15 / 38
3章(4)
しおりを挟む
橋を越えればアパートが見えてくる、といった道のど真ん中で、旭陽は橋の上に人だかりができているのを見た。橋の中央あたりに集まった人々は、橋の下を流れる川を見下ろして、興奮したようになにかを叫んでいる。その道を避けて通るわけにもいかず、旭陽は人混みに近づいた。
「なにがあったんですか?」
しきりに橋の下を見下ろしていた中年の男性に声をかける。旭陽の存在に気づいた男性は、一度顔を上げると橋の下を指差した。
「若い兄ちゃんが川に飛び込んだんだけど……一向に上がって来ないんだよ」
旭陽も橋の下を覗き込んだ。そして、ぎょっとした。川面から、人の手が突き出ていたからだ。
どう見ても、あれは溺れているようにしか見えない。この川はさほど流れも速くなく、水深も浅いイメージがあったが、昨日の大雨で増水しているようだ。茶色の水が、だくだくと流れる間に、細い人の手が浮いたり沈んだりしている。
旭陽は一も二もなく、駆け出した。橋を渡りきり、草が生い茂る土手に下りる。川に近づくと、一層その茶色い濁流が凶悪なものに思えた。
「おい! 危ないって!」
橋の上から、先ほどの男性が叫んでいる声が聞こえる。どうする? 飛び込むか? 幸いにして、旭陽は着衣水泳の心得がある。しかしそれはプールでの話だ。川や海など、自然の流れがあるところでは一度も実践の経験がない。
下手すれば、助けに行った自分も溺れるかもしれない。けれど、ここで消防やらが助けに来るまで待っていたら、あの人は本当に溺れて、川の底まで沈んでいってしまう。
一瞬、川面から覗いた顔を見て、旭陽は覚悟を決めた。背中に背負っていたリュックを下ろし、ざぶざぶと川に入る。土手に近いところはまだ底に足が届いたが、中央あたりまで来ると一気に水深が深くなった。平泳ぎの要領で、じりじりと助けを待つその手に近づく。
近くまで来て、旭陽は一度顔を川に沈めた。茶色く濁った水の中での視界は悪く、五十センチ先すら見通せない。伸ばした手が、顔面に触れた。手探りで顎を掴み、自分が浮き上がると同時に一気に引き上げる。
「っ、力抜いて! 踏ん張ったら、逆に沈むから!」
人の身体を引っ張りながら泳ぐのは、なかなか至難の業だった。一人ならなんなく泳げる距離も、一人分余計に背負っていることで急に進みが遅くなる。そして身体にぶつかってくる波の強さ。旭陽の身体ごと押し流そうとしてくる強い流れに逆らいながら、土手を目指して必死に足をばたつかせる。
旭陽に顔面を引き揚げられた男は、波の間で二、三度水を吐いたようだが、その後は大人しくなった。川底に足が着く浅瀬に来ても、自らの足で立つことも難しいようで、旭陽は仕方なくその身体を引きずって土手に上がった。
「……小野さん」
上がった息を整えてから、旭陽は目の前で土手に伸びている男に向かって声をかけた。川に飛び込み、溺れた若い男の正体は隣人の小野碧だった。
溺れているのが知り合いとわかったら、無視するわけにもいかなくなった。だから旭陽は危険を承知で、川に飛び込んだのだ。
「なにやってんすか、こんなところで」
土のような、草のような、なんともいえない臭いを漂わせながら碧が寝転んだまま、片手を挙げる。その手にはぐっしょりと茶色い水を吸い込んだぬいぐるみが掴まれていた。
「橋の上を歩いていたら……前を歩く女の子が、ぬいぐるみを落としたんだ」
「わざわざそれを拾いに?」
「いやあ、十束くんにもできるのだから僕にもできると思ってね」
プールですら泳いだことないけど、と碧はあっけらかんに言い放った。瞬間、旭陽の頭がカッと沸騰したように熱くなる。
「プロでも川や海では溺れることがあるんですよ!? 馬鹿でしょ、あんた!!」
「待て、そんなに怒らなくても――」
「怒りますよ! 素人がカッコつけた結果、溺れ死ぬところを見るかもしれなかったんだから!」
碧はぽかんとした顔で旭陽のことを見たが、やがて小さな声で「すまなかった」と謝った。頭には濡れた葉をつけ、Tシャツは泥で汚れ、起き上がる気力もなく土手に寝そべっている。
やがて土手に降りてきた幼稚園生くらいの女の子と、その母親は怯えたような表情で碧の手からぬいぐるみを取り上げていった。「もうなくすなよ」という碧の言葉に、母親がしきりに頭を下げながら娘の手を引いて遠ざかっていく。その様子を見ていると、旭陽はそれ以上、碧に対して怒ることができなかった。
「それで……大会はどうだった?」
頭についた葉っぱを払いながら、碧が尋ねてくる。動く気力が湧いてくるまで、ここで雑談しようというのか。濡れた服に夕暮れの冷たい風が吹きつけ、すこし寒さすら覚える。
「三位でした。三位でも、入賞は入賞ですよ」
「そうか、おめでとう」
碧を置いて、立ち上がる。つきあっていられない。さっさと家に帰って、泥水を吸った服を着替えて熱いシャワーを浴びたい。大会帰りに、こんなところでまた泳ぐことになるとは思わなかった。
「小野さんはどうなんすか。この短期間で二作目を出すなんて、無理でしょ」
ふふ、と誰かの笑い声が聞こえた。いや、幻聴かもしれない。疲れすぎて、聞こえないものが聞こえてきて――。
「無理なものなどあるか!」
碧はそう叫ぶと、大声で笑った。勢いよく起き上がり、口の中に溜まった砂利を吐き出し、旭陽に近づいてくる。ギラギラと光る目に宿る狂気に、旭陽は勝負の結果を知った。
「延長戦だよ、十束くん。ちょうど今日、編集部から書籍化の話をもらってね」
汚れたTシャツの裾で、碧が顔を拭う。よくよく見ると、彼は水中で眼鏡をなくしたようだ。いつもは眼鏡の奥に隠れている瞳が、むき出しのまま旭陽を見つめている。
「僕は次の小説を十万部売ってみせる」
君はどうする? 碧の目は、そう旭陽に問いかけていた。
「なにがあったんですか?」
しきりに橋の下を見下ろしていた中年の男性に声をかける。旭陽の存在に気づいた男性は、一度顔を上げると橋の下を指差した。
「若い兄ちゃんが川に飛び込んだんだけど……一向に上がって来ないんだよ」
旭陽も橋の下を覗き込んだ。そして、ぎょっとした。川面から、人の手が突き出ていたからだ。
どう見ても、あれは溺れているようにしか見えない。この川はさほど流れも速くなく、水深も浅いイメージがあったが、昨日の大雨で増水しているようだ。茶色の水が、だくだくと流れる間に、細い人の手が浮いたり沈んだりしている。
旭陽は一も二もなく、駆け出した。橋を渡りきり、草が生い茂る土手に下りる。川に近づくと、一層その茶色い濁流が凶悪なものに思えた。
「おい! 危ないって!」
橋の上から、先ほどの男性が叫んでいる声が聞こえる。どうする? 飛び込むか? 幸いにして、旭陽は着衣水泳の心得がある。しかしそれはプールでの話だ。川や海など、自然の流れがあるところでは一度も実践の経験がない。
下手すれば、助けに行った自分も溺れるかもしれない。けれど、ここで消防やらが助けに来るまで待っていたら、あの人は本当に溺れて、川の底まで沈んでいってしまう。
一瞬、川面から覗いた顔を見て、旭陽は覚悟を決めた。背中に背負っていたリュックを下ろし、ざぶざぶと川に入る。土手に近いところはまだ底に足が届いたが、中央あたりまで来ると一気に水深が深くなった。平泳ぎの要領で、じりじりと助けを待つその手に近づく。
近くまで来て、旭陽は一度顔を川に沈めた。茶色く濁った水の中での視界は悪く、五十センチ先すら見通せない。伸ばした手が、顔面に触れた。手探りで顎を掴み、自分が浮き上がると同時に一気に引き上げる。
「っ、力抜いて! 踏ん張ったら、逆に沈むから!」
人の身体を引っ張りながら泳ぐのは、なかなか至難の業だった。一人ならなんなく泳げる距離も、一人分余計に背負っていることで急に進みが遅くなる。そして身体にぶつかってくる波の強さ。旭陽の身体ごと押し流そうとしてくる強い流れに逆らいながら、土手を目指して必死に足をばたつかせる。
旭陽に顔面を引き揚げられた男は、波の間で二、三度水を吐いたようだが、その後は大人しくなった。川底に足が着く浅瀬に来ても、自らの足で立つことも難しいようで、旭陽は仕方なくその身体を引きずって土手に上がった。
「……小野さん」
上がった息を整えてから、旭陽は目の前で土手に伸びている男に向かって声をかけた。川に飛び込み、溺れた若い男の正体は隣人の小野碧だった。
溺れているのが知り合いとわかったら、無視するわけにもいかなくなった。だから旭陽は危険を承知で、川に飛び込んだのだ。
「なにやってんすか、こんなところで」
土のような、草のような、なんともいえない臭いを漂わせながら碧が寝転んだまま、片手を挙げる。その手にはぐっしょりと茶色い水を吸い込んだぬいぐるみが掴まれていた。
「橋の上を歩いていたら……前を歩く女の子が、ぬいぐるみを落としたんだ」
「わざわざそれを拾いに?」
「いやあ、十束くんにもできるのだから僕にもできると思ってね」
プールですら泳いだことないけど、と碧はあっけらかんに言い放った。瞬間、旭陽の頭がカッと沸騰したように熱くなる。
「プロでも川や海では溺れることがあるんですよ!? 馬鹿でしょ、あんた!!」
「待て、そんなに怒らなくても――」
「怒りますよ! 素人がカッコつけた結果、溺れ死ぬところを見るかもしれなかったんだから!」
碧はぽかんとした顔で旭陽のことを見たが、やがて小さな声で「すまなかった」と謝った。頭には濡れた葉をつけ、Tシャツは泥で汚れ、起き上がる気力もなく土手に寝そべっている。
やがて土手に降りてきた幼稚園生くらいの女の子と、その母親は怯えたような表情で碧の手からぬいぐるみを取り上げていった。「もうなくすなよ」という碧の言葉に、母親がしきりに頭を下げながら娘の手を引いて遠ざかっていく。その様子を見ていると、旭陽はそれ以上、碧に対して怒ることができなかった。
「それで……大会はどうだった?」
頭についた葉っぱを払いながら、碧が尋ねてくる。動く気力が湧いてくるまで、ここで雑談しようというのか。濡れた服に夕暮れの冷たい風が吹きつけ、すこし寒さすら覚える。
「三位でした。三位でも、入賞は入賞ですよ」
「そうか、おめでとう」
碧を置いて、立ち上がる。つきあっていられない。さっさと家に帰って、泥水を吸った服を着替えて熱いシャワーを浴びたい。大会帰りに、こんなところでまた泳ぐことになるとは思わなかった。
「小野さんはどうなんすか。この短期間で二作目を出すなんて、無理でしょ」
ふふ、と誰かの笑い声が聞こえた。いや、幻聴かもしれない。疲れすぎて、聞こえないものが聞こえてきて――。
「無理なものなどあるか!」
碧はそう叫ぶと、大声で笑った。勢いよく起き上がり、口の中に溜まった砂利を吐き出し、旭陽に近づいてくる。ギラギラと光る目に宿る狂気に、旭陽は勝負の結果を知った。
「延長戦だよ、十束くん。ちょうど今日、編集部から書籍化の話をもらってね」
汚れたTシャツの裾で、碧が顔を拭う。よくよく見ると、彼は水中で眼鏡をなくしたようだ。いつもは眼鏡の奥に隠れている瞳が、むき出しのまま旭陽を見つめている。
「僕は次の小説を十万部売ってみせる」
君はどうする? 碧の目は、そう旭陽に問いかけていた。
0
あなたにおすすめの小説
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
完結|好きから一番遠いはずだった
七角@書籍化進行中!
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
初恋ミントラヴァーズ
卯藤ローレン
BL
私立の中高一貫校に通う八坂シオンは、乗り物酔いの激しい体質だ。
飛行機もバスも船も人力車もダメ、時々通学で使う電車でも酔う。
ある朝、学校の最寄り駅でしゃがみこんでいた彼は金髪の男子生徒に助けられる。
眼鏡をぶん投げていたため気がつかなかったし何なら存在自体も知らなかったのだが、それは学校一モテる男子、上森藍央だった(らしい)。
知り合いになれば不思議なもので、それまで面識がなかったことが嘘のように急速に距離を縮めるふたり。
藍央の優しいところに惹かれるシオンだけれど、優しいからこそその本心が掴みきれなくて。
でも想いは勝手に加速して……。
彩り豊かな学校生活と夏休みのイベントを通して、恋心は芽生え、弾んで、時にじれる。
果たしてふたりは、恋人になれるのか――?
/金髪顔整い×黒髪元気時々病弱/
じれたり悩んだりもするけれど、王道満載のウキウキハッピハッピハッピーBLです。
集まると『動物園』と称されるハイテンションな友人たちも登場して、基本騒がしい。
◆毎日2回更新。11時と20時◆
本気になった幼なじみがメロすぎます!
文月あお
BL
同じマンションに住む年下の幼なじみ・玲央は、イケメンで、生意気だけど根はいいやつだし、とてもモテる。
俺は失恋するたびに「玲央みたいな男に生まれたかったなぁ」なんて思う。
いいなぁ玲央は。きっと俺より経験豊富なんだろうな――と、つい出来心で聞いてしまったんだ。
「やっぱ唇ってさ、やわらけーの?」
その軽率な質問が、俺と玲央の幼なじみライフを、まるっと変えてしまった。
「忘れないでよ、今日のこと」
「唯くんは俺の隣しかだめだから」
「なんで邪魔してたか、わかんねーの?」
俺と玲央は幼なじみで。男同士で。生まれたときからずっと一緒で。
俺の恋の相手は女の子のはずだし、玲央の恋の相手は、もっと素敵な人であるはずなのに。
「素数でも数えてなきゃ、俺はふつーにこうなんだよ、唯くんといたら」
そんな必死な顔で迫ってくんなよ……メロすぎんだろーが……!
【攻め】倉田玲央(高一)×【受け】五十嵐唯(高三)
【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
「普通を探した彼の二年間の物語」
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
闘乱世界ユルヴィクス -最弱と最強神のまったり世直し旅!?-
mao
BL
力と才能が絶対的な存在である世界ユルヴィクスに生まれながら、何の力も持たずに生まれた無能者リーヴェ。
無能であるが故に散々な人生を送ってきたリーヴェだったが、ある日、将来を誓い合った婚約者ティラに事故を装い殺されかけてしまう。崖下に落ちたところを不思議な男に拾われたが、その男は「神」を名乗るちょっとヤバそうな男で……?
天才、秀才、凡人、そして無能。
強者が弱者を力でねじ伏せ支配するユルヴィクス。周りをチート化させつつ、世界の在り方を変えるための世直し旅が、今始まる……!?
※一応はバディモノですがBL寄りなので苦手な方はご注意ください。果たして愛は芽生えるのか。
のんびりまったり更新です。カクヨム、なろうでも連載してます。
【完結】口遊むのはいつもブルージー 〜双子の兄に惚れている後輩から、弟の俺が迫られています〜
星寝むぎ
BL
お気に入りやハートを押してくださって本当にありがとうございます! 心から嬉しいです( ; ; )
――ただ幸せを願うことが美しい愛なら、これはみっともない恋だ――
“隠しごとありの年下イケメン攻め×双子の兄に劣等感を持つ年上受け”
音楽が好きで、SNSにひっそりと歌ってみた動画を投稿している桃輔。ある日、新入生から唐突な告白を受ける。学校説明会の時に一目惚れされたらしいが、出席した覚えはない。なるほど双子の兄のことか。人違いだと一蹴したが、その新入生・瀬名はめげずに毎日桃輔の元へやってくる。
イタズラ心で兄のことを隠した桃輔は、次第に瀬名と過ごす時間が楽しくなっていく――
【完結】社畜の俺が一途な犬系イケメン大学生に告白された話
日向汐
BL
「好きです」
「…手離せよ」
「いやだ、」
じっと見つめてくる眼力に気圧される。
ただでさえ16時間勤務の後なんだ。勘弁してくれ──。
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
純真天然イケメン大学生(21)× 気怠げ社畜お兄さん(26)
閉店間際のスーパーでの出会いから始まる、
一途でほんわか甘いラブストーリー🥐☕️💕
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
📚 **全5話/9月20日(土)完結!** ✨
短期でサクッと読める完結作です♡
ぜひぜひ
ゆるりとお楽しみください☻*
・───────────・
🧸更新のお知らせや、2人の“舞台裏”の小話🫧
❥❥❥ https://x.com/ushio_hinata_2?s=21
・───────────・
応援していただけると励みになります💪( ¨̮ 💪)
なにとぞ、よしなに♡
・───────────・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる