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第2章 南郡平定戦
閑話9 マリアンヌ・オムルカ(オムカ王国 第1王女) 後
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「ジャーンヌ! 何かあったかの!」
勢いよく飛び込んだ執務室。
そこにはジャンヌがいて暖かく迎えてくれる。
そんな幻想を抱いていた。
だが――
「戴冠式の巡幸パレードのスケジュール、どうなってるの!? そこが決まらなきゃ、軍の護衛もままならないでしょ! 女王様を危険にさらす気!?」
「これ、出丸の設計図。この通りに組めば問題ないから。宰相の許可? そんなもんいらないって! 土を掘って土を盛る、木を切って組み立てる、それだけ。費用は掛かってないから軍部が勝手にやる! ハワードの爺さんから許可はもらってるんだからそっちでいい!」
「各国の情報、まとめろって言ったでしょ! これじゃどこを見ていいか分からない! 国ごとに部類分けして、もっと見やすくできる!」
慌ただしく人々が行きかう嵐のような場所で、ジャンヌの声がひときわ大きく響いている。
そのジャンヌから指令を受けた廷臣が慌ただしく部屋から出ていく。
自分に気づかないほど、切羽詰まった表情だ。
そして部屋の中心には、見たこともないような恐ろしい顔をしたジャンヌがいる。
そのジャンヌを見て、はからずとも体が硬直してしまった。ものすごい圧を感じたと言ってもいい。
ふとジャンヌが顔をあげた。
そこでようやく自分に気づいたようで、
「ん……あぁ、女王様。申し訳ありません。こんなバタバタとした場所で」
「あ、いや……いいのじゃ」
どこか他人行儀なジャンヌの態度。
いや、ここは公の場だから、部下たちの手前、余を立ててくれているのだろう。きっと。
「それより用があるとニーアに聞いたのじゃが?」
「あー…………はい。えっと、その頼みと言うか…………くそ、ニーアのやつ……たいした用事でもないから後でこっちから行くって言ったのに」
ぶつぶつとニーアに文句を言うジャンヌ。
うーん、こんな真剣な顔のジャンヌも美しいのぅ。
「いえ、たいした用事ではないのです。戴冠式のスケジュールがまだ決まらないので、女王様との打ち合わせはもう少し時間がかかる、そうお伝えしたいだけでしたので、お越しいただくことはなかったのですが……」
おおぅ、本当にたいした用事じゃないのぅ。
けどそれを理由にしてでも、助け船を出してくれたニーアには感謝しかない。
「なんの。自分の足で回ることも上に立つ者としては当然のことじゃからの」
「立派な心掛けです――が、学ぶことも大事ですよ。女王様は今は勉強の時間ではなかったですか?」
ぐっ、さすがはジャンヌ。
だがここで負けるわけにはいかぬ。
「そ、それがの。おばばが体調不良での。自習となったのじゃ」
「そうでしたか。朝に会った時は元気そうでしたが」
「お、お昼に当たったそうなのじゃ! もうお腹ごろごろなのじゃ!」
「それは大変ですね。あとでお見舞いに行くとしましょう。女王様に歴史学を教えるよう頼んだのは自分なので」
「い、いや! ジャンヌも忙しいだろうし、余がちゃんと伝えて看病するから大丈夫じゃ!」
「…………分かりました。それでは自分は仕事がありますので」
え……これだけなのか。
もっとジャンヌとお話したい。
シータでのことも教えてもらってないし。
何より勉強に戻るのが嫌じゃ!
「え、えっとじゃなジャンヌ。この後なんじゃが」
「すみませんが人を待たせているので」
「人?」
部屋の中を見てみるが、先ほど追い出された人たち以外、誰もいない。
「誰もおらんぞ?」
「いますよ、そこに」
「あ、はい」
急に左隣で男性の声がした。
振り返る。今まで誰もいなかった場所に、痩身の見るからに不健康そうな男性が立っていた。
「のじゃ!? い、いつの間に余の横に!?」
「最初からいましたよ」
なんと……ここまで気配を感じさせないのはすさまじい。
今もいるのかいないのか凄い曖昧じゃ。
「紹介します、イッガーです。元は志願兵にいましたが、別の仕事を手伝ってもらうために呼びました」
「別の仕事……?」
「諜報です。他国の情勢を掴んでおかないとこの国もあっという間に滅びますからね。さすがに自分だけじゃ手が回らなくなってきたので、専門の部隊を作ろうと思いまして」
「なるほどのぅ……」
正直良く分からなかったけど、ジャンヌが必要と思うならそうすればいいと思う。
「というわけでここに来てくれたってことは、やってくれるってことだな?」
ジャンヌが真剣なまなざしを男、イッガーに向ける。
あふぅ、その視線。余が受けたいのじゃ。
「あー、はい。そんな感じで。お願いします」
なんかやる気のなさそうなやつじゃのぅ。大丈夫なのか。
「分かった。それじゃあよろしく頼む。さっそく顔合わせをしようか。正直エインに支配されてこういったことをやれる人間がほとんどいないんだ。それでも軍に向かないけど、こういった仕事ができそうなやつを爺さんたちが選んでくれてる」
「はぁ……でもその前に。これ見てもらっていいですか」
イッガーがジャンヌに手にした書類を手渡す。
「ん……これは」
「南郡の調査結果です。クロエ教官に許可をもらって、1カ月ほど旅してみました」
「なんだって……!? ちょっと待て。読む。いや、説明してくれ。見たこと聞いたこと、全部聞きたい」
「あ、はいー了解です」
やる気があるのかないのか、のんびりした返事をするイッガーだが、それに対するジャンヌの食いつきは半端ない。
ふとジャンヌがこっちを見た。
その顔には申し訳なさが際立っているが、不審の色もあった。まだいたのか、という邪魔者を見る目だ。
「すみませんが女王様。用事は済みましたので、お引き取りを」
「う、うむ……しかし、シータの話を……」
「申し訳ありません。今は女王様の戴冠式のことで自分には時間が取れないのです。先日のように遊んでいる時間も今はありません。……ですが必ず時間を取りますので、今は」
「そ、そうか……ジャンヌも忙しいのだろうし。分かった、のじゃ……」
ジャンヌの視線に押し出されるように後ずさりして、そのまま執務室から出る。
背後でジャンヌとあのイッガーとかいう男の声がしたが、耳には入ってこなかった。
この気持ち、なんだろう。
そうだ、悔しいだ。
ジャンヌを取られたみたいで、ジャンヌにないがしろにされたみたいで、何よりそんなことを考えてしまう自分が嫌で。
半年前。
あの頃は色々大変だったけど、ジャンヌが傍にいて頑張る姿を見せてくれたから楽しかった。嬉しかった。心強かった。
けど独立を果たして、軍師として国政に携わる身となって、ジャンヌは変わった気がする。
違う、自分が遠いところに行ってしまうのだ。
女王という、この国の一番偉い場所に。
きっとこの変化はそのせい。
だからジャンヌは悪くない。
むしろ自分のわがままがいけない。
だから寂しくない。
だから悔しくない。
だから悲しくない。
王になるのだから、そんな感情に負けてはいけないのだ。
それはジャンヌに教わったこと。
だからやらなければ。
だから守らなければ。
だから耐えなければ。
だけど――
だけど――
「胸が……痛い……のじゃ」
「女王様? どうかされましたか?」
声をかけられた。
ニーアだ。
その顔を見た途端、何と言ったらいいか分からず、何が嫌なのかもわからず、それでもあふれ出て来る思いを抑えきれずに、目から水がこぼれ出た。
ニーアが目を見開く。
「今は、とりあえずお部屋に参りましょう」
どこをどう行ったか分からない。
だがいつの間にか、自分の部屋に戻って、そこはニーアと二人きりの場所だった。
そこで語った。
ジャンヌのやってること。
ジャンヌとの会話。
自分の想い。
それらをすべてぶちまけて、ニーアは無表情にそれを聞いてくれた。
そしてすべてを語り合った後、残ったのは徒労感。
「そうですか……あの馬鹿」
「ニーア……怒っておるのかの?」
「失礼しました。いえ、女王様に怒るなんて不遜なことはいたしません。むしろあの頭でっかちに対してです。ご安心ください。私はどこに行っても女王様の味方ですから」
「そうか……でも余のせいでニーアとジャンヌが喧嘩するのは嫌なのじゃ」
「お優しい女王様。大丈夫です。そのようなことにはなりませんから。また、みんなでお風呂に入りましょう」
「そ、そうじゃな!その時はジャンヌを隅々まで堪能すればいいんじゃな!」
「ええ、その通りです」
ニーアが優しく微笑む。
その笑顔に、その言葉に、これまでどれだけ救われてきたか。
だがその中に、どこか陰りがあるのをその時は感じてしまった。
勢いよく飛び込んだ執務室。
そこにはジャンヌがいて暖かく迎えてくれる。
そんな幻想を抱いていた。
だが――
「戴冠式の巡幸パレードのスケジュール、どうなってるの!? そこが決まらなきゃ、軍の護衛もままならないでしょ! 女王様を危険にさらす気!?」
「これ、出丸の設計図。この通りに組めば問題ないから。宰相の許可? そんなもんいらないって! 土を掘って土を盛る、木を切って組み立てる、それだけ。費用は掛かってないから軍部が勝手にやる! ハワードの爺さんから許可はもらってるんだからそっちでいい!」
「各国の情報、まとめろって言ったでしょ! これじゃどこを見ていいか分からない! 国ごとに部類分けして、もっと見やすくできる!」
慌ただしく人々が行きかう嵐のような場所で、ジャンヌの声がひときわ大きく響いている。
そのジャンヌから指令を受けた廷臣が慌ただしく部屋から出ていく。
自分に気づかないほど、切羽詰まった表情だ。
そして部屋の中心には、見たこともないような恐ろしい顔をしたジャンヌがいる。
そのジャンヌを見て、はからずとも体が硬直してしまった。ものすごい圧を感じたと言ってもいい。
ふとジャンヌが顔をあげた。
そこでようやく自分に気づいたようで、
「ん……あぁ、女王様。申し訳ありません。こんなバタバタとした場所で」
「あ、いや……いいのじゃ」
どこか他人行儀なジャンヌの態度。
いや、ここは公の場だから、部下たちの手前、余を立ててくれているのだろう。きっと。
「それより用があるとニーアに聞いたのじゃが?」
「あー…………はい。えっと、その頼みと言うか…………くそ、ニーアのやつ……たいした用事でもないから後でこっちから行くって言ったのに」
ぶつぶつとニーアに文句を言うジャンヌ。
うーん、こんな真剣な顔のジャンヌも美しいのぅ。
「いえ、たいした用事ではないのです。戴冠式のスケジュールがまだ決まらないので、女王様との打ち合わせはもう少し時間がかかる、そうお伝えしたいだけでしたので、お越しいただくことはなかったのですが……」
おおぅ、本当にたいした用事じゃないのぅ。
けどそれを理由にしてでも、助け船を出してくれたニーアには感謝しかない。
「なんの。自分の足で回ることも上に立つ者としては当然のことじゃからの」
「立派な心掛けです――が、学ぶことも大事ですよ。女王様は今は勉強の時間ではなかったですか?」
ぐっ、さすがはジャンヌ。
だがここで負けるわけにはいかぬ。
「そ、それがの。おばばが体調不良での。自習となったのじゃ」
「そうでしたか。朝に会った時は元気そうでしたが」
「お、お昼に当たったそうなのじゃ! もうお腹ごろごろなのじゃ!」
「それは大変ですね。あとでお見舞いに行くとしましょう。女王様に歴史学を教えるよう頼んだのは自分なので」
「い、いや! ジャンヌも忙しいだろうし、余がちゃんと伝えて看病するから大丈夫じゃ!」
「…………分かりました。それでは自分は仕事がありますので」
え……これだけなのか。
もっとジャンヌとお話したい。
シータでのことも教えてもらってないし。
何より勉強に戻るのが嫌じゃ!
「え、えっとじゃなジャンヌ。この後なんじゃが」
「すみませんが人を待たせているので」
「人?」
部屋の中を見てみるが、先ほど追い出された人たち以外、誰もいない。
「誰もおらんぞ?」
「いますよ、そこに」
「あ、はい」
急に左隣で男性の声がした。
振り返る。今まで誰もいなかった場所に、痩身の見るからに不健康そうな男性が立っていた。
「のじゃ!? い、いつの間に余の横に!?」
「最初からいましたよ」
なんと……ここまで気配を感じさせないのはすさまじい。
今もいるのかいないのか凄い曖昧じゃ。
「紹介します、イッガーです。元は志願兵にいましたが、別の仕事を手伝ってもらうために呼びました」
「別の仕事……?」
「諜報です。他国の情勢を掴んでおかないとこの国もあっという間に滅びますからね。さすがに自分だけじゃ手が回らなくなってきたので、専門の部隊を作ろうと思いまして」
「なるほどのぅ……」
正直良く分からなかったけど、ジャンヌが必要と思うならそうすればいいと思う。
「というわけでここに来てくれたってことは、やってくれるってことだな?」
ジャンヌが真剣なまなざしを男、イッガーに向ける。
あふぅ、その視線。余が受けたいのじゃ。
「あー、はい。そんな感じで。お願いします」
なんかやる気のなさそうなやつじゃのぅ。大丈夫なのか。
「分かった。それじゃあよろしく頼む。さっそく顔合わせをしようか。正直エインに支配されてこういったことをやれる人間がほとんどいないんだ。それでも軍に向かないけど、こういった仕事ができそうなやつを爺さんたちが選んでくれてる」
「はぁ……でもその前に。これ見てもらっていいですか」
イッガーがジャンヌに手にした書類を手渡す。
「ん……これは」
「南郡の調査結果です。クロエ教官に許可をもらって、1カ月ほど旅してみました」
「なんだって……!? ちょっと待て。読む。いや、説明してくれ。見たこと聞いたこと、全部聞きたい」
「あ、はいー了解です」
やる気があるのかないのか、のんびりした返事をするイッガーだが、それに対するジャンヌの食いつきは半端ない。
ふとジャンヌがこっちを見た。
その顔には申し訳なさが際立っているが、不審の色もあった。まだいたのか、という邪魔者を見る目だ。
「すみませんが女王様。用事は済みましたので、お引き取りを」
「う、うむ……しかし、シータの話を……」
「申し訳ありません。今は女王様の戴冠式のことで自分には時間が取れないのです。先日のように遊んでいる時間も今はありません。……ですが必ず時間を取りますので、今は」
「そ、そうか……ジャンヌも忙しいのだろうし。分かった、のじゃ……」
ジャンヌの視線に押し出されるように後ずさりして、そのまま執務室から出る。
背後でジャンヌとあのイッガーとかいう男の声がしたが、耳には入ってこなかった。
この気持ち、なんだろう。
そうだ、悔しいだ。
ジャンヌを取られたみたいで、ジャンヌにないがしろにされたみたいで、何よりそんなことを考えてしまう自分が嫌で。
半年前。
あの頃は色々大変だったけど、ジャンヌが傍にいて頑張る姿を見せてくれたから楽しかった。嬉しかった。心強かった。
けど独立を果たして、軍師として国政に携わる身となって、ジャンヌは変わった気がする。
違う、自分が遠いところに行ってしまうのだ。
女王という、この国の一番偉い場所に。
きっとこの変化はそのせい。
だからジャンヌは悪くない。
むしろ自分のわがままがいけない。
だから寂しくない。
だから悔しくない。
だから悲しくない。
王になるのだから、そんな感情に負けてはいけないのだ。
それはジャンヌに教わったこと。
だからやらなければ。
だから守らなければ。
だから耐えなければ。
だけど――
だけど――
「胸が……痛い……のじゃ」
「女王様? どうかされましたか?」
声をかけられた。
ニーアだ。
その顔を見た途端、何と言ったらいいか分からず、何が嫌なのかもわからず、それでもあふれ出て来る思いを抑えきれずに、目から水がこぼれ出た。
ニーアが目を見開く。
「今は、とりあえずお部屋に参りましょう」
どこをどう行ったか分からない。
だがいつの間にか、自分の部屋に戻って、そこはニーアと二人きりの場所だった。
そこで語った。
ジャンヌのやってること。
ジャンヌとの会話。
自分の想い。
それらをすべてぶちまけて、ニーアは無表情にそれを聞いてくれた。
そしてすべてを語り合った後、残ったのは徒労感。
「そうですか……あの馬鹿」
「ニーア……怒っておるのかの?」
「失礼しました。いえ、女王様に怒るなんて不遜なことはいたしません。むしろあの頭でっかちに対してです。ご安心ください。私はどこに行っても女王様の味方ですから」
「そうか……でも余のせいでニーアとジャンヌが喧嘩するのは嫌なのじゃ」
「お優しい女王様。大丈夫です。そのようなことにはなりませんから。また、みんなでお風呂に入りましょう」
「そ、そうじゃな!その時はジャンヌを隅々まで堪能すればいいんじゃな!」
「ええ、その通りです」
ニーアが優しく微笑む。
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