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第3章 帝都潜入作戦
第42話 背水
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なんとか軍の本隊をウォンリバーの北岸まで退避させることに成功した。
犠牲としては2千余りで、ただ単に逃げていたらこの何倍もの犠牲が出ていて、最悪全滅していたかもしれない。
そう考えると犠牲は少ないと思ってしまう自分が、命を数としてしか数えていないという事実を浮き彫りに差せていて、正直吐き気を覚える。そして騎馬隊が戻ってきた時、俺は更なる苦しみを覚えることになった。
「犠牲は騎馬隊2千800のうち1千700。隊長は重傷を負っております。治療と後方輸送の許可を」
ブリーダの副官――確かアイザとかいったっけ――が淡々とした表情で報告してきた。自らが傷だらけで血にまみれているというのに、それを感じさせない無表情に一瞬恐怖を感じた。
さらに経緯を聞いているうち、途中で頭が真っ白になって倒れそうになったけど、小さく頭を振って何とか耐える。
「分か、った……許可する」
怪我人は渡河の際に使った中型船で対岸に渡してヨジョー城で治療している。
ブリーダほか彼の部下の一部はそれに乗ることになるだろう。
「感謝します」
無表情にそれだけ答えて、彼女は下がっていった。
初めて会った時に比べ、さらに冷たい印象を受けた。
それも当然か。下手すれば彼女も死んでいた。
ブリーダが彼女と部下の大部分を逃がしたというけど、それを無視してブリーダを救いに行ったのだという。
そして敵の総大将が負傷したこともあり、なんとかブリーダを救い出せたがその被害は甚大なものだという。
本当は彼女の行動に感謝したかった。
そうしなければ、俺はブリーダの死をいつまでも引きずっただろう。けど、最後まで声は出なかった。
俺のせいだ。
俺がしっかり敵を止める策を考えられなかったから、いや、それ以前に決着をつける策を提示出来なかったから。
こんなことにはならなかった。
こんな無様な思いもしなかった。
泣きたいほど悔しい思いもなかった。
全部俺の……。
「ジャンヌ」
頭に何かが乗った。暖かい。手だ。
そして背後に気配。
ここにいるのは自分と、あとはハワードの爺さんだけだった。
だからのその爺さんが俺の頭に手を置いて、そしてこう言った。
「あまり気を揉むな。といってもお主はそうは思わんじゃろうからの。精いっぱい気を揉むがいい。そしてそれを反省したならそれを次に活かせ。そうすればお主はもっとできるようになる」
「……分かって、る。けど……今は無理だ」
「別に今すぐそうしろというわけじゃあないぞ。それにそもそもこの軍の総大将はわしじゃ。お主の策を取り上げて実行したのもわし。じゃからお主に責任はない」
「…………それでも、だよ。」
「真面目じゃのぅ。うぅむ、少し順番を間違ったか。やれやれ、真面目にやるとなかなか難しいわい」
それからハワードの爺さんは少し何かを考えるようにして、
「いいか、ジャンヌ。戦場の死に心を揺り動かすな」
言い切った。
いや、それは分かってる。
上に立つ者として、弱みを見せれば舐められる。
というより命を預けるに足る人間と思われなくなる。
そうなったら軍は十全な力を発揮できなくなり、弱体化してしまう。
だから昔からそう言われてきていたのだ。
歴史をたどれば分かる。
そんなことを今さら爺さんに言われるまでもない。
そう思った。
だが違った。
「とはいうものの、今は敵もおらんからのぅ。悲しいと思ったら泣け、辛いと思ったら叫べ。お主はひと際感情のコントロールが下手じゃからの。それくらい派手にやった方がたまには良いと思うぞ」
泣いてもいいのか。
悲しんでいいのか。
叫んでもいいのか。
「所詮、戦っているのは人間じゃからな。失敗もするし、感情に溺れることだってある。そういう時は無理をするでない。わしの胸は嫌かもしれんが、少しならあいておるぞ?」
それからは無理だった。
ハワードの爺さんの胸――というか身長差的にお腹に顔を押し付けると、人目を憚らず泣いた。それでも泣き声はあげなかった。そこが最後のプライドだった。
「まったく、声もあげんとは強情な……。ごほんっ、まぁ年寄りにはこれくらいじゃろう。それに――」
爺さんが頭を撫でてくる。まるで子供に戻ったようだ。こんなことをした事実があったかは覚えてないけど、なんだか安心する。
「ブリーダは死ねと言われてちゃんと帰ってきた。それでいいのではないか?」
「…………そうだな」
ブリーダが生きている。
それだけは神に感謝したい気持ちだ。
ふとあの女神の顔が浮かんで、とっさに打ち消したけど。
「…………ふぅ」
「もういいのか?」
「あぁ。ちょっと泣いて、すっきりした」
それから、爺さんの言葉に救われた。
調子に乗るだろうから言わないけど。
「もう少ししたら敵も来るじゃろう。それまでは少し休め。お主も気を張り続けたんじゃからの」
「いや、いい。あともう少しなんだ。最後までやる」
「やれやれ、強情な奴よ。だがそれがお主らしい」
小さく鼻を鳴らす。
それが爺さんへの感謝のしるしだった。
それから2時間もたたずに敵が追い付いてきた。
敵の数はあまり変わらない、およそ5万弱。
頭の中で何度もシミュレーションをする。
『古の魔導書』のスキルでは、敵の総大将のことは分からないけど、その周りは十分に理解できた。
副将の不在。ここまでの策への反応。俺たちへの感情。
それらすべてを読み返し、俺の策に当てはめていく。
9割、問題ない。
そしてそれを10割に近づけるため、最後の手を打った。
「竜胆、頼む」
「分かりました。スキル『九紋竜』! 第二紋! 水竜!」
竜胆が水色の木刀を構える。
そしてそれを、地面に突き刺した。
すぐには何が起こったか分からない。
だが竜胆が突き刺したその地面から、水がじわっと漏れてくる。
そして、それが爆発した。
火山の噴火のように、水が地面から噴出する。
それも一か所だけじゃなく、両軍がにらみ合うこの周囲1キロ四方のエリアの地面から、幾本もの噴水が地面から噴き出した。
「あれ、ちょっとやりすぎました?」
あぁちょっとやりすぎだね。
でも、まぁ一応期待した通りの状況にはなったと思う。
敵の前衛の一部が慌ただしく動く。
鉄砲隊だろう。
帝国といえども、まだ鉄砲は火縄銃。ということは水に弱い。
この最後の戦いには鉄砲隊はもう機能しないと見ていいだろう。
それに、水浸しにした理由はもう1つある。
それはすぐに効果を現すだろう。
そのためにもう1つ手を打っておく。
水にぬれた地面に、馬を進める。
川岸に3段に並べた自軍から1つ前に出た。
1万5千の味方、5万の敵。
それぞれの視線を前後から受け、緊張で倒れそうになるのを必死に堪える。
小さく深呼吸し、旗を取り出す。
そして旗を振り、この最終決戦の火ぶたを切って落とす言葉を――吐き出した。
「我が名はジャンヌ・ダルク! オムカ王国の軍師だ! 貴軍に仕掛けた謀略の数々は我が策謀である!」
ふぅ……ここで一息。
いや、もう無理だ。
これ以上格好つけようとすると、頭が回って落馬しそうだ。だからもう、どうにでもなれ。
胸を張り、旗を握りしめ、考えられる限りの大音声で叫ぶ。
「悔しかったら俺の首、取ってみろ!」
犠牲としては2千余りで、ただ単に逃げていたらこの何倍もの犠牲が出ていて、最悪全滅していたかもしれない。
そう考えると犠牲は少ないと思ってしまう自分が、命を数としてしか数えていないという事実を浮き彫りに差せていて、正直吐き気を覚える。そして騎馬隊が戻ってきた時、俺は更なる苦しみを覚えることになった。
「犠牲は騎馬隊2千800のうち1千700。隊長は重傷を負っております。治療と後方輸送の許可を」
ブリーダの副官――確かアイザとかいったっけ――が淡々とした表情で報告してきた。自らが傷だらけで血にまみれているというのに、それを感じさせない無表情に一瞬恐怖を感じた。
さらに経緯を聞いているうち、途中で頭が真っ白になって倒れそうになったけど、小さく頭を振って何とか耐える。
「分か、った……許可する」
怪我人は渡河の際に使った中型船で対岸に渡してヨジョー城で治療している。
ブリーダほか彼の部下の一部はそれに乗ることになるだろう。
「感謝します」
無表情にそれだけ答えて、彼女は下がっていった。
初めて会った時に比べ、さらに冷たい印象を受けた。
それも当然か。下手すれば彼女も死んでいた。
ブリーダが彼女と部下の大部分を逃がしたというけど、それを無視してブリーダを救いに行ったのだという。
そして敵の総大将が負傷したこともあり、なんとかブリーダを救い出せたがその被害は甚大なものだという。
本当は彼女の行動に感謝したかった。
そうしなければ、俺はブリーダの死をいつまでも引きずっただろう。けど、最後まで声は出なかった。
俺のせいだ。
俺がしっかり敵を止める策を考えられなかったから、いや、それ以前に決着をつける策を提示出来なかったから。
こんなことにはならなかった。
こんな無様な思いもしなかった。
泣きたいほど悔しい思いもなかった。
全部俺の……。
「ジャンヌ」
頭に何かが乗った。暖かい。手だ。
そして背後に気配。
ここにいるのは自分と、あとはハワードの爺さんだけだった。
だからのその爺さんが俺の頭に手を置いて、そしてこう言った。
「あまり気を揉むな。といってもお主はそうは思わんじゃろうからの。精いっぱい気を揉むがいい。そしてそれを反省したならそれを次に活かせ。そうすればお主はもっとできるようになる」
「……分かって、る。けど……今は無理だ」
「別に今すぐそうしろというわけじゃあないぞ。それにそもそもこの軍の総大将はわしじゃ。お主の策を取り上げて実行したのもわし。じゃからお主に責任はない」
「…………それでも、だよ。」
「真面目じゃのぅ。うぅむ、少し順番を間違ったか。やれやれ、真面目にやるとなかなか難しいわい」
それからハワードの爺さんは少し何かを考えるようにして、
「いいか、ジャンヌ。戦場の死に心を揺り動かすな」
言い切った。
いや、それは分かってる。
上に立つ者として、弱みを見せれば舐められる。
というより命を預けるに足る人間と思われなくなる。
そうなったら軍は十全な力を発揮できなくなり、弱体化してしまう。
だから昔からそう言われてきていたのだ。
歴史をたどれば分かる。
そんなことを今さら爺さんに言われるまでもない。
そう思った。
だが違った。
「とはいうものの、今は敵もおらんからのぅ。悲しいと思ったら泣け、辛いと思ったら叫べ。お主はひと際感情のコントロールが下手じゃからの。それくらい派手にやった方がたまには良いと思うぞ」
泣いてもいいのか。
悲しんでいいのか。
叫んでもいいのか。
「所詮、戦っているのは人間じゃからな。失敗もするし、感情に溺れることだってある。そういう時は無理をするでない。わしの胸は嫌かもしれんが、少しならあいておるぞ?」
それからは無理だった。
ハワードの爺さんの胸――というか身長差的にお腹に顔を押し付けると、人目を憚らず泣いた。それでも泣き声はあげなかった。そこが最後のプライドだった。
「まったく、声もあげんとは強情な……。ごほんっ、まぁ年寄りにはこれくらいじゃろう。それに――」
爺さんが頭を撫でてくる。まるで子供に戻ったようだ。こんなことをした事実があったかは覚えてないけど、なんだか安心する。
「ブリーダは死ねと言われてちゃんと帰ってきた。それでいいのではないか?」
「…………そうだな」
ブリーダが生きている。
それだけは神に感謝したい気持ちだ。
ふとあの女神の顔が浮かんで、とっさに打ち消したけど。
「…………ふぅ」
「もういいのか?」
「あぁ。ちょっと泣いて、すっきりした」
それから、爺さんの言葉に救われた。
調子に乗るだろうから言わないけど。
「もう少ししたら敵も来るじゃろう。それまでは少し休め。お主も気を張り続けたんじゃからの」
「いや、いい。あともう少しなんだ。最後までやる」
「やれやれ、強情な奴よ。だがそれがお主らしい」
小さく鼻を鳴らす。
それが爺さんへの感謝のしるしだった。
それから2時間もたたずに敵が追い付いてきた。
敵の数はあまり変わらない、およそ5万弱。
頭の中で何度もシミュレーションをする。
『古の魔導書』のスキルでは、敵の総大将のことは分からないけど、その周りは十分に理解できた。
副将の不在。ここまでの策への反応。俺たちへの感情。
それらすべてを読み返し、俺の策に当てはめていく。
9割、問題ない。
そしてそれを10割に近づけるため、最後の手を打った。
「竜胆、頼む」
「分かりました。スキル『九紋竜』! 第二紋! 水竜!」
竜胆が水色の木刀を構える。
そしてそれを、地面に突き刺した。
すぐには何が起こったか分からない。
だが竜胆が突き刺したその地面から、水がじわっと漏れてくる。
そして、それが爆発した。
火山の噴火のように、水が地面から噴出する。
それも一か所だけじゃなく、両軍がにらみ合うこの周囲1キロ四方のエリアの地面から、幾本もの噴水が地面から噴き出した。
「あれ、ちょっとやりすぎました?」
あぁちょっとやりすぎだね。
でも、まぁ一応期待した通りの状況にはなったと思う。
敵の前衛の一部が慌ただしく動く。
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帝国といえども、まだ鉄砲は火縄銃。ということは水に弱い。
この最後の戦いには鉄砲隊はもう機能しないと見ていいだろう。
それに、水浸しにした理由はもう1つある。
それはすぐに効果を現すだろう。
そのためにもう1つ手を打っておく。
水にぬれた地面に、馬を進める。
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1万5千の味方、5万の敵。
それぞれの視線を前後から受け、緊張で倒れそうになるのを必死に堪える。
小さく深呼吸し、旗を取り出す。
そして旗を振り、この最終決戦の火ぶたを切って落とす言葉を――吐き出した。
「我が名はジャンヌ・ダルク! オムカ王国の軍師だ! 貴軍に仕掛けた謀略の数々は我が策謀である!」
ふぅ……ここで一息。
いや、もう無理だ。
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