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第1章 オムカ王国独立戦記
第47話 決起の日
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翌日の朝、王都を騒然とさせる報告が舞い込んだ。
いや、騒然とするのは一部の者たちだけで、一般民にはあまり関心のないことだったかもしれない。
ブリーダが南の金山で昨夜、ハカラに対して反乱を起こしたのだ。
その数3千。工夫や近隣の農民たちも混ざっているというから、その分戦力が増加したらしい。
遅れること半日、北の金山の方でも守備兵2千が兵をあげたという報告も舞い込んできた。
対するハカラたちはまず情報を集めた。
だがその動きは鈍い。
どうせ1千かそこらの蜂起だろうと高を括っているらしく、また散発的に発生しているため一度どっしり腰を下ろして一気にかたをつけようと思っているようだ。
一応国の代表ということで軍議にはマリアも出席した。
その情報がマリアからニーアへ、そしてニーアからクロエへと伝えられて俺に来た。
「動いたか」
「はい。教官殿からの伝言によると明日の朝に砦から5千。南のブリーダたちには王都から6千を派兵するみたいです」
報告が来てから対策を講じて軍を編成して出撃するのに約1日。
読み通りとはいえ、もっと早く決断できるだろ、とハカラを罵りたくなる。しないけど。
「約2倍か。地の利もあるし、ブリーダなら3千でなんとか半日は耐えられるだろう。てことは王都が残り9千、北の砦が残り5千か……」
「分断は成功したと思うんですけど、隊長殿は何が不満なんでしょうか」
「不満、っていうか不安だな。結局、策なんて言ってるけど実際何が起こるか分からない。やってみなきゃその成否は分からないんだよ」
「そんなことないです。山賊討伐の時だって、隊長殿は自信満々でしたから!」
そりゃあね。みんなの前ではそうするさ。
でもあれもぶっちゃけ出たとこ勝負なところはあった。
敵が追ってこなければ失敗だし、陣地に逃げ込む前に追いつかれたら死ぬし、うまく落とし穴にハマってくれるかも運だし、あれで降伏してくれたのも相手次第だし。
「あっ、討伐隊が出たみたいです」
クロエの言う通り、家の窓から大通りを見ると、ハカラの部下たちが整列を成して行進していくのが見えた。
ここから金山まで10時間以上。
恐らく今日は途中で野営して、明日の昼頃に戦闘開始だろう。
「敵の配置は分かってる。東西南北の各門に5百、王宮に4千、王都の見回りに3千か。外に出た6千の兵の動きは順調に進軍中。北の砦は5千のまま動きなし、か。となると4千対9千。サカキにはちょっと頑張ってもらわないといけないか」
『古の魔導書』を片手に兵力差を考えながらも何度もシミュレートする。
やはり一番の鍵はサカキが率いる3千だ。
迅速に王宮に攻め込み、ハカラの首を取る部隊になる。こればかりはサカキの力量に期待するしかない。
それから1日、俺は家に籠って考え続けた。
見落としはないか。不慮の事態は起こらないか。何度シミュレートしても完璧にはならないし、正解なんてものはないから不安が澱のように溜まっていくのをじっと見続けるような辛い時間だった。
そして――陽が落ちた。
「よし、行くぞ」
「はい、隊長殿」
大通りに出るとところどろこに灯りがついているが、人の数が少なくなったように見える。
6千もの兵がいなくなったのだからそれも当然か。
1カ月近く、奴らは帝国の威光を振りかざし、驕った暮らしにどっぷりと浸かっていた。
つまり緊張感がまるで感じられないのだ。外の乱れに乗じて、中から攻め落とすなんて少し考えたら分かるだろうのに、それすらも対策をしないのだ。
驕れるものは久しからず。
ならその驕りにとことん付き合ってやろう。
小走りに向かった営舎にははジルとサカキ、そして練兵場には4千の兵が所狭しと集まっていた。
「反乱の報告に勘のいい者たちが何かあると先に来たので、1日かけて手分けして部下を集めました」
ジルが少し照れながらも誇るように部下たちを紹介する。
まったく、優秀すぎるだろ。だがこれで少し時間が短縮できた。
「分かった。では早速作戦を説明する。ジル、声の大きい奴を10名選抜して東門と西門に向かわせてくれ。東門に向かった者は『西門にビンゴ軍が迫る。シータ軍も共に攻めてくる』と叫ぶんだ。西門はその逆だ。そうすれば東西の門に配置された兵は釘付けにされる。そしてジル自身は1千を連れて北門を制圧してくれ。万が一ハカラが逃げるとしたら王宮の裏門がある北門だ。逃げてきたら討ち取って」
「分かりました」
「そしてサカキ。お前が今回の主役だ。30分後に3千を連れて王宮に向かい、まずは100名を連れた上で、こう言って通してもらうんだ。『ビンゴとシータが連動して攻めてきている。元オムカ軍として王都を守るために協力したく100の兵を連れてきた』。うまく王宮の入口を制圧したら3千を突入させてハカラの首をとって来い。ハカラを討ったら、王宮の大鐘楼を打ち鳴らして。それが合図になる」
「へっへ、さすがジャンヌちゃん分かってる。俺はやるぜ。もし成功したらその時はデートぉぼっ! ぐ、グーは……ダメ」
「ニーアたち近衛騎士団が女王を守ってるから安心だとは思うけど、もし会ったら女王を守ってじっとしてろって言っておいて」
「へ、へーい」
「隊長殿、私たちジャンヌ隊はどうしましょう!?」
クロエが意気込んで聞いてくる。ジャンヌ隊って……あの新人たちか。いたのね。
「あー、じゃあ……俺の警護ってことで」
「はい! 全身全霊で隊長殿をお守りいたします!」
「ジャンヌ様、くれぐれも無理はなさらぬよう」
「ああ。ありがとうジル。お前もな」
「えー、ジャンヌちゃん俺は? てかジャンヌ隊ってなーに!? それなら俺が隊長やる!」
「申し訳ありませんサカキ連隊長。ジャンヌ隊は我々のみに許された称号。おいそれとお渡しすることはできません」
「うぅ、ならその連隊長権限で俺が隊長!」
「ふざけないでいただきたいですね、連隊長殿?」「そうだそうだ、横暴だ!」「ジャンヌ隊はジャンヌ様旗下の我々のものだ!」
「お前らうるさい!」
元気なのはいいけど、始まる前からこんな調子で大丈夫か。
「ジャンヌ様、ここはひとつ皆をまとめるお言葉を」
「ジル。それ俺、苦手だって言ったよね」
「しかしここに集まったのはオムカのためですが、ジャンヌ様の言葉で皆が集まったのです。ジャンヌ様のお言葉を受け、みな戦いたいのです」
そこまで言ってくれるのは嬉しいが、少し不安がよぎる。
天に二日なし。
その国のトップと同じくらいの信望を集めた人間がいた時、その国は真っ二つに割れる危険をはらんでいることになる。マリアと俺が対峙した時、彼らはどちらに味方するのか。
……いや、それを考えても仕方ない。今は作戦に集中すべきだ。
だから俺は練兵所の脇にかけてあった旗を手にすると、その石突で地面を勢いよく突いた。
「難しいことは言わない。この戦いの先にあるのは自由だ。俺の指示に従えばそれは叶う。ここで死ぬのはもったいないぞ!」
しんと静まり返った4千の瞳。
だがその中には炎が渦巻いて見える。
あとはこの熱を解放する。それが俺の役目だ。
だから言った。
「作戦開始!」
いや、騒然とするのは一部の者たちだけで、一般民にはあまり関心のないことだったかもしれない。
ブリーダが南の金山で昨夜、ハカラに対して反乱を起こしたのだ。
その数3千。工夫や近隣の農民たちも混ざっているというから、その分戦力が増加したらしい。
遅れること半日、北の金山の方でも守備兵2千が兵をあげたという報告も舞い込んできた。
対するハカラたちはまず情報を集めた。
だがその動きは鈍い。
どうせ1千かそこらの蜂起だろうと高を括っているらしく、また散発的に発生しているため一度どっしり腰を下ろして一気にかたをつけようと思っているようだ。
一応国の代表ということで軍議にはマリアも出席した。
その情報がマリアからニーアへ、そしてニーアからクロエへと伝えられて俺に来た。
「動いたか」
「はい。教官殿からの伝言によると明日の朝に砦から5千。南のブリーダたちには王都から6千を派兵するみたいです」
報告が来てから対策を講じて軍を編成して出撃するのに約1日。
読み通りとはいえ、もっと早く決断できるだろ、とハカラを罵りたくなる。しないけど。
「約2倍か。地の利もあるし、ブリーダなら3千でなんとか半日は耐えられるだろう。てことは王都が残り9千、北の砦が残り5千か……」
「分断は成功したと思うんですけど、隊長殿は何が不満なんでしょうか」
「不満、っていうか不安だな。結局、策なんて言ってるけど実際何が起こるか分からない。やってみなきゃその成否は分からないんだよ」
「そんなことないです。山賊討伐の時だって、隊長殿は自信満々でしたから!」
そりゃあね。みんなの前ではそうするさ。
でもあれもぶっちゃけ出たとこ勝負なところはあった。
敵が追ってこなければ失敗だし、陣地に逃げ込む前に追いつかれたら死ぬし、うまく落とし穴にハマってくれるかも運だし、あれで降伏してくれたのも相手次第だし。
「あっ、討伐隊が出たみたいです」
クロエの言う通り、家の窓から大通りを見ると、ハカラの部下たちが整列を成して行進していくのが見えた。
ここから金山まで10時間以上。
恐らく今日は途中で野営して、明日の昼頃に戦闘開始だろう。
「敵の配置は分かってる。東西南北の各門に5百、王宮に4千、王都の見回りに3千か。外に出た6千の兵の動きは順調に進軍中。北の砦は5千のまま動きなし、か。となると4千対9千。サカキにはちょっと頑張ってもらわないといけないか」
『古の魔導書』を片手に兵力差を考えながらも何度もシミュレートする。
やはり一番の鍵はサカキが率いる3千だ。
迅速に王宮に攻め込み、ハカラの首を取る部隊になる。こればかりはサカキの力量に期待するしかない。
それから1日、俺は家に籠って考え続けた。
見落としはないか。不慮の事態は起こらないか。何度シミュレートしても完璧にはならないし、正解なんてものはないから不安が澱のように溜まっていくのをじっと見続けるような辛い時間だった。
そして――陽が落ちた。
「よし、行くぞ」
「はい、隊長殿」
大通りに出るとところどろこに灯りがついているが、人の数が少なくなったように見える。
6千もの兵がいなくなったのだからそれも当然か。
1カ月近く、奴らは帝国の威光を振りかざし、驕った暮らしにどっぷりと浸かっていた。
つまり緊張感がまるで感じられないのだ。外の乱れに乗じて、中から攻め落とすなんて少し考えたら分かるだろうのに、それすらも対策をしないのだ。
驕れるものは久しからず。
ならその驕りにとことん付き合ってやろう。
小走りに向かった営舎にははジルとサカキ、そして練兵場には4千の兵が所狭しと集まっていた。
「反乱の報告に勘のいい者たちが何かあると先に来たので、1日かけて手分けして部下を集めました」
ジルが少し照れながらも誇るように部下たちを紹介する。
まったく、優秀すぎるだろ。だがこれで少し時間が短縮できた。
「分かった。では早速作戦を説明する。ジル、声の大きい奴を10名選抜して東門と西門に向かわせてくれ。東門に向かった者は『西門にビンゴ軍が迫る。シータ軍も共に攻めてくる』と叫ぶんだ。西門はその逆だ。そうすれば東西の門に配置された兵は釘付けにされる。そしてジル自身は1千を連れて北門を制圧してくれ。万が一ハカラが逃げるとしたら王宮の裏門がある北門だ。逃げてきたら討ち取って」
「分かりました」
「そしてサカキ。お前が今回の主役だ。30分後に3千を連れて王宮に向かい、まずは100名を連れた上で、こう言って通してもらうんだ。『ビンゴとシータが連動して攻めてきている。元オムカ軍として王都を守るために協力したく100の兵を連れてきた』。うまく王宮の入口を制圧したら3千を突入させてハカラの首をとって来い。ハカラを討ったら、王宮の大鐘楼を打ち鳴らして。それが合図になる」
「へっへ、さすがジャンヌちゃん分かってる。俺はやるぜ。もし成功したらその時はデートぉぼっ! ぐ、グーは……ダメ」
「ニーアたち近衛騎士団が女王を守ってるから安心だとは思うけど、もし会ったら女王を守ってじっとしてろって言っておいて」
「へ、へーい」
「隊長殿、私たちジャンヌ隊はどうしましょう!?」
クロエが意気込んで聞いてくる。ジャンヌ隊って……あの新人たちか。いたのね。
「あー、じゃあ……俺の警護ってことで」
「はい! 全身全霊で隊長殿をお守りいたします!」
「ジャンヌ様、くれぐれも無理はなさらぬよう」
「ああ。ありがとうジル。お前もな」
「えー、ジャンヌちゃん俺は? てかジャンヌ隊ってなーに!? それなら俺が隊長やる!」
「申し訳ありませんサカキ連隊長。ジャンヌ隊は我々のみに許された称号。おいそれとお渡しすることはできません」
「うぅ、ならその連隊長権限で俺が隊長!」
「ふざけないでいただきたいですね、連隊長殿?」「そうだそうだ、横暴だ!」「ジャンヌ隊はジャンヌ様旗下の我々のものだ!」
「お前らうるさい!」
元気なのはいいけど、始まる前からこんな調子で大丈夫か。
「ジャンヌ様、ここはひとつ皆をまとめるお言葉を」
「ジル。それ俺、苦手だって言ったよね」
「しかしここに集まったのはオムカのためですが、ジャンヌ様の言葉で皆が集まったのです。ジャンヌ様のお言葉を受け、みな戦いたいのです」
そこまで言ってくれるのは嬉しいが、少し不安がよぎる。
天に二日なし。
その国のトップと同じくらいの信望を集めた人間がいた時、その国は真っ二つに割れる危険をはらんでいることになる。マリアと俺が対峙した時、彼らはどちらに味方するのか。
……いや、それを考えても仕方ない。今は作戦に集中すべきだ。
だから俺は練兵所の脇にかけてあった旗を手にすると、その石突で地面を勢いよく突いた。
「難しいことは言わない。この戦いの先にあるのは自由だ。俺の指示に従えばそれは叶う。ここで死ぬのはもったいないぞ!」
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だから言った。
「作戦開始!」
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