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第5章 帝国決戦
第12話 ヨジョー城にて
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2月も10日ほど過ぎたころ。
俺は王都から出て北に来ていた。
もちろんエイン帝国じゃない。
その結構手前。
ヨジョー城の北門の上から、1キロ近い川幅を持つ対岸を眺める。
そこでは今も槌の音が響き、兵たちが忙しそうに動き回っているのがなんとか見える。
「間に合いそう?」
その問いに、俺の横に立つ男――アークが頷いて答える。
「ええ、なんとか」
元ハワードの部下にして弓術に優れた指揮官で、今はこのヨジョー城の守りを任されている。
20代中ごろの、ともすれば文官に間違えられそうな線の細さのある男で、正直不安もあったが、俺が留守の時に攻めてきた帝国を撃退したほどの能力ある男だ。
彼はその後にジルの命令を受け、ヨジョー城の対岸の帝国領に4つの砦を築いていた。
さすがは守備に定評のあるジルが縄張りを引いただけある。
4つの砦が機能的に連携して帝国軍を撃退する防衛線を構築していた。
俺は一度それを実際に見るためにこうやって馬を飛ばしてきたわけで。
「うん、さすがジルだ。いや、それ以上にアークの築城技術かな。まさか出丸まで築くとはね」
「恐縮です……とはいえ、これは前総司令から教わったことでして」
「ハワードの爺さんから?」
「ええ。そもそもが王都の防御機構を作ろうという時の、ジャンヌ様の築城方針をもとにしたものなのですが」
「ああ、あれか」
そういえば独立した直後は王都バーベルに防備を備えようとしたな。
結局、シータ王国やら南群のことやら戴冠式やらで後回しになり、そして帝国の最前線がこのヨジョー城に移ったことにより、その役目を失って実行に移されなかったわけだけど。
それを爺さんは計画のところから拾い上げたってことか。
「出丸の規模は?」
「300人ほどが籠れる規模で」
「形は?」
「当然、丸馬出しです」
「鉄砲狭間に弓狭間は?」
「出丸と城壁に」
「空堀は?」
「少なくとも2メートルは掘り下げました」
「パーフェクトだよ、アーク!」
「お褒めにあずかり恐縮です」
出丸と馬出し。
基本的には城の外側に取り付けられた小型の砦と思ってもらえればいい(厳密には違うが、俺はその認識でいる)。
主に城の出入り口を守るために取り付けられる施設で、戦国時代末期の真田丸が一番有名だろう。
その出丸もとい馬出しは四角形の『角馬出し』と半円型の『丸馬出し』の2タイプががあるが、『丸馬出し』の方が防御に適している。
そこから鉄砲や弓を撃つとなれば円形の方が180度の角度で敵を撃てる分、死角が少ないのだ。
そして、空堀は水の無い堀のこと。
もし敵に近づかれたとしても、空でも飛ばない限り堀を降りてさらに登らなければ出丸に取りつくことができない。
その間に鉄砲なり弓で大打撃を与えることができる。
もちろんそこまで守りをガチガチにしてしまうと、城内にいる味方が外に出れなくなる。
そこで出丸には、砦の側に左右方向に堀を超える道が伸びているのだ。
そこが一番の弱点だが、その道は多人数で通れるほど広くなく、さらにその道を通っている間は、城壁に向かって横を向いている状態なので、城壁からは鉄砲や弓で狙い放題というわけだ。
つまりは、出丸は少人数で多人数を相手にできる防衛施設ということ。
特に地形が利用できない対岸のような平地にはもってこいだ。
だからその防衛施設をちゃんと理解して作っているアークに満足したわけで。
「これで帝国が攻めてきても、しばらくは持ちそうだな」
「ただ、その帝国軍なのですが……」
「ん、どうした?」
アークの歯切れが悪い。
「どうも我々に対抗して、5キロほど離れた位置に同じように砦――というより城を築いているようです」
「城を……」
5キロとすれば、歩兵で1時間ほどの距離か。
敵の出陣を見てからこちらの対応が間に合う距離だということは、数をそろえて攻め入るための補給所としてのものか、こちらの動きに対応した付城的な立ち位置だろう。
どちらにせよ相手も速戦を望んでいるわけではなく、長期戦を覚悟しているようだ。
「妨害とかはある?」
「ええ、最初はかなり頻繁に。今では思い出したようにやってきます。まぁ小競り合いだったり、それにすらならなかったりですが……」
「火にたいする備えはしておいてよ」
「ええ。もちろん。川の水は常に汲んで備えてありますし、砦の外壁には石と粘土素材を使い、木材は主に中身に使っております」
「そうか、アークも火計を使う側の人間だから火の怖さは知ってることか」
「恐縮です」
うーん、腰は低い割に相当優秀だよな、アークって。
ジルと似た感じで任せていても安心できるのがいい。
本当、そういったキャラが増えれば俺の心労も軽減できるわけなんだけど……。
自由人が多すぎるんだよなぁ、うちは。トップからして。
「そうだ。せっかくだから聞かせてくれないかな。去年、帝国が攻めてきた時にどうやって撃退したのか」
ふと思い出して聞いてみることにした。
報告書は読んだけど、せっかく本人がいるのだから直接聞いた方が色々細かいことが分かる。
そう思って、武功自慢が返ってくるつもりで簡単に聞いたのだが、
「そ、それは……」
どうも言いよどむアークの顔は、困惑と焦燥、それと罪悪感に満ちていた。
何か変なことを聞いたか?
いや、ただ彼の成功譚を聞きたかっただけ。そしてあわよくば、今後の参考にしたいと思ったのだが。
「どうした? 何かあった?」
「いえ、それが……その……えっと……」
アークの狼狽が度を越してきた。
手が左右に動き、目がきょろきょろと泳ぎまくる。
うーん、なんかこれ以上聞くのはパワハラになりそうだ。
「分かった。この話しは――」
そう思ってこの話を打ち切ろうと思ったのだが、
「申し訳ありませんでしたっ!」
膝をついてまさかの土下座までしてきた。
え? 何? 何が起きた? てかこれ見ようによっては完全にパワハラじゃね?
権力をかさに着て、土下座を強要したように見えるんじゃね!? そういうの困るんだけど!?
「えっと、どうした。いきなり?」
突然のことに、俺はとりあえずその理由を聞きただすところから始めるしかなかった。
「その、えっと、実は……いえ」
「とりあえず落ち着いてくれ。別に俺はお前を罰したいなんて思いはないんだ。お前の話を聞いた後で、お前の武功を取り消したりしないから安心して。てかそもそも俺にそんな権限はないし」
「は、はぁ……」
顔を上げたアークは、まだせわしなく目が動いているものの、少しは落ち着いたらしい。
それから膝をついたまま、ぽつぽつとアークは話を始めた。
帝国軍が来た時の様子と、それをどうやって撃退したか。
その経緯と、報告書には書かれていなかった――もとい、書けるはずもなかった真実を。
「尾田張人……」
「ご存じ、なのですよね。なんでも“つぅかぁ”というほどの友人とのことでしたが」
あの野郎……いい加減な情報を。
誰がツーカーだ。てか今、ツーカーなんて言葉使うか?
「まぁあいつとは色々あったからな。で、あいつが来て、城を捨てたように見せて逆襲したと」
なるほど、空城の計か。
しかもその夜に敵陣へと向かい、同士討ちを起こさせたと。
あいつのスキルを使えばそれくらい楽勝なのだろう。
はぁ……やり方を聞けば見事の一言なんだけど。
嫌なやつに借りを作った感じで気分が悪い。
「あの……何か」
もちろんそんな感情を表に出すわけにはいかない。
俺は首を振ってアークの疑問を否定した。
「いや、なんでもない。あいつも奇特なことをする。わかったよ、ありがとう。どんな形にせよ、ヨジョー城を守ったのはアークの功績だから。しかもあいつの策を採用する戦術眼と度量の広さに文句言うやつはいないさ。悪いことなんて何もない」
正直、あのスキルにプレイヤー以外が挑むのはナイフ一本で大魔王と戦えって言われるようなものだからな。
まぁしょうがない。
「あ、ありがとうございます!」
怒られなくてホッとしたのか、秘密を吐き出してすっきりしたのか、安堵の顔で再び土下座しようとするアークを止めた。
本当に生真面目というか責任感というか。正反対の我が宰相閣下と比べればはるかにマシなんだけど。
「ん?」
と、その時だ。
対岸に見える砦に異変を感じた。
砦の上に立ちのぼる黒いもやのようなもの。
煙?
「まさか、火事!?」
「いえ、あれは狼煙です。敵発見という」
アークも素早く立ち上がると、険しい顔をして対岸を見やる。
敵!?
ということはまさか。
「はい、帝国軍の攻撃です」
俺は王都から出て北に来ていた。
もちろんエイン帝国じゃない。
その結構手前。
ヨジョー城の北門の上から、1キロ近い川幅を持つ対岸を眺める。
そこでは今も槌の音が響き、兵たちが忙しそうに動き回っているのがなんとか見える。
「間に合いそう?」
その問いに、俺の横に立つ男――アークが頷いて答える。
「ええ、なんとか」
元ハワードの部下にして弓術に優れた指揮官で、今はこのヨジョー城の守りを任されている。
20代中ごろの、ともすれば文官に間違えられそうな線の細さのある男で、正直不安もあったが、俺が留守の時に攻めてきた帝国を撃退したほどの能力ある男だ。
彼はその後にジルの命令を受け、ヨジョー城の対岸の帝国領に4つの砦を築いていた。
さすがは守備に定評のあるジルが縄張りを引いただけある。
4つの砦が機能的に連携して帝国軍を撃退する防衛線を構築していた。
俺は一度それを実際に見るためにこうやって馬を飛ばしてきたわけで。
「うん、さすがジルだ。いや、それ以上にアークの築城技術かな。まさか出丸まで築くとはね」
「恐縮です……とはいえ、これは前総司令から教わったことでして」
「ハワードの爺さんから?」
「ええ。そもそもが王都の防御機構を作ろうという時の、ジャンヌ様の築城方針をもとにしたものなのですが」
「ああ、あれか」
そういえば独立した直後は王都バーベルに防備を備えようとしたな。
結局、シータ王国やら南群のことやら戴冠式やらで後回しになり、そして帝国の最前線がこのヨジョー城に移ったことにより、その役目を失って実行に移されなかったわけだけど。
それを爺さんは計画のところから拾い上げたってことか。
「出丸の規模は?」
「300人ほどが籠れる規模で」
「形は?」
「当然、丸馬出しです」
「鉄砲狭間に弓狭間は?」
「出丸と城壁に」
「空堀は?」
「少なくとも2メートルは掘り下げました」
「パーフェクトだよ、アーク!」
「お褒めにあずかり恐縮です」
出丸と馬出し。
基本的には城の外側に取り付けられた小型の砦と思ってもらえればいい(厳密には違うが、俺はその認識でいる)。
主に城の出入り口を守るために取り付けられる施設で、戦国時代末期の真田丸が一番有名だろう。
その出丸もとい馬出しは四角形の『角馬出し』と半円型の『丸馬出し』の2タイプががあるが、『丸馬出し』の方が防御に適している。
そこから鉄砲や弓を撃つとなれば円形の方が180度の角度で敵を撃てる分、死角が少ないのだ。
そして、空堀は水の無い堀のこと。
もし敵に近づかれたとしても、空でも飛ばない限り堀を降りてさらに登らなければ出丸に取りつくことができない。
その間に鉄砲なり弓で大打撃を与えることができる。
もちろんそこまで守りをガチガチにしてしまうと、城内にいる味方が外に出れなくなる。
そこで出丸には、砦の側に左右方向に堀を超える道が伸びているのだ。
そこが一番の弱点だが、その道は多人数で通れるほど広くなく、さらにその道を通っている間は、城壁に向かって横を向いている状態なので、城壁からは鉄砲や弓で狙い放題というわけだ。
つまりは、出丸は少人数で多人数を相手にできる防衛施設ということ。
特に地形が利用できない対岸のような平地にはもってこいだ。
だからその防衛施設をちゃんと理解して作っているアークに満足したわけで。
「これで帝国が攻めてきても、しばらくは持ちそうだな」
「ただ、その帝国軍なのですが……」
「ん、どうした?」
アークの歯切れが悪い。
「どうも我々に対抗して、5キロほど離れた位置に同じように砦――というより城を築いているようです」
「城を……」
5キロとすれば、歩兵で1時間ほどの距離か。
敵の出陣を見てからこちらの対応が間に合う距離だということは、数をそろえて攻め入るための補給所としてのものか、こちらの動きに対応した付城的な立ち位置だろう。
どちらにせよ相手も速戦を望んでいるわけではなく、長期戦を覚悟しているようだ。
「妨害とかはある?」
「ええ、最初はかなり頻繁に。今では思い出したようにやってきます。まぁ小競り合いだったり、それにすらならなかったりですが……」
「火にたいする備えはしておいてよ」
「ええ。もちろん。川の水は常に汲んで備えてありますし、砦の外壁には石と粘土素材を使い、木材は主に中身に使っております」
「そうか、アークも火計を使う側の人間だから火の怖さは知ってることか」
「恐縮です」
うーん、腰は低い割に相当優秀だよな、アークって。
ジルと似た感じで任せていても安心できるのがいい。
本当、そういったキャラが増えれば俺の心労も軽減できるわけなんだけど……。
自由人が多すぎるんだよなぁ、うちは。トップからして。
「そうだ。せっかくだから聞かせてくれないかな。去年、帝国が攻めてきた時にどうやって撃退したのか」
ふと思い出して聞いてみることにした。
報告書は読んだけど、せっかく本人がいるのだから直接聞いた方が色々細かいことが分かる。
そう思って、武功自慢が返ってくるつもりで簡単に聞いたのだが、
「そ、それは……」
どうも言いよどむアークの顔は、困惑と焦燥、それと罪悪感に満ちていた。
何か変なことを聞いたか?
いや、ただ彼の成功譚を聞きたかっただけ。そしてあわよくば、今後の参考にしたいと思ったのだが。
「どうした? 何かあった?」
「いえ、それが……その……えっと……」
アークの狼狽が度を越してきた。
手が左右に動き、目がきょろきょろと泳ぎまくる。
うーん、なんかこれ以上聞くのはパワハラになりそうだ。
「分かった。この話しは――」
そう思ってこの話を打ち切ろうと思ったのだが、
「申し訳ありませんでしたっ!」
膝をついてまさかの土下座までしてきた。
え? 何? 何が起きた? てかこれ見ようによっては完全にパワハラじゃね?
権力をかさに着て、土下座を強要したように見えるんじゃね!? そういうの困るんだけど!?
「えっと、どうした。いきなり?」
突然のことに、俺はとりあえずその理由を聞きただすところから始めるしかなかった。
「その、えっと、実は……いえ」
「とりあえず落ち着いてくれ。別に俺はお前を罰したいなんて思いはないんだ。お前の話を聞いた後で、お前の武功を取り消したりしないから安心して。てかそもそも俺にそんな権限はないし」
「は、はぁ……」
顔を上げたアークは、まだせわしなく目が動いているものの、少しは落ち着いたらしい。
それから膝をついたまま、ぽつぽつとアークは話を始めた。
帝国軍が来た時の様子と、それをどうやって撃退したか。
その経緯と、報告書には書かれていなかった――もとい、書けるはずもなかった真実を。
「尾田張人……」
「ご存じ、なのですよね。なんでも“つぅかぁ”というほどの友人とのことでしたが」
あの野郎……いい加減な情報を。
誰がツーカーだ。てか今、ツーカーなんて言葉使うか?
「まぁあいつとは色々あったからな。で、あいつが来て、城を捨てたように見せて逆襲したと」
なるほど、空城の計か。
しかもその夜に敵陣へと向かい、同士討ちを起こさせたと。
あいつのスキルを使えばそれくらい楽勝なのだろう。
はぁ……やり方を聞けば見事の一言なんだけど。
嫌なやつに借りを作った感じで気分が悪い。
「あの……何か」
もちろんそんな感情を表に出すわけにはいかない。
俺は首を振ってアークの疑問を否定した。
「いや、なんでもない。あいつも奇特なことをする。わかったよ、ありがとう。どんな形にせよ、ヨジョー城を守ったのはアークの功績だから。しかもあいつの策を採用する戦術眼と度量の広さに文句言うやつはいないさ。悪いことなんて何もない」
正直、あのスキルにプレイヤー以外が挑むのはナイフ一本で大魔王と戦えって言われるようなものだからな。
まぁしょうがない。
「あ、ありがとうございます!」
怒られなくてホッとしたのか、秘密を吐き出してすっきりしたのか、安堵の顔で再び土下座しようとするアークを止めた。
本当に生真面目というか責任感というか。正反対の我が宰相閣下と比べればはるかにマシなんだけど。
「ん?」
と、その時だ。
対岸に見える砦に異変を感じた。
砦の上に立ちのぼる黒いもやのようなもの。
煙?
「まさか、火事!?」
「いえ、あれは狼煙です。敵発見という」
アークも素早く立ち上がると、険しい顔をして対岸を見やる。
敵!?
ということはまさか。
「はい、帝国軍の攻撃です」
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