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8章 ダンジョンを守れ ~異種族間同盟~
今日は……………
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「ん……………あれ、僕いつの間に………」
レクスは自室の机の上で目を覚ました。起きると同時に、パサッ…………と背中から何かが落ちた。後ろを振り返って見てみれば────毛布だった。誰かが風邪をひかないようにかけてくれたのであろう。
「今時間どれくらいだろ…………」
レクスは、壁にかかった時計を見る。外からは光がさしており、朝か昼過ぎくらいの時間であろうことは予想がつく。
「………………八時?」
(えと…………最後に記憶に残ってる時間が十二時だから…………。………………約一日寝てたの!? いやいやいや、だって………)
レクスは寝ぼけ眼から一転、驚いたように飛び上がって起きると、もう一度時計を確認する。どこからどの角度で時計を確認しても、十二時である。
「じゃ、じゃあ…………」
本当に一日中寝ていたことになる。その間の書類整理とか、誰がやったんだろうか────ほぼセレスに間違いはないのだが。
「ん…………? でも、書類はここにあるし…………」
机の上には書類が山積み───というよりも、ちょっと積み上げられている感じだ。
「どういうことだろう?」
レクスがそんなことを考えていると。
「お、レクス。目が覚めたんだね」
部屋に入ってきたのはフィアだ。両手にはなにやら書物を抱えていた。
「フィアさん、それは?」
「ああ、これはね、魔法についての本。勝手に借りてごめんね」
フィアは舌を出して申し訳なさそうにそう言った。
「いや、それは別にいいんだけど…………」
そういえば、フィアに聞けば時間が分かるかもしれない、とレクスは思った。ということで、聞いてみることに。
「ねえ、フィアさん。今って何時?」
棚に本を戻すフィアにそう聞くレクス。
「え? この部屋にも時計があるはずでしょ?」
フィアは疑問に思いながらも念のためレクスの部屋の時計を見た。自分の把握してる時間と齟齬がないか確認するために。
「─────って、あれ? 時間大分ずれてるね?」
フィアは壁にかけてあった時計を見て、少し驚いていた。レクスは、その言葉を聞いて、ほっとした。
「今は確か、2時のはずだから…………」
フィアはそう呟きながら、壁にかけてあった時計をはしごを使って登って外して、時間を調節する。
「ありがとう、フィアさん」
「うん、いいよ」
「ところでさ、エレナ達がどこ行ったか知ってる?」
普段なら、ここの部屋でくつろいでたりするのだが…………今日はいない。
「エレナ達なら、用事があるって言って出掛けて行ったよ」
「用事?」
「うん」
用事…………なんのことだか全く想像がつかない。レクスに秘密にしてることでもあるのだろうか。まあ、エレナ達も女の子だ。隠したいことの一つや二つ、あるに決まっている。
「あ、そうだ、レクス。突然なんだけど、祭りとか企画してみない?」
「祭り、ね…………」
財政にも余裕が出てきて、街の経営も安定してきた。祭りの開催もいいかもしれない。それに、レクスの治める区は、いろんな種族が集まっているため、他の街にはない盛大な祭りになるだろう。
「フィアさん、具体案とかってある?」
「う~ん…………これと言って特にないんだよね…………」
頭を悩ませるようにフィアは言った。
でも、せっかくやるんだったらみんなに楽しんでもらえる祭りの方がいいだろう。
「街の人達に聞くのも大変だし…………」
「そうだ! 確かこっちの方に…………あった!」
フィアはそう言って手にしたのは、レクスの本がある棚とは違う棚から出した、各種族の祭りに関する本だ。
「これをうまく融合すれば、いい祭りになるんじゃない!?」
「確かに! フィアさん、ナイスアイデア!」
レクスは、フィアの考えに即座に同意したのだった。
レクスは自室の机の上で目を覚ました。起きると同時に、パサッ…………と背中から何かが落ちた。後ろを振り返って見てみれば────毛布だった。誰かが風邪をひかないようにかけてくれたのであろう。
「今時間どれくらいだろ…………」
レクスは、壁にかかった時計を見る。外からは光がさしており、朝か昼過ぎくらいの時間であろうことは予想がつく。
「………………八時?」
(えと…………最後に記憶に残ってる時間が十二時だから…………。………………約一日寝てたの!? いやいやいや、だって………)
レクスは寝ぼけ眼から一転、驚いたように飛び上がって起きると、もう一度時計を確認する。どこからどの角度で時計を確認しても、十二時である。
「じゃ、じゃあ…………」
本当に一日中寝ていたことになる。その間の書類整理とか、誰がやったんだろうか────ほぼセレスに間違いはないのだが。
「ん…………? でも、書類はここにあるし…………」
机の上には書類が山積み───というよりも、ちょっと積み上げられている感じだ。
「どういうことだろう?」
レクスがそんなことを考えていると。
「お、レクス。目が覚めたんだね」
部屋に入ってきたのはフィアだ。両手にはなにやら書物を抱えていた。
「フィアさん、それは?」
「ああ、これはね、魔法についての本。勝手に借りてごめんね」
フィアは舌を出して申し訳なさそうにそう言った。
「いや、それは別にいいんだけど…………」
そういえば、フィアに聞けば時間が分かるかもしれない、とレクスは思った。ということで、聞いてみることに。
「ねえ、フィアさん。今って何時?」
棚に本を戻すフィアにそう聞くレクス。
「え? この部屋にも時計があるはずでしょ?」
フィアは疑問に思いながらも念のためレクスの部屋の時計を見た。自分の把握してる時間と齟齬がないか確認するために。
「─────って、あれ? 時間大分ずれてるね?」
フィアは壁にかけてあった時計を見て、少し驚いていた。レクスは、その言葉を聞いて、ほっとした。
「今は確か、2時のはずだから…………」
フィアはそう呟きながら、壁にかけてあった時計をはしごを使って登って外して、時間を調節する。
「ありがとう、フィアさん」
「うん、いいよ」
「ところでさ、エレナ達がどこ行ったか知ってる?」
普段なら、ここの部屋でくつろいでたりするのだが…………今日はいない。
「エレナ達なら、用事があるって言って出掛けて行ったよ」
「用事?」
「うん」
用事…………なんのことだか全く想像がつかない。レクスに秘密にしてることでもあるのだろうか。まあ、エレナ達も女の子だ。隠したいことの一つや二つ、あるに決まっている。
「あ、そうだ、レクス。突然なんだけど、祭りとか企画してみない?」
「祭り、ね…………」
財政にも余裕が出てきて、街の経営も安定してきた。祭りの開催もいいかもしれない。それに、レクスの治める区は、いろんな種族が集まっているため、他の街にはない盛大な祭りになるだろう。
「フィアさん、具体案とかってある?」
「う~ん…………これと言って特にないんだよね…………」
頭を悩ませるようにフィアは言った。
でも、せっかくやるんだったらみんなに楽しんでもらえる祭りの方がいいだろう。
「街の人達に聞くのも大変だし…………」
「そうだ! 確かこっちの方に…………あった!」
フィアはそう言って手にしたのは、レクスの本がある棚とは違う棚から出した、各種族の祭りに関する本だ。
「これをうまく融合すれば、いい祭りになるんじゃない!?」
「確かに! フィアさん、ナイスアイデア!」
レクスは、フィアの考えに即座に同意したのだった。
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