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第6章 知力100の美少女に転生したので、世界を救ってみた
閑話13 マツナガ(オムカ王国宰相)
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各国との会議が終わり、王都に戻ると、北の戦線は拮抗していると報告が入った。
ふぅん、なんとか持っているようですねぇ。
いや、しかし。
まさかあの女王陛下が主権の放棄を約束するとは。
民主化ねぇ……。
あれも結構、ろくでもない構造なんですが。
しかし、勝つにせよ負けるにせよ確定したオムカ滅亡。
いや、ならもういいかとは思いませんよ?
その前にぶち壊してやろうとか思いませんよ?
この戦いに勝てば関係ないことですし、敗ければ死ぬからやっぱり関係ないことですし。
どちらにせよ、我々はその瞬間は見ないわけで。
…………まぁ、この1年で切り盛りしたことがなくなるのは少し寂しい気がしますが。
しかし、それまでの間、本当に大変でした。
財政を立て直したり、各国との交渉をまとめたり、民主化の法案をまとめたり、弱気になった女王陛下を元気づけたり。
……あれ、私ってそういうキャラでしたっけ?
本来なら女王陛下を操って、四方八方に戦を吹っかけているころなのに。
あの軍師さんに影響されたか?
いや、そもそもあの女王陛下を守る近衛騎士団長。あれ反則。スキルで操れる気もしない。
うん、だから手詰まりなんですよね。
動くに動けないというか。だからそつなく自分の仕事をするしかないというか。
けど、ドスガ王国にいたころの私なら、そのうえでなお、嫌がらせみたいなやり方を貫いたはずなんですが……。
「変わりましたかね、私は?」
「さぁ、申し訳ありませんが以前の宰相様をご存じないので」
「あ、そうですか」
秘書官につけられた女性にすげなく返される。
ま、そうですよねぇ。
いや、しかしこの秘書官さん。
見た目はそれはもう、極上の部類に入るでしょう美貌にスタイルなんですが……。いかんせん、この絶対零度の対応の冷たさと鉄面皮はいただけない。
せっかく美女と二人きりというのに、政治家と秘書という関係性なのに、何か起こる気配もないですから。
パンツスーツなどではなく、肩当てや胸当てに加え、腰には剣を帯びているというものものしいいでたちなわけですが。秘書官というより護衛兼監視ですね。
そうこうしているうちに、部下たちが報告する時間になりました。
やれやれ、こうなったら最後まで素晴らしく有能で公平で慈悲深い宰相様を演じますか。少なくとも王都は安全なのだから。
「報告、オムカ軍の敗報が各地で飛び交っております! 宰相……どうしたら!?」
「ジャンヌ様および総司令官が捕らえられたとのよし!」
「南群およびビンゴ王国が、手薄の我が国に進軍中とのこと!」
「恐れながら申し上げます! 王都および近隣にて宰相謀反のうわさが」
――とはならないのが世の常ですよねぇ。
戦いは前線で血を流すだけではない。
虚報、流言、放火、破壊工作、物流操作などなど。
背後で繰り広げられる情報戦も戦いだ。
つまり相手側も本腰を入れてきたことになる。
てゆうか最後の何ですか?
せっかく人がまっとうに生きようと思っていたところに。
「戦線は膠着との報告が総司令の名で来ております。もちろん軍師さんも無事です。それから先日、女王陛下自らが南群の諸侯との会合に出向き、援軍を取り付けたとのこと。もし諸侯が反乱を起こしても、のろし台により敵軍来襲の報告は相手の軍より先に来ます。仮にそれが起こったとして、ヨジョー地方にいる軍師さんに連絡して、兵の一部を回してもらう時間は十分にあります。いいですか。情報というものは真偽かかわらず、広がる時は瞬時に広がるもの。大事なのは真偽もそうですが、なぜ広がったか、どう広がったかという動きを見ることです。そうすれば、事の本質が見えるでしょう」
やれやれ。私がまさかこんな真っ当なことを言うことになるとは。
本当に、恐ろしい。
あぁ、そうそう。
「私が謀反とのことですが。残念ながら私に兵はありません。王都を落とす兵力もありません。第一、そんな動きをしたら、あの近衛騎士団長に即座に殺されます。そんな無謀な賭けを私がするとお思いで? 火急に噂の出所を調べ、尋問、審問、拷問の末に、しっかりと真実を吐き出させてください。場合によっては、ある程度の情報を作成することもやぶさかではありません。あ、それと私は無実だという噂はしっかり流すのですよ」
うん、これくらいはしておかないとですね。
私を追い込もうとするんですから。おそらく真の首謀者ははるか北の帝都の中。ならば実行犯くらいは、しっかり見せしめにしておかなければ。ええ、憂さ晴らしとかでは全然ありませんとも。
それにしても配下の頭の悪さはどうにかならないのでしょうか。
いえ、群衆もそうですね。少し考えれば本質が見えそうなものなのに、それをせずにそのまま鵜呑みにする。
だから騙される。
よく騙した方が悪いと言いますが、それでも何でもかんでも信じるのもどうかと思いますね。
人間は生きるのに少なからず努力をするでしょう? なのに、疑うという努力をしないのですから。騙される方も悪いのですよ。
いやいや、しかし、本当に度し難いですね。
私のスキルをもってしても、さすがに自頭の良さまでは改変できませんから。
あるいは全員バーサクさせて突撃させた方が、後々楽な気もしないでもないです。
あの軍師さんと近衛騎士団長さんに殺されそうですからやりませんけど。
「それと宰相様。廷臣から意見があがっております」
「はぁ、聞かなくても分かります。どうせ帝国に命を保証されるから降伏した方がよいということですよね」
「え、ええ。その通りです……」
どうも最近聞こえてくる噂では、
皇帝は寛大。
女王を許し、妻として迎える準備がある。
降伏した者はすべて許す。
土地も人もこれまで通りに収めてよい。
といったものがあるそうで。
いやはや、これを本気で安泰だと思いますかね。普通。
理解に苦しみます。
妻に迎えるといっても、大事にするとは言っていない。
降伏した者は許すけど、抑圧しないとは言っていない。
これまで通りでも、破棄しないとは言っていない。
私の耳には、そう副音声が流れてきているのですが。
本当に人は自分の聞きたいことしか聞かないというのですね。
確証バイアスでしたっけ? どうでもいいですけど。
そもそも軍師の彼女から聞きましたが、これまでオムカは帝国の風下に立って苦労してきたというのでしょう?
その歴史を繰り返すつもりですかね。
あるいは命さえ助かれば後はいいってことですかね? ちょっと世の中舐めてんじゃないですか?
ん? 昔、命惜しさに敵に降伏して宰相になった人間がいる?
へぇ、そんな人がいるんですね。奇特な。私は知りません。そんな人。
「それで、いかがいたしましょうか?」
「いかがいたしましょうも何もないでしょう? 追い返してください。そんなことをしたら、近衛騎士団長と先鋒隊長さんと総司令官と軍師さんに殺されますよ、と」
「わ、分かりました……」
顔面を蒼白にした部下は、這う這うの体で部屋から出ていく。
「ふぅ、これで今日の仕事は終わりですかね」
「はい。あとは産業省の長官との会食と、王都防衛隊長との会合、それから今後の防諜についてミスト女史との会談があり、それから――」
「待った待った待った。え、それ今日のスケジュール? 今週のじゃなく?」
「はい、当然です」
いやいや、当り前じゃないですかと言われても困るんですが……。
あぁ、分かりました。どうせ最後だからと牛馬のようにこき使おうというわけですね。
さすが天才軍師。やることがこすっからい。
まぁ仕方ありませんね。
少しは正道というものを歩くのも悪くはないのではないでしょうか。
「では、仕事の続きと行きましょうか。あ、そうそう。この手紙を出しておいてください」
「手紙? 拝見しても?」
「やれやれ、信用ないですね。なに、大したものではありませんよ。ただの帝国にいる部下に対する、暗殺の指示書と貴族を蜂起させる指示書です」
「…………」
「なにか?」
「いえ、噂には聞いていましたが、涼しい顔をして恐ろしい指示を出されるのですね」
「恐ろしい? 何がでしょう? 私はただ、普通のことを指示しているだけですよ。乱世では当たり前の、ね」
「…………」
おやおや、この子もまだ正道というのが分かっていないようです。
何が何でも勝つ、という正しき道を。
ふむ、まぁ仕方ないでしょう。
この世界の人間で、そんなことを考える人間はあのお方くらいしかいませんでしたから。
というわけでジャンヌ・ダルク。
ここまで私がやったんですから、負けないでくださいよ?
私は死ぬのが死ぬより一番嫌なんですから。
ふぅん、なんとか持っているようですねぇ。
いや、しかし。
まさかあの女王陛下が主権の放棄を約束するとは。
民主化ねぇ……。
あれも結構、ろくでもない構造なんですが。
しかし、勝つにせよ負けるにせよ確定したオムカ滅亡。
いや、ならもういいかとは思いませんよ?
その前にぶち壊してやろうとか思いませんよ?
この戦いに勝てば関係ないことですし、敗ければ死ぬからやっぱり関係ないことですし。
どちらにせよ、我々はその瞬間は見ないわけで。
…………まぁ、この1年で切り盛りしたことがなくなるのは少し寂しい気がしますが。
しかし、それまでの間、本当に大変でした。
財政を立て直したり、各国との交渉をまとめたり、民主化の法案をまとめたり、弱気になった女王陛下を元気づけたり。
……あれ、私ってそういうキャラでしたっけ?
本来なら女王陛下を操って、四方八方に戦を吹っかけているころなのに。
あの軍師さんに影響されたか?
いや、そもそもあの女王陛下を守る近衛騎士団長。あれ反則。スキルで操れる気もしない。
うん、だから手詰まりなんですよね。
動くに動けないというか。だからそつなく自分の仕事をするしかないというか。
けど、ドスガ王国にいたころの私なら、そのうえでなお、嫌がらせみたいなやり方を貫いたはずなんですが……。
「変わりましたかね、私は?」
「さぁ、申し訳ありませんが以前の宰相様をご存じないので」
「あ、そうですか」
秘書官につけられた女性にすげなく返される。
ま、そうですよねぇ。
いや、しかしこの秘書官さん。
見た目はそれはもう、極上の部類に入るでしょう美貌にスタイルなんですが……。いかんせん、この絶対零度の対応の冷たさと鉄面皮はいただけない。
せっかく美女と二人きりというのに、政治家と秘書という関係性なのに、何か起こる気配もないですから。
パンツスーツなどではなく、肩当てや胸当てに加え、腰には剣を帯びているというものものしいいでたちなわけですが。秘書官というより護衛兼監視ですね。
そうこうしているうちに、部下たちが報告する時間になりました。
やれやれ、こうなったら最後まで素晴らしく有能で公平で慈悲深い宰相様を演じますか。少なくとも王都は安全なのだから。
「報告、オムカ軍の敗報が各地で飛び交っております! 宰相……どうしたら!?」
「ジャンヌ様および総司令官が捕らえられたとのよし!」
「南群およびビンゴ王国が、手薄の我が国に進軍中とのこと!」
「恐れながら申し上げます! 王都および近隣にて宰相謀反のうわさが」
――とはならないのが世の常ですよねぇ。
戦いは前線で血を流すだけではない。
虚報、流言、放火、破壊工作、物流操作などなど。
背後で繰り広げられる情報戦も戦いだ。
つまり相手側も本腰を入れてきたことになる。
てゆうか最後の何ですか?
せっかく人がまっとうに生きようと思っていたところに。
「戦線は膠着との報告が総司令の名で来ております。もちろん軍師さんも無事です。それから先日、女王陛下自らが南群の諸侯との会合に出向き、援軍を取り付けたとのこと。もし諸侯が反乱を起こしても、のろし台により敵軍来襲の報告は相手の軍より先に来ます。仮にそれが起こったとして、ヨジョー地方にいる軍師さんに連絡して、兵の一部を回してもらう時間は十分にあります。いいですか。情報というものは真偽かかわらず、広がる時は瞬時に広がるもの。大事なのは真偽もそうですが、なぜ広がったか、どう広がったかという動きを見ることです。そうすれば、事の本質が見えるでしょう」
やれやれ。私がまさかこんな真っ当なことを言うことになるとは。
本当に、恐ろしい。
あぁ、そうそう。
「私が謀反とのことですが。残念ながら私に兵はありません。王都を落とす兵力もありません。第一、そんな動きをしたら、あの近衛騎士団長に即座に殺されます。そんな無謀な賭けを私がするとお思いで? 火急に噂の出所を調べ、尋問、審問、拷問の末に、しっかりと真実を吐き出させてください。場合によっては、ある程度の情報を作成することもやぶさかではありません。あ、それと私は無実だという噂はしっかり流すのですよ」
うん、これくらいはしておかないとですね。
私を追い込もうとするんですから。おそらく真の首謀者ははるか北の帝都の中。ならば実行犯くらいは、しっかり見せしめにしておかなければ。ええ、憂さ晴らしとかでは全然ありませんとも。
それにしても配下の頭の悪さはどうにかならないのでしょうか。
いえ、群衆もそうですね。少し考えれば本質が見えそうなものなのに、それをせずにそのまま鵜呑みにする。
だから騙される。
よく騙した方が悪いと言いますが、それでも何でもかんでも信じるのもどうかと思いますね。
人間は生きるのに少なからず努力をするでしょう? なのに、疑うという努力をしないのですから。騙される方も悪いのですよ。
いやいや、しかし、本当に度し難いですね。
私のスキルをもってしても、さすがに自頭の良さまでは改変できませんから。
あるいは全員バーサクさせて突撃させた方が、後々楽な気もしないでもないです。
あの軍師さんと近衛騎士団長さんに殺されそうですからやりませんけど。
「それと宰相様。廷臣から意見があがっております」
「はぁ、聞かなくても分かります。どうせ帝国に命を保証されるから降伏した方がよいということですよね」
「え、ええ。その通りです……」
どうも最近聞こえてくる噂では、
皇帝は寛大。
女王を許し、妻として迎える準備がある。
降伏した者はすべて許す。
土地も人もこれまで通りに収めてよい。
といったものがあるそうで。
いやはや、これを本気で安泰だと思いますかね。普通。
理解に苦しみます。
妻に迎えるといっても、大事にするとは言っていない。
降伏した者は許すけど、抑圧しないとは言っていない。
これまで通りでも、破棄しないとは言っていない。
私の耳には、そう副音声が流れてきているのですが。
本当に人は自分の聞きたいことしか聞かないというのですね。
確証バイアスでしたっけ? どうでもいいですけど。
そもそも軍師の彼女から聞きましたが、これまでオムカは帝国の風下に立って苦労してきたというのでしょう?
その歴史を繰り返すつもりですかね。
あるいは命さえ助かれば後はいいってことですかね? ちょっと世の中舐めてんじゃないですか?
ん? 昔、命惜しさに敵に降伏して宰相になった人間がいる?
へぇ、そんな人がいるんですね。奇特な。私は知りません。そんな人。
「それで、いかがいたしましょうか?」
「いかがいたしましょうも何もないでしょう? 追い返してください。そんなことをしたら、近衛騎士団長と先鋒隊長さんと総司令官と軍師さんに殺されますよ、と」
「わ、分かりました……」
顔面を蒼白にした部下は、這う這うの体で部屋から出ていく。
「ふぅ、これで今日の仕事は終わりですかね」
「はい。あとは産業省の長官との会食と、王都防衛隊長との会合、それから今後の防諜についてミスト女史との会談があり、それから――」
「待った待った待った。え、それ今日のスケジュール? 今週のじゃなく?」
「はい、当然です」
いやいや、当り前じゃないですかと言われても困るんですが……。
あぁ、分かりました。どうせ最後だからと牛馬のようにこき使おうというわけですね。
さすが天才軍師。やることがこすっからい。
まぁ仕方ありませんね。
少しは正道というものを歩くのも悪くはないのではないでしょうか。
「では、仕事の続きと行きましょうか。あ、そうそう。この手紙を出しておいてください」
「手紙? 拝見しても?」
「やれやれ、信用ないですね。なに、大したものではありませんよ。ただの帝国にいる部下に対する、暗殺の指示書と貴族を蜂起させる指示書です」
「…………」
「なにか?」
「いえ、噂には聞いていましたが、涼しい顔をして恐ろしい指示を出されるのですね」
「恐ろしい? 何がでしょう? 私はただ、普通のことを指示しているだけですよ。乱世では当たり前の、ね」
「…………」
おやおや、この子もまだ正道というのが分かっていないようです。
何が何でも勝つ、という正しき道を。
ふむ、まぁ仕方ないでしょう。
この世界の人間で、そんなことを考える人間はあのお方くらいしかいませんでしたから。
というわけでジャンヌ・ダルク。
ここまで私がやったんですから、負けないでくださいよ?
私は死ぬのが死ぬより一番嫌なんですから。
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