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第二章
それは違います
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「──先輩の一人エッチをバッチリ見た後に言う事じゃないですけど…ウチは先輩が好きです!」
我ながらとんでもないタイミングで優花から告白されてしまったものだ…。優花の言葉通り自家発電してるところを見られた後だ。
まあ、そんな事があった後でも好きと言ってくれるところは嬉しくもある。ふと、彼女に視線を向ける。告白してくれた直後だからかその表情は羞恥を含んでおり、当然赤みを帯びている…。
俺は彼女と出会った時に彼女がアイドル活動をしている事は知らなかった。彼女と出会い、特別室の借りるという事でネットで彼女の事を調べたんだよな。すると、彼女はホロホロスターズという五人組のアイドルユニットの一人。五人の中でも人気はトップを争うほどという人気ぶりだ。
少し前までは本物のアイドルと呼ばれる存在はいないに等しかった。そこに現れたのが天音。彼女は一気にトップアイドルに。そして天音を追うように現れたのが彼女達ホロホロスターズだ。彼女達を知れば知るほど、彼女達もまた本物のアイドルだと言える存在だ。
そんなアイドルの一人から、俺はどういう訳か告白されているんだよな…。
「あ、あのな…優花」
「な、なんでしょうか」
「告白されて嬉しいんだけど…」
「う、嬉しいんですかっ!?」
そこは驚くように言うところじゃない…。まあ、昨日までの俺の言動からしたら驚かれてもしょうがないんだろうけど…。
「嬉しいは嬉しい。でも…優花が今抱いているその気持ちは一般的に吊り橋効果と──」
「──それは違います!」
最近言葉をよく被せられる気がする…。気の所為か?まあ、それはどうでもいいのだが、優花の表情は先程とは違い、表情が引き締まり真面目な表情になっている…。
言い換えれば…それだけ本気だという事なんだろう…。
「先輩が言おうとした通り、最初は吊り橋効果もあったかも知れません。あんな風に魔法を使えて、ウチの大切なお母さんを助けてくれたんですから…。な・の・で・それは敢えて否定しません。ですが…ウチが今抱いているこの気持ちはすでに恋から上の感情に変わっています。ですからウチは先輩がウチの気持ちを本気だと、先輩に恋していると分かってくれるまで何度でも言うつもりですよ?大好きです…先輩」
「っ!?」
その言葉に今度は俺の頬が熱くなる…。本当に本気で恋しているというのが伝わってくる。
「好きです。先輩!先輩が笑った顔も、先輩の真面目な顔も、先輩が魔法を使うところも、先輩が料理を「ストップストップストップ!わ、分かったから…。優花が本気なのは分かったから…その辺で勘弁してくれ…」むぅ~。まだまだ言い足りてないのですが…」
これ以上はいっぱいいっぱいだ。ただでさえ今日は美樹子、麗姉ちゃんから告白されて、優花ときたもんだ…。正直心臓がもたない。異世界で怪物相手に戦っていた時でさえ、こんな事はなかったんだけどな…。まあ、魔法を使っていたからか?とにかくさっきも思ったがいっぱいいっぱいだ。
なんだろうな…?いっぱいいっぱいとか思っていたら…いっぱいおっぱいとか思ってしまうのは…。そのせいかチラッと優花の胸に自然と視線が向かってしまった…。
「先輩…?」
そのせいで胸元を腕で隠され、ジト目を向けられてしまう…。
「ち、違っ!?今のは…その…」
「…ウチの…見たいんですか…?」
「はあっ!?」
「い、今は…その…ち、小さいですけど…好きな人に…も、揉んでもらったら…大きくなると聞きますし?」
「んなっ!?」
「せ、せっかくですから…オカズに揉まれます…か…?」
照れながら上目遣いはホント止めて欲しい。ある部分が反応するんだけど…痛いんだよ…?昨日から何回そうなってると思ってるんだよ…。マリアが言うには反動とかなんとか言ってた気がするけど反動あり過ぎだろっ!?
しかもアイドルからオカズいただきましたー!って、アホかぁぁぁー!?そんな事思ってる場合じゃねぇー!
「も、揉みません…」
「むぅ…勇気出して言ったんですが…」
「勇気の出しどころ間違ってると思うぞ?」
「ま、間違ってはいませんよ!?寧ろ今は攻め時でしたよね!?」
「俺に聞くのかい…」
「だって…先輩タジタジになって可愛かったてすし…」
「か、可愛いは…要らないからな…?」
「いえ、可愛かったです」
「………ええとな?一応…美樹子と麗姉ちゃんからも告白されて…その…返事の方なんだが…」
「ああ…。返事は今は大丈夫ですよ、先輩。お二人もそんな感じに言われたのでは…?」
「…うん」
「ただ…これからはウチの事もしっかり見てて下さいね?必ず先輩を振り向かせてみせますので」
言葉の最後に笑顔でウインク。彼女のファンが見たら心奪われて悶死してるんじゃないか?俺も悶死しそうだったし…。
「そういえば…先輩」
「うん?」
「今日は髪セットしました?」
「なんで…?あっ…もしかして寝癖ついてる?」
「先輩そのまま動かないで下さいね?櫛は持ってきてませんが手櫛で直しますので」
「あ、うん」
「ほら…ここですよ、先輩…」
「あり──」
ちゅっ………
「…キスくらいは…いいですよね…?」
してから笑顔で言われても…。
我ながらとんでもないタイミングで優花から告白されてしまったものだ…。優花の言葉通り自家発電してるところを見られた後だ。
まあ、そんな事があった後でも好きと言ってくれるところは嬉しくもある。ふと、彼女に視線を向ける。告白してくれた直後だからかその表情は羞恥を含んでおり、当然赤みを帯びている…。
俺は彼女と出会った時に彼女がアイドル活動をしている事は知らなかった。彼女と出会い、特別室の借りるという事でネットで彼女の事を調べたんだよな。すると、彼女はホロホロスターズという五人組のアイドルユニットの一人。五人の中でも人気はトップを争うほどという人気ぶりだ。
少し前までは本物のアイドルと呼ばれる存在はいないに等しかった。そこに現れたのが天音。彼女は一気にトップアイドルに。そして天音を追うように現れたのが彼女達ホロホロスターズだ。彼女達を知れば知るほど、彼女達もまた本物のアイドルだと言える存在だ。
そんなアイドルの一人から、俺はどういう訳か告白されているんだよな…。
「あ、あのな…優花」
「な、なんでしょうか」
「告白されて嬉しいんだけど…」
「う、嬉しいんですかっ!?」
そこは驚くように言うところじゃない…。まあ、昨日までの俺の言動からしたら驚かれてもしょうがないんだろうけど…。
「嬉しいは嬉しい。でも…優花が今抱いているその気持ちは一般的に吊り橋効果と──」
「──それは違います!」
最近言葉をよく被せられる気がする…。気の所為か?まあ、それはどうでもいいのだが、優花の表情は先程とは違い、表情が引き締まり真面目な表情になっている…。
言い換えれば…それだけ本気だという事なんだろう…。
「先輩が言おうとした通り、最初は吊り橋効果もあったかも知れません。あんな風に魔法を使えて、ウチの大切なお母さんを助けてくれたんですから…。な・の・で・それは敢えて否定しません。ですが…ウチが今抱いているこの気持ちはすでに恋から上の感情に変わっています。ですからウチは先輩がウチの気持ちを本気だと、先輩に恋していると分かってくれるまで何度でも言うつもりですよ?大好きです…先輩」
「っ!?」
その言葉に今度は俺の頬が熱くなる…。本当に本気で恋しているというのが伝わってくる。
「好きです。先輩!先輩が笑った顔も、先輩の真面目な顔も、先輩が魔法を使うところも、先輩が料理を「ストップストップストップ!わ、分かったから…。優花が本気なのは分かったから…その辺で勘弁してくれ…」むぅ~。まだまだ言い足りてないのですが…」
これ以上はいっぱいいっぱいだ。ただでさえ今日は美樹子、麗姉ちゃんから告白されて、優花ときたもんだ…。正直心臓がもたない。異世界で怪物相手に戦っていた時でさえ、こんな事はなかったんだけどな…。まあ、魔法を使っていたからか?とにかくさっきも思ったがいっぱいいっぱいだ。
なんだろうな…?いっぱいいっぱいとか思っていたら…いっぱいおっぱいとか思ってしまうのは…。そのせいかチラッと優花の胸に自然と視線が向かってしまった…。
「先輩…?」
そのせいで胸元を腕で隠され、ジト目を向けられてしまう…。
「ち、違っ!?今のは…その…」
「…ウチの…見たいんですか…?」
「はあっ!?」
「い、今は…その…ち、小さいですけど…好きな人に…も、揉んでもらったら…大きくなると聞きますし?」
「んなっ!?」
「せ、せっかくですから…オカズに揉まれます…か…?」
照れながら上目遣いはホント止めて欲しい。ある部分が反応するんだけど…痛いんだよ…?昨日から何回そうなってると思ってるんだよ…。マリアが言うには反動とかなんとか言ってた気がするけど反動あり過ぎだろっ!?
しかもアイドルからオカズいただきましたー!って、アホかぁぁぁー!?そんな事思ってる場合じゃねぇー!
「も、揉みません…」
「むぅ…勇気出して言ったんですが…」
「勇気の出しどころ間違ってると思うぞ?」
「ま、間違ってはいませんよ!?寧ろ今は攻め時でしたよね!?」
「俺に聞くのかい…」
「だって…先輩タジタジになって可愛かったてすし…」
「か、可愛いは…要らないからな…?」
「いえ、可愛かったです」
「………ええとな?一応…美樹子と麗姉ちゃんからも告白されて…その…返事の方なんだが…」
「ああ…。返事は今は大丈夫ですよ、先輩。お二人もそんな感じに言われたのでは…?」
「…うん」
「ただ…これからはウチの事もしっかり見てて下さいね?必ず先輩を振り向かせてみせますので」
言葉の最後に笑顔でウインク。彼女のファンが見たら心奪われて悶死してるんじゃないか?俺も悶死しそうだったし…。
「そういえば…先輩」
「うん?」
「今日は髪セットしました?」
「なんで…?あっ…もしかして寝癖ついてる?」
「先輩そのまま動かないで下さいね?櫛は持ってきてませんが手櫛で直しますので」
「あ、うん」
「ほら…ここですよ、先輩…」
「あり──」
ちゅっ………
「…キスくらいは…いいですよね…?」
してから笑顔で言われても…。
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