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第3章 帝都潜入作戦
第50話 滅びの国
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その報告が入ったのは8月も終わりに近づいたころだった。
俺はいつものように里奈のところで話をしていた。
まるで失った時を取り戻すかのように、暇があればここに来てそして彼女と話し、そして時には外出した。
幸せだったのだと思う。
平和だったのだと思う。
平穏だったのだと思う。
この1年で一番、気兼ねなく、心安らぐ時間。
オムカ王国の軍師ジャンヌ・ダルクという立場は、俺にはやはり重かったのだろうか。
イッガーと話すのも楽だけど、あっちが変にかしこまって対等とは言えない。
ミストも似たようなものだし、マツナガに至っては論外だ。
限りなく本音で、限りなく自然体で、限りなく自由にいられる相手。
ジャンヌ・ダルクではなく、写楽明彦という一個人が。
それが立花里奈という相手だったのは、幸か不幸か。
このままの時間がいつまでも続けばいい。
オムカのことや、帝国のことも、この場においては些事だった。
そんな生活を破ったのはクロエだった。
激しくノックする音が部屋に響く。
「隊長殿! あぁ、やはりこちらに」
「クロエ……どうした?」
「いえ……その、隊長殿はいつもこちらに?」
「ん……そうだな。ごめん。家に戻るのが遅くなって」
「いえ、そういうことではありませんが……隊長殿の噂が流れていて。どうも隊長殿の様子がおかしいって。中には敵国の人間と通じてるなんて噂も……」
「それは――」
いや、弁解できない。
里奈はこの国の人間からすれば、元帝国、敵国の人間だ。
いくら逃げてきたと言っても、敵対していた人間をそう簡単に信じられるかと言ったらそれは無理だ。
里奈のことを知った上での、帝国の離間の計とも考えられる。
「私は、その……まだいいんです。完全には信用しきっていないですけど、何度かお話させてもらって……悪い人ではなかったと思うので。何より女王様に似てますし。その、操られていた、という話も……良く分からないですけど理解できます」
その言葉で、クロエが里奈と会っているということを初めて知った。
それはどこかショックだったが、それを顔に出さないのは成功したと思う。
「そうか。悪い。もうちょっと気をつけるよ。用件はそれか?」
「って、それじゃないんです! 今すぐ王宮に来てください! 大変なことが起きてるみたいです!」
「大変なこと?」
「はい、詳細は全員が集まってから、ということですが」
「ちょ、ちょっと待て。全員って……全員?」
「はい! 女王様とニーア、宰相殿に師団長……じゃなくジーン総司令殿に復帰したブリーダ隊長にイッガー、そして私はともかくなぜかウィットなんかも含めて全員です! あ、サカキ師団長は北ですが」
いきなり全員の招集?
何が起こった?
不安がよぎる中、俺は里奈に事の次第を告げるとそのままクロエと共に王都へ戻った。
謁見の間ではすでに全員そろっていた。
大きめの長方形のテーブルが備え付けられており、一番奥の誕生日席にマリア、その背後にニーアが立つ。
そして左の奥からマツナガ、1つ飛ばしてイッガーが座り、右はジル、ブリーダ、ウィットと座っている。
「遅くなりました」
「うむ、座るのじゃ」
俺はマツナガとイッガーの間の空席に入った。クロエはイッガーの隣だ。
「先ほど、緊急の連絡が参りました」
マツナガが仕切りだす。
これでも一国の宰相だから仕方ない。
そして、一瞬の間を開け、マツナガはこう言った。
「ビンゴ王国が滅亡しました」
無言の衝撃が全員を襲う。
俺も言われた意味を理解するのに数秒を要した。
ビンゴ王国が? 滅亡? 滅んだ? 何故?
4月の侵攻からこの半年近く帝国領に進行していただけに、その急転直下の展開に脳が追い付かない。
「誤報ではないのですか」
ジルが当然の疑問をぶつける。
それでもマツナガは平然として、現実をぶつけてきた。
「事実です。ビンゴ方面に張り付けていたイッガーさんの諜報部隊からの連絡になります」
俺はイッガーの方を見る。
その顔色は暗い。事実だという事だろう。
「おそらく2、3日中にはビンゴ王国から使者が参りましょう。生きていればですが。そうですね、女王様?」
「うむ。これはオムカ王国、そしてシータ王国にもかかわる危急存亡の秋じゃ。皆の者。今はとにかく情報を集め、帝国の動向に注意するのじゃ。ブリーダよ、北に行って師団長を助けてやってくれ」
「はっ!」
「ご理解いただけると思いますが、この件についてはかん口令を敷かせていただきます。無暗やたらに民衆の不安をあおるのは得策とは言えませんからね。もちろん、皆さまの中にそのような軽率な行動をする者はいないと信じておりますが」
こいつは一言余計なんだよ……。だから嫌われるんだ。
「では、解散とする!」
マリアが席を立ち退室するにあたって、ようやく他の皆が動き出した。
ブリーダはいの一番に部屋を出て行った。北に備えるためだろう。
イッガーも情報収集のために出て行く。
ウィットとクロエも部隊に返した。そして城外での調練を命じたので、何かあれば連絡が来るだろう。
そして俺とジルとマツナガだけになった時、俺はマツナガに詰め寄った。
「なんで俺に教えなかった?」
ビンゴ王国の滅亡。
おそらく知ったのはもう少し前だろう。
その時に話してくれれば、何かしら対応が打てたはずなのに。
だがマツナガは肩をすくめ、
「君がどこぞの女子に現を抜かしていましたから。伝えようと思ったのですが、居場所がつかめなかったのですよ」
よくもぬけぬけと。
俺の状況を知ってるなら、どこにいるかぐらい筒抜けだろうに。
「とにかく、この事態にどう対応するかです。今すぐ動きたいところですが……」
ジルが深刻な表情で話を進める。
そうだ。
そんなことよりこれからどうするかだ。
「とにかく、時間をおけば置くほどマズい。ビンゴ地方を平定されたら、北と西、2方向から侵攻される。それを防げる力はオムカにはないぞ」
「ただ金もない、兵もない。どうするつもりです?」
マツナガの直截な言い方にはイラっとくるけど事実だ。
先の戦いでオムカの兵は傷つき、さらにマツナガが集めた金もほとんど消費し尽くしている。
正直、ほぼ軍事行動はできないといっていい。
――いや、できる。
国家総動員制を発令し、オムカおよび南郡から徴兵。さらに税も上げれば戦えないことはない。
けど、それは破滅への道。
勝っても負けても、マリアの名声は地に落ち、俺と共に史上最悪の暴君として歴史に名を残すだろう。
名を残すだけならまだいい。
マリアの精神では、そんな汚名を着て生きていくことなんてできないだろう。だから、最悪の結末を俺は想像して、俺はその策を捨てた。
本当に、戦争なんてものは罪深い。誰も幸せにならない。
なんでこんなことをやっているんだと思う。
やっぱり和睦か。
いや、無理だろう。
帝国軍を撃退した直後ならまだ芽はあった。
けど今は、ビンゴ王国が滅亡してパワーバランスが圧倒的に変わってしまったのだから、こちらからの和睦なんて歯牙にもかけられない。
できるとしたら全面降伏だが、ハワード暗殺の件もあり、帝国に降伏するのを良しとしない国民は多いだろう。
これまで何度か滅亡のふちを歩いてきたが、今回が過去最大に厳しい。
「とにもかくにも情報だ。ビンゴ王国がどうなったのか、それを聞くまでは軽挙はつつしんで打開策を考えよう。マツナガは引き続き金策を頼む」
「やれやれ。私はそんなことのためにここにいるのではないですがねぇ……まぁよいでしょう」
「では私はこれで、ジャンヌ様」
ジルが先に出て行く。
続いて出て行こうとしたマツナガの後ろ姿に声をかけた。
「去年の末。俺が言った言葉を覚えてるか、マツナガ?」
「さて、そんな昔のことは忘れました」
「じゃあもう一度言ってやる。俺たちにオムカに仇をなすことをしたら、俺はお前を処罰すると」
「はて? 私が何かしたのでしょうか?」
「これからの話だ。はっきり言ってやる――裏切るなよ?」
「…………ええ、もちろん。私は女王陛下に忠誠を誓った身。私が裏切ることなんて、天地開闢以来ありえないことですよ」
よくもいけしゃあしゃあと。
どういう精神構造してるんだ、こいつ。最低だ。
とにかくそれからは情報収集と分析、そして今後の対策をするので手一杯で、里奈のところには行けなかった。
そして数日後。
9月になって季節も秋に変わろうとしているところ。
ビンゴ王国からの使者がやってきて、再び全員が集められた。
//////////////////////////////////////
3章完結まであと2話です。
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
国を滅ぼした最強の元帥。
彼女のモデルとなったキャラはいくつかいますが、そんな最強をどう攻略するかできるのか。ジャンヌのこの後の動向を見守っていただけると幸いです。
いいねやお気に入りをいただけると励みになります。軽い気持ちでもいただけると嬉しく思いますので、どうぞよろしくお願いします。
俺はいつものように里奈のところで話をしていた。
まるで失った時を取り戻すかのように、暇があればここに来てそして彼女と話し、そして時には外出した。
幸せだったのだと思う。
平和だったのだと思う。
平穏だったのだと思う。
この1年で一番、気兼ねなく、心安らぐ時間。
オムカ王国の軍師ジャンヌ・ダルクという立場は、俺にはやはり重かったのだろうか。
イッガーと話すのも楽だけど、あっちが変にかしこまって対等とは言えない。
ミストも似たようなものだし、マツナガに至っては論外だ。
限りなく本音で、限りなく自然体で、限りなく自由にいられる相手。
ジャンヌ・ダルクではなく、写楽明彦という一個人が。
それが立花里奈という相手だったのは、幸か不幸か。
このままの時間がいつまでも続けばいい。
オムカのことや、帝国のことも、この場においては些事だった。
そんな生活を破ったのはクロエだった。
激しくノックする音が部屋に響く。
「隊長殿! あぁ、やはりこちらに」
「クロエ……どうした?」
「いえ……その、隊長殿はいつもこちらに?」
「ん……そうだな。ごめん。家に戻るのが遅くなって」
「いえ、そういうことではありませんが……隊長殿の噂が流れていて。どうも隊長殿の様子がおかしいって。中には敵国の人間と通じてるなんて噂も……」
「それは――」
いや、弁解できない。
里奈はこの国の人間からすれば、元帝国、敵国の人間だ。
いくら逃げてきたと言っても、敵対していた人間をそう簡単に信じられるかと言ったらそれは無理だ。
里奈のことを知った上での、帝国の離間の計とも考えられる。
「私は、その……まだいいんです。完全には信用しきっていないですけど、何度かお話させてもらって……悪い人ではなかったと思うので。何より女王様に似てますし。その、操られていた、という話も……良く分からないですけど理解できます」
その言葉で、クロエが里奈と会っているということを初めて知った。
それはどこかショックだったが、それを顔に出さないのは成功したと思う。
「そうか。悪い。もうちょっと気をつけるよ。用件はそれか?」
「って、それじゃないんです! 今すぐ王宮に来てください! 大変なことが起きてるみたいです!」
「大変なこと?」
「はい、詳細は全員が集まってから、ということですが」
「ちょ、ちょっと待て。全員って……全員?」
「はい! 女王様とニーア、宰相殿に師団長……じゃなくジーン総司令殿に復帰したブリーダ隊長にイッガー、そして私はともかくなぜかウィットなんかも含めて全員です! あ、サカキ師団長は北ですが」
いきなり全員の招集?
何が起こった?
不安がよぎる中、俺は里奈に事の次第を告げるとそのままクロエと共に王都へ戻った。
謁見の間ではすでに全員そろっていた。
大きめの長方形のテーブルが備え付けられており、一番奥の誕生日席にマリア、その背後にニーアが立つ。
そして左の奥からマツナガ、1つ飛ばしてイッガーが座り、右はジル、ブリーダ、ウィットと座っている。
「遅くなりました」
「うむ、座るのじゃ」
俺はマツナガとイッガーの間の空席に入った。クロエはイッガーの隣だ。
「先ほど、緊急の連絡が参りました」
マツナガが仕切りだす。
これでも一国の宰相だから仕方ない。
そして、一瞬の間を開け、マツナガはこう言った。
「ビンゴ王国が滅亡しました」
無言の衝撃が全員を襲う。
俺も言われた意味を理解するのに数秒を要した。
ビンゴ王国が? 滅亡? 滅んだ? 何故?
4月の侵攻からこの半年近く帝国領に進行していただけに、その急転直下の展開に脳が追い付かない。
「誤報ではないのですか」
ジルが当然の疑問をぶつける。
それでもマツナガは平然として、現実をぶつけてきた。
「事実です。ビンゴ方面に張り付けていたイッガーさんの諜報部隊からの連絡になります」
俺はイッガーの方を見る。
その顔色は暗い。事実だという事だろう。
「おそらく2、3日中にはビンゴ王国から使者が参りましょう。生きていればですが。そうですね、女王様?」
「うむ。これはオムカ王国、そしてシータ王国にもかかわる危急存亡の秋じゃ。皆の者。今はとにかく情報を集め、帝国の動向に注意するのじゃ。ブリーダよ、北に行って師団長を助けてやってくれ」
「はっ!」
「ご理解いただけると思いますが、この件についてはかん口令を敷かせていただきます。無暗やたらに民衆の不安をあおるのは得策とは言えませんからね。もちろん、皆さまの中にそのような軽率な行動をする者はいないと信じておりますが」
こいつは一言余計なんだよ……。だから嫌われるんだ。
「では、解散とする!」
マリアが席を立ち退室するにあたって、ようやく他の皆が動き出した。
ブリーダはいの一番に部屋を出て行った。北に備えるためだろう。
イッガーも情報収集のために出て行く。
ウィットとクロエも部隊に返した。そして城外での調練を命じたので、何かあれば連絡が来るだろう。
そして俺とジルとマツナガだけになった時、俺はマツナガに詰め寄った。
「なんで俺に教えなかった?」
ビンゴ王国の滅亡。
おそらく知ったのはもう少し前だろう。
その時に話してくれれば、何かしら対応が打てたはずなのに。
だがマツナガは肩をすくめ、
「君がどこぞの女子に現を抜かしていましたから。伝えようと思ったのですが、居場所がつかめなかったのですよ」
よくもぬけぬけと。
俺の状況を知ってるなら、どこにいるかぐらい筒抜けだろうに。
「とにかく、この事態にどう対応するかです。今すぐ動きたいところですが……」
ジルが深刻な表情で話を進める。
そうだ。
そんなことよりこれからどうするかだ。
「とにかく、時間をおけば置くほどマズい。ビンゴ地方を平定されたら、北と西、2方向から侵攻される。それを防げる力はオムカにはないぞ」
「ただ金もない、兵もない。どうするつもりです?」
マツナガの直截な言い方にはイラっとくるけど事実だ。
先の戦いでオムカの兵は傷つき、さらにマツナガが集めた金もほとんど消費し尽くしている。
正直、ほぼ軍事行動はできないといっていい。
――いや、できる。
国家総動員制を発令し、オムカおよび南郡から徴兵。さらに税も上げれば戦えないことはない。
けど、それは破滅への道。
勝っても負けても、マリアの名声は地に落ち、俺と共に史上最悪の暴君として歴史に名を残すだろう。
名を残すだけならまだいい。
マリアの精神では、そんな汚名を着て生きていくことなんてできないだろう。だから、最悪の結末を俺は想像して、俺はその策を捨てた。
本当に、戦争なんてものは罪深い。誰も幸せにならない。
なんでこんなことをやっているんだと思う。
やっぱり和睦か。
いや、無理だろう。
帝国軍を撃退した直後ならまだ芽はあった。
けど今は、ビンゴ王国が滅亡してパワーバランスが圧倒的に変わってしまったのだから、こちらからの和睦なんて歯牙にもかけられない。
できるとしたら全面降伏だが、ハワード暗殺の件もあり、帝国に降伏するのを良しとしない国民は多いだろう。
これまで何度か滅亡のふちを歩いてきたが、今回が過去最大に厳しい。
「とにもかくにも情報だ。ビンゴ王国がどうなったのか、それを聞くまでは軽挙はつつしんで打開策を考えよう。マツナガは引き続き金策を頼む」
「やれやれ。私はそんなことのためにここにいるのではないですがねぇ……まぁよいでしょう」
「では私はこれで、ジャンヌ様」
ジルが先に出て行く。
続いて出て行こうとしたマツナガの後ろ姿に声をかけた。
「去年の末。俺が言った言葉を覚えてるか、マツナガ?」
「さて、そんな昔のことは忘れました」
「じゃあもう一度言ってやる。俺たちにオムカに仇をなすことをしたら、俺はお前を処罰すると」
「はて? 私が何かしたのでしょうか?」
「これからの話だ。はっきり言ってやる――裏切るなよ?」
「…………ええ、もちろん。私は女王陛下に忠誠を誓った身。私が裏切ることなんて、天地開闢以来ありえないことですよ」
よくもいけしゃあしゃあと。
どういう精神構造してるんだ、こいつ。最低だ。
とにかくそれからは情報収集と分析、そして今後の対策をするので手一杯で、里奈のところには行けなかった。
そして数日後。
9月になって季節も秋に変わろうとしているところ。
ビンゴ王国からの使者がやってきて、再び全員が集められた。
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3章完結まであと2話です。
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
国を滅ぼした最強の元帥。
彼女のモデルとなったキャラはいくつかいますが、そんな最強をどう攻略するかできるのか。ジャンヌのこの後の動向を見守っていただけると幸いです。
いいねやお気に入りをいただけると励みになります。軽い気持ちでもいただけると嬉しく思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
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