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強者
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「うっ…出る……」
「むぅぅぅぅ…」
プク~ッと頬を膨らませてまだまだだとアピールしてくる幸子。
「嘘…だろ?これでもまだ足りないのか…?結構頑張って腰振ったぞ?」
「…豊和君…それで終わりかな?かな?」
そんな俺を見てイタズラっ娘が浮かべるよな笑顔を浮かべながら幸子がそんな言葉を口にした。
「くっ…まだだ、まだ終わらんよっ!」
「だよねっ♪そうだと思ってたよ?豊和君ならまだデキるって♡」
「くっ…余裕ぶっていられるのも今のうちだぞ?幸子?」
「チロリっ…それは…凄く楽しみっ♪ほら…来てっ♡んっ…♡」
チロリと舌舐めずりして妖艶な表情で俺の言葉に余裕で応えるかのような幸子に俺の全てをぶつける。今日こそはこの色欲の魔王に分からせてやろうと思うのだが……
♢
ルナ達が感動の再会?を果たした翌日の事だ。キングサイズのベッドの上で産まれたままの姿で三人仲良く手を繋いで眠っているルナとシズさんと爛々。そこにアリシアがやって来たんだ。
「おはようございます、豊和様♡」
「…おはようアリシア。相変わらず早いね、アリシアは」
「真冬様が一番早いんですけどね…それにしても話は変わりますが、コレで西園寺一族はほぼ手中に収めましたね♡」
「収めましたね♡じゃあないんだけどっ!?絶対アリシアは面白がって言ってるよな?」
「次はいっその事、わたくしの母と姉を狙われてみますか?そうなれば西園寺一族はコンプリートですよ?」
「狙わないからっ!?フリじゃないからね?本当に…」
クスクス笑うアリシアを傍目にとりあえず服を着ようとして…
「ああ、服は着ないで下さいませ」
服を着るのを止められてしまう。
「んっ?服は着ないで?そんな事をアリシアが口にするという事は…はは~ん♪ さてはアリシアもイチャイチャしたいとか?」
「とても魅力的な提案なのですが…色欲の魔王幸子様が来られてますので…」
「…まじで?」
信じられるか?出会った当初の幸子はそれはもう天使かというように清純だったんだぜ?それが性を覚えてからというものの隙あらばエッチを求める女性に変貌する事になるとは誰も思わないだろ?しかもだ…。最近では俺も大概エッチな事を経験しているし、全員果てさせてから気絶させている。そんな俺が幸子には逆に気絶させられるんだぜ?誤解がないように言っておくがちゃんと達せさせてはいるぞ?何度達してもまだまだだよって感じなんだ。
関係を持つ女性達の中でも性への渇望が郡を抜いている為に幸子は最近色欲の魔王とも呼ばれる事になった。まあ、本人もその称号を喜んでいるのがなんとも言えないが…。とにかくだ。幸子が来た日は1日の全てが幸子にあてられる事になっている。
「大マジですよ?すでに裸になられて豊和様の自室のベッドで待機されております。ついでに補足致しますとシーツをすでに濡らしております」
「…りょ、了解…。とにかく…じゃあ…先にちょっとシャワーを浴び…」
「今すぐ来て欲しいそうです」
「…それもマジで言ってる?」
「はい。幸子様は匂いフェチでもあられるので、他の女性の匂いがすると興奮度が増すのだとか…」
幸子よ…変わったな…変わったよな?まあ、変えたのは俺か?それとも元々秘められていた欲望だったのか?とにかくそんなエチエチなサキュバスの元にこのまま向かわねばなるまい。
「じゃあ…悪いんだけど三人を宜しくね?」
「お任せを。ご存分に♪」
そんなこんなでサキュバス幸子が待つ自室へと向かい…部屋に入った瞬間…ベッドに引き摺り込まれて…今は十戦目というわけだ。十回だぞ?十回…。
「コレで…どうだっ!!」
「んおっ♡ 凄っ…い♡ けど…」
「まだまだ!!!」
「あん♡今回の豊和君…凄っ…いかもっ…♡」
ベッドが軋む音やら色々な音が部屋に響き渡る。十戦目が終わると同時にすぐさま次の戦へともつれ込む。今まで学んだ知識や道具、そして持ちうるテクニックの全てを使い込むこと二十五戦目…
「んんっ~~~♡♡♡も、もう…駄目かもっ…」
幸子の口から洩れる弱々しい声…。ここだ。ここでヤラねば誰がやる!?これで終わりにするんだ。サキュバスに対して分からせるのはここしかないんだっ!!! 限界を越え…その限界を更に越えた向こう側へと足を踏み入れる。最早それは性欲の神の領域なのかも知れない。
「コレでフィニッシュだぁぁぁーーー!」
ズンと突き立てる…。何をとは言わない。そして…
「あふぅ…………」
──パタンとうつ伏せに倒れ込む幸子。様子を窺ってみると起き上がる気配は一向になかった…。ついに…サキュバス幸子に俺は…勝ったんだな…。
やり遂げた俺は幸子に寄り添い眠る事にした。まあ…ようやく幸子に勝ったというお話だな。
「むぅぅぅぅ…」
プク~ッと頬を膨らませてまだまだだとアピールしてくる幸子。
「嘘…だろ?これでもまだ足りないのか…?結構頑張って腰振ったぞ?」
「…豊和君…それで終わりかな?かな?」
そんな俺を見てイタズラっ娘が浮かべるよな笑顔を浮かべながら幸子がそんな言葉を口にした。
「くっ…まだだ、まだ終わらんよっ!」
「だよねっ♪そうだと思ってたよ?豊和君ならまだデキるって♡」
「くっ…余裕ぶっていられるのも今のうちだぞ?幸子?」
「チロリっ…それは…凄く楽しみっ♪ほら…来てっ♡んっ…♡」
チロリと舌舐めずりして妖艶な表情で俺の言葉に余裕で応えるかのような幸子に俺の全てをぶつける。今日こそはこの色欲の魔王に分からせてやろうと思うのだが……
♢
ルナ達が感動の再会?を果たした翌日の事だ。キングサイズのベッドの上で産まれたままの姿で三人仲良く手を繋いで眠っているルナとシズさんと爛々。そこにアリシアがやって来たんだ。
「おはようございます、豊和様♡」
「…おはようアリシア。相変わらず早いね、アリシアは」
「真冬様が一番早いんですけどね…それにしても話は変わりますが、コレで西園寺一族はほぼ手中に収めましたね♡」
「収めましたね♡じゃあないんだけどっ!?絶対アリシアは面白がって言ってるよな?」
「次はいっその事、わたくしの母と姉を狙われてみますか?そうなれば西園寺一族はコンプリートですよ?」
「狙わないからっ!?フリじゃないからね?本当に…」
クスクス笑うアリシアを傍目にとりあえず服を着ようとして…
「ああ、服は着ないで下さいませ」
服を着るのを止められてしまう。
「んっ?服は着ないで?そんな事をアリシアが口にするという事は…はは~ん♪ さてはアリシアもイチャイチャしたいとか?」
「とても魅力的な提案なのですが…色欲の魔王幸子様が来られてますので…」
「…まじで?」
信じられるか?出会った当初の幸子はそれはもう天使かというように清純だったんだぜ?それが性を覚えてからというものの隙あらばエッチを求める女性に変貌する事になるとは誰も思わないだろ?しかもだ…。最近では俺も大概エッチな事を経験しているし、全員果てさせてから気絶させている。そんな俺が幸子には逆に気絶させられるんだぜ?誤解がないように言っておくがちゃんと達せさせてはいるぞ?何度達してもまだまだだよって感じなんだ。
関係を持つ女性達の中でも性への渇望が郡を抜いている為に幸子は最近色欲の魔王とも呼ばれる事になった。まあ、本人もその称号を喜んでいるのがなんとも言えないが…。とにかくだ。幸子が来た日は1日の全てが幸子にあてられる事になっている。
「大マジですよ?すでに裸になられて豊和様の自室のベッドで待機されております。ついでに補足致しますとシーツをすでに濡らしております」
「…りょ、了解…。とにかく…じゃあ…先にちょっとシャワーを浴び…」
「今すぐ来て欲しいそうです」
「…それもマジで言ってる?」
「はい。幸子様は匂いフェチでもあられるので、他の女性の匂いがすると興奮度が増すのだとか…」
幸子よ…変わったな…変わったよな?まあ、変えたのは俺か?それとも元々秘められていた欲望だったのか?とにかくそんなエチエチなサキュバスの元にこのまま向かわねばなるまい。
「じゃあ…悪いんだけど三人を宜しくね?」
「お任せを。ご存分に♪」
そんなこんなでサキュバス幸子が待つ自室へと向かい…部屋に入った瞬間…ベッドに引き摺り込まれて…今は十戦目というわけだ。十回だぞ?十回…。
「コレで…どうだっ!!」
「んおっ♡ 凄っ…い♡ けど…」
「まだまだ!!!」
「あん♡今回の豊和君…凄っ…いかもっ…♡」
ベッドが軋む音やら色々な音が部屋に響き渡る。十戦目が終わると同時にすぐさま次の戦へともつれ込む。今まで学んだ知識や道具、そして持ちうるテクニックの全てを使い込むこと二十五戦目…
「んんっ~~~♡♡♡も、もう…駄目かもっ…」
幸子の口から洩れる弱々しい声…。ここだ。ここでヤラねば誰がやる!?これで終わりにするんだ。サキュバスに対して分からせるのはここしかないんだっ!!! 限界を越え…その限界を更に越えた向こう側へと足を踏み入れる。最早それは性欲の神の領域なのかも知れない。
「コレでフィニッシュだぁぁぁーーー!」
ズンと突き立てる…。何をとは言わない。そして…
「あふぅ…………」
──パタンとうつ伏せに倒れ込む幸子。様子を窺ってみると起き上がる気配は一向になかった…。ついに…サキュバス幸子に俺は…勝ったんだな…。
やり遂げた俺は幸子に寄り添い眠る事にした。まあ…ようやく幸子に勝ったというお話だな。
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