悪役令嬢になんてなりたくない!

桜夢 柚枝*さくらむ ゆえ

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男爵家のご令嬢??

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「レティシア様こんにちは!
わたしはリリル・ミールって言います!
わたしあなたと仲良くなりたいんです」

って言ってきたのは入学式から一週間後。
彼女が何者なのかは正直わからないけれど、
私のところにちょっと裏がありそうな笑顔で挨拶してきた次の日から毎日何かしら挨拶しに来るのはなんなんでしょうか?
何よりも!!!
王太子様の近くにいるところをよく見ますの!!
私の目の前で何かをするってところは見たことありませんが、
二人の間で何かあるのではないか?って思うと気が気じゃありません。
しかも、小説の展開に似てるのです。
大抵王太子様は平民や男爵家の令嬢に惚れてしまうように思えて怖いんです。
ああ、今もおふたりでいらっしゃる。
正確に言うともちろん、王太子様なので護衛は近くにいますが、護衛より近い位置にリリルさんはいるのです!
そんなこと普通有り得ません。
私は公爵の中でもトップに君臨するお父様がいるのと王太子様の婚約者のため、護衛より近い位置で王太子様を見ることができますし、おしゃべりも出来ます。
逆にそうでなければ、そんな近くにいけるわけではないのです!
それを許している王太子様も王太子様ですわ!!!
もしかして、もう、、、
なんてことはないですよね!?!
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