288 / 627
第4章 ジャンヌの西進
第5話 ダイエット大作戦
しおりを挟む
――というわけで。
「はい、じゃあ行きますよ隊長殿。とりあえずは練兵場を10周してみましょう」
休日。
クロエに頼み込んで練兵場でトレーニングをさせてもらうことにした。
俺って、意思弱ぇよなぁ……。
というのもあの後、ベッドでひたすらに考え込んで眠れぬ夜を過ごした。
そんな馬鹿なという否定と、あるいはニーアの言ったことは真実ではないかという肯定が激しく俺の脳内で合戦を繰り広げたからだ。
そうなると止まらない。
そこに、前々からあった少しは鍛えた方がいいという思いが重なって、ここにいるのだ。
「いやー、隊長殿が自分を頼ってくれたのが嬉しいです。教官……ニーアに言われたっていうのがちょっとイラっときますが」
「お前、まだ呼び慣れてないんだな」
「別にいいんですよ。いやいや、それにしても再びその御姿を見ることができるなんて……眼福です」
「いちいち感想言うな! 恥ずかしいから!」
クロエの視線がもう変態オヤジだった。
運動着なんて持ってないから、体操着を着た。
トレーニングシャツの動きやすいもので、もちろん胸元には『じゃんぬ』とひらがなで書いてある。そして下は、あの絶滅危惧種のブルマー。そう、半年ほど前にやった運動会で作ったものだ。
これ、言われるまでもなく恥ずかしいんだよな……。
しかも俺1人というのがまたもう……。
いや、俺はここから生まれ変わるんだ。
というわけでトレーニング開始!
なのだが……。
「はぁ……はぁ……」
正直舐めていた。
トレーニングの厳しさではない。
自分の体力のなさに、だった。
「……え? 隊長殿、マジですか?」
クロエが珍種の生き物を見るような目で見てきた。
そりゃそうだよな。
たった1周、100メートルくらいでぶっ倒れるとは思ってなかった。
自分でもびっくりだ。
そりゃクロエも変わり種の野菜を発掘した時のような表情もするさ。
くっ、明らかにクロエの好感度がダウンしている。
ここはなんとか知力99のナイスな返答で上手く誤魔化すしかない。
「……はぁ、はぁ……いや……これは、あれだ…………はぁ……はぁ…………」
こ、声が出ない。
馬鹿な。
声が出なけりゃ、知力99だろうと大天才だろうと無力。うぅん、俺の新しい弱点が見つかった。よかったよかった。
――じゃなく!
マジ死ぬ……。
体が自分のものとは思えないほど重い。
いくら酸素を吸い込んでも、血の巡りが全く活性化されない感じ。
とりあえず5分くらい寝転んで、ぜひぜひ言ってるとようやく声が出るようになった。
「あーーーーーーー、きっつ」
「いや、隊長殿が体力ないのは初めて会った時から知ってましたが……悪化してません?」
「し、仕方ないだろ! 運動なんて馬に乗るくらいだし!」
本当は乗馬も運動になるんだけど、持久力とはまた別の問題。
というかそれ以外はほとんど執務室に籠ってるわけだから、まったく運動しないのはしょうがないだろ。
「帝都でも、外歩き以外はずっとごろごろしてお菓子とか食べてましたからねぇ」
「うっ……そこを言われると」
あの時はほとんど部屋にいたからなぁ。
うーん、確かに反省すべきかもしれない。
「ま、まぁ。今日は初日ですし。ゆっくり慣らしていきましょう」
「いーつも、すまないねぇ……」
なんか介護を受けてるおじいさんの気分だ。
本当にクロエには頭が上がらないな……。
いきなりランニングは無理ということで、ちょっとした体操から始めることになった。
――が。
「無理! これ以上は折れる! 人間の関節はこっちに曲がらないから!」
「ただの前屈運動でわけのわからんことを言わないでください……」
とか、
「はい、隊長殿のおみ足をこっちに……」
「つる! つるから! 圧倒的に足がつる! こむら返りぃぃ!」
とか、
「はい、じゃあ片足をあげて30秒です」
「…………うん、ま、こんなもんだろ」
「え、なんで2秒で足ついて満足顔なんですか。遊んでます、隊長殿?」
とか、色々。
いやー、運動した。うん。今日はよく眠れそうだ。
「…………隊長殿」
「その憐れな子ヤギを見るような視線、やめてくんない?」
「うう、隊長殿。たとえ隊長殿が体力ゼロの運動音痴で体がバッキバキに硬すぎる超絶残念な運動神経の持ち主だとしても、クロエが養ってあげますからね!」
俺、そこまで言われるほどなのか。
てか養ってもらうもなにも、俺だって一応働いてるぞ。
とりあえず今日はもう終わりだろう。
そう思って帰ろうとした時に、閑散とした練兵場に声が響いた。
「ふっふっふ! 所詮そこまでのようね、クロエ!」
「その声は!」
「あたしよ!」
ニーアが自信満々に姿を現した。
まぁ、そうだろうよ。
「むむむ、何しにきたのよ」
「いや、なんかジャンヌがトレーニングしてるって聞いたから? 女王様にちょっと見て来いって言われただけで、他意はないわ」
「嘘つき! ただ隊長殿の格好を見に来ただけでしょ!」
「別にそういうわけじゃないけど……」
ニーアの視線がこちらに向く。
というか睨まれた。
え、なんか怖いんだけど。
あの目。
昔、風呂場で殺されそうになった時と同じ目。
ぶっちゃけアレ、トラウマなんだけど。
「え、てかジャンヌなんでクロエとやってるの? あたしたち言ったよね。一緒にやろうって。それ断ってクロエと一緒って。何? ジャンヌ裏切り? そういうことする? ふーん。そうかジャンヌってそうなんだ。あたしたちじゃ信用ならないってこと?」
「あ……いえ、その……えっと」
ヤバい。めんどくさい奴だ。
てかニーアとやったら確実に死ぬ未来しか見えなかったわけで。
てかてか、そんなくだらないことで人を殺すような目をするな!
「ふっ、それは当然でしょう教官……いや、ニーア。あなたみたいなただ鍛えればいいっていう脳筋方法じゃあ、隊長殿が耐えられないのは自明の理! そう、こういうのはトレーニングだけじゃなく、食べ物や睡眠時間も管理が大事! つまり、寝食を共にしている自分こそ! 隊長殿のダイエット計画には必要不可欠ということなのですよ!」
お前も煽るな、クロエ!
「へぇ? そういうこと言っちゃう? あたしの前で、そういう風にしちゃう?」
「当然! 隊長殿の身の安全、健康管理はジャンヌ隊のそれも副隊長の私が見ることになってますから!」
「ふん、あんたみたいにちんたらやってたら、いつまでたってもジャンヌは痩せないのよ。あたしにやらせなさい。3日もあれば、ジャンヌの美しボディに改造してあげる」
「む……確かに隊長殿の美しボディにはそそられるものがありますが……させません。隊長殿のことは私が一番よく知っているのですから!」
「ふぅん、じゃあ勝負する? あたしとあんた。どっちがジャンヌを痩せさせられるか!」
「望むところです!」
あ、これヤバい奴だ。
これまで数々の修羅場を潜り抜けてきた俺の警報機がガンガン鳴っている。
よし、逃げよう。
そう思って回れ右。
だが悲鳴を上げている俺の足は、見事にもつれて盛大に転んでしまった。
その音に反応したかのように、2人がぐりんと首をこちらに回す。
「というわけでジャンヌ?」
「というわけで隊長殿?」
「う……く、来るな……」
2人の目つきつ手つきが異常だった。
こ、殺される……。
「大丈夫、ちょっとハードなトレーニングになるけど。すぐに気持ちよくなるから」
「安心してください。朝も昼も夜も24時間つきっきりで隊長殿を美ボディに改造してあげますから」
やばい、こいつら。
マジで目が据わってる。
逃げよう。
でもどこへ?
足も動かないのにどうやって?
それ以上にこの2人の強さは異常。俺が敵うはずもない。
じりじりと距離を詰めてくる2人。
背中に壁。追い詰められた!
「や、やめろ。お前ら、ふざけるな……うわああああああああああ!」
憐れな子羊の悲鳴が、夕闇迫るオムカの王都に響いた。
「はい、じゃあ行きますよ隊長殿。とりあえずは練兵場を10周してみましょう」
休日。
クロエに頼み込んで練兵場でトレーニングをさせてもらうことにした。
俺って、意思弱ぇよなぁ……。
というのもあの後、ベッドでひたすらに考え込んで眠れぬ夜を過ごした。
そんな馬鹿なという否定と、あるいはニーアの言ったことは真実ではないかという肯定が激しく俺の脳内で合戦を繰り広げたからだ。
そうなると止まらない。
そこに、前々からあった少しは鍛えた方がいいという思いが重なって、ここにいるのだ。
「いやー、隊長殿が自分を頼ってくれたのが嬉しいです。教官……ニーアに言われたっていうのがちょっとイラっときますが」
「お前、まだ呼び慣れてないんだな」
「別にいいんですよ。いやいや、それにしても再びその御姿を見ることができるなんて……眼福です」
「いちいち感想言うな! 恥ずかしいから!」
クロエの視線がもう変態オヤジだった。
運動着なんて持ってないから、体操着を着た。
トレーニングシャツの動きやすいもので、もちろん胸元には『じゃんぬ』とひらがなで書いてある。そして下は、あの絶滅危惧種のブルマー。そう、半年ほど前にやった運動会で作ったものだ。
これ、言われるまでもなく恥ずかしいんだよな……。
しかも俺1人というのがまたもう……。
いや、俺はここから生まれ変わるんだ。
というわけでトレーニング開始!
なのだが……。
「はぁ……はぁ……」
正直舐めていた。
トレーニングの厳しさではない。
自分の体力のなさに、だった。
「……え? 隊長殿、マジですか?」
クロエが珍種の生き物を見るような目で見てきた。
そりゃそうだよな。
たった1周、100メートルくらいでぶっ倒れるとは思ってなかった。
自分でもびっくりだ。
そりゃクロエも変わり種の野菜を発掘した時のような表情もするさ。
くっ、明らかにクロエの好感度がダウンしている。
ここはなんとか知力99のナイスな返答で上手く誤魔化すしかない。
「……はぁ、はぁ……いや……これは、あれだ…………はぁ……はぁ…………」
こ、声が出ない。
馬鹿な。
声が出なけりゃ、知力99だろうと大天才だろうと無力。うぅん、俺の新しい弱点が見つかった。よかったよかった。
――じゃなく!
マジ死ぬ……。
体が自分のものとは思えないほど重い。
いくら酸素を吸い込んでも、血の巡りが全く活性化されない感じ。
とりあえず5分くらい寝転んで、ぜひぜひ言ってるとようやく声が出るようになった。
「あーーーーーーー、きっつ」
「いや、隊長殿が体力ないのは初めて会った時から知ってましたが……悪化してません?」
「し、仕方ないだろ! 運動なんて馬に乗るくらいだし!」
本当は乗馬も運動になるんだけど、持久力とはまた別の問題。
というかそれ以外はほとんど執務室に籠ってるわけだから、まったく運動しないのはしょうがないだろ。
「帝都でも、外歩き以外はずっとごろごろしてお菓子とか食べてましたからねぇ」
「うっ……そこを言われると」
あの時はほとんど部屋にいたからなぁ。
うーん、確かに反省すべきかもしれない。
「ま、まぁ。今日は初日ですし。ゆっくり慣らしていきましょう」
「いーつも、すまないねぇ……」
なんか介護を受けてるおじいさんの気分だ。
本当にクロエには頭が上がらないな……。
いきなりランニングは無理ということで、ちょっとした体操から始めることになった。
――が。
「無理! これ以上は折れる! 人間の関節はこっちに曲がらないから!」
「ただの前屈運動でわけのわからんことを言わないでください……」
とか、
「はい、隊長殿のおみ足をこっちに……」
「つる! つるから! 圧倒的に足がつる! こむら返りぃぃ!」
とか、
「はい、じゃあ片足をあげて30秒です」
「…………うん、ま、こんなもんだろ」
「え、なんで2秒で足ついて満足顔なんですか。遊んでます、隊長殿?」
とか、色々。
いやー、運動した。うん。今日はよく眠れそうだ。
「…………隊長殿」
「その憐れな子ヤギを見るような視線、やめてくんない?」
「うう、隊長殿。たとえ隊長殿が体力ゼロの運動音痴で体がバッキバキに硬すぎる超絶残念な運動神経の持ち主だとしても、クロエが養ってあげますからね!」
俺、そこまで言われるほどなのか。
てか養ってもらうもなにも、俺だって一応働いてるぞ。
とりあえず今日はもう終わりだろう。
そう思って帰ろうとした時に、閑散とした練兵場に声が響いた。
「ふっふっふ! 所詮そこまでのようね、クロエ!」
「その声は!」
「あたしよ!」
ニーアが自信満々に姿を現した。
まぁ、そうだろうよ。
「むむむ、何しにきたのよ」
「いや、なんかジャンヌがトレーニングしてるって聞いたから? 女王様にちょっと見て来いって言われただけで、他意はないわ」
「嘘つき! ただ隊長殿の格好を見に来ただけでしょ!」
「別にそういうわけじゃないけど……」
ニーアの視線がこちらに向く。
というか睨まれた。
え、なんか怖いんだけど。
あの目。
昔、風呂場で殺されそうになった時と同じ目。
ぶっちゃけアレ、トラウマなんだけど。
「え、てかジャンヌなんでクロエとやってるの? あたしたち言ったよね。一緒にやろうって。それ断ってクロエと一緒って。何? ジャンヌ裏切り? そういうことする? ふーん。そうかジャンヌってそうなんだ。あたしたちじゃ信用ならないってこと?」
「あ……いえ、その……えっと」
ヤバい。めんどくさい奴だ。
てかニーアとやったら確実に死ぬ未来しか見えなかったわけで。
てかてか、そんなくだらないことで人を殺すような目をするな!
「ふっ、それは当然でしょう教官……いや、ニーア。あなたみたいなただ鍛えればいいっていう脳筋方法じゃあ、隊長殿が耐えられないのは自明の理! そう、こういうのはトレーニングだけじゃなく、食べ物や睡眠時間も管理が大事! つまり、寝食を共にしている自分こそ! 隊長殿のダイエット計画には必要不可欠ということなのですよ!」
お前も煽るな、クロエ!
「へぇ? そういうこと言っちゃう? あたしの前で、そういう風にしちゃう?」
「当然! 隊長殿の身の安全、健康管理はジャンヌ隊のそれも副隊長の私が見ることになってますから!」
「ふん、あんたみたいにちんたらやってたら、いつまでたってもジャンヌは痩せないのよ。あたしにやらせなさい。3日もあれば、ジャンヌの美しボディに改造してあげる」
「む……確かに隊長殿の美しボディにはそそられるものがありますが……させません。隊長殿のことは私が一番よく知っているのですから!」
「ふぅん、じゃあ勝負する? あたしとあんた。どっちがジャンヌを痩せさせられるか!」
「望むところです!」
あ、これヤバい奴だ。
これまで数々の修羅場を潜り抜けてきた俺の警報機がガンガン鳴っている。
よし、逃げよう。
そう思って回れ右。
だが悲鳴を上げている俺の足は、見事にもつれて盛大に転んでしまった。
その音に反応したかのように、2人がぐりんと首をこちらに回す。
「というわけでジャンヌ?」
「というわけで隊長殿?」
「う……く、来るな……」
2人の目つきつ手つきが異常だった。
こ、殺される……。
「大丈夫、ちょっとハードなトレーニングになるけど。すぐに気持ちよくなるから」
「安心してください。朝も昼も夜も24時間つきっきりで隊長殿を美ボディに改造してあげますから」
やばい、こいつら。
マジで目が据わってる。
逃げよう。
でもどこへ?
足も動かないのにどうやって?
それ以上にこの2人の強さは異常。俺が敵うはずもない。
じりじりと距離を詰めてくる2人。
背中に壁。追い詰められた!
「や、やめろ。お前ら、ふざけるな……うわああああああああああ!」
憐れな子羊の悲鳴が、夕闇迫るオムカの王都に響いた。
0
あなたにおすすめの小説
薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる