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夏休みが終わり
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早くも夏休みが終わってしまった。いつの間にか夏休みになったと思ったらあっという間に過ぎ去ってしまう夏休み。まあ、夏休みに限らず、休みってホント時間が過ぎるのが早いよな。
まあ、今年の夏休みはいうと今までとは違い大事な人達と過ごしてとても大切な思い出が出来た。みんなで海に行ったり、釣りしたり、キャンプしたり、タコに巻き付かれる者が居たり…。思い返せば思い返す程にいい思い出ばかりが蘇ってくる。
とにかく幸せで大切な夏休みになったというわけだな。そして夏休みが終わったら学校が始まるというわけで…
「さて…と。みんな元気にしていたか?」
新菜がクラスのみんなに問い掛ける。
「勿論ですよ、先生♪」
「私は夏休みはヤリまくっていたよ♪」
「ナンパもバリバリこなしたしね」
「私は…なにもながっだ…」
「まあ、そういう事もあるよ…」
「そうそう!私もなかったし」
「私は海外で海外の男と一時のアバンチュールを楽しんだよ♪」
「自慢か~い!?」
「…羨ましい」
クラスの反応は様々だな。
「それにしても…先生のお腹…少しずつ目立ってきたんじゃない?」
「ホントだ」
「まだまだこれからじゃない?」
クラスメイトの女子がそう言葉にする。まさしくそれな!!少しずつ新菜のお腹が大きくなってきたんだ。元気に育ってくれているみたいで嬉しくなる。まあ、新菜に限らずに妊娠したみんな同じ感じで少しずつだけど目立ってきた感じなんだ。本当に感慨深い…。
「そうだろ?子供はいいぞ?とても幸せな気持ちになれるんだ♪」
「…本当に先生…幸せそう」
「それな」
「隼も父親かぁ…」
「あそこデカいし…本当は恰好いいみたいだし…」
「ホントそれな」
「金も困らないし…優良物件過ぎるだろ…」
「くっ…私も心が綺麗なら…」
「とにかく、母になるってそういう事だよ、みんな?」
「お前妊娠した事ないくせに悟ったように何言ってんのっ!?」
「「「「「あははははっ…」」」」」
クラスのみんなが新菜を祝ってくれてるみたいで自分の事のように本当に嬉しくなるな。意外とシッカリしているし、生徒にも慕われているし、旦那として誇らしさも感じてしまうな。しかしながら、俺の事は触れなくていいからな?あそこしか取り柄がないみたいに聞こえてしまうだろ?決して捻くれてるわけじゃあないぞ?
「──そうそう。忘れないように今のうちに言っておくんだが…再来週は待ちに待った者も居るであろう修学旅行だ」
「あっ…」
「そういえばそうだったっけっ…」
「…どこに行くんだったっけっ?」
「ちゃんと覚えてなさいよ」
「アメリカでしょ?アメリカ」
「そうそう」
前世でも海外には行った事がなかったので、行くとするなら…俺にとって初の海外旅行になるというわけだ。若干飛行機に乗るのは憚られるが…。
余談だが、この世界は前世の地球とほとんど大差ない。漫画やアニメも前世と同じものが存在しているしな。まあ、作者の名前だったり、性別だったり、作ってるアニメ会社の名前が違ったりはするがな。大きく違うのは何度も言うが貞操が逆転してるくらいだろうな。 ああ、それと一番大事な事があったわ。世界が概ね平和だという事。この世界では戦争が起こった歴史はないんだぜ?犯罪は流石に起こってるけど…戦争がないだけでも大したもんだろ?戦争駄目!絶対に!って感じだ。戦争なんて生命が失われるだけだ。何で人類仲良く出来ないんだろうな?
とにかく閑話休題!
「まあ、各々しっかりと準備しておくようにな?女子は特にチャンスを逃すなよ?チャンスがあればガンガンアタックして行くといいぞ?それと…男子も出来るだけ参加するようにな?まあ、強制はせんがな」
「勿論です!」
「あっちでも色々と男を見繕ってみせる!」
「チャンスは逃さない…」
修学旅行といっても…殆どの女子は男を引っ掛けにいくような感じかな…。男子はどこに行っても襲われるだけだろうから休む者が多そうだな…。
♢
「う~ん…」
「…どうかしたの?お兄ちゃん?」
自宅のリビングでゆっくりしながら考え事をしていると真冬がやってきた。どうやら考え事が気になってるみたいだ。
「ああ…もうすぐ修学旅行なんだけど…」
「そうだったね…旅行は一週間だよね?その間お兄ちゃんに会えないのは寂しいな…」
体を寄せてくる真冬。
「旅行に行くか行かないか迷っててな…」
「あっ…真冬に会えないから行きたくないんでしょっ?お兄ちゃんったら、私から離れたくないんだね!」
「それもある」
「あ、あるんだ…そんな風に認められると照れちゃうよ?」
「照れてる真冬は可愛いな」
「も、もう…お兄ちゃんったら…でも…せっかくだし行ってきたら?新菜さんも幸子さんもイチさんも俊ちゃんも行くんでしょ?」
「そりゃあな。行くとは言ってたけど…」
「何か心配事なの?」
「ほら、真冬達留守番組も妊娠してるじゃん?そんななか俺が行くのもどうかと悩んでいてな?なによろ離れるのは心配だしな。かといって新菜の事も俊哉も心配だし…」
「こっちは大丈夫だよ?こっちの妊娠組の事は心配しないで大丈夫だからね?ルナさんやアリシアさんも伊代ちゃん達も居るし。だから…お兄ちゃん達は旅行を楽しんで来ていいからね?」
「…ホントに大丈夫か?」
「勿論♪」
「…じゃあ…お言葉に甘えて…行くか。海外は初めてだしな…」
「その代わりなんだけど…」
「旅行に行くまでいっぱいラブラブしような?」
「うん♡流石お兄ちゃん♡私達の事を分かってるね!」
「そりゃあ、大切な人達だからな」
「…お兄ちゃん♡」
そんなわけで…俺と新菜と俊哉、それに幸子にイチの一年生組はアメリカに修学旅行に行く事になったんだ。
まあ、今年の夏休みはいうと今までとは違い大事な人達と過ごしてとても大切な思い出が出来た。みんなで海に行ったり、釣りしたり、キャンプしたり、タコに巻き付かれる者が居たり…。思い返せば思い返す程にいい思い出ばかりが蘇ってくる。
とにかく幸せで大切な夏休みになったというわけだな。そして夏休みが終わったら学校が始まるというわけで…
「さて…と。みんな元気にしていたか?」
新菜がクラスのみんなに問い掛ける。
「勿論ですよ、先生♪」
「私は夏休みはヤリまくっていたよ♪」
「ナンパもバリバリこなしたしね」
「私は…なにもながっだ…」
「まあ、そういう事もあるよ…」
「そうそう!私もなかったし」
「私は海外で海外の男と一時のアバンチュールを楽しんだよ♪」
「自慢か~い!?」
「…羨ましい」
クラスの反応は様々だな。
「それにしても…先生のお腹…少しずつ目立ってきたんじゃない?」
「ホントだ」
「まだまだこれからじゃない?」
クラスメイトの女子がそう言葉にする。まさしくそれな!!少しずつ新菜のお腹が大きくなってきたんだ。元気に育ってくれているみたいで嬉しくなる。まあ、新菜に限らずに妊娠したみんな同じ感じで少しずつだけど目立ってきた感じなんだ。本当に感慨深い…。
「そうだろ?子供はいいぞ?とても幸せな気持ちになれるんだ♪」
「…本当に先生…幸せそう」
「それな」
「隼も父親かぁ…」
「あそこデカいし…本当は恰好いいみたいだし…」
「ホントそれな」
「金も困らないし…優良物件過ぎるだろ…」
「くっ…私も心が綺麗なら…」
「とにかく、母になるってそういう事だよ、みんな?」
「お前妊娠した事ないくせに悟ったように何言ってんのっ!?」
「「「「「あははははっ…」」」」」
クラスのみんなが新菜を祝ってくれてるみたいで自分の事のように本当に嬉しくなるな。意外とシッカリしているし、生徒にも慕われているし、旦那として誇らしさも感じてしまうな。しかしながら、俺の事は触れなくていいからな?あそこしか取り柄がないみたいに聞こえてしまうだろ?決して捻くれてるわけじゃあないぞ?
「──そうそう。忘れないように今のうちに言っておくんだが…再来週は待ちに待った者も居るであろう修学旅行だ」
「あっ…」
「そういえばそうだったっけっ…」
「…どこに行くんだったっけっ?」
「ちゃんと覚えてなさいよ」
「アメリカでしょ?アメリカ」
「そうそう」
前世でも海外には行った事がなかったので、行くとするなら…俺にとって初の海外旅行になるというわけだ。若干飛行機に乗るのは憚られるが…。
余談だが、この世界は前世の地球とほとんど大差ない。漫画やアニメも前世と同じものが存在しているしな。まあ、作者の名前だったり、性別だったり、作ってるアニメ会社の名前が違ったりはするがな。大きく違うのは何度も言うが貞操が逆転してるくらいだろうな。 ああ、それと一番大事な事があったわ。世界が概ね平和だという事。この世界では戦争が起こった歴史はないんだぜ?犯罪は流石に起こってるけど…戦争がないだけでも大したもんだろ?戦争駄目!絶対に!って感じだ。戦争なんて生命が失われるだけだ。何で人類仲良く出来ないんだろうな?
とにかく閑話休題!
「まあ、各々しっかりと準備しておくようにな?女子は特にチャンスを逃すなよ?チャンスがあればガンガンアタックして行くといいぞ?それと…男子も出来るだけ参加するようにな?まあ、強制はせんがな」
「勿論です!」
「あっちでも色々と男を見繕ってみせる!」
「チャンスは逃さない…」
修学旅行といっても…殆どの女子は男を引っ掛けにいくような感じかな…。男子はどこに行っても襲われるだけだろうから休む者が多そうだな…。
♢
「う~ん…」
「…どうかしたの?お兄ちゃん?」
自宅のリビングでゆっくりしながら考え事をしていると真冬がやってきた。どうやら考え事が気になってるみたいだ。
「ああ…もうすぐ修学旅行なんだけど…」
「そうだったね…旅行は一週間だよね?その間お兄ちゃんに会えないのは寂しいな…」
体を寄せてくる真冬。
「旅行に行くか行かないか迷っててな…」
「あっ…真冬に会えないから行きたくないんでしょっ?お兄ちゃんったら、私から離れたくないんだね!」
「それもある」
「あ、あるんだ…そんな風に認められると照れちゃうよ?」
「照れてる真冬は可愛いな」
「も、もう…お兄ちゃんったら…でも…せっかくだし行ってきたら?新菜さんも幸子さんもイチさんも俊ちゃんも行くんでしょ?」
「そりゃあな。行くとは言ってたけど…」
「何か心配事なの?」
「ほら、真冬達留守番組も妊娠してるじゃん?そんななか俺が行くのもどうかと悩んでいてな?なによろ離れるのは心配だしな。かといって新菜の事も俊哉も心配だし…」
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「…ホントに大丈夫か?」
「勿論♪」
「…じゃあ…お言葉に甘えて…行くか。海外は初めてだしな…」
「その代わりなんだけど…」
「旅行に行くまでいっぱいラブラブしような?」
「うん♡流石お兄ちゃん♡私達の事を分かってるね!」
「そりゃあ、大切な人達だからな」
「…お兄ちゃん♡」
そんなわけで…俺と新菜と俊哉、それに幸子にイチの一年生組はアメリカに修学旅行に行く事になったんだ。
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