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第5章 帝国決戦
第22話 ジャンヌ誕生祭・前
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帝国軍動く。
その報告が王都に届いたのは暖かくなりだした3月の中旬。
冬の寒さも和らぎ、ようやく暮らしやすくなってきた矢先の出来事だ。
といっても数日で帝国軍が到来するわけではない。
帝都からヨジョー城まで騎馬で急いで1週間以上かかる距離だ。
30万ほどの歩兵だということを考えると、2週間くらいかかるはず。イッガーの部下が全力で馬を走らせて運んだ知らせから逆算すると、おそらく帝国軍が到着するのは4月の上旬だろう。
つまりあと1週間と少しはあるはずだ。
一応、敵が50万の場合、30万の場合、20万の場合のそれぞれの想定は行っていて、いくつかの撃退パターンは考えついている。
だからいよいよか、と思う反面、まだどこか気持ちに余裕があったりするその日。
俺はマリアに呼ばれた。
謁見の間ではなく、彼女の私室にだ。
何の用だろうか。
そう思ってその扉を開けた瞬間。
「ハッピーバースデーなのじゃ、ジャンヌ!」
「はぴばー」
2人の喚声。
そして破裂音の後に火薬のにおい。
本物の火薬を使った疑似的なクラッカーが室内に木霊した。
あぁ、そうか。
そういえば今日はジャンヌ・ダルクの誕生日になるのか。
思えば2年前、ここに来てからすべてが始まった。
色んなことがあった。楽しいことも辛いことも嬉しいことも悲しいことも。
そしてこの3年目で、すべてにケリがつく。
つけたい。
そう思う反面、もっと皆と一緒にいたい。
その思いが胸中で交錯する。
「ジャンヌ?」
マリアが首をかしげる。
心配かけないよう、俺は微笑みを返す。
「……いや、ありがとう。ちょっと、色々思い出して」
「そうね。もう2年だもんね。あんたがここに来てから。早いものね」
「そうなのじゃ。余もジャンヌが来てから色々変わったからのぅ」
そうだ。彼女の立場が一番変化しているのだ。
大帝国に従属する小国の傀儡の王女から、独立して一国の王となり、南群、ヨジョー、ビンゴと支配地域を広げ、もしこの決戦で勝てば大陸を支配する唯一にして至高の存在となるのだ。
それを、まだ中学生とも言える彼女に背負わせるなんて、ある意味とんでもないことだ。
それでも彼女はその責任をしっかり見据えていて、それに耐えうる者になろうという意気込みを感じるのは一切ではない。
「そうだな、あっという間だった」
「そうじゃのぅ。お風呂に入ったり、ベッドでお話ししたり、川で泳いだり、雪山に行ったりしたのぅ」
前言撤回。
まだまだこいつは子供だ。
「それでいくつになったんかのぅ。確か余の1個下だから、今は余と同じ15歳かの?」
「ん……」
そもそもこのアバターの体に年齢なんてものはない。
色々と不都合があるからそんな年齢に設定しただけで。
というか元の年齢を忘れてきた。
20歳になる前だったから、そこから2年で……21か。
いつの間にかお酒を飲める年齢になっていた。この体じゃあどうしようもないけど。
やれやれ。
いつの間にか20歳を超えて、だけどあまり実感がなくて、こうして祝ってくれる人がいるだけでも幸せなのかもしれない。
そんなことを思いながらも、どこか愉快な気分に身を浸していると、
『お誕生日おめでとう、××××』
『ありがとう、おかあさん!』
何かがフラッシュバックした。
聞いたことのない女性の声と、少女の声。
いや、これはあれだ。
前に銃で撃たれた時に見た夢。
あの農村で兵隊に殺されてしまった少女と、その母親の声だ。
なぜそんなものが。
正直、俺に覚えがない。当たり前だ。海外旅行なんて行ったことないし、あんな中世然とした田舎なんて知っているわけがない。
どこかで見た映画か何かか。
分からない。
けど、こうもフラッシュバックするのは、何か重要な意味を持つのか。
分からない。
知力99が聞いてあきれる。
いくら優秀なハードウェアを持とうとも、それを使いこなす技術がなければパソコンもただの箱だ。
あるいはあまり気にする必要のないことなのかもしれない。
ただここ最近疲れが出ているのか、あるいは帝国軍のことが予想以上にプレッシャーになって俺の心を引き裂こうとしてるのかもしれない。
いや、いい。
今は考えない。
そっちの方が得策そうだ。
「ジャンヌ、大丈夫かの!?」
「あ、ああ……」
なるだけ平静に返したつもりだったが、俺に演技の才能はないらしく、彼女の不安を取り除くことはできなかった。
「大丈夫なのじゃ? 休むといいのじゃ。今日は誕生日なんじゃからの。少しくらい休んでも罰は当たらないのじゃ」
「そーそー。仕事はジンジンに任せてパーっとやりな?」
「そうは言ってもなぁ……」
「あ、そのジンジンからこれ」
「ん?」
渡されたのは一通の封筒。
あけてみれば、流ちょうな大陸文字でつらつらと書かれていた。
『お誕生日おめでとうございます。ささやかではございますが、今日の仕事は全て私の方で片づけますので、どうぞごゆるりとお休みください』
ジルの手紙だった。
完全に見透かされていた。
「ジャンヌのこと、よくわかってるのじゃ」
「ま、さすがジンジンだよねぇ」
そう言いながら笑う2人。
ジルといい、この期に及んで笑えるのは大したものというか……。
一応、迎撃のための指示はすでに出している。
だから一時、俺がいなくてもつつがなく準備は進むだろう。
「そうじゃ、皆からプレゼントが届いておるぞ!」
と、マリアが嬉しそうな表情を浮かべると、部屋の中をこれ見よがしに見せつけてくる。
そこには大小さまざまな箱や花束が並ぶ一角。
山のように積まれたそれらが全部俺に、と考えると不思議な感覚だった。
元の世界では当然そんなことなかったわけで。
ジルからは馬の形のネックレス。悪くない。
サカキは女物の寝間着、ネグリジェみたいなやつだ。これをどうしろと。
ブリーダからはバラ(?)の花束。安パイだ。
クルレーンからは護身用らしき短銃(といっても拳銃より大きいがこの世界では最小だろう)。物騒な。
ミストはどこで隠し撮りをしたのか俺の写真集。ふざけるな。
マツナガからはその写真集のネガの一部。ネガはそっちにあるってことか。最悪の組み合わせで来やがった。
その他、クロエは手作りらしきお菓子に、竜胆は正義と書かれた木刀、などなど。
これまで出会った人たちからの贈り物を前にして、少し胸が熱くなる。
誕生日プレゼントは、もらって嬉しい以上に、わざわざ自分のためにお金と時間を使って悩んでくれたという想いを受け止めるためのものでもあると思う。
それが(一部を除いて)こうも皆から贈られると、嬉しい反面、重荷に感じることもある。
気にしすぎなのだろう。
けど、今の俺の立場。
それを考えると、皆の期待が――重い。
「大丈夫だからの」
肩に手。
振り向けばそこにはマリアがいる。
「皆ジャンヌに期待もしているけど、感謝しているのじゃ。じゃから皆、集まらずに頑張ってるのじゃ。ジャンヌが独りで背負う必要はないのじゃ」
あぁ、そうか。
また俺は独りで抱え込もうとして。
てゆうか、プレゼントをあげたからあとはよろしく、みたいな考え方。
皆に対して失礼というか人間の考えじゃないだろ。反省しろ。
「ああ、そうだな」
「うん!」
マリアが笑顔で頷く。
里奈と似たその笑顔に、今朝のことを思い出す。
『ちょっと今夜……は、無理だと思うから、明日の朝にでもうちに来てくれないかな?』
何かと思ったけど、そうか、誕生日関連のことかな。
帰りに寄ってみるか。
「それじゃあ先にケーキを食べるのじゃ! ふっふっふ、王都一番のお菓子屋さんに作ってもらったからのぅ。楽しみじゃったのじゃ!」
そして俺の誕生日パーティは、しめやかに行われた。
昨年より人は少ないが、充実した時間だった。
こういう日があってもいい。
そう思えるほどには。
その報告が王都に届いたのは暖かくなりだした3月の中旬。
冬の寒さも和らぎ、ようやく暮らしやすくなってきた矢先の出来事だ。
といっても数日で帝国軍が到来するわけではない。
帝都からヨジョー城まで騎馬で急いで1週間以上かかる距離だ。
30万ほどの歩兵だということを考えると、2週間くらいかかるはず。イッガーの部下が全力で馬を走らせて運んだ知らせから逆算すると、おそらく帝国軍が到着するのは4月の上旬だろう。
つまりあと1週間と少しはあるはずだ。
一応、敵が50万の場合、30万の場合、20万の場合のそれぞれの想定は行っていて、いくつかの撃退パターンは考えついている。
だからいよいよか、と思う反面、まだどこか気持ちに余裕があったりするその日。
俺はマリアに呼ばれた。
謁見の間ではなく、彼女の私室にだ。
何の用だろうか。
そう思ってその扉を開けた瞬間。
「ハッピーバースデーなのじゃ、ジャンヌ!」
「はぴばー」
2人の喚声。
そして破裂音の後に火薬のにおい。
本物の火薬を使った疑似的なクラッカーが室内に木霊した。
あぁ、そうか。
そういえば今日はジャンヌ・ダルクの誕生日になるのか。
思えば2年前、ここに来てからすべてが始まった。
色んなことがあった。楽しいことも辛いことも嬉しいことも悲しいことも。
そしてこの3年目で、すべてにケリがつく。
つけたい。
そう思う反面、もっと皆と一緒にいたい。
その思いが胸中で交錯する。
「ジャンヌ?」
マリアが首をかしげる。
心配かけないよう、俺は微笑みを返す。
「……いや、ありがとう。ちょっと、色々思い出して」
「そうね。もう2年だもんね。あんたがここに来てから。早いものね」
「そうなのじゃ。余もジャンヌが来てから色々変わったからのぅ」
そうだ。彼女の立場が一番変化しているのだ。
大帝国に従属する小国の傀儡の王女から、独立して一国の王となり、南群、ヨジョー、ビンゴと支配地域を広げ、もしこの決戦で勝てば大陸を支配する唯一にして至高の存在となるのだ。
それを、まだ中学生とも言える彼女に背負わせるなんて、ある意味とんでもないことだ。
それでも彼女はその責任をしっかり見据えていて、それに耐えうる者になろうという意気込みを感じるのは一切ではない。
「そうだな、あっという間だった」
「そうじゃのぅ。お風呂に入ったり、ベッドでお話ししたり、川で泳いだり、雪山に行ったりしたのぅ」
前言撤回。
まだまだこいつは子供だ。
「それでいくつになったんかのぅ。確か余の1個下だから、今は余と同じ15歳かの?」
「ん……」
そもそもこのアバターの体に年齢なんてものはない。
色々と不都合があるからそんな年齢に設定しただけで。
というか元の年齢を忘れてきた。
20歳になる前だったから、そこから2年で……21か。
いつの間にかお酒を飲める年齢になっていた。この体じゃあどうしようもないけど。
やれやれ。
いつの間にか20歳を超えて、だけどあまり実感がなくて、こうして祝ってくれる人がいるだけでも幸せなのかもしれない。
そんなことを思いながらも、どこか愉快な気分に身を浸していると、
『お誕生日おめでとう、××××』
『ありがとう、おかあさん!』
何かがフラッシュバックした。
聞いたことのない女性の声と、少女の声。
いや、これはあれだ。
前に銃で撃たれた時に見た夢。
あの農村で兵隊に殺されてしまった少女と、その母親の声だ。
なぜそんなものが。
正直、俺に覚えがない。当たり前だ。海外旅行なんて行ったことないし、あんな中世然とした田舎なんて知っているわけがない。
どこかで見た映画か何かか。
分からない。
けど、こうもフラッシュバックするのは、何か重要な意味を持つのか。
分からない。
知力99が聞いてあきれる。
いくら優秀なハードウェアを持とうとも、それを使いこなす技術がなければパソコンもただの箱だ。
あるいはあまり気にする必要のないことなのかもしれない。
ただここ最近疲れが出ているのか、あるいは帝国軍のことが予想以上にプレッシャーになって俺の心を引き裂こうとしてるのかもしれない。
いや、いい。
今は考えない。
そっちの方が得策そうだ。
「ジャンヌ、大丈夫かの!?」
「あ、ああ……」
なるだけ平静に返したつもりだったが、俺に演技の才能はないらしく、彼女の不安を取り除くことはできなかった。
「大丈夫なのじゃ? 休むといいのじゃ。今日は誕生日なんじゃからの。少しくらい休んでも罰は当たらないのじゃ」
「そーそー。仕事はジンジンに任せてパーっとやりな?」
「そうは言ってもなぁ……」
「あ、そのジンジンからこれ」
「ん?」
渡されたのは一通の封筒。
あけてみれば、流ちょうな大陸文字でつらつらと書かれていた。
『お誕生日おめでとうございます。ささやかではございますが、今日の仕事は全て私の方で片づけますので、どうぞごゆるりとお休みください』
ジルの手紙だった。
完全に見透かされていた。
「ジャンヌのこと、よくわかってるのじゃ」
「ま、さすがジンジンだよねぇ」
そう言いながら笑う2人。
ジルといい、この期に及んで笑えるのは大したものというか……。
一応、迎撃のための指示はすでに出している。
だから一時、俺がいなくてもつつがなく準備は進むだろう。
「そうじゃ、皆からプレゼントが届いておるぞ!」
と、マリアが嬉しそうな表情を浮かべると、部屋の中をこれ見よがしに見せつけてくる。
そこには大小さまざまな箱や花束が並ぶ一角。
山のように積まれたそれらが全部俺に、と考えると不思議な感覚だった。
元の世界では当然そんなことなかったわけで。
ジルからは馬の形のネックレス。悪くない。
サカキは女物の寝間着、ネグリジェみたいなやつだ。これをどうしろと。
ブリーダからはバラ(?)の花束。安パイだ。
クルレーンからは護身用らしき短銃(といっても拳銃より大きいがこの世界では最小だろう)。物騒な。
ミストはどこで隠し撮りをしたのか俺の写真集。ふざけるな。
マツナガからはその写真集のネガの一部。ネガはそっちにあるってことか。最悪の組み合わせで来やがった。
その他、クロエは手作りらしきお菓子に、竜胆は正義と書かれた木刀、などなど。
これまで出会った人たちからの贈り物を前にして、少し胸が熱くなる。
誕生日プレゼントは、もらって嬉しい以上に、わざわざ自分のためにお金と時間を使って悩んでくれたという想いを受け止めるためのものでもあると思う。
それが(一部を除いて)こうも皆から贈られると、嬉しい反面、重荷に感じることもある。
気にしすぎなのだろう。
けど、今の俺の立場。
それを考えると、皆の期待が――重い。
「大丈夫だからの」
肩に手。
振り向けばそこにはマリアがいる。
「皆ジャンヌに期待もしているけど、感謝しているのじゃ。じゃから皆、集まらずに頑張ってるのじゃ。ジャンヌが独りで背負う必要はないのじゃ」
あぁ、そうか。
また俺は独りで抱え込もうとして。
てゆうか、プレゼントをあげたからあとはよろしく、みたいな考え方。
皆に対して失礼というか人間の考えじゃないだろ。反省しろ。
「ああ、そうだな」
「うん!」
マリアが笑顔で頷く。
里奈と似たその笑顔に、今朝のことを思い出す。
『ちょっと今夜……は、無理だと思うから、明日の朝にでもうちに来てくれないかな?』
何かと思ったけど、そうか、誕生日関連のことかな。
帰りに寄ってみるか。
「それじゃあ先にケーキを食べるのじゃ! ふっふっふ、王都一番のお菓子屋さんに作ってもらったからのぅ。楽しみじゃったのじゃ!」
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