじゃないでしょ。
その責任を取ってアッキーは軍師将軍から降格という処分を受けていますが。
ただのパフォーマンスでしょ。
いや、くだらない人気取り。さっすがアッキーは姑息だよね。
さて、これで今年に起こったことは以上です。
いかがでしたでしょうか、女神さん。
いや、確かにこの年は激動だね。
結果的にぱっと見は大きな変化なかったけど、中身は大きく変わったんじゃない?
そうですね。ではこちらを見ていただきましょう。
この年に起こったことにより各国がどう変わったか、そのパワーバランスを現すグラフですが。
帝国は25%増。これはビンゴ王国の北部を支配下におさめたけど、オムカにヨジョー地方を奪われたことによる値かな。
そしてビンゴ王国が50%減。これは厳しいね。
まぁ起こったことを考えればしょうがないけど。
はい、シータは10%増なのは、帝国から奪った土地の分です。
最後に我らがアッキーのオムカは25%の増加となります。ヨジョー地方の他、ゾイ川の東側をビンゴ王国から譲り受けたのが大きいでしょう。
なるほど。それでも帝国は大きいね。
まだまだ戦力は互角、いや、ビンゴ王国がまともに戦えないからアッキーの劣勢は続くね。
続いてこちらは各国のプレイヤーの情報です。
帝国は赤星煌夜を筆頭に、蒼月麗明、堂島美柑、長浜杏、椎葉達臣、仁藤光紀、クリスティーヌ・マメール、ノーネームほか、層の厚さは他より強力です。
ただ軍を率いる人間が少ないね。
逆にシータはそこらへん充実しているよ。九神、水鏡、雫、それからこっちに続くのは新しい四峰かな?
そしてビンゴ王国はプレイヤーの数はゼロに。これはかなり詰んでいます。
最後に我らがアッキーは、立花里奈、五十嵐央太、ミスト、マツナガ、玖門竜胆、澪標愛良、林田林檎と、帝国に負けず劣らず個性的なメンツがそろっています。
軍略がほとんどアッキー頼みってところが痛いけど、それ以外の軍人も強いからねぇ。
サカキとブリーダだっけ? あれは強いよぉ。
さぁ、どうですか女神さん。
今年一年の動きと、各国の現状を見て。来年どうなると思いますか?
いや、これはもうアッキーと堂島美柑の一戦に尽きるでしょう。
ただ他に2名、気になってるのがいるんですね。
ほぅ、誰でしょう?
もちろん赤星煌夜と椎葉達臣です。彼らみたいに裏で動く人間が何をするか、その作用によっては全てがひっくり返るんじゃないかと思います。
なるほど!
これはもう、来年も目が離せませんね。
ええ、アッキーのどんな珍プレーが出るか楽しみです。
はい、というわけでお時間がやってきました。
女神ちゃんのオールナイト女神。
今回は第18941回、転生した世界で統一を目指せグランプリのレーティング超特番ということでね。お送りさせてもらいましたが。いかがでしたでしょうか。是非、番組の感想とか聞かせてもらえればと思います。メールとかFAX、どしどし送ってきてください。
はい、というわけでエンディングなわけですけど。女神さん、最後に一言お願いします。
そうですね。
やはり転生した世界で統一を目指せグランプリ、18941回もやってるだけあって、本当にレベルが高い。
これからの動きに大いに期待したいですね!
ありがとうございます。
それではお時間になりましたので、今日はここまで。
それではまた来週。バイバーイ、ゴッDEATH!
「お前、うっさい! さっきから独りでぶつぶつと! こちとら寝てるんだよ!」
「おお、ちゃんとアッキーが反応してくれたー! やったー、ハッピー、うれぴー! いやー、さすがに一人二役で実況は難しいと思ったんだけどね。意外とやれた! だから次はアッキーと一緒にやりたいなー」
「帰れ! …………ってかちょっと待て。さっきなんか言ってなかったか? 椎葉達臣? それって、あの達臣か? おい、とっとそこらへん詳しく聞かせろ」
「あ、ヤバ」
「ヤバ、じゃねぇ! ってことは、あの達臣も!? ここにいた……しかも帝国に……って、おい待て。そのハンマー。久しぶりだな……じゃなく! やめろ、消すな! 記憶を!」
「記憶消し消しハンマーDX! はい、バイバーイ、ゴッDEATH!」
「ふ、ふざけ――ぶへっ!」
「ふぅ、これで一安心。やっぱり悪は滅びるのです、正義! なーんてね。さてさて、この子はこれからどんな世界を見せてくれるかなぁ。楽しみ、楽しみ」
そして最後に私の前に現れるのは、一体誰かなぁ。
というわけで第5章、言ってみよー!
いやー、今日も始まりました。女神の女神による女神のための番組、オールナイト女神。
パーソナリティはわたし、女神オブザイヤーを受賞した女神ちゃんがお送りします。
さてさてさてさて。盛り上がってまいりました、第18941回、転生した世界で統一を目指せグランプリ。
1年が終わったということで、今日はその総括の特番となっております。
さらに今回は特別にゲストをお呼びしました。コメンテーターでおなじみの女神さんです。わーパチパチー。
はいどーもー、よろしくお願いします。
わー、今日も綺麗ですねー。髪切った?
ええ、ちょっとカールさせる感じに。
でも女神ちゃんの方が可愛いですよ。
ありがとうございますー!
では早速、この年に起きたことを振り返っていきましょう。
この1年は本当に激動の日々でした。
まずオムカ王国とビンゴ王国とシータ王国が一堂に会しての大運動会。ただそれはアッキーと喜志田と水鏡という各国の軍略家が、集まって帝国への大侵攻作戦を画策するための一大イベントだったのです!
うーん、やることがいちいちせまっ苦しい。主催者の器も同じくらいせまっ苦しいと思いますよ。絶対。
その通りですね。
そして時を同じくしてオムカ、ビンゴ、シータの3か国連合が帝国領に侵攻します。
その中で一番、楽に領土を広げたのはオムカ王国でしょう。
王都の北に広がるヨジョー地方を押さえられたのは大きいですね。
これにより帝国領との国境が王都から離れたのも大きいです。ほとんど棚ボタですけどね。
しかし不運!
ヨジョー地方を襲った大地震により、ヨジョー地方は壊滅的な打撃を受け、オムカ王国の財政には大きな痛手。
帝国領への侵攻はここで止まってしまいます。
いや、地域を広げられたのに文句は言えませんよ。
しかも不運は続きます。
震災復興に大わらわのオムカ王国に対し、帝国元帥府5万の軍勢が南下してきました。しかしそれを我らがジャンヌ・ダルクが奇襲をもって勝利。
結果的にヨジョー地方を手中に収めたオムカに凱歌が上がりました。
いやー、どうですか。女神さん。この勝利は。
そうですね。やっぱりアッキーの悪質で下劣で人でなしの策が効いたと思います。
なるほど。さすがアッキー、やることがえげつない。
さて、そんなアッキーですが、オムカ王国の女王陛下の父親が帝国で生きているという情報をもとに、帝都侵入を決意します。
いや、無謀ですね。何を考えているんでしょう。
まったくもってその通り。
しかし一応、偽装としてそのころ大陸に名をとどろかす歌手アヤの付き添いというカモフラージュをしていましたが。
猿知恵ですね。
いや、これで一国の軍師を名乗るんですから。たまったものじゃないでしょう。
これは女神さん、手厳しい!
それでもアッキーはめげません。途中でトラブルもありましたが、仲間になった玖門竜胆の活躍もあり帝都入りを果たします。
意外とあの子、好きなんですよね。こう、見ていて……残念っていうか。
まぁアッキーの残念さよりはマシですけど。
さて、帝都入りを果たしたアッキーですが、そこで運命的な出会いを果たします。そう、それこそ別の世界で友達以上恋人未満の立花里奈、その人だったのです。
あー、その関係。私嫌いな奴ですね。
どっちかに振り切れよっていう。
だが残念。せっかくの想い人との出会いも、もう1人との出会いが邪魔します。パルルカ教の大司教様である赤星煌夜が、なんとアッキーを拉致してしまったのです!
いや、立派なご都合主義ですね。おっと誰かが来たようだ。
さて、そんな拉致されてしまったアッキーですが、それを助けるために仲間のクロエたちが救出に向かいます。
数々の試練を突破してついにアッキー救出か! と思えた最後の関門で立ちふさがったのはまさかの立花里奈。赤星煌夜に操られ、『収乱斬獲祭』により殺戮人形と化した彼女は、アッキーの前で仲間のザインを惨殺されてしまいます。
彼は男前でしたねぇ。ヘタレでしたけど。
そんな悲しい別離を経て、ついにアッキー救出軍は、麗しの姫が捕まるラスボスの赤星煌夜の元までたどり着きます。
が、ラスボスはやはりラスボスだった!
次々と倒れ行くアッキーの仲間たち。
その時、ついにアッキーの眠れる能力が――
え、目覚めたんですか?
いえ、目覚めませんでした。アッキーはどこまでいっても残念です。ヘタレでした。
ただその代わりに目覚めたのが立花里奈でしたね。アッキーへの想いの力なのか、愛の力なのか、赤星煌夜の呪縛を振り切ってアッキーたちを助けたのです。
いやー、愛の力とかそういうの信じないんで。ちょっとやりすぎでしょ。
大きな犠牲を払いながらも帝都を脱出したアッキーたちは、北進していたハワード総司令の率いる軍と合流。
帝国軍の小物を打ち破って一時の勝利を得ます。
しかしそこに迫るのは帝国元帥府の長浜杏が率いる7万の精鋭。
押すも引くもできない状態で、両軍はにらみ合います。
アッキーがちんたらしてるから。
しかしそこはアッキー。
えげつなくて人でなしでろくでなしで人を小馬鹿にする最凶最悪の作戦で敵国軍を撃退します。
いや、あれはね。アッキーがどうこうというより、相手が悪いよねって意見もあるよ。
杏って言ったっけ? あんな簡単にアッキーに合わせちゃダメでしょ。そりゃ負けるわ。
忖度のない意見ありがとうございます。
帝国軍を撃退したアッキーは、意気揚々と凱旋。
しかしそこを悲劇と奇縁が舞い込みます。オムカ王国の重鎮であり総司令のハワードが、アッキーをかばって暗殺者の手にかかってしまうのです!
あれはアッキーの油断だね。本当、なにやってんだか。
そして奇縁というのは帝国軍のプレイヤー尾田張人が、なんと帝国を裏切って立花里奈を連れてきたというのです。
これにはアッキーも大喜び。立花里奈を保護します。
それで気も大きくなって、尾田張人に臣下にならないかとか言ったんでしょう?
ほんと何様ですよ。
さて、ここまでが4月から8月までの出来事でした。
この間、ほかの国は何をやっていたかというと、東では帝国とシータ王国が一進一退の攻防を繰り広げています。
シータは水軍が強い代わりに、陸軍はそこまで強くないですからね。
水から離れて帝国の奥深くに侵攻しづらいんでしょう。
その膠着している東とは逆。西では大変なことが起きてしまいました。
帝国軍に抗う3国のうち1つのビンゴ王国が、帝国軍元帥の堂島美柑によって滅ぼされてしまったのです!
あのビンゴの王? あれは俗物だねー。自業自得だよ。
はい、そしてそのビンゴ王国滅亡の知らせがアッキーをさらなる戦いに駆り立てます。
報告を受けたアッキーは、すぐさま西進を決意します。しかし、アッキーにはすぐに出発することができなかったのです。
便秘にでもなった?
そう、オムカ王国とシータ王国の境にあるカルゥム城塞で、シータ王国軍のトップに名を連ねる時雨が謀反を起こしたのです!
青天の霹靂だったね。
でもあれって結局、かまってちゃんだってことでしょ?
シータ王国と共同でカルゥム城塞を落としたアッキーは、ついに西進します。
その途中でビンゴ王国残党と合流し、兵を増やしながらも準備を重ね、ついにゾイ川で帝国軍を破るのです!
いや、その前にあの兵の少なさは舐めてるでしょ。
それでやれる自信があったのか、お前らの国くらい自分たちで取り戻せって意味なのか。本当に阿漕なことするよねぇ。
そんなアッキーの快進撃はそこで止まります。
新しく将軍に任命された椎葉達臣と旧ビンゴ王国首都を支配する丹姉弟の策により、村を焼かれ、盟友の喜志田志木が負傷し、離間の計を受け王都に戻るなど、本当に振り回されます。
何よりアッキーにとっては心の支えである立花里奈への弾劾には心を痛めたことでしょう。
いや、自業自得でしょ。
立花里奈にもオムカの人にもいい顔しようとしてるからそうなるんですよ。
そして援軍を率いて戻ったアッキーが見たのは、敵の奥深くまで引きつけられた味方の軍。
急いで呼び戻そうとしますが、時すでに遅し。椎葉達臣により、敗走させられたアッキーは重傷を負い生死の境をさまよいます。
本当、何やってんだって感じだよー。
知力99って設定はどこいったのさ。
ですが我らがアッキーは諦めません。
自分が死んだという噂を流して、敵を油断させ、襲ってきたところを返り討ちにします。
自分の死も利用するとか。本当、恐ろしい子。
ここまでが11月の頭に起こったことですね。
アッキーはここで一度兵を休めていたのですが、ここで各地の状況を見てみましょう。
まずオムカ王国。
ここでは帝国軍が再び侵攻してきてます。アッキーの留守を知って狙ったのでしょう。
ま、戦法としては悪くないね。
ですがその時には帝国元帥の堂島美柑はビンゴ方面へ出発しており、さらに長浜杏は北の別勢力との戦いで留守でした。
そのため、プレイヤーでもないただの将軍が派遣されたわけですが、これはヨジョー城の守備を任されたオムカ軍前総司令ハワードの腹心であるアークに撃退されるわけです。まぁその際に1つの出会いがあったわけですが、ここでは割愛しましょう。
なんなの。気になるじゃん。
さてところ変わってシータ王国ですが、これは一度、大反攻によって帝国軍を追い返しています。
おお、やるじゃんか。
けどやはり陸は補給が続かず、結局は後退。戦線は特に動きません。
なんだよ。もしかして手、抜いてるんじゃない?
あっ!
え、なに? 当たり?
企業秘密です。
えー、じらさないでよ。
さてさて、ここまでが11月の頭なのですが、あと2か月もしないうちにすべてが終わるわけです。
本当に終わるの?
終わります。
ビンゴ王国の東部を制圧したアッキーは兵を休めていましたが、そこへ3つの報告が来ます。
1つは味方。
喜志田志木を派遣して、旧ビンゴ勢力の王太子軍を動かすことに成功します。
もう1つは敵。
帝国軍元帥の堂島美柑がビンゴ王国首都に迫っているということです。
最後は敵か味方か。
旧ビンゴ王国首都にこもる丹姉弟が、帝国から独立して王国を樹立したのです。
これらを受け、アッキーは最後の戦いに挑みます。
そういえばあの林檎って子? 前にいた歌姫のアヤに似てるっての。
あの出会いはなんだったわけ? それも企業秘密?
さて、首都を包囲するように展開したのは3つの軍。
あぁ、これも企業秘密なのね。
1つはもちろん我らがアッキー、もう1つが帝国軍最強、堂島美柑。
そしてもう1つが、元ビンゴ王国王太子軍でした。
しかしその王太子軍を1つの不幸が襲います。なんと開戦前に王太子が矢を受けて帰らぬ人となってしまったのです。
あれはただの馬鹿でしょ。
あの親にしてこの子あり、って感じだよね。
堂島美柑からの講和交渉も流れ、ついに首都攻防戦の火ぶたが切って落とされました。
オムカとビンゴの連合軍、エイン帝国軍、新国家ユートピア軍の三すくみの戦いは互角のまま推移していきます。
しかし我らがアッキーはその互角を一気にひっくり返す。アッキーはもはやお得意になったのか、雨と川を使って首都を水攻めにします。
お得意っていうか、それくらいしか考えつかなかったんでしょ。安直だよねぇ。
そしてその水攻めに合わせて帝国軍を襲撃。
堂島美柑に手傷を負わせて撃退することに成功しますが、その代償としてこれまで共に戦ってきた盟友の喜志田志木を失ってしまいます。
惜しい人を亡くしたね。
あそこまでアッキーをいじれる人は、私を除いてそういないからね。
そしてもはや抗戦の意識をなくして降伏したユートピアを接収。
丹姉弟も始末して、ついにアッキーの西進も終わりを告げます。
いやー、終わった終わった。長かったなー。
しかし! それで終わらないのがこの年の出来事!
このアッキーが首都を巡って三すくみしているころ、オムカの王都では大変なことが怒っていたのでした。
そう、南群の4国が謀って、オムカ王国の女王の身柄を奪いに来たのです。クーデターです。
本当に、人間の欲ってのは度し難いねぇ。
見てて気味が悪いくらいに面白い。
一時は女王らを生け捕りにする手前まで行った反乱軍ですが、1人のプレイヤーによってすべてがひっくり返されます。
そう、立花里奈です。
また出たよ。いや、私的にはあの暴れっぷり、好きだけどね?
立花里奈の八面六臂の活躍で、首謀者であるマツナガを捕らえたことで反乱軍は撤退。
クーデターは未然に防がれることになるのでした。
マツナガ……本当に詰めの甘い男だよ。
そしてその直後に、アッキーは王都に戻ってくるわけです。
本当、周回遅れもいいところだよね。
謝ったからって許されるものじゃないでしょ。
その責任を取ってアッキーは軍師将軍から降格という処分を受けていますが。
ただのパフォーマンスでしょ。
いや、くだらない人気取り。さっすがアッキーは姑息だよね。
さて、これで今年に起こったことは以上です。
いかがでしたでしょうか、女神さん。
いや、確かにこの年は激動だね。
結果的にぱっと見は大きな変化なかったけど、中身は大きく変わったんじゃない?
そうですね。ではこちらを見ていただきましょう。
この年に起こったことにより各国がどう変わったか、そのパワーバランスを現すグラフですが。
帝国は25%増。これはビンゴ王国の北部を支配下におさめたけど、オムカにヨジョー地方を奪われたことによる値かな。
そしてビンゴ王国が50%減。これは厳しいね。
まぁ起こったことを考えればしょうがないけど。
はい、シータは10%増なのは、帝国から奪った土地の分です。
最後に我らがアッキーのオムカは25%の増加となります。ヨジョー地方の他、ゾイ川の東側をビンゴ王国から譲り受けたのが大きいでしょう。
なるほど。それでも帝国は大きいね。
まだまだ戦力は互角、いや、ビンゴ王国がまともに戦えないからアッキーの劣勢は続くね。
続いてこちらは各国のプレイヤーの情報です。
帝国は赤星煌夜を筆頭に、蒼月麗明、堂島美柑、長浜杏、椎葉達臣、仁藤光紀、クリスティーヌ・マメール、ノーネームほか、層の厚さは他より強力です。
ただ軍を率いる人間が少ないね。
逆にシータはそこらへん充実しているよ。九神、水鏡、雫、それからこっちに続くのは新しい四峰かな?
そしてビンゴ王国はプレイヤーの数はゼロに。これはかなり詰んでいます。
最後に我らがアッキーは、立花里奈、五十嵐央太、ミスト、マツナガ、玖門竜胆、澪標愛良、林田林檎と、帝国に負けず劣らず個性的なメンツがそろっています。
軍略がほとんどアッキー頼みってところが痛いけど、それ以外の軍人も強いからねぇ。
サカキとブリーダだっけ? あれは強いよぉ。
さぁ、どうですか女神さん。
今年一年の動きと、各国の現状を見て。来年どうなると思いますか?
いや、これはもうアッキーと堂島美柑の一戦に尽きるでしょう。
ただ他に2名、気になってるのがいるんですね。
ほぅ、誰でしょう?
もちろん赤星煌夜と椎葉達臣です。彼らみたいに裏で動く人間が何をするか、その作用によっては全てがひっくり返るんじゃないかと思います。
なるほど!
これはもう、来年も目が離せませんね。
ええ、アッキーのどんな珍プレーが出るか楽しみです。
はい、というわけでお時間がやってきました。
女神ちゃんのオールナイト女神。
今回は第18941回、転生した世界で統一を目指せグランプリのレーティング超特番ということでね。お送りさせてもらいましたが。いかがでしたでしょうか。是非、番組の感想とか聞かせてもらえればと思います。メールとかFAX、どしどし送ってきてください。
はい、というわけでエンディングなわけですけど。女神さん、最後に一言お願いします。
そうですね。
やはり転生した世界で統一を目指せグランプリ、18941回もやってるだけあって、本当にレベルが高い。
これからの動きに大いに期待したいですね!
ありがとうございます。
それではお時間になりましたので、今日はここまで。
それではまた来週。バイバーイ、ゴッDEATH!
「お前、うっさい! さっきから独りでぶつぶつと! こちとら寝てるんだよ!」
「おお、ちゃんとアッキーが反応してくれたー! やったー、ハッピー、うれぴー! いやー、さすがに一人二役で実況は難しいと思ったんだけどね。意外とやれた! だから次はアッキーと一緒にやりたいなー」
「帰れ! …………ってかちょっと待て。さっきなんか言ってなかったか? 椎葉達臣? それって、あの達臣か? おい、とっとそこらへん詳しく聞かせろ」
「あ、ヤバ」
「ヤバ、じゃねぇ! ってことは、あの達臣も!? ここにいた……しかも帝国に……って、おい待て。そのハンマー。久しぶりだな……じゃなく! やめろ、消すな! 記憶を!」
「記憶消し消しハンマーDX! はい、バイバーイ、ゴッDEATH!」
「ふ、ふざけ――ぶへっ!」
「ふぅ、これで一安心。やっぱり悪は滅びるのです、正義! なーんてね。さてさて、この子はこれからどんな世界を見せてくれるかなぁ。楽しみ、楽しみ」
そして最後に私の前に現れるのは、一体誰かなぁ。
というわけで第5章、言ってみよー!
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