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第3章 帝都潜入作戦
第47話 ある人物からの手紙
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ハワードの爺さんの葬儀を終えると、俺は少し夜風に当たるために王宮の庭に出た。
考えるのはこれからのこと。
けど、やはり身が入らない。
なんだかんだで、ハワードの爺さんの存在は俺の中で大きかったらしい。
心にぽっかり穴が空いたような、そんな虚無感を感じる。
だがその穴から1つの感情が沸き上がろうとしている。
帝国を、いや、赤星煌夜を俺は許せない。
だから俺はこの国を守るために徹底的に戦うつもりだ。
そう誓った。
だがそれは本当にいいのか?
その迷いが出てきた。
それは戦乱を長引かせ、そして人々を苦しめる決断になるのではないか?
オムカ王国の人たちだけじゃない。ビンゴ王国もシータ王国も南郡の5カ国も、そしてエイン帝国も。すべての人を不幸にする決断を、俺はしようとしているのではないか。
けど、俺にも言い分はある。
仕掛けてきたのは向こうだ。
これで相手を認めたら、屈してしまったら、それこそ泣き寝入りだ。
ハワードの爺さんから受け継いだオムカ王国は、独立など有名無実の形骸化し、またもとの帝国の属国になるのではないか。
しかし一度でも受けて立ったなら、こちらにも責任が発生する。
結局、どんな理由にせよ、剣を取った時点で同じなのだ。
俺に背負えるのか。
この世界に生きる。すべての人たちの命を。未来を。
「……馬鹿らし」
それほどの人間か、俺は。
俺の決断で、万余の人間の運命の運命を左右するほど偉い人間なのか。
いや、偉い人間なら左右していいというわけじゃないけど。
明日、皆と話そう。
それで決めよう。
いや、もっと色んな人の話を聞きたい。
王宮にいる人だけじゃない。王都に住む人。その外に住む人、皆の話を。
そうだ、リンだ。
忙しさにかまけてリンとしばらく会っていない。
元気だろうか、まだ花屋で働いているのだろうか、意地悪されていないだろうか。
明日、会いに行こう。
そう思った。そう決めた。
「あ、ジャンヌ様。良いところに」
そんな時だ。
王宮に仕える女官の1人が俺を見つけると話しかけてきた。
「ジャンヌ様宛てにこのような手紙が来ていますが」
「俺宛て?」
誰だ。
オムカ王国における知り合いはほぼ王都にいるから、手紙を出す必要はない。
ということは国外。九神や水鏡、喜志田らに何かあったのか。
手紙を預かると、執務室に戻りさっそく封を開けた。
差出人は書いていなかった。
いぶかしげに思いながらも手紙を開く。
そこには手書きの文字で、
『8月1日の21時。オムカ王都の北20キロにあるユーネ教会にて待っています リナ』
リナ?
里奈?
まさかと思い二度見した。
間違いない、リナと書いてある。
漢字でないから一瞬誰かと思ったが、日本語だ。懐かしい。
違う。
どういうことだ。
里奈からの手紙。
生きていたのか。
安堵するも疑念が湧く。
ならなぜ手紙で知らせる。
近くに来ているのなら、そのまま来ればいい。
なぜ。
いや、決まってる。
罠だ。
赤星煌夜が早速放ってきた第2の矢。
そう簡単に乗るわけにはいかない。
……だが、無視するわけにも、いかない。
どうする。
8月1日といえば明日だ。
もやもやする気持ちを抑えて、とりあえず今日は家に帰ることにした。
葬儀の差配や進行などで心身共に疲れ切っていたからで、そんな状態で正常な思考など機能しないのは分かっている。
「おかえりなさい、って隊長殿。遅かったですね?」
「ああ……ただいま。ちょっと、な」
家に帰ると食事の支度をしていたクロエが待っていた。
ここ数日、爺さんの葬儀関連でろくに帰宅もできなかったから、ちょっと新鮮な光景だった。
部屋着に着替えてお風呂を沸かしにかかる。
それが終わると食事の準備ができていた。
野菜炒め(この世界に炒めるという技法がなかったらしかったので教わったらしい)とビーフシチューに俺専用のお米といった夕ご飯。
「へぇ、なんかレパートリーが増えてるな」
「ふっふーん。これでも花嫁修業をしているのです! イッガーは、ああ見えて手先が器用なんですね。いや、正直あの根性なしがと見くびっていました。これでいつでも隊長殿と結婚できますよ」
最後の言葉は聞かなかったことにしよう。
そう、意外なことにイッガーは料理ができるらしく、クロエは彼を師匠として色々習っているらしい。元部下で今は別部署で料理の師匠。なんか複雑だなぁ。
というか今の俺にそういった、仕事以外にやることがない。
趣味を持つ、というわけじゃないけど、少し気晴らしに何かできるものがあった方がいいのかなぁ、とちょっと思った。
「……今度俺も料理習ってみようかな」
ぽつり、と何気なく言った言葉だが、クロエがスプーンを落とし、金属音が響く。
「っ! そ、それは隊長殿!?」
「ん? どうした?」
「いえ……その……えっと、教官――ニーアから聞いたんですが……そのバレンタインでもにょもにょ」
「なんだよ、ぶつぶつと」
「いえ! 隊長殿のお食事を作るのはこのクロエの役割なので! レシピも増やしますので! どーんと構えていてください!」
「ん……そっか」
そう主張されたらしょうがない。
もうちょっと他のことに手を伸ばしてみるか。
できれば何か物になるのがいいな。
クロエに料理させてばかりで申し訳ないから、何かお返しでもできたらいいんだけど……。
それからあとはまた手紙のことに頭は向いた。
「隊長殿? どうかされたんですか? 上の空で」
「ん? いや、別に」
「また抱え込まずに何でも言ってくださいね? 自分は力になりますので!」
「うん、ありがとう……」
とはいうもののどうしたものか。
手紙が罠だった場合、クロエがいるのはとても心強い。
しかし双鞭のない(現在発注中らしい)状態でどこまでやれるのか。
それに里奈のことだ。
ザインを殺した里奈を、クロエはどう思っているのか。
こないだは気にしないみたいなこと言ってたけど、そう簡単に恨みを忘れることなんてできるだろうか。
そして悩んだ結果――
翌日の午後11時前。
馬を走らせて俺とクロエはユーネ教会を目指して走っていた。
「隊長殿を呼び出すとはどういうことでしょう」
「さぁ、な。ただ……」
ほぼ確実に相手はプレイヤーだろう。
里奈を知っていて、俺と里奈の関係性もある程度気づいている人間で、日本語を操れるとなるとかなり限られてくる。
一晩考えて、煌夜という結論は捨てた。あいつならこんなまわりくどい真似をせず、自分の名前で送ってくるだろう。
ユーネ教会。
パルルカ教の教会で、戴冠式の時に読んだ神父もこの教会の人間だった。帝都にあった教会ほど大きくなく、まさに町にあるザ・普通の教会といったイメージのなんの変哲もない建物。
「クロエは扉の所で待っていてくれ。扉は開けておくから」
「お気をつけて」
もちろん武器など持てないから、戦いになったらひたすらクロエのところまで逃げることになる。唐辛子爆弾も在庫切れだ。
扉を開ける。
暗い。
一部、天窓から差し込む光が床を照らしているがそれはごく一部。
しんとした建物の中。やはり教会というだけで澄みきった何かを感じる。
その時、奥にある祭壇の下で、1つの影が立ち上がったのが見えた。
暗くて誰だか分からない。
だがその背格好から、男だろうと感じた。
そして、その影が言葉を発した。
「よく来たな、ジャンヌ・ダルク」
挑発するような侮蔑するような声に、警戒感を抱く。
その前にこの声。
どこかで聞き覚えがある。
1人、か……。
周囲に気を配る。
だが俺には人の気配を感じるようなスキルは持っていないし、そうなったらどうしようもない。
だから覚悟を決めてゆっくりと、前へ足を進める。
相手も動く。近づいてくる。
そして影との距離が5メートルほどになった時、窓から差し込む月明かりがその人物を照らした。
「お前は――」
月明かりに光る銀髪。
黒ずくめの装束にくたびれたマントを羽織った、中肉中背でどこにでもいそうなただの青年。だがただの青年ではないのは、その瞳を見れば分かる。
黒の三白眼で、どこか狂気を宿したような瞳。
じっと睨まれると、どこか圧迫感を感じる。
この男を知っている。
去年の末、戴冠式の日に出会った男。
エイン帝国のプレイヤー。
その名は確か――
「尾田、張人!」
俺の声に、尾田張人はにぃっと口を広げ、いびつに笑った。
考えるのはこれからのこと。
けど、やはり身が入らない。
なんだかんだで、ハワードの爺さんの存在は俺の中で大きかったらしい。
心にぽっかり穴が空いたような、そんな虚無感を感じる。
だがその穴から1つの感情が沸き上がろうとしている。
帝国を、いや、赤星煌夜を俺は許せない。
だから俺はこの国を守るために徹底的に戦うつもりだ。
そう誓った。
だがそれは本当にいいのか?
その迷いが出てきた。
それは戦乱を長引かせ、そして人々を苦しめる決断になるのではないか?
オムカ王国の人たちだけじゃない。ビンゴ王国もシータ王国も南郡の5カ国も、そしてエイン帝国も。すべての人を不幸にする決断を、俺はしようとしているのではないか。
けど、俺にも言い分はある。
仕掛けてきたのは向こうだ。
これで相手を認めたら、屈してしまったら、それこそ泣き寝入りだ。
ハワードの爺さんから受け継いだオムカ王国は、独立など有名無実の形骸化し、またもとの帝国の属国になるのではないか。
しかし一度でも受けて立ったなら、こちらにも責任が発生する。
結局、どんな理由にせよ、剣を取った時点で同じなのだ。
俺に背負えるのか。
この世界に生きる。すべての人たちの命を。未来を。
「……馬鹿らし」
それほどの人間か、俺は。
俺の決断で、万余の人間の運命の運命を左右するほど偉い人間なのか。
いや、偉い人間なら左右していいというわけじゃないけど。
明日、皆と話そう。
それで決めよう。
いや、もっと色んな人の話を聞きたい。
王宮にいる人だけじゃない。王都に住む人。その外に住む人、皆の話を。
そうだ、リンだ。
忙しさにかまけてリンとしばらく会っていない。
元気だろうか、まだ花屋で働いているのだろうか、意地悪されていないだろうか。
明日、会いに行こう。
そう思った。そう決めた。
「あ、ジャンヌ様。良いところに」
そんな時だ。
王宮に仕える女官の1人が俺を見つけると話しかけてきた。
「ジャンヌ様宛てにこのような手紙が来ていますが」
「俺宛て?」
誰だ。
オムカ王国における知り合いはほぼ王都にいるから、手紙を出す必要はない。
ということは国外。九神や水鏡、喜志田らに何かあったのか。
手紙を預かると、執務室に戻りさっそく封を開けた。
差出人は書いていなかった。
いぶかしげに思いながらも手紙を開く。
そこには手書きの文字で、
『8月1日の21時。オムカ王都の北20キロにあるユーネ教会にて待っています リナ』
リナ?
里奈?
まさかと思い二度見した。
間違いない、リナと書いてある。
漢字でないから一瞬誰かと思ったが、日本語だ。懐かしい。
違う。
どういうことだ。
里奈からの手紙。
生きていたのか。
安堵するも疑念が湧く。
ならなぜ手紙で知らせる。
近くに来ているのなら、そのまま来ればいい。
なぜ。
いや、決まってる。
罠だ。
赤星煌夜が早速放ってきた第2の矢。
そう簡単に乗るわけにはいかない。
……だが、無視するわけにも、いかない。
どうする。
8月1日といえば明日だ。
もやもやする気持ちを抑えて、とりあえず今日は家に帰ることにした。
葬儀の差配や進行などで心身共に疲れ切っていたからで、そんな状態で正常な思考など機能しないのは分かっている。
「おかえりなさい、って隊長殿。遅かったですね?」
「ああ……ただいま。ちょっと、な」
家に帰ると食事の支度をしていたクロエが待っていた。
ここ数日、爺さんの葬儀関連でろくに帰宅もできなかったから、ちょっと新鮮な光景だった。
部屋着に着替えてお風呂を沸かしにかかる。
それが終わると食事の準備ができていた。
野菜炒め(この世界に炒めるという技法がなかったらしかったので教わったらしい)とビーフシチューに俺専用のお米といった夕ご飯。
「へぇ、なんかレパートリーが増えてるな」
「ふっふーん。これでも花嫁修業をしているのです! イッガーは、ああ見えて手先が器用なんですね。いや、正直あの根性なしがと見くびっていました。これでいつでも隊長殿と結婚できますよ」
最後の言葉は聞かなかったことにしよう。
そう、意外なことにイッガーは料理ができるらしく、クロエは彼を師匠として色々習っているらしい。元部下で今は別部署で料理の師匠。なんか複雑だなぁ。
というか今の俺にそういった、仕事以外にやることがない。
趣味を持つ、というわけじゃないけど、少し気晴らしに何かできるものがあった方がいいのかなぁ、とちょっと思った。
「……今度俺も料理習ってみようかな」
ぽつり、と何気なく言った言葉だが、クロエがスプーンを落とし、金属音が響く。
「っ! そ、それは隊長殿!?」
「ん? どうした?」
「いえ……その……えっと、教官――ニーアから聞いたんですが……そのバレンタインでもにょもにょ」
「なんだよ、ぶつぶつと」
「いえ! 隊長殿のお食事を作るのはこのクロエの役割なので! レシピも増やしますので! どーんと構えていてください!」
「ん……そっか」
そう主張されたらしょうがない。
もうちょっと他のことに手を伸ばしてみるか。
できれば何か物になるのがいいな。
クロエに料理させてばかりで申し訳ないから、何かお返しでもできたらいいんだけど……。
それからあとはまた手紙のことに頭は向いた。
「隊長殿? どうかされたんですか? 上の空で」
「ん? いや、別に」
「また抱え込まずに何でも言ってくださいね? 自分は力になりますので!」
「うん、ありがとう……」
とはいうもののどうしたものか。
手紙が罠だった場合、クロエがいるのはとても心強い。
しかし双鞭のない(現在発注中らしい)状態でどこまでやれるのか。
それに里奈のことだ。
ザインを殺した里奈を、クロエはどう思っているのか。
こないだは気にしないみたいなこと言ってたけど、そう簡単に恨みを忘れることなんてできるだろうか。
そして悩んだ結果――
翌日の午後11時前。
馬を走らせて俺とクロエはユーネ教会を目指して走っていた。
「隊長殿を呼び出すとはどういうことでしょう」
「さぁ、な。ただ……」
ほぼ確実に相手はプレイヤーだろう。
里奈を知っていて、俺と里奈の関係性もある程度気づいている人間で、日本語を操れるとなるとかなり限られてくる。
一晩考えて、煌夜という結論は捨てた。あいつならこんなまわりくどい真似をせず、自分の名前で送ってくるだろう。
ユーネ教会。
パルルカ教の教会で、戴冠式の時に読んだ神父もこの教会の人間だった。帝都にあった教会ほど大きくなく、まさに町にあるザ・普通の教会といったイメージのなんの変哲もない建物。
「クロエは扉の所で待っていてくれ。扉は開けておくから」
「お気をつけて」
もちろん武器など持てないから、戦いになったらひたすらクロエのところまで逃げることになる。唐辛子爆弾も在庫切れだ。
扉を開ける。
暗い。
一部、天窓から差し込む光が床を照らしているがそれはごく一部。
しんとした建物の中。やはり教会というだけで澄みきった何かを感じる。
その時、奥にある祭壇の下で、1つの影が立ち上がったのが見えた。
暗くて誰だか分からない。
だがその背格好から、男だろうと感じた。
そして、その影が言葉を発した。
「よく来たな、ジャンヌ・ダルク」
挑発するような侮蔑するような声に、警戒感を抱く。
その前にこの声。
どこかで聞き覚えがある。
1人、か……。
周囲に気を配る。
だが俺には人の気配を感じるようなスキルは持っていないし、そうなったらどうしようもない。
だから覚悟を決めてゆっくりと、前へ足を進める。
相手も動く。近づいてくる。
そして影との距離が5メートルほどになった時、窓から差し込む月明かりがその人物を照らした。
「お前は――」
月明かりに光る銀髪。
黒ずくめの装束にくたびれたマントを羽織った、中肉中背でどこにでもいそうなただの青年。だがただの青年ではないのは、その瞳を見れば分かる。
黒の三白眼で、どこか狂気を宿したような瞳。
じっと睨まれると、どこか圧迫感を感じる。
この男を知っている。
去年の末、戴冠式の日に出会った男。
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その名は確か――
「尾田、張人!」
俺の声に、尾田張人はにぃっと口を広げ、いびつに笑った。
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