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第二章
っ〜〜〜
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天音とのキスはそこまで長いものじゃなかった。
唇が重なって数十秒後には慌てて我に戻ったように…
「っ~~~!?」
──唇を離すと同時に飛び退くようにその場から距離をとり唇を手で押さえてプルプルしている天音…。その表情は凄く赤みがかっている…。
い、いかん…。天音が取ったその行動を凄く可愛く思ってしまっている俺がいる…。
「ご、ごめん…豊和君…。あ、あのね…豊和君に頬にキスされちゃったら…その…好きが…ね…。好きが溢れちゃってて…それで…気がついたら…その…き、キスしてた……」
こういう時によく心臓を押さえるとか聞くけど、あれってホントだったんだな…。思わず押さえてしまってるもん…。
「あの…その…だから…す、好きだからね!」
そう言って俺の部屋から逃げるように立ち去る天音。
「…可愛過ぎだろ…ホント…。トップアイドルと呼ばれるのは伊達じゃないな…」
♢♢♢
告白を受けた翌日。記憶移しのスキルを異世界組全員に使う事に…。その際、全員からキスされたのはとりあえずおいておこうと思う。
何故スキルを使ったのかというと異世界組も学校に通うと駄々をこねた為だ。とにかくそんなわけで異世界組も当然同じクラスに。席は俺を囲むような感じになっている。
一言いいか?非常に居辛い…。居心地が悪いと言った方がいいか。各々に対して返事をしてないのが主な理由なのだが…。まあ、みんなはそんな事は気にせず普段通りなんだけどな。俺が気にしているだけだ。
余談だが異世界組もそれぞれ一人ずつ特別室を賃貸する契約を交わした。ただ、対価としてもらうのは年収ではなく、異世界で各々が所持しているアイテムボックスに入れている素材や持っているお金だ。マリアの話では神様がそうするように指示というかお告げがあったそうだ。
そんなわけで特別室の住人は俺も合わせると八人になった。麗姉ちゃんは通っている大学を卒業したらまた借りるとの事だった。私をと~君の部屋で住まわせてくれてもいいからね?と、言われたのはお察しというやつだ。
そんな感じで異世界組がこっちの世界に来て、一週間が過ぎた。
♢♢♢
「…来たよ、今年もちゃんと…」
俺はその日ある場所に一人で訪れていた…。
「信じられる?俺…最近女性から告白されたんだよ?しかも八人もの女性から…」
俺の言葉に対して返答は無い…。
当然だな…。お墓に向かって話掛けているんだから…。
このお墓には俺の父さんと母さんが眠っている。
交通事故だった。それが起こったのは小学三年の時だ。
「あの時…今みたいに魔法が使えたら…良かったのにね?」
そしたら…父さんと母さんは…
「──いつも一人で来るんじゃないわよ…私も誘うように言ってるでしょ?」
「──そうそう美樹子ちゃんの言う通りだよ、と~君?」
「美樹子…麗姉ちゃん…」
「美樹子達の言う通りよ、豊和君?」
「そうだぞ?こういう時はみんなで参らないとな?」
「おばさん、それにおじさんまで──痛っ!?痛い痛い痛いっ!?ギブっですぅぅぅ!!」
「──おばさんじゃなく円香と呼ぶようにいつも言ってわよねぇ?」
「つ、つい…すいません、円香さん」
ついおばさんと呼んでしまった。おばさんは名前で呼ばないと今みたいにこめかみを容赦なくグリグリしてくるんだよな…。たまにアイアンクローされる時もあるけど…。
「とにかく。香里奈は私の親友でもあるんだから、その親友の命日に私が行くのは当然でしょ?いつも一緒に行こうと言ってるのにこの子は…」
「うっ…すいません」
「お母さんの言う通りよ!豊和の傍には…私が居て当然でしょ!なにしろ…キスまでしてるんだから!」
「なぁにぃぉ!?お父さん聞いてないぞ!?」
「お、おい!?美樹子!?」
美樹子は何言ってくれてんのっ!?頬を赤らめて視線は俺から逸らしてるのは可愛いけど、今言う必要ないよな!?俺の父さんと母さんに報告したかったと…?違うよな!?
「ああ、お父さん?美樹子だけじゃなく私もキスしてるよ?それにお父さんがお母さんにスクール水着で迫られたみたいに、私もと~君にスクール水着来て迫ったよ?と~君はお父さんみたいに堕ちてはくれなかったけど…」
「そうなのっ!?嘘でしょ!?お父さんなんか一発だったのよ!?アレも一発で終わっちゃたのに…」
おばさんは俺を信じられないものを見るような驚愕な表情を浮かべている…。おじさんはおじさんでガクっとその場に膝をついて、恥ずかしいのか顔を隠している…。
「しかも…豊和ったら…あんな状態のお姉ちゃんをそのまま私の部屋に送ってくるなんて…。大変だったんだからね!!」
「どんな状態だったの!?そこんところ詳しく!!!」
なんで…おばさんがそんなに食いついているのさ…。
唇が重なって数十秒後には慌てて我に戻ったように…
「っ~~~!?」
──唇を離すと同時に飛び退くようにその場から距離をとり唇を手で押さえてプルプルしている天音…。その表情は凄く赤みがかっている…。
い、いかん…。天音が取ったその行動を凄く可愛く思ってしまっている俺がいる…。
「ご、ごめん…豊和君…。あ、あのね…豊和君に頬にキスされちゃったら…その…好きが…ね…。好きが溢れちゃってて…それで…気がついたら…その…き、キスしてた……」
こういう時によく心臓を押さえるとか聞くけど、あれってホントだったんだな…。思わず押さえてしまってるもん…。
「あの…その…だから…す、好きだからね!」
そう言って俺の部屋から逃げるように立ち去る天音。
「…可愛過ぎだろ…ホント…。トップアイドルと呼ばれるのは伊達じゃないな…」
♢♢♢
告白を受けた翌日。記憶移しのスキルを異世界組全員に使う事に…。その際、全員からキスされたのはとりあえずおいておこうと思う。
何故スキルを使ったのかというと異世界組も学校に通うと駄々をこねた為だ。とにかくそんなわけで異世界組も当然同じクラスに。席は俺を囲むような感じになっている。
一言いいか?非常に居辛い…。居心地が悪いと言った方がいいか。各々に対して返事をしてないのが主な理由なのだが…。まあ、みんなはそんな事は気にせず普段通りなんだけどな。俺が気にしているだけだ。
余談だが異世界組もそれぞれ一人ずつ特別室を賃貸する契約を交わした。ただ、対価としてもらうのは年収ではなく、異世界で各々が所持しているアイテムボックスに入れている素材や持っているお金だ。マリアの話では神様がそうするように指示というかお告げがあったそうだ。
そんなわけで特別室の住人は俺も合わせると八人になった。麗姉ちゃんは通っている大学を卒業したらまた借りるとの事だった。私をと~君の部屋で住まわせてくれてもいいからね?と、言われたのはお察しというやつだ。
そんな感じで異世界組がこっちの世界に来て、一週間が過ぎた。
♢♢♢
「…来たよ、今年もちゃんと…」
俺はその日ある場所に一人で訪れていた…。
「信じられる?俺…最近女性から告白されたんだよ?しかも八人もの女性から…」
俺の言葉に対して返答は無い…。
当然だな…。お墓に向かって話掛けているんだから…。
このお墓には俺の父さんと母さんが眠っている。
交通事故だった。それが起こったのは小学三年の時だ。
「あの時…今みたいに魔法が使えたら…良かったのにね?」
そしたら…父さんと母さんは…
「──いつも一人で来るんじゃないわよ…私も誘うように言ってるでしょ?」
「──そうそう美樹子ちゃんの言う通りだよ、と~君?」
「美樹子…麗姉ちゃん…」
「美樹子達の言う通りよ、豊和君?」
「そうだぞ?こういう時はみんなで参らないとな?」
「おばさん、それにおじさんまで──痛っ!?痛い痛い痛いっ!?ギブっですぅぅぅ!!」
「──おばさんじゃなく円香と呼ぶようにいつも言ってわよねぇ?」
「つ、つい…すいません、円香さん」
ついおばさんと呼んでしまった。おばさんは名前で呼ばないと今みたいにこめかみを容赦なくグリグリしてくるんだよな…。たまにアイアンクローされる時もあるけど…。
「とにかく。香里奈は私の親友でもあるんだから、その親友の命日に私が行くのは当然でしょ?いつも一緒に行こうと言ってるのにこの子は…」
「うっ…すいません」
「お母さんの言う通りよ!豊和の傍には…私が居て当然でしょ!なにしろ…キスまでしてるんだから!」
「なぁにぃぉ!?お父さん聞いてないぞ!?」
「お、おい!?美樹子!?」
美樹子は何言ってくれてんのっ!?頬を赤らめて視線は俺から逸らしてるのは可愛いけど、今言う必要ないよな!?俺の父さんと母さんに報告したかったと…?違うよな!?
「ああ、お父さん?美樹子だけじゃなく私もキスしてるよ?それにお父さんがお母さんにスクール水着で迫られたみたいに、私もと~君にスクール水着来て迫ったよ?と~君はお父さんみたいに堕ちてはくれなかったけど…」
「そうなのっ!?嘘でしょ!?お父さんなんか一発だったのよ!?アレも一発で終わっちゃたのに…」
おばさんは俺を信じられないものを見るような驚愕な表情を浮かべている…。おじさんはおじさんでガクっとその場に膝をついて、恥ずかしいのか顔を隠している…。
「しかも…豊和ったら…あんな状態のお姉ちゃんをそのまま私の部屋に送ってくるなんて…。大変だったんだからね!!」
「どんな状態だったの!?そこんところ詳しく!!!」
なんで…おばさんがそんなに食いついているのさ…。
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