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第3章 帝都潜入作戦
第38話 駆け引き
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敵が動き出したのはそれから2時間後だった。
陽はまだ中天に差し掛かっていない。
どうやら敵は部隊を2つにしたようだ。
昨日のブリーダが討ち取った将というのは、ひょっとしたら一方の軍の司令官だったのかもしれない。
正直、それで兵力差による圧力がなくなったかと言えばそんなことはないのだが、敵の柔軟性が1つ失われたと考えればこれは大きい。
俺たちの陣からはウィットの400騎が離れた。
戦場を迂回して、タルフ関へ向かう。
もちろん相手はそれを察知していて、騎馬隊3千ほどを追撃に向かわせた。
確実に殲滅させるためか、行先が帝都だからか、念を入れての大兵力だった。
これで相手の機動力と攻撃力を大きく削ったことになるのだが……後はウィット任せだ。信じよう。
「隊長どーの、のど渇きませんか?」
クロエが馬を寄せて聞いてくる。
ウィットにマールとルックがついていったが、こいつは残った。
なんでも、
『ジャンヌ隊がいなくなったら誰が隊長殿を守るんですか!』
というごり押しで。
言ってることは至極もっともなんだけど、本陣にいる俺が危険な目にあったらその時点で負け戦確定だからな。
まぁ、こいつの閃きには色々助けられたこともあったし、傍に置いておくと便利だろうということでそれを了承した。
もちろん、ウィットたちの反感は買っただろうが……そこら辺のケアも必要とかめんどくさいぞ。
ちなみに竜胆とイッガーは砦に残したままだ。
イッガーにはやることがあるし、竜胆は正直何も知らない状態で戦場にいられても邪魔だから置いてきた。
だから戦力としては、俺もといハワードの爺さんが率いる本陣の歩兵1万4千。それを2千ずつ3段にして、中央の本隊と左翼で2つ作り、残りを本陣とする。
あとは増強されたブリーダの騎兵3千。
クルレーンの鉄砲隊1千は左翼に回した。
以上が俺たちオムカ王国軍の総数だ。
対する敵は、およそ3万強が歩兵。あとの1万5千ほどが騎兵で、鉄砲隊は2、3千はいるだろう。
そのうち、4千を5段に分けた歩兵2万が右翼、こちらの左から回り込む部隊に。残り2千強を5段にした歩兵と鉄砲隊が中央。そして騎馬隊1万ほどが駆けまわっている。
残りの騎馬は本陣として後方に控えているのだろう。
戦力差はおよそ3倍。数で考えれば絶望しかない。
しかも総大将を討とうにも後方に隠れられてしまったら迂闊に手は出せない。
相手は包囲殲滅から堅実にこちらを押しつぶす構えにシフトしたことになる。
1つの戦い方に固執しないこの敵。やはり強い。
「そろそろ来そうですね」
「なんでそう思う、クロエ?」
「だってやるぞ、って気がもやもやしてるじゃないですか」
「わけがわからん」
やるぞって気ってなんだよ。
気功でもやるのかよ。
「いや、来るぞ。間違いなく相手の陣から気が充実しておる」
横からハワードの爺さんが口を挟んできた。
「なんだよ、それ。気って言われてもよ分かんねぇよ」
「あるんじゃよ。軍の放つ気というものが。説明はできんが……こう、分かる。そうだな、お主はひ弱そうじゃからの。少し鍛えたら分かるかな」
んなこと言われても……俺に中国拳法でも習えってか?
筋力最低値なのに。
「馬防柵を並べよ!」
しっくり来ていない俺をよそに、ハワードの爺さんの号令で、前方に急ごしらえの柵が設置される。
騎馬隊の突撃を防ぎ、鉄砲で打ち倒すためのものだが、正直あまり効果はないと思っている。
なぜならこの開けた場所では左右やさらに後ろにも回り込めるからだ。
ではそちらにも柵を置けばいいと思うが、そんな兵力はないし、四方に注意を展開する守りの陣にしかならない。そして一度守りに入れば、数で押し包まれる。
1万騎の突撃を正面から受ける余力はないので、こうするしかなかった。
それとこれはもう1つの仕掛けになる。
騎馬隊はブリーダに任せつつ、できる限りで戦うしかない。
「敵、動きます!」
本当に来た。
ハワードの爺さんとクロエの読みの確かさを認めつつも、動揺する心を抑え込む。
このまま受けに回ったら負ける。
ならば――
「鉄砲隊、構え!」
クルレーンの号令が響く。
敵の鉄砲隊は正面。ならば叩くは、左!
「撃て!」
鉄砲隊から弾丸が吐き出されて、左翼に回り込もうとする敵の先頭を打ち倒していく。
鉄砲隊同士で撃ち合うより、少しでも別動隊を削る。
同時、正面の敵からも応射が来る。
馬防柵では鉄砲は防げない。
「盾構え!」
昨日の鉄盾が馬防柵の後ろに並べられる。
金属音が鳴り、敵の弾丸が防がれる。1度しか使えないと思ったものの、やはり鉄砲を防げる盾ということだけで価値がある。乱戦になったら捨てればいい。
正面は敵の鉄砲を防ぎ、こちらの鉄砲で敵の右翼を突き崩す。
ひとまずはそれが嵌まった形になる。
もちろん相手も黙ってやられるわけにはいかない。
地鳴り。騎馬隊の3千ほどが左翼、クルレーンの方へと突っ込んでいく。
ブリーダだけで1万もの騎馬隊を防ぐのはやはり辛いか。
「クルレーン、下がれ!」
旗を振って合図を出す。
騎馬隊に突っ込まれれば、ほぼ無防備な鉄砲隊だ。蹂躙されるだけになる。だから歩兵部隊で槍衾をつくって防ぐしかない。
だがクルレーンは退かない。
死ぬ気か。思った途端、銃声が響いた。
騎馬隊の先頭がバタバタと倒れる。その横からブリーダの騎馬隊が突っ込み、敵を馬から落としていく。
その間にクルレーンは悠然と下がり、歩兵が前に出て騎馬隊に対する構えを取った。
「ふてぶてしいほど冷静じゃのぅ」
「本当に、頼もしい奴だ」
クルレーンの活躍でひとまず相手の出鼻はくじいた。
だが鉄砲隊が退いたことは相手にも見えただろう。距離もなんだかんだで詰められている。
だから次が来る。相手も鉄砲隊を下げて、歩兵で押してくる。
さらに弓が来た。
さすがに鉄盾は対鉄砲要因ということで、厚さはあるものの背は高くない。
だから山なりに来る弓には無意味。
「盾隊! 移動しろ! 第2段は弓で応射!」
こちらも応射しつつ、盾を横に移動させた。
これで前面には馬防柵のみ、左翼には鉄盾が入る。
弓の応酬が終わると、次は歩兵同士の激突だ。
敵の怒涛の足音が間近に迫る。
ぶつかった。
だが今にも逃げ出したくなるのを堪えて、俺は号令を出した。
「爆雷、投げ!」
陶器に火薬を敷き詰め、導火線に火をともした爆雷が敵右翼の歩兵に投げられる。いわば手りゅう弾だ。
爆発すれば割れた陶器の破片で敵は傷つく。さらに衝撃で敵の陣形が崩れる。味方への被害は鉄盾で防いだ。殺傷力はやはりまだそこまでないが、相手を混乱させるには十分だった。
「左翼、出ろ!」
盾兵がどいて、その間から歩兵が前に出る。
混乱した敵に歩兵がぶつかった。
まずは歩兵。
やはり量の多い敵右翼が狙い目だ。というよりそれを崩さない限りこちらに勝利はない。
ここまでやってなんとか互角。
問題はこれからだ。
時間が経つにつれ、兵力差というものが大きく響いてくる。
相手は5段に構えているから1段の攻撃が終われば、その後に十分休める。だがこちらは3段しかないから、休む間が少なくどんどん体力を削られていく。
だから行動するなら今のうち。
まだ疲れが出ていない序盤に攻勢をかけるしかない。
だから中央の3段目の2千を、右回りに敵の中央軍を横から突かせるために移動をさせようとした時、
「……ん?」
ふと右手に何かが見えた。
そこは軍のいない、いわば空白地帯。
だからこそそこに土煙があがれば嫌でも目立つ。
……騎馬隊?
ブリーダ、ではない。
彼は逆の左手で騎兵1万とせめぎ合っている。
ならどこの――
それを認識する前に、衝撃が来た。
陽はまだ中天に差し掛かっていない。
どうやら敵は部隊を2つにしたようだ。
昨日のブリーダが討ち取った将というのは、ひょっとしたら一方の軍の司令官だったのかもしれない。
正直、それで兵力差による圧力がなくなったかと言えばそんなことはないのだが、敵の柔軟性が1つ失われたと考えればこれは大きい。
俺たちの陣からはウィットの400騎が離れた。
戦場を迂回して、タルフ関へ向かう。
もちろん相手はそれを察知していて、騎馬隊3千ほどを追撃に向かわせた。
確実に殲滅させるためか、行先が帝都だからか、念を入れての大兵力だった。
これで相手の機動力と攻撃力を大きく削ったことになるのだが……後はウィット任せだ。信じよう。
「隊長どーの、のど渇きませんか?」
クロエが馬を寄せて聞いてくる。
ウィットにマールとルックがついていったが、こいつは残った。
なんでも、
『ジャンヌ隊がいなくなったら誰が隊長殿を守るんですか!』
というごり押しで。
言ってることは至極もっともなんだけど、本陣にいる俺が危険な目にあったらその時点で負け戦確定だからな。
まぁ、こいつの閃きには色々助けられたこともあったし、傍に置いておくと便利だろうということでそれを了承した。
もちろん、ウィットたちの反感は買っただろうが……そこら辺のケアも必要とかめんどくさいぞ。
ちなみに竜胆とイッガーは砦に残したままだ。
イッガーにはやることがあるし、竜胆は正直何も知らない状態で戦場にいられても邪魔だから置いてきた。
だから戦力としては、俺もといハワードの爺さんが率いる本陣の歩兵1万4千。それを2千ずつ3段にして、中央の本隊と左翼で2つ作り、残りを本陣とする。
あとは増強されたブリーダの騎兵3千。
クルレーンの鉄砲隊1千は左翼に回した。
以上が俺たちオムカ王国軍の総数だ。
対する敵は、およそ3万強が歩兵。あとの1万5千ほどが騎兵で、鉄砲隊は2、3千はいるだろう。
そのうち、4千を5段に分けた歩兵2万が右翼、こちらの左から回り込む部隊に。残り2千強を5段にした歩兵と鉄砲隊が中央。そして騎馬隊1万ほどが駆けまわっている。
残りの騎馬は本陣として後方に控えているのだろう。
戦力差はおよそ3倍。数で考えれば絶望しかない。
しかも総大将を討とうにも後方に隠れられてしまったら迂闊に手は出せない。
相手は包囲殲滅から堅実にこちらを押しつぶす構えにシフトしたことになる。
1つの戦い方に固執しないこの敵。やはり強い。
「そろそろ来そうですね」
「なんでそう思う、クロエ?」
「だってやるぞ、って気がもやもやしてるじゃないですか」
「わけがわからん」
やるぞって気ってなんだよ。
気功でもやるのかよ。
「いや、来るぞ。間違いなく相手の陣から気が充実しておる」
横からハワードの爺さんが口を挟んできた。
「なんだよ、それ。気って言われてもよ分かんねぇよ」
「あるんじゃよ。軍の放つ気というものが。説明はできんが……こう、分かる。そうだな、お主はひ弱そうじゃからの。少し鍛えたら分かるかな」
んなこと言われても……俺に中国拳法でも習えってか?
筋力最低値なのに。
「馬防柵を並べよ!」
しっくり来ていない俺をよそに、ハワードの爺さんの号令で、前方に急ごしらえの柵が設置される。
騎馬隊の突撃を防ぎ、鉄砲で打ち倒すためのものだが、正直あまり効果はないと思っている。
なぜならこの開けた場所では左右やさらに後ろにも回り込めるからだ。
ではそちらにも柵を置けばいいと思うが、そんな兵力はないし、四方に注意を展開する守りの陣にしかならない。そして一度守りに入れば、数で押し包まれる。
1万騎の突撃を正面から受ける余力はないので、こうするしかなかった。
それとこれはもう1つの仕掛けになる。
騎馬隊はブリーダに任せつつ、できる限りで戦うしかない。
「敵、動きます!」
本当に来た。
ハワードの爺さんとクロエの読みの確かさを認めつつも、動揺する心を抑え込む。
このまま受けに回ったら負ける。
ならば――
「鉄砲隊、構え!」
クルレーンの号令が響く。
敵の鉄砲隊は正面。ならば叩くは、左!
「撃て!」
鉄砲隊から弾丸が吐き出されて、左翼に回り込もうとする敵の先頭を打ち倒していく。
鉄砲隊同士で撃ち合うより、少しでも別動隊を削る。
同時、正面の敵からも応射が来る。
馬防柵では鉄砲は防げない。
「盾構え!」
昨日の鉄盾が馬防柵の後ろに並べられる。
金属音が鳴り、敵の弾丸が防がれる。1度しか使えないと思ったものの、やはり鉄砲を防げる盾ということだけで価値がある。乱戦になったら捨てればいい。
正面は敵の鉄砲を防ぎ、こちらの鉄砲で敵の右翼を突き崩す。
ひとまずはそれが嵌まった形になる。
もちろん相手も黙ってやられるわけにはいかない。
地鳴り。騎馬隊の3千ほどが左翼、クルレーンの方へと突っ込んでいく。
ブリーダだけで1万もの騎馬隊を防ぐのはやはり辛いか。
「クルレーン、下がれ!」
旗を振って合図を出す。
騎馬隊に突っ込まれれば、ほぼ無防備な鉄砲隊だ。蹂躙されるだけになる。だから歩兵部隊で槍衾をつくって防ぐしかない。
だがクルレーンは退かない。
死ぬ気か。思った途端、銃声が響いた。
騎馬隊の先頭がバタバタと倒れる。その横からブリーダの騎馬隊が突っ込み、敵を馬から落としていく。
その間にクルレーンは悠然と下がり、歩兵が前に出て騎馬隊に対する構えを取った。
「ふてぶてしいほど冷静じゃのぅ」
「本当に、頼もしい奴だ」
クルレーンの活躍でひとまず相手の出鼻はくじいた。
だが鉄砲隊が退いたことは相手にも見えただろう。距離もなんだかんだで詰められている。
だから次が来る。相手も鉄砲隊を下げて、歩兵で押してくる。
さらに弓が来た。
さすがに鉄盾は対鉄砲要因ということで、厚さはあるものの背は高くない。
だから山なりに来る弓には無意味。
「盾隊! 移動しろ! 第2段は弓で応射!」
こちらも応射しつつ、盾を横に移動させた。
これで前面には馬防柵のみ、左翼には鉄盾が入る。
弓の応酬が終わると、次は歩兵同士の激突だ。
敵の怒涛の足音が間近に迫る。
ぶつかった。
だが今にも逃げ出したくなるのを堪えて、俺は号令を出した。
「爆雷、投げ!」
陶器に火薬を敷き詰め、導火線に火をともした爆雷が敵右翼の歩兵に投げられる。いわば手りゅう弾だ。
爆発すれば割れた陶器の破片で敵は傷つく。さらに衝撃で敵の陣形が崩れる。味方への被害は鉄盾で防いだ。殺傷力はやはりまだそこまでないが、相手を混乱させるには十分だった。
「左翼、出ろ!」
盾兵がどいて、その間から歩兵が前に出る。
混乱した敵に歩兵がぶつかった。
まずは歩兵。
やはり量の多い敵右翼が狙い目だ。というよりそれを崩さない限りこちらに勝利はない。
ここまでやってなんとか互角。
問題はこれからだ。
時間が経つにつれ、兵力差というものが大きく響いてくる。
相手は5段に構えているから1段の攻撃が終われば、その後に十分休める。だがこちらは3段しかないから、休む間が少なくどんどん体力を削られていく。
だから行動するなら今のうち。
まだ疲れが出ていない序盤に攻勢をかけるしかない。
だから中央の3段目の2千を、右回りに敵の中央軍を横から突かせるために移動をさせようとした時、
「……ん?」
ふと右手に何かが見えた。
そこは軍のいない、いわば空白地帯。
だからこそそこに土煙があがれば嫌でも目立つ。
……騎馬隊?
ブリーダ、ではない。
彼は逆の左手で騎兵1万とせめぎ合っている。
ならどこの――
それを認識する前に、衝撃が来た。
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