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24 王都警備隊
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「取り合えずお前も詰め所に来い!」
「何で? 丸腰の俺に絡んだ挙げ句、抜き打ちに斬り付けて来た奴らに何も言わずに俺なんだ?」
「黙って来ればいいんだ! 嫌なら捕縛してでも連行するぞ」
「はぁーお前、何を言っているのか分かっているのか。頭は大丈夫か、こ奴等にも言ったが数が多いからって意気がり過ぎたぞ」
「構わん叩きのめして連行しろ!」
「あーあ、話の通じない馬鹿はこれだから嫌いだ。向かって来るのなら遠慮はしないからな」
30人近く居るが、全員首まで埋めてやる。
俺を叩き潰せと命令した奴の前に行き、落ちていたロングソードで頭をゴンゴン叩いて聞いてみた。
「お前本当に警備隊の者か? 事の正邪も分からずに無闇に連行するなよ。俺が倒れている馬鹿並の頭だったら、お前等全員死んでいるよ」
説教していたら警備隊の数が増えているが、遠巻きにして何か言っているが、遠くて良く聞こえない。
偉そうな一人を指差してチョイチョイして呼ぶ。
「こいつ等の上司か?」
「これは何事だ!」
「倒れている馬鹿は、俺に絡んできた挙げ句抜き打ちに斬り付け来たので反撃した迄だ。この阿呆が話も聞かずに、俺を叩き潰し連行するって襲って来るので埋めたのだが」
今度の奴は、何を言えば良いのか分からずにワナワナしている。
「俺は面倒事にはうんざりしているんだ、何故俺が連行されなければならないんだ。周囲の野次馬に聞けば判る。俺は絡まれて斬り付けられた被害者だぞ、連行したいのなら奴等を連行しろ。帰るので道を空けろ、それともお前達も埋めてから帰ろうか」
「そうはいかん、お前にも詰め所迄来てもらう」
「話が通じないな、じゃお前達も埋まってろ」
追加の王都警備隊の面々も、全て埋めて帰ることにした。
借家に帰って一寝入りしたが、何かゴンゴン音がすると思ったら玄関のノッカーを叩く音だ。
昨日の事を思い出し面倒だが扉の覗き穴から外を伺うと、立派な騎士の姿が見えるではないか。
俺に用があるのは間違いない様なので扉を開ける。
開口一番、何故警備隊の連中を埋めたのかと詰問され、ウンザリしながら昨日の事を再び喋る。
「で、それが俺のせいか? 野次馬に事の顛末を聞け! 話の判らない馬鹿な警備隊の責任者が、人の話も聞かず俺を叩き潰して連行しようとするから埋めただけだ」
「五人が死んでいるので、そうもいかん。俺は王国騎士団の者だがお前の捕縛命令が出ている」
「お前も丸腰の俺に絡んだ馬鹿に、黙って切り殺されていれば文句は無いって事か。糞野郎が」
俺は出入口を全開にして騎士の前に立ち、殺す気満々の殺気を向けた。
「屑が死んだのは自業自得だ、警備隊がさっさと奴等を連れて行けば助かったんだ。お前達は自分の権力に甘え過ぎて、物の道理も判らない様だから死ね!」
騎士全員を首まで埋めて少し強めに締め上げておいた。
騎士達を埋めて放置し、朝食に取り掛かる。
もうこの国を捨てて出て行くかな、馬鹿を相手の面倒事が多過ぎる。
食事が終わる頃に再び、ノックの音が聞こえてきた。
また来た様だが捨て置き食後のお茶を飲んでいると、俺の名を呼んでいる。
扉を開けると、丸腰だが身形の立派な男が立っている。
「何だ煩いんだけど、話の判らない阿保を相手にするのはウンザリなんだ。静かにしろ!」
「王国騎士団団長のグリヤード・ナンセンと申します。見ての通り鎧も脱ぎ捨て丸腰です。お話が聞きたいのでお時間を頂きたい」
「いいだろう。入れ」
「見事な土魔法ですな」
黙ってお茶を飲み干す。
「阿呆な警備隊や騎士連中よりましな様だな。で事の成り行きは知っているのかな」
「周囲にいた者達に聞きました。警備隊の事も含めて」
「で、どうする?」
「事が大きく為りすぎています。しかも騎士や警備隊の者達は息も絶え絶えで、長くは持ちません。解放して頂きたいのですが」
「あ奴等を解放して、又同じ事を繰り返すのか。一息に埋めてすり潰してもよかったのだが、死ぬ迄に事の道理を理解してから行動すべきだったと、考える時間をくれてやったんだがな。もういい出ていけ! 今から腐ったこの街を去る前に、王城を叩き潰してから出て行く事にする。警備隊の阿呆共も、叩き潰せば事がスムーズに運ぶと考えていたようなので、俺もその手を使わせてもらおう」
「どうした、立てない訳でもないだろう。食事終わったし借りたこの家の始末をしてから、お前達の相手をしてやるよ」
殺意全開で騎士団長を家から追い出し、食事の後片付けを済ませると室内も片付ける。
忘れ物を確認して表に出ると、ルーシュが影から出てきて俺の前を歩く。
呆気に取られている騎士団員だが、全員整列している。
王城に向かって歩きだすが、先導はルーシュ。
騎士団長は黙って俺の後に従いついてくる。
* * * * * * * *
数十m先に城門が見えたので、掌に魔力を集めて巨大な城門を破壊すべく撃とうとした時、城門が開かれ一人の男が姿を現して頭を下げた。
立派な身形に興味が沸いたので、騎士団長に尋ねた、
「誰だ?」
「国王陛下にあられる」
「面白いな、呼べ!」
騎士団長が合図をしたようで、国王と言われた男が俺の前に立ち軽く会釈する。
「テレンザ王国国王アルカート・オルク・テレンザだ。ユーヤ殿、事のあらましは全て聞いた、国王として謝罪するので矛を納めてはくれまいか」
握り込んだ魔力を空に向かって解放する。
〈ドッカーン〉
〈パリパリダーン〉
〈パリッドーン〉
〈バリバリパーン〉
〈ドォーン〉
何処かで聞いた様な百雷の音を響かせて空に雷光が走る。
「邪魔したな。もう少し事の道理を弁えた者を配置していれば、こんな面倒事にはならないのに」
踵を返すと「何処に行かれるのか」国王と名乗った男が問い掛けて来た。
「騒ぎを起こした国には住みづらい。他国に移り住むよ」
「その必要は無いと思うがな。茶でも飲みながら少し話をして行かれてはどうかな」
「国王と名乗ったが、面白い男だな。本物か」
「如何にも、ついて参られよ。本物かどうかはその目で確かめれば良いではないか。一つ頼みが有るのだが、良いかな」
「何だ」
「申し訳ないが、埋めている連中を解放してはもらえぬかな」
「ルーシュ、お願い」
ルーシュが〈ニャー〉と一声鳴いて、埋めた警備隊や騎士達を解放する為に引き返して行く。
「ルーシュについて行け! 彼が埋めた奴等を解放してくれるだろう」
「何で? 丸腰の俺に絡んだ挙げ句、抜き打ちに斬り付けて来た奴らに何も言わずに俺なんだ?」
「黙って来ればいいんだ! 嫌なら捕縛してでも連行するぞ」
「はぁーお前、何を言っているのか分かっているのか。頭は大丈夫か、こ奴等にも言ったが数が多いからって意気がり過ぎたぞ」
「構わん叩きのめして連行しろ!」
「あーあ、話の通じない馬鹿はこれだから嫌いだ。向かって来るのなら遠慮はしないからな」
30人近く居るが、全員首まで埋めてやる。
俺を叩き潰せと命令した奴の前に行き、落ちていたロングソードで頭をゴンゴン叩いて聞いてみた。
「お前本当に警備隊の者か? 事の正邪も分からずに無闇に連行するなよ。俺が倒れている馬鹿並の頭だったら、お前等全員死んでいるよ」
説教していたら警備隊の数が増えているが、遠巻きにして何か言っているが、遠くて良く聞こえない。
偉そうな一人を指差してチョイチョイして呼ぶ。
「こいつ等の上司か?」
「これは何事だ!」
「倒れている馬鹿は、俺に絡んできた挙げ句抜き打ちに斬り付け来たので反撃した迄だ。この阿呆が話も聞かずに、俺を叩き潰し連行するって襲って来るので埋めたのだが」
今度の奴は、何を言えば良いのか分からずにワナワナしている。
「俺は面倒事にはうんざりしているんだ、何故俺が連行されなければならないんだ。周囲の野次馬に聞けば判る。俺は絡まれて斬り付けられた被害者だぞ、連行したいのなら奴等を連行しろ。帰るので道を空けろ、それともお前達も埋めてから帰ろうか」
「そうはいかん、お前にも詰め所迄来てもらう」
「話が通じないな、じゃお前達も埋まってろ」
追加の王都警備隊の面々も、全て埋めて帰ることにした。
借家に帰って一寝入りしたが、何かゴンゴン音がすると思ったら玄関のノッカーを叩く音だ。
昨日の事を思い出し面倒だが扉の覗き穴から外を伺うと、立派な騎士の姿が見えるではないか。
俺に用があるのは間違いない様なので扉を開ける。
開口一番、何故警備隊の連中を埋めたのかと詰問され、ウンザリしながら昨日の事を再び喋る。
「で、それが俺のせいか? 野次馬に事の顛末を聞け! 話の判らない馬鹿な警備隊の責任者が、人の話も聞かず俺を叩き潰して連行しようとするから埋めただけだ」
「五人が死んでいるので、そうもいかん。俺は王国騎士団の者だがお前の捕縛命令が出ている」
「お前も丸腰の俺に絡んだ馬鹿に、黙って切り殺されていれば文句は無いって事か。糞野郎が」
俺は出入口を全開にして騎士の前に立ち、殺す気満々の殺気を向けた。
「屑が死んだのは自業自得だ、警備隊がさっさと奴等を連れて行けば助かったんだ。お前達は自分の権力に甘え過ぎて、物の道理も判らない様だから死ね!」
騎士全員を首まで埋めて少し強めに締め上げておいた。
騎士達を埋めて放置し、朝食に取り掛かる。
もうこの国を捨てて出て行くかな、馬鹿を相手の面倒事が多過ぎる。
食事が終わる頃に再び、ノックの音が聞こえてきた。
また来た様だが捨て置き食後のお茶を飲んでいると、俺の名を呼んでいる。
扉を開けると、丸腰だが身形の立派な男が立っている。
「何だ煩いんだけど、話の判らない阿保を相手にするのはウンザリなんだ。静かにしろ!」
「王国騎士団団長のグリヤード・ナンセンと申します。見ての通り鎧も脱ぎ捨て丸腰です。お話が聞きたいのでお時間を頂きたい」
「いいだろう。入れ」
「見事な土魔法ですな」
黙ってお茶を飲み干す。
「阿呆な警備隊や騎士連中よりましな様だな。で事の成り行きは知っているのかな」
「周囲にいた者達に聞きました。警備隊の事も含めて」
「で、どうする?」
「事が大きく為りすぎています。しかも騎士や警備隊の者達は息も絶え絶えで、長くは持ちません。解放して頂きたいのですが」
「あ奴等を解放して、又同じ事を繰り返すのか。一息に埋めてすり潰してもよかったのだが、死ぬ迄に事の道理を理解してから行動すべきだったと、考える時間をくれてやったんだがな。もういい出ていけ! 今から腐ったこの街を去る前に、王城を叩き潰してから出て行く事にする。警備隊の阿呆共も、叩き潰せば事がスムーズに運ぶと考えていたようなので、俺もその手を使わせてもらおう」
「どうした、立てない訳でもないだろう。食事終わったし借りたこの家の始末をしてから、お前達の相手をしてやるよ」
殺意全開で騎士団長を家から追い出し、食事の後片付けを済ませると室内も片付ける。
忘れ物を確認して表に出ると、ルーシュが影から出てきて俺の前を歩く。
呆気に取られている騎士団員だが、全員整列している。
王城に向かって歩きだすが、先導はルーシュ。
騎士団長は黙って俺の後に従いついてくる。
* * * * * * * *
数十m先に城門が見えたので、掌に魔力を集めて巨大な城門を破壊すべく撃とうとした時、城門が開かれ一人の男が姿を現して頭を下げた。
立派な身形に興味が沸いたので、騎士団長に尋ねた、
「誰だ?」
「国王陛下にあられる」
「面白いな、呼べ!」
騎士団長が合図をしたようで、国王と言われた男が俺の前に立ち軽く会釈する。
「テレンザ王国国王アルカート・オルク・テレンザだ。ユーヤ殿、事のあらましは全て聞いた、国王として謝罪するので矛を納めてはくれまいか」
握り込んだ魔力を空に向かって解放する。
〈ドッカーン〉
〈パリパリダーン〉
〈パリッドーン〉
〈バリバリパーン〉
〈ドォーン〉
何処かで聞いた様な百雷の音を響かせて空に雷光が走る。
「邪魔したな。もう少し事の道理を弁えた者を配置していれば、こんな面倒事にはならないのに」
踵を返すと「何処に行かれるのか」国王と名乗った男が問い掛けて来た。
「騒ぎを起こした国には住みづらい。他国に移り住むよ」
「その必要は無いと思うがな。茶でも飲みながら少し話をして行かれてはどうかな」
「国王と名乗ったが、面白い男だな。本物か」
「如何にも、ついて参られよ。本物かどうかはその目で確かめれば良いではないか。一つ頼みが有るのだが、良いかな」
「何だ」
「申し訳ないが、埋めている連中を解放してはもらえぬかな」
「ルーシュ、お願い」
ルーシュが〈ニャー〉と一声鳴いて、埋めた警備隊や騎士達を解放する為に引き返して行く。
「ルーシュについて行け! 彼が埋めた奴等を解放してくれるだろう」
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