マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜

美鈴

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第二章

大きくなったよね

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「それにしても…と~君って大きくなったよね…」

「唐突過ぎるし、股間を見ながら言う事じゃないからね!?」

「だって…おっきくなってるし…」

「そりゃあね!?スクール水着の麗姉ちゃんの生太ももに膝枕されながら股間を見てたら誰でもこうなるってぇのっ!!!」

 ヤケクソ気味にそう叫ぶ。

「お姉ちゃんは…嬉しいよ?」

「…嬉しい?」

「うん。ようやくお姉ちゃんに異性を感じてくれてるんだって…」

「異性はこの瞬間もビシバシ感じてるよ…。ただ…」

「まだ好意には至ってないって言いたいんでしょ?」

「…うん。分かんないんだよね…。それと…たぶんそれを認識するのも、分かるのもまだ俺自身怖いんだと思う…」

「…そうだよね」


 好意を示してくれた美樹子や麗姉ちゃんには悪いと思ってる。やっぱ今の俺には時間が必要なんだと思う。

「でも体から始まる関係もあるよね?お母さん達はそうだったって言ってた」

 おばさぁぁぁぁん!?そういう事を特に麗姉ちゃんに話したら駄目だってばよ!?

「お父さんったら初めてお母さんの中に入ってきた時はすぐ終わったとも言ってた」

 おじさぁぁぁぁん!?娘がおじさんの性事情を全て教えてもらってるようです!?でも、初めてならそれは仕方なくねっ!?

「んっ~~~」

 ピクっと麗姉ちゃんが艶めかしい声を洩らすとともに体を少し震わせた。  
 

 一体どう…し……た………っ!?


 えっ…!?マジ…か…?コレヤバくね!?



 と、取り敢えず…それに気がつかないフリして話を変えるか…?いや、駄目だな…。白々しくなってしまうか…。トイレに一度駆け込んだ方がいいか…?  

「あ、あの…麗姉ちゃん…」

「…なぁに…? はぁ…はぁ…」

「俺ちょっとトイ──」
「──んっ…」



 っ~~~!?  


 体を起こそうしたところ押さえつけられたうえに唇を重ねられ…舌をねじ込むように麗姉ちゃんが入れてきた!?


 なすがまま口内を舌で蹂躙された後、唇を話した麗姉ちゃんが艶めかしい表情と声で…

「ぷはっ……はぁはぁ…と~をさぁ…私の水着が濡れてるきてる事に気づいているよね?」

 そう言葉を口にした。

「んなっ!?」

 
 俺がそれに気がついてる事がバレてらっ…。それにそう指摘されるとそこに視線が向かってしまうのは…仕方ないと俺は思うんだ…。

「お姉ちゃん…したいなぁ…」

「し、死体…?今の俺は死体と同じです」

「そういうのは今は要らないからね?分かるよね、と~君?」
 

 まあ…分かるけど…。


「一夏のアバンチュールという言葉もあるとお姉ちゃんは思うんだよ」

「どっからそんな言葉出てきたっ!?」

「お母さん初体験十六だったんだって…。お父さんはお母さんに出会うまでそういう経験はなかったらしいけど」

「それ今話す必要あったっ!?」

 俺…おじさんにどういった心境で会えばいいわけ…?

「大丈夫…二人だけの秘密だから…♡」

「麗姉ちゃんのその言葉ぜってぇー嘘だよっ!?寧ろ話して回るだろ!?」

「お姉ちゃんはと~君に初めてあげるからね?勿論と~君以外とする気はないけどね♡」


「うっ…」

「ねぇ…しよっ♡」


 俺はバッと麗姉ちゃんから離れる。

「と~君!?」

 そして…おもむろに上半身の服を脱ぎ捨て、麗姉ちゃんをソファーに押し倒した。


「ととととととと~君!?」

「…麗」

「あわっ!?あわわわわわっ…」

 俺は麗姉ちゃんの肩に掛かるスクール水着の肩紐に手を掛け、ゆっくりとズラしていく…。

 同時に麗姉ちゃんの顔に自身の顔を近付けていく。

「あたっ!?当たってるからっ!?私のにと~君のが……ひゃうっ……だ、だめぇ………」


 
 そう言って麗姉ちゃんは意識を手放した…。麗姉ちゃんに攻められる耐性がまだ備わってなくてホントに良かった…。

「……マジで危なかった…」


 すぐに麗姉ちゃんを美樹子の部屋へと転移させる。この時もう少し深く考えてれば美樹子に怒られる事はなかったんだがっ…。ムラムラが半端ないので仕方ない…。


 俺はズボンなどを脱ぎ捨て、先程までのやり取りを脳裏に浮かべて自家発電に精を出す事に…。いや、ホント何回すればいいんだろうな。流石に痛いのだが仕方ない…。










♢♢♢








「──消えてしまいたい…」

 こう思うのには勿論理由がある。

「──あの…う、ウチは気にしませんよ…?」


 優花よ。変に慰めなくていいから…。俺が悪いんだよな。玄関の鍵をかけるの忘れてたし、リビングでそういう事をしていたのも悪かったしな…。まあ、ちょうど終わったと同時だったのがまたくるものがあるな…。

「う、ウチも…最近は…その…先輩を想ってそういう事…ええと…し、しますし…」

「……はい…?」

「先輩の一人エッチをバッチリ見た後に言う事じゃないですけど…ウチは先輩が好きです!」


 うん…本当にタイミングって大事だよな…?マジで告白するタイミングじゃないから…。

 
 まあ、こうして本日三人目となる優花から告白されたわけだ…。











 

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