底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂

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第6章

第35話

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「いったい、いつまで戦わなきゃいけないんだ!」

 あれから数百回も同じ状況の魔物を倒し、同じ事が書かれた扉を開けていた。
 流石に二回目は一回目と同じように戦ったものの、ポチを焼かずに戦いが終わったことに安堵。三度目四度目と続いたことで、扉を開ける前に火の魔法や水の魔法などそれぞれの魔法にある殲滅魔法と呼ばれる魔法を待機させ、扉を開けて魔物を見た瞬間に放っていた。
 だが、それが数百回も続けば流石に飽きて、いつまで戦わなきゃいけないんだと叫んでいた。

【主よ、まだ耐えるのだ。同じような繰り返しに見えるが、少しずつ変化があるのを主は気付いておるか?次か、そのまた次にでも観察してその変化を見るがいい】

 しばらく口を開かなかったポチがそう言ったことで、一回目と数百回目とでどう違うか、殲滅魔法を待機させて置いて扉を開けるも、俺には同じようにしか見えないまま魔物の群を殲滅させて終わらせてからまた同じことが書かれている扉に手を掛ける。
 それを更に十数回繰り返したのち、俺も少しの変化を感じるようになってきていた。

 俺がその変化に気が付いたのは、夥しい魔物の群の中に一体だけしかいないベヒーモスの配置場所が変わっていたからだった。
 元々は遠くの最後尾に配置されていたのが、段々と近付いている。それだけじゃなく、魔物の数も僅かだが減ってきているような気がした。もしかしたら、扉を開ける度に魔物の数か種類が減ってきているのではないかと思い、次の扉を開くのと同時に、通信機のカメラ機能で殲滅魔法を使う前の魔物の群を撮りまくる。

 いろんな角度から撮ったあとに殲滅魔法を使って終わらせ、撮った画像を終わらせた後に確認したところ、前に戦った黒オーガの姿が無くなっていた。色んな角度から撮ったからこそ、居ないのが分かったのだが、黒オーガだけではなく、花の魔物も幾つか減っていて、これは扉を開けるごとに一体ずつ減っているのではないかと思って、まだまだ沢山いる魔物の群を倒しては扉を開けるを繰り返し、更に数百回と扉を開けて戦って屠っていき、最後にベヒーモス一体だけが残った時に試そうと思ったことをやってみた。それはベヒーモスが使うレーザー砲が魔力のみで発射しているのではと思って、俺の魔力でベヒーモスを包んだらどうなるのだろうと思ったのだ。

 いつものように口が光って溜めている間に、俺の魔力でベヒーモス全体を包んだら、光が徐々に小さくなって霧散されていった。これでベヒーモスの最大の攻撃が無効化できた。これを他の魔物や人相手でも魔法の無力化ができるかについては、今度誰かで試そう。
 何度もベヒーモスを倒して思ったことがあって、今の俺なら拳を一発を打ち込んだら倒せるのではないかと思って、レーザー砲を封じられたベヒーモスは爪を振り下ろしたりするも、物理攻撃しかできないベヒーモスなんて怖くなんてなく、足を二発殴ったら足が吹き飛んで前のめりに倒れて来たところを顔を目掛けて一発打ち込んだら倒せた。
 ベヒーモスを倒した瞬間、フロア全体が真っ暗になって、光り輝く一つの魔法陣が現れた。
 躊躇なくそれに乗ったところ、別の真っ白な部屋に転移して立て札があって、文字が書いてあった。

『おめでとう!これでこのダンジョンは終わりだよ。簡単だったでしょ?随分とレベルが上がったんじゃないかな?沢山魔物を配置したからね。ダンジョンボス?そんなのここのは居ないよ。次はぼくの塔だね。頂上で待ってるよ。それと、もう気付いていると思うけど、海、地の底のダンジョンの本当の場所は違うところにあるから探して攻略してみてよ。
近くにある天空だけが本物のダンジョンだよ』

 そう書いてある立て札を読んで驚いた。
 そういえば思い返してみたところ、超難関ダンジョンであるはずの海底ダンジョンのボスがリヴァイアサンかクラーケンと思っていたのに、巨大な半魚人だったことに不思議に思っていた。そしてこの地獄ダンジョンは本当の地獄ダンジョンではない真実。
 この自由学園都市の三難関ダンジョンの地獄のダンジョンがこれで終わりならば、これまで三つのダンジョンを踏破してみて、天空のだけが難易度高めだった気がするものの、この地獄ダンジョンもベヒーモスだけでも相当難易度高めであった。

 海底と地獄は、特に探索する必要が無く、ただひたすら魔物が現れて倒していった気がした。その点、天空は危ないと思うようなことが多かった。
 立て札を読んだら、俺の身体が光って地上に強制的に転移された。
転移された場所は、いつぞやの老人がいた場所で今日も立っており、俺が突然現れたことで腰を抜かして驚いた表情をしていた。

「ややや、ま、ましゃかと思うが、一人で地獄ダンジョンをクリアしたのかね!」

 彼の言葉に無言で頷いたら、彼はウッヒョーと叫び声を上げて抜けた腰が何処えやらと思うほど背筋を伸ばして走り去って行った。

「これってどういうことだと思う?このまま本部のギルマスのところに行っていいんかな」
【主よ、長年地獄ダンジョンをクリアした者がいなかったことで、あの者は自分がクリアした証人になれたことが嬉しかったのだろう。
暇だろうが、しばらくここで待って、どれだけレベルが上がったか見てみるがいい】

 ポチにそう言われて、想像魔法で出した椅子に座って久々にステータスと心の中で唱えて見たら、色々な箇所がバグっていた。

《名前》ミーツ(ミツルギ)
《レベル》error
HP error     MP error
筋力error  魔力error   敏捷度error
体力500    運不明
《スキル》大想像魔法、error
《称号》error

 体力だけが以前に見たままで、その他がほとんどerrorになっていた。運に関しては不明ってなんだよ!って感じだが、自身のレベルすらも分からないことに項垂れた。

【主よ、どうなった。そんなに落ち込むほど大して上がっておらなんだか?】

 ポチの言葉に無言で俺のステータスを見えるように表示させたら、ブルトはケラケラ笑って凄いと言い、ポチはこんなことが起きるとはと俺のステータスを凝視していた。
 そんなステータスについて考えていた時、遠くからまだ帰るでないぞー!という声が聞こえ、老人が走って行った先を見たところ、遠くで手を振っていた。

 仕方なく、新たに想像魔法で出したテントで休んだ。
 魔剣たちはI.Bに収納し、使い魔たちには先に使い魔たちがいる空間に転送させ、どれほど寝たか分からず、ふと外が騒がしくてテントの出入口のチャックを開けて外に出たら、沢山のフラッシュを浴びせられた。

 仮面を装着しているとはいえ、眩しくて目をまともに開けられなく、フラッシュから逃れようとテントに戻ろうとしたら、見たことのある輪っかが一つ俺の元にやってきてインタビューを!と次から次へと輪っかがやって来て、俺の前には円型蛍光灯みたいなもので溢れた。

「えーと、インタビューって何を言えばいいのかな。とりあえず、俺の名前はミーツ。
パーティ名はミーツと愉快な仲間たちです」

 それを言ったことでパーティで踏破したのか、それとも単独で踏破したのかを再びフラッシュの光の嵐の中そう質問された。
 特に隠すこともないことだから、二匹の使い魔と俺でクリアしたことを話したら、またもフラッシュの光の嵐が起こり、流石に堪らず走って逃げると、俺を追い掛ける人たちを振り切って、自身が泊まる宿まで転移して逃げた。

 宿で自分のベッドで横になって早々に、通信機の鳴る音が聞こえて通話に出てみたら、ギルド本部のギルドマスターからだった。
 幾つか話をしてみたところ、今すぐこっちにこなければ大変なことになると言われて、通話中にも関わらずギルマス室に転移した。

「通話中に転移してくるやつがあるか。
まあいい。お前が地獄ダンジョンを単独踏破したことで、それを目撃した者が皆に言い広め、お前の元に記者が殺到したのに、お前が逃げた所為で有ること無いこと記事にされているぞ。
現段階でシュトレーゼマンに頼んで一般公開はされないようにしているが、あのダンジョンがある付近の地域では、お前に関する記事が流れているぞ」

 なんてこった。俺があのフラッシュの嵐に耐えきれずに逃げた所為で、有ること無いことが記事にされているとは思わず、有ることはいいとして、無いことはどのようなことが書かれているか学園都市に向かおうとした時、彼が少し待てと言って、宙を指で扱ったあと記事の内容が書かれた映像を通信機に送られた。
 送られた画像を通信機を使って見てみる。

『ミーツと愉快な仲間たち』
 リーダーであるミーツ!単独で学園都市三大超難所ダンジョン単独踏破!彼曰く、使い魔と共に踏破したと言ったところ、彼には途轍もなく強い使い魔がいるという。彼のことを良く知るとされるある皇族のとある人物をインタビューしたところ、彼なら一人で踏破出来ると聞いた。
 つまり、一人で踏破したと言っても過言ではない事実。だが、彼は我ら記者からのインタビュー中に逃走し、行方をくらました。
 これは後ろめたいことがあると我ら記者は判断し、三大超難関ダンジョンを踏破したと偽装と思われる。これに反論があれば、直ぐにでも記者会見を求む!我ら記者ら一同より。


 こんなことが既に書かれ、一部の地域の学園都市に流されているなんてと呆然としてしまった。彼らから逃げたのは認めるが、ダンジョン踏破については偽装なんてしてないのにと沸々と怒りが湧き上がってきたことで、学園都市に転移しようとした時にギルマスから頭を叩かれた。

「落ち着け、お前は学園都市に転移しようとしたのだろうが、お前が学園都市の何処に転移しようとしているんだ。下手な場所に転移してもどうしようもないだろ。俺とレーゼが手配しておくから、今日のところは帰って休め」

 そう彼に言われ、渋々宿に転移して戻ったら、俺の部屋の中にシーバスとヤスドルを除いた仲間たちが揃って待っていた。

「お前、記事になっているの知っているか?学園都市ではお前の記事で凄いことになってるぞ」
「本当よねえ、あたしもビックリしちゃったわ。まさか一人で地獄ダンジョンまで踏破ちゃうとはねえ」
「おじさんおじさん、一人で全部クリアって本当?なんであたしたちを待ってて来れなかったの!」
「ミーツさん、本当に凄いです。ミーツさんは遠い存在になってしまうのですね。私は寂しいです」
「僕もさっきアマちゃんが持ってきた記事を読んで知りましたけど、本当にミーツさん一人で踏破したんですか?それと記者会見はいつされるんですか?」

 次々と話し掛けてくる仲間たちに困惑しながらも、最後の士郎の答えだけでもと先程ギルマスと自由学園都市の総責任者であるシュトレーゼマンが開いてくれる記者会見について話したら、彼はそうですかと言ったあとに地獄のダンジョンボスはなんだったんですか?と話を切り替えて質問してきたことで、姐さんが手を数回叩いてこの話はまた今度聞きましょうとお開きにしてくれた。
 そこでアマやアミが俺に聞きたそうにウズウズしているのを、強制的に引きずって連れていく姐さんとシオンに口パクでありがとうと言って、皆んなが部屋から出て行った直後に廊下で号外号外だー!とシーバスの声が聞こえるも、直ぐにうるさいと言うシオンの声と共に痛と言うシーバス。
 恐らく、シーバスは学園都市で知った俺の記事について急いで帰って来たと推測するも、シオンに叩かれて大人しくなったのだろう。

 これで静かに眠れると思って、ここ数日まともに寝れてなかったこともあってベッドで横になりながらも、記者会見についてどうしようかと考えているうちに意識がなくなった。
 次に目を覚ました時は頭に鳴り響く通信機の音であった。

「やっと起きたか。記者会見の日取りだが、明日に決まり、学園都市内にある冒険者ギルドで行うことに決定した。
会場内での関係者はシュトレーゼマンと俺とお前のみで、あとは記者や他の一部の者たちを入れての会見を行う。打ち合わせについてだが、今から支度が整い次第、俺の元に来い。なるべく急ぎでな。これから会場に共に連れて行ってやるから憶えておけ」

 通信機の相手はギルドマスターであった。
 まだ頭も覚醒してないうちに彼は言いたいことだけ言って通話を切った。
 覚醒してないとはいえ、彼の言っていたことを理解し、のそのそと顔を洗ってから気が付いたが、服も仮面も着たままで眠っていたため、仮面が濡れただけになった。
 これは俺的にはあるあるな事で、仮面を外して顔を洗ってまたも仮面を装着し直してから、ギルマスの元に転移した。

「やっと来たか。今回の記者会見について俺の考えを伝える。同調を使うといい」

 彼に同調を使うのは初めてのことであるため、少しドキドキしながらも彼に触れて同調を使うと、彼の考えが瞬時に頭に入ってきた。
 つまり、彼の考えでは今回の記者会見で、俺の地獄ダンジョンでの体験を想像魔法を使って、一部の知られてはいけない内容を伏せて会場内皆んなに見せてやろうとのことだった。

「それはいいんだけど、どこまで見せていいのだろう。ギルマスは知らないだろうけど、彼処はダンジョンボスというのが存在しないんだ。
それに、俺の魔剣たちの本当の本体とかがあるし、どうしたものかな」
「ふっ、知っているさ。お前よりも詳しくな。
だが、そこは伏せていいだろう。あの封印された龍の本体と、お前が時折使う想像魔法に、神からの看板文字メッセージを隠せば問題ないだろう。試しに俺にどのような経験をしたか見せてみろ。俺が判断してやる」

 彼が俺の以上にあのダンジョンについて知っているというのに驚きを隠せない。
 最後の立て札に書かれていた文字も神からのメッセージであることも今初めて知ったが、そう考えると納得のできる内容だと思った。
 神の塔のことを、ぼくの塔と書かれていたことに神なら納得なものだ。
 彼は急かすように早くと催促したことで、とりあえず立て札についての考えは一旦保留にして、体験した冒険をそのままを同調を使って彼に伝えた。

「うん。やはり、龍のところと、普通の魔法では説明が付かない想像魔法は隠した方が良いな。あとは魔剣たちと話す内容も隠した方がいいだろう。殲滅魔法については、まだ説明ができる魔法だから問題ないだろう。明日、記者会見が行われる前に自分で編集をして再度俺に見せてみろ」

 彼に再度そう言われ、頭の中で俺が経験した冒険を練り上げて言われたところを伏せ、上手いこと編集をして彼に同調を使って見せてみた。最後の立て札は立て札自体を無くして、最後の敵であるベヒーモスを倒した時点で地上に転移したということにしたら、彼はしばらくしたら頷いた。

「まあいいだろう。お前が記者らから逃げなければ、こんな面倒なことをしなくても良かったのだがな。それ以前に踏破を見られて、そのまま残り続けたのも問題だ。これで、神の塔に挑む時は、今までのようにコッソリとはいかないからな。これから一旦、会場に連れて行ってやるから憶えろ。そのあとはもう休むといい」

 彼にそう言われて、記者会見が行われる会場となる場所に共に転移して場所だけ憶えた。
 学園都市にも冒険者ギルドはあったのかと思ったものの、会場自体は左程大きくないが、場所を憶えたら彼はそのままやることがあるとかで、一応会見が行われる時間を教えて来れたがそれより早めに来いと言って転移して行った。
 俺は俺で場所を憶えたら宿に戻ったところ、シーバスと俺と同室のヤスドルが部屋にいた。

「おうおうおう。ミーツさん、地獄ダンジョンを単独でクリアしたってのに、なんで先に仲間である俺たちに教えてくれねえんだよ。
昨日、記事で知っちまったじゃねえか。
シオンさんに殴られるし、妹たちにボコボコに殴られるし、踏んだり蹴ったりだぜ」

 彼はシオンに殴られたのは音と声で分かっていたのだが、その後また俺のところに行こうとした時に妹たちにも殴られて今朝、廊下で意識を取り戻したそうだ。
 ヤスドルは特に俺に言うこともなく、無言のまま親指を立ててサムズアップをして微笑み、自分のベッドでスヤスヤと寝た。
 俺も起きて早々に本部のギルマスのところに行って帰ったばかりで、明日記者会見を学園都市で行うから詳しい話はそこでするから、今は何も聞かないでくれと彼を部屋から追い出して、まだ昼過ぎくらいだというのに、強い眠気が来て、俺もベッドで横になったらすぐに眠りに就くことができそうだと思いながら横になる。



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