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第2章 冒険者アラタ編
第65話 ふざけんな!
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「ごはん、食べに行きませんか?」
「え……あ、はい」
生き返り、この街を出ようと考えていることを伝えたアラタに対して、リリーの反応は特になかった。
と言うよりその一連の会話そのものを無かったことにしたような、そんな雰囲気が彼女からは感じられる。
何も話すことなく街を歩き、2人はガヤガヤとした食事処に入り、促されるまま席に着く。
「えーっと、エールを2つお願いします」
この店にはよく足を運んでいるのか、修道服姿の彼女が酒を注文しても特に変な顔をすることなく、店員は厨房へとオーダーを伝えに行く。
そもそも修道服を着ているからと言って本当に彼女は宗教系の人間なのか、飲酒が禁止されている教えではないのか、そんなことアラタが知るはずもなく、聞けるムードでもなくテーブルにアルコール飲料が2つ、ジョッキで置かれた。
「アラタさんも飲めますよね?」
「はい、でも……」
「じゃあ復活記念にカンパーイ!」
「か、かんぱーい……」
彼女にそのつもりはないかもしれないが、今リリーが醸し出しているどんな質問も許さないオーラと、飲めますよねと聞く文言は世が世ならアルハラと言われてしまうかもしれない類の強制力を持っていた。
現にアラタも苦い顔をしながらジョッキの中の液体を飲んでいる。
苦い飲み物だから苦い顔をしているのではない、苦しい雰囲気だから苦い顔をしているのだ。
ドレイクの家から去り、自分の屋敷に帰るわけでもなく女の人と食事をしている。
生き返ったばかりで当然金なんて銅貨どころか鉄銭1つも持っていない。
この店の勘定もリリーに頼ることが半ば確定しており肩身が狭いのだ。
これではヒモのアラタと言う呼び名を否定したくても否定できない。
酒に続き料理が来て本格的に食事を開始してもリリーが何か切り出すことは無く、アラタは料理の味なんてしない。
「あの、なんで俺はリリーさんと食事をしているんでしょうか」
我慢の限界に達したアラタはこの不思議な状況に疑問を提唱した。
リリーは食事する手を止め、テーブルに置かれたワイングラスに眼を落しながら、
「何ででしょうかね」
そう言った。
アラタには他意はないように聞こえたし、もしかしたら理由なんて特にないのかもしれないと思えた。
ワインを一口飲むと、グラスを置き彼女はアラタの方を向く。
茶色っぽい黒髪は日本の中学や高校なら地毛と言っても信じてもらえなさそうなくらいには茶の要素が強い。
「姐さんがあのお2人に言ったこと、アラタさんも知っていますよね?」
「俺が2人を庇って死ぬ?」
以前アラタが身体強化を習得する際、3人の関係は歪だと否定したシャーロットから言われたこと。
アラタは2人の駒となり命を落とすと。
それを分かっていて剣を教えるような外道になるつもりはないと言われたこと。
確かにその通りになった。
「そうです。私だって死体を治したりしたくはありません。アラタさんの臓器がキレイな形していた話、聞きます?」
「いや、遠慮しときます」
「私が言いたいこと、分かりますか?」
彼女、この場合はただの三人称ではなくお付き合いをしているパートナーと言う意味の彼女だが、清水遥香にどことなく雰囲気の似ている気がするリリーに睨まれて、アラタは日本でも時折こうして詰められていたと思い出し、更に委縮する。
彼女のお叱りを受けるとき、アラタに非があるケースがほとんどだが、今回もそんな感じだ。
死体、それも知り合いの死体を修繕させられて不快に思わない人がいるはずがなく、目の前で自分を睨みつけているシスターもその一人だった。
「命を粗末にして、ご、ごめんなさい。ですか?」
リリーは頷き、話を続ける。
「私は分かりました。アラタさんだって死にたくて死んだわけではないですからね。でも、それを言わなければならない相手は私だけですか?」
「それは……」
「パーティーのお2人がいますよね? それにその鞘、収める剣が無いのは不恰好です」
アラタの足元には死んだときの装備一式がある。
その中に刀本体はない。
結界の維持に使っていた刀は魔道具の効果範囲外に出てしまったからだ。
「私はアラタさんに酷いことをしました。今回のことで全てなかったことに出来るとも思っていません。でも、少しくらい言わせてください」
そう言うとリリーはグラスの中身を一気に飲み干し、立ち上がると反対側の席に回りアラタの肩に手を置く。
「冒険者を辞めるとしても、生きていることくらい伝えてください。それが義理を立てるということです、それが仲間に対する責任です、それが……アラタさんと言う人間のはずです」
死ぬ間際、決めた。
願うなら、もしもう一度人生があるのなら、あの2人みたいな人ともう一度仲良くなりたいと。
今度は俺の方から誘おうと、2人が出来ないことは俺がやって、俺が出来ないことは2人を頼って、そんな風になりたいと願った。
決して最高ではなかったけど、それでも悪くないと思えた日々にただ感謝をした。
「俺、帰ります」
「はい! 男の子なんだからシャキッとしてくださいね?」
「あの、それで俺……お金貸してください」
気持ちを切り替え、今から屋敷に帰ろうという時にこのありさまである。
今までアラタが見た中で、リリーの一番の笑顔はこの時だったという。
「ふふっ、貸しじゃなくて奢りますよ。その代わりに将来孤児院に寄付をしてください」
「それって具体的においくらくらい?」
「そうですね~。金貨100枚からと言ったところでしょうか?」
「悪魔の契約だ」
「命までは取らないなら良心的でしょう? 命を取り戻すお手伝いまでしましたし」
「それもそうですね……ハイ」
夜だったこともあり、孤児院までリリーを送ってからアラタは屋敷への帰路についた。
夜風が気持ちいい。
俺の推測が正しければ、カナン公国と言う国は多分日本の気候をベースに作られている。
ただの偶然かもしれない、けどあいつのことだ、意図的と考えるほうが自然なまである。
日本人の俺が過ごしやすく感じているのはそういう所もあるだろうし、見た目の文明レベルと実際の生活水準に違和感を覚えるのも何かあるのだろう。
魔術、クラス、スキル、魔力、魔物、そう言った存在がいるこの世界と元の世界を単純比較するのは間違っている気もするけど、サンドイッチがあるんだ、どう考えてもおかしい。
そんなことを考えながら道を歩き、大きな鉄の扉の前まで来た。
生き返った、びっくりした? は違うか。
すぐ帰ってこなくてごめん! もなんか変か。
もう一度俺のことを仲間にしてください、これかな。
入り口をくぐり建物の前まで来た。
鍵は持っていなかったので扉をノックする。
「はーい」
いつもの優しそうなリーゼの声だ。
扉を開けてくれたらすぐに言おう、死んでごめん、生き返ったからもう一度仲間にしてほしいと。
鍵を開ける音の後、ゆっくりと扉が開く。
応対しようとしたリーゼの金髪が見えたあたりでアラタはその言葉を口にし始めた。
「死んでごめん。俺、俺をもう一度仲間に……ぐぁあ!」
「ノエル! 捕まえましたよ! 来てください!」
「ちょ! 痛い痛い! 俺まだ完治していな……」
チョークスリーパー!? 完全には決まってないけど苦し胸が当たってありがとうございます! 違う違う普通に息が出来な……やっぱありがとうございます!
リーゼの裸絞に対するレビューは置いておくとして、ドタドタ二階から降りてくる足音にアラタは震えた。
普段こんなことをしないリーゼですらこんな感じなんだ、オークションの時のことを考えれば今度は剣でバッサリいかれてもおかしくない。
アラタの顔に青い縦線が入り逃げ出そうとしてもリーゼがそれを許さない。
捕獲されたまま玄関に3者が揃う。
リーゼの締め技が解けるとノエルとアラタは向かい合う。
「その……ごめ――」
げんこつ一発。
【痛覚軽減】を易々と超えてくるダメージ量は何もかけていなければ地面をのたうち回るくらいには痛いものである。
「死んでごめ……痛っ、ちょっと、殴んのやめっ、だからご痛い! ちょっと待って、今謝るから」
「……けんな」
「え?」
「ふざけんな! 私は、私はアラタを守ろうと! みんなで生きて帰ろうと頑張ったのに! 自分から命を捨てるなんてふざけんな!」
初めの一発だけは本当に体の芯に響く打撃だったが、残りの攻撃はどれも本気のそれではなく、痛いと言いながらもアラタの肌は赤くすらなっていなかった。
ペチペチと叩かれながら扉まで追い込まれ、2人はある有名なポーズを取る。
「壁ドン……逆なんですけど」
「意味の分からないことをぬかすな。生き返ってくるなら……帰ってくるなら……始めから死ぬな!」
「あ……ごめん」
「だから謝るな! そんな言葉が聞きたくて待ってたんじゃない!」
例に漏れずノエルは号泣している。
泣き虫にも程があると思う反面、それくらい感情豊かなのかなとアラタは思った。
こんなに心配かけて、役立たずで迷惑をかける俺とはサヨナラしよう。
だからもう一度、
「俺、死んだけど生き返ったんだ」
「ゔん、じっでる」
「だから、もう一度、もう一度俺を2人の仲間に入れてくれないかな。今度は死んだりしないから」
「最じょっからながまじゃないか! ズズッ、良かっだ、良がっだよぉ!」
「泣き虫はそろそろ卒業してください。私までつられてしまうじゃないですか」
抱き締められるならリーゼの方がよかったなぁ、万力みたいに締め上げられて骨が軋んでる。
クエストの報告書は変更され、死者19名から18名に変更、負傷者が1名増え27名になった。
こうしてアラタは冒険者として、異世界人として、人間として再スタートを切り、パーティーとして再出発した。
「え……あ、はい」
生き返り、この街を出ようと考えていることを伝えたアラタに対して、リリーの反応は特になかった。
と言うよりその一連の会話そのものを無かったことにしたような、そんな雰囲気が彼女からは感じられる。
何も話すことなく街を歩き、2人はガヤガヤとした食事処に入り、促されるまま席に着く。
「えーっと、エールを2つお願いします」
この店にはよく足を運んでいるのか、修道服姿の彼女が酒を注文しても特に変な顔をすることなく、店員は厨房へとオーダーを伝えに行く。
そもそも修道服を着ているからと言って本当に彼女は宗教系の人間なのか、飲酒が禁止されている教えではないのか、そんなことアラタが知るはずもなく、聞けるムードでもなくテーブルにアルコール飲料が2つ、ジョッキで置かれた。
「アラタさんも飲めますよね?」
「はい、でも……」
「じゃあ復活記念にカンパーイ!」
「か、かんぱーい……」
彼女にそのつもりはないかもしれないが、今リリーが醸し出しているどんな質問も許さないオーラと、飲めますよねと聞く文言は世が世ならアルハラと言われてしまうかもしれない類の強制力を持っていた。
現にアラタも苦い顔をしながらジョッキの中の液体を飲んでいる。
苦い飲み物だから苦い顔をしているのではない、苦しい雰囲気だから苦い顔をしているのだ。
ドレイクの家から去り、自分の屋敷に帰るわけでもなく女の人と食事をしている。
生き返ったばかりで当然金なんて銅貨どころか鉄銭1つも持っていない。
この店の勘定もリリーに頼ることが半ば確定しており肩身が狭いのだ。
これではヒモのアラタと言う呼び名を否定したくても否定できない。
酒に続き料理が来て本格的に食事を開始してもリリーが何か切り出すことは無く、アラタは料理の味なんてしない。
「あの、なんで俺はリリーさんと食事をしているんでしょうか」
我慢の限界に達したアラタはこの不思議な状況に疑問を提唱した。
リリーは食事する手を止め、テーブルに置かれたワイングラスに眼を落しながら、
「何ででしょうかね」
そう言った。
アラタには他意はないように聞こえたし、もしかしたら理由なんて特にないのかもしれないと思えた。
ワインを一口飲むと、グラスを置き彼女はアラタの方を向く。
茶色っぽい黒髪は日本の中学や高校なら地毛と言っても信じてもらえなさそうなくらいには茶の要素が強い。
「姐さんがあのお2人に言ったこと、アラタさんも知っていますよね?」
「俺が2人を庇って死ぬ?」
以前アラタが身体強化を習得する際、3人の関係は歪だと否定したシャーロットから言われたこと。
アラタは2人の駒となり命を落とすと。
それを分かっていて剣を教えるような外道になるつもりはないと言われたこと。
確かにその通りになった。
「そうです。私だって死体を治したりしたくはありません。アラタさんの臓器がキレイな形していた話、聞きます?」
「いや、遠慮しときます」
「私が言いたいこと、分かりますか?」
彼女、この場合はただの三人称ではなくお付き合いをしているパートナーと言う意味の彼女だが、清水遥香にどことなく雰囲気の似ている気がするリリーに睨まれて、アラタは日本でも時折こうして詰められていたと思い出し、更に委縮する。
彼女のお叱りを受けるとき、アラタに非があるケースがほとんどだが、今回もそんな感じだ。
死体、それも知り合いの死体を修繕させられて不快に思わない人がいるはずがなく、目の前で自分を睨みつけているシスターもその一人だった。
「命を粗末にして、ご、ごめんなさい。ですか?」
リリーは頷き、話を続ける。
「私は分かりました。アラタさんだって死にたくて死んだわけではないですからね。でも、それを言わなければならない相手は私だけですか?」
「それは……」
「パーティーのお2人がいますよね? それにその鞘、収める剣が無いのは不恰好です」
アラタの足元には死んだときの装備一式がある。
その中に刀本体はない。
結界の維持に使っていた刀は魔道具の効果範囲外に出てしまったからだ。
「私はアラタさんに酷いことをしました。今回のことで全てなかったことに出来るとも思っていません。でも、少しくらい言わせてください」
そう言うとリリーはグラスの中身を一気に飲み干し、立ち上がると反対側の席に回りアラタの肩に手を置く。
「冒険者を辞めるとしても、生きていることくらい伝えてください。それが義理を立てるということです、それが仲間に対する責任です、それが……アラタさんと言う人間のはずです」
死ぬ間際、決めた。
願うなら、もしもう一度人生があるのなら、あの2人みたいな人ともう一度仲良くなりたいと。
今度は俺の方から誘おうと、2人が出来ないことは俺がやって、俺が出来ないことは2人を頼って、そんな風になりたいと願った。
決して最高ではなかったけど、それでも悪くないと思えた日々にただ感謝をした。
「俺、帰ります」
「はい! 男の子なんだからシャキッとしてくださいね?」
「あの、それで俺……お金貸してください」
気持ちを切り替え、今から屋敷に帰ろうという時にこのありさまである。
今までアラタが見た中で、リリーの一番の笑顔はこの時だったという。
「ふふっ、貸しじゃなくて奢りますよ。その代わりに将来孤児院に寄付をしてください」
「それって具体的においくらくらい?」
「そうですね~。金貨100枚からと言ったところでしょうか?」
「悪魔の契約だ」
「命までは取らないなら良心的でしょう? 命を取り戻すお手伝いまでしましたし」
「それもそうですね……ハイ」
夜だったこともあり、孤児院までリリーを送ってからアラタは屋敷への帰路についた。
夜風が気持ちいい。
俺の推測が正しければ、カナン公国と言う国は多分日本の気候をベースに作られている。
ただの偶然かもしれない、けどあいつのことだ、意図的と考えるほうが自然なまである。
日本人の俺が過ごしやすく感じているのはそういう所もあるだろうし、見た目の文明レベルと実際の生活水準に違和感を覚えるのも何かあるのだろう。
魔術、クラス、スキル、魔力、魔物、そう言った存在がいるこの世界と元の世界を単純比較するのは間違っている気もするけど、サンドイッチがあるんだ、どう考えてもおかしい。
そんなことを考えながら道を歩き、大きな鉄の扉の前まで来た。
生き返った、びっくりした? は違うか。
すぐ帰ってこなくてごめん! もなんか変か。
もう一度俺のことを仲間にしてください、これかな。
入り口をくぐり建物の前まで来た。
鍵は持っていなかったので扉をノックする。
「はーい」
いつもの優しそうなリーゼの声だ。
扉を開けてくれたらすぐに言おう、死んでごめん、生き返ったからもう一度仲間にしてほしいと。
鍵を開ける音の後、ゆっくりと扉が開く。
応対しようとしたリーゼの金髪が見えたあたりでアラタはその言葉を口にし始めた。
「死んでごめん。俺、俺をもう一度仲間に……ぐぁあ!」
「ノエル! 捕まえましたよ! 来てください!」
「ちょ! 痛い痛い! 俺まだ完治していな……」
チョークスリーパー!? 完全には決まってないけど苦し胸が当たってありがとうございます! 違う違う普通に息が出来な……やっぱありがとうございます!
リーゼの裸絞に対するレビューは置いておくとして、ドタドタ二階から降りてくる足音にアラタは震えた。
普段こんなことをしないリーゼですらこんな感じなんだ、オークションの時のことを考えれば今度は剣でバッサリいかれてもおかしくない。
アラタの顔に青い縦線が入り逃げ出そうとしてもリーゼがそれを許さない。
捕獲されたまま玄関に3者が揃う。
リーゼの締め技が解けるとノエルとアラタは向かい合う。
「その……ごめ――」
げんこつ一発。
【痛覚軽減】を易々と超えてくるダメージ量は何もかけていなければ地面をのたうち回るくらいには痛いものである。
「死んでごめ……痛っ、ちょっと、殴んのやめっ、だからご痛い! ちょっと待って、今謝るから」
「……けんな」
「え?」
「ふざけんな! 私は、私はアラタを守ろうと! みんなで生きて帰ろうと頑張ったのに! 自分から命を捨てるなんてふざけんな!」
初めの一発だけは本当に体の芯に響く打撃だったが、残りの攻撃はどれも本気のそれではなく、痛いと言いながらもアラタの肌は赤くすらなっていなかった。
ペチペチと叩かれながら扉まで追い込まれ、2人はある有名なポーズを取る。
「壁ドン……逆なんですけど」
「意味の分からないことをぬかすな。生き返ってくるなら……帰ってくるなら……始めから死ぬな!」
「あ……ごめん」
「だから謝るな! そんな言葉が聞きたくて待ってたんじゃない!」
例に漏れずノエルは号泣している。
泣き虫にも程があると思う反面、それくらい感情豊かなのかなとアラタは思った。
こんなに心配かけて、役立たずで迷惑をかける俺とはサヨナラしよう。
だからもう一度、
「俺、死んだけど生き返ったんだ」
「ゔん、じっでる」
「だから、もう一度、もう一度俺を2人の仲間に入れてくれないかな。今度は死んだりしないから」
「最じょっからながまじゃないか! ズズッ、良かっだ、良がっだよぉ!」
「泣き虫はそろそろ卒業してください。私までつられてしまうじゃないですか」
抱き締められるならリーゼの方がよかったなぁ、万力みたいに締め上げられて骨が軋んでる。
クエストの報告書は変更され、死者19名から18名に変更、負傷者が1名増え27名になった。
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