587 / 627
第6章 知力100の美少女に転生したので、世界を救ってみた
第27話 白旗の使者
しおりを挟む
オムカ王国とエイン帝国の国境とも言える場所。
そのオムカ側の最前線がエイン砦ら砦群ならば、エイン帝国側はジュナン城と呼ばれる城だ。
そこを囲った。
オムカの兵2万とシータ軍2万。
城には1万5千ほどの兵がこもっている。
だがその半分が、先日返還した負傷兵で、戦闘には向かない。
だから城攻めの常道を鑑みても、十分すぎる兵力差だ。
ここを抜けば、もはや帝都まで遮るものはない。
ジュナン城より小型の城がいくつかあるらしいが、そこに籠る兵力はたかが知れている。
もはや勝負はほぼついたようなもの。
だからここで無駄に兵を失うのは馬鹿らしいので、ジュナン城の攻囲は北が開いている。
囲師必闕。
完全に囲んでしまえば、敵も死力を尽くして抵抗するから逃げ道を用意しておけ、という孫氏の兵法の基本だ。
だが囲んで数時間経つものの、矢も鉄砲も飛んでこなければ、敵が北から逃げ出す気配もない。
場内に煌夜と女神がいることは分かっている。
だとするとこの沈黙は何なのか。
何か狙いがあるとみてよいが、煌夜が誰にもしゃべっていないためか分からなかった。
そして結局その日は城を囲んだまま野営となった。
だが夜が明けても、なんの音沙汰もない。
こうなったらとりあえずひと当てして、相手の反応を見ようかと決めた時だ。
「白旗?」
「はい、白旗を掲げた騎馬の使者が2騎ほど、城から出てこちらに向かってきます」
伝令の報告を聞いて首をかしげる。
とはいえ初めて出た相手からの反応だ。
使者が何を伝えてくるのか。
それを検討するため、ジルと水鏡を呼んで相対することにした。
だが、その使者はある意味予想外だった。
「……達臣」
「よぅ、明彦」
まるで大学の構内で出会った時のように気さくに達臣が現れた。
背後に控えるのは、士官の格好をした女性だった。
「…………」
里奈が険しい表情で達臣を睨む。
前にあったことを考えれば、それはしょうがないのだが。
「心配しないでくれ。今日は争うつもりはないよ」
それでも里奈は警戒を解かない。
確かにだまし討ちをされる可能性がある。
だが俺はあえて達臣が護衛1人とはいえほぼ単騎で、白旗をあげてやってきたことの方が気になった。
だから俺は里奈を制止する。
「里奈、とりあえず話を聞こう」
「でも……」
「大丈夫だ。そうだろ、達臣?」
その問いかけは、あるいは願望であったのかもしれない。
達臣が、俺の知っている達臣であってほしい。
そんな願い。
果たして、
「ああ。今日は手紙を届けに来ただけだ」
その言葉に俺は少しほっとした。
けど次の瞬間には怪訝な顔をしていたはずだ。
「手紙?」
「パルルカ教皇様からのラブレターさ」
「パルルカ教皇って……」
「ラブレター!?」
俺が驚きを得ていた横で、里奈が素っ頓狂な声を出す。
「ラブレターってどういうこと!? パルルカ教皇って、煌夜さんのこと!? なんてことしてくれてんの、あんちくしょーめ! 明彦くんに色目使いやがってー!」
「いや、里奈。そんなわけないだろ」
「でも煌夜は男で、明彦くんは女だからね!」
「いや、意味が分からん……」
だからどうしたっていうんだよ。
てか俺は男だって言ってるだろ。
「なぁ、明彦。里奈ってこんなテンションだった?」
達臣が悲しいような、呆れたような、せつないような複雑な表情を見せる。
まぁ気持ちは分からないでもない。
「てかイラっとくるなぁ。これってノロケ? じれったいというか。さっさとくっつけよ、もう」
「そんな、くっつけだなんて。いやん」
「……変わったな、里奈」
まったくだ。
俺もこの里奈と元の世界の里奈が同一人物か疑いたくなる。
こほん、と達臣は咳払い1つ。
視線を俺に戻す――わけではなく、少し視線をそらした状態で懐から1通の手紙を取り出して、俺に差し出してきた。
「とにかく、会見のお誘いだと。内容は知らない。まぁ大体検討はつくだろ」
「……ああ」
会見、か。
達臣から手紙を受け取って内心ひとりごつ。
普通に考えればこの攻囲について。
普通に考えなければこの戦いの未来について。
果たして蛇が出か蛇が出るか。
折りたたまれた手紙を見ながら、ごくりと生唾を飲む。
そんな俺に興味をなくしたのか、達臣は踵を返す。
「それじゃあ僕はもう行く」
「待てよ、達臣」
「そっちに寝返るって話なら断る」
「うっ……」
読まれていたか。
なんだかんだあったけど、こいつとは友達だと思ってる。
だからできればもう、殺し合いとかはしたくないのだけど。
「知ってるか? 僕はお前のことが嫌いだったんだ」
「……俺はお前のことを友達だと思っていたよ。親がつくほどの」
「…………その言葉を、もっと前に聞きたかったな」
「そう、か」
どこかですれ違ってしまった達臣との道。
もう交わることはないのかと思うと、目が眩むほどの悲しみを覚える。
「じゃあな、明彦。また会おう」
また会おう、か。
その再会がどういうものになるか。あまり考えたくなかった。
俺と里奈、そしてジルと水鏡は去っていく達臣ともう1人の背を黙って見送る。
いや、切り替えろ。
あいつはあいつの道を進んだ。
俺は、俺の今後を考えないと。
そう気合を入れなおして、ジルたちと相談しようと振り返ると、
「ぷぷー! またフラれてやんのー! 前にも俺に同じこと言って断られてるよねー、ざまぁ! しかも今回は先回りされて食い気味に断られるとか、どんだけ人望ないの……って、リーナちゃん! 痛い、けど胸の感触が……あんまないか――って、嘘です! ギブ! ギブ! 関節はそっちに曲がらない!」
いつの間にか現れた尾田張人に、コブラツイストをきめる里奈。
なにやってんだか。
「ジル、俺は行こうと思う」
「反対はしませんが、お気をつけください。こういう時、相手の暗殺によって歴史が勝者と敗者が入れ替わることはままあることです」
「ああ、十分に分かってるよ。里奈、サール。頼めるか」
「ええ、当然です」「もち、ろん!」「ぎゃああああああ!」
里奈が言葉を吐くたびに、関節に負荷がかかった尾田張人の悲鳴が上がる。
残る1人。
水鏡はふんっと鼻を鳴らすと、
「私は遠慮しとくわ。話すようなことはないだろうし」
「そうか、水鏡。じゃあ留守をお願いしていいか」
「ええ」
これで会談が決定した。
果たして煌夜は何を考えているのか。
俺は一抹の不安を抱えながら、手紙を開いた。
そのオムカ側の最前線がエイン砦ら砦群ならば、エイン帝国側はジュナン城と呼ばれる城だ。
そこを囲った。
オムカの兵2万とシータ軍2万。
城には1万5千ほどの兵がこもっている。
だがその半分が、先日返還した負傷兵で、戦闘には向かない。
だから城攻めの常道を鑑みても、十分すぎる兵力差だ。
ここを抜けば、もはや帝都まで遮るものはない。
ジュナン城より小型の城がいくつかあるらしいが、そこに籠る兵力はたかが知れている。
もはや勝負はほぼついたようなもの。
だからここで無駄に兵を失うのは馬鹿らしいので、ジュナン城の攻囲は北が開いている。
囲師必闕。
完全に囲んでしまえば、敵も死力を尽くして抵抗するから逃げ道を用意しておけ、という孫氏の兵法の基本だ。
だが囲んで数時間経つものの、矢も鉄砲も飛んでこなければ、敵が北から逃げ出す気配もない。
場内に煌夜と女神がいることは分かっている。
だとするとこの沈黙は何なのか。
何か狙いがあるとみてよいが、煌夜が誰にもしゃべっていないためか分からなかった。
そして結局その日は城を囲んだまま野営となった。
だが夜が明けても、なんの音沙汰もない。
こうなったらとりあえずひと当てして、相手の反応を見ようかと決めた時だ。
「白旗?」
「はい、白旗を掲げた騎馬の使者が2騎ほど、城から出てこちらに向かってきます」
伝令の報告を聞いて首をかしげる。
とはいえ初めて出た相手からの反応だ。
使者が何を伝えてくるのか。
それを検討するため、ジルと水鏡を呼んで相対することにした。
だが、その使者はある意味予想外だった。
「……達臣」
「よぅ、明彦」
まるで大学の構内で出会った時のように気さくに達臣が現れた。
背後に控えるのは、士官の格好をした女性だった。
「…………」
里奈が険しい表情で達臣を睨む。
前にあったことを考えれば、それはしょうがないのだが。
「心配しないでくれ。今日は争うつもりはないよ」
それでも里奈は警戒を解かない。
確かにだまし討ちをされる可能性がある。
だが俺はあえて達臣が護衛1人とはいえほぼ単騎で、白旗をあげてやってきたことの方が気になった。
だから俺は里奈を制止する。
「里奈、とりあえず話を聞こう」
「でも……」
「大丈夫だ。そうだろ、達臣?」
その問いかけは、あるいは願望であったのかもしれない。
達臣が、俺の知っている達臣であってほしい。
そんな願い。
果たして、
「ああ。今日は手紙を届けに来ただけだ」
その言葉に俺は少しほっとした。
けど次の瞬間には怪訝な顔をしていたはずだ。
「手紙?」
「パルルカ教皇様からのラブレターさ」
「パルルカ教皇って……」
「ラブレター!?」
俺が驚きを得ていた横で、里奈が素っ頓狂な声を出す。
「ラブレターってどういうこと!? パルルカ教皇って、煌夜さんのこと!? なんてことしてくれてんの、あんちくしょーめ! 明彦くんに色目使いやがってー!」
「いや、里奈。そんなわけないだろ」
「でも煌夜は男で、明彦くんは女だからね!」
「いや、意味が分からん……」
だからどうしたっていうんだよ。
てか俺は男だって言ってるだろ。
「なぁ、明彦。里奈ってこんなテンションだった?」
達臣が悲しいような、呆れたような、せつないような複雑な表情を見せる。
まぁ気持ちは分からないでもない。
「てかイラっとくるなぁ。これってノロケ? じれったいというか。さっさとくっつけよ、もう」
「そんな、くっつけだなんて。いやん」
「……変わったな、里奈」
まったくだ。
俺もこの里奈と元の世界の里奈が同一人物か疑いたくなる。
こほん、と達臣は咳払い1つ。
視線を俺に戻す――わけではなく、少し視線をそらした状態で懐から1通の手紙を取り出して、俺に差し出してきた。
「とにかく、会見のお誘いだと。内容は知らない。まぁ大体検討はつくだろ」
「……ああ」
会見、か。
達臣から手紙を受け取って内心ひとりごつ。
普通に考えればこの攻囲について。
普通に考えなければこの戦いの未来について。
果たして蛇が出か蛇が出るか。
折りたたまれた手紙を見ながら、ごくりと生唾を飲む。
そんな俺に興味をなくしたのか、達臣は踵を返す。
「それじゃあ僕はもう行く」
「待てよ、達臣」
「そっちに寝返るって話なら断る」
「うっ……」
読まれていたか。
なんだかんだあったけど、こいつとは友達だと思ってる。
だからできればもう、殺し合いとかはしたくないのだけど。
「知ってるか? 僕はお前のことが嫌いだったんだ」
「……俺はお前のことを友達だと思っていたよ。親がつくほどの」
「…………その言葉を、もっと前に聞きたかったな」
「そう、か」
どこかですれ違ってしまった達臣との道。
もう交わることはないのかと思うと、目が眩むほどの悲しみを覚える。
「じゃあな、明彦。また会おう」
また会おう、か。
その再会がどういうものになるか。あまり考えたくなかった。
俺と里奈、そしてジルと水鏡は去っていく達臣ともう1人の背を黙って見送る。
いや、切り替えろ。
あいつはあいつの道を進んだ。
俺は、俺の今後を考えないと。
そう気合を入れなおして、ジルたちと相談しようと振り返ると、
「ぷぷー! またフラれてやんのー! 前にも俺に同じこと言って断られてるよねー、ざまぁ! しかも今回は先回りされて食い気味に断られるとか、どんだけ人望ないの……って、リーナちゃん! 痛い、けど胸の感触が……あんまないか――って、嘘です! ギブ! ギブ! 関節はそっちに曲がらない!」
いつの間にか現れた尾田張人に、コブラツイストをきめる里奈。
なにやってんだか。
「ジル、俺は行こうと思う」
「反対はしませんが、お気をつけください。こういう時、相手の暗殺によって歴史が勝者と敗者が入れ替わることはままあることです」
「ああ、十分に分かってるよ。里奈、サール。頼めるか」
「ええ、当然です」「もち、ろん!」「ぎゃああああああ!」
里奈が言葉を吐くたびに、関節に負荷がかかった尾田張人の悲鳴が上がる。
残る1人。
水鏡はふんっと鼻を鳴らすと、
「私は遠慮しとくわ。話すようなことはないだろうし」
「そうか、水鏡。じゃあ留守をお願いしていいか」
「ええ」
これで会談が決定した。
果たして煌夜は何を考えているのか。
俺は一抹の不安を抱えながら、手紙を開いた。
0
あなたにおすすめの小説
追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい
桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
おっさんが雑魚キャラに転生するも、いっぱしを目指す。
お茶飲み人の愛自好吾(あいじこうご)
ファンタジー
どこにでも居るような冴えないおっさん、山田 太郎(独身)は、かつてやり込んでいたファンタジーシミュレーションRPGの世界に転生する運びとなった。しかし、ゲーム序盤で倒される山賊の下っ端キャラだった。女神様から貰ったスキルと、かつてやり込んでいたゲーム知識を使って、生き延びようと決心するおっさん。はたして、モンスター蔓延る異世界で生き延びられるだろうか?ザコキャラ奮闘ファンタジーここに開幕。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる