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◇夏休みのその後のお話◇
■42.制服デート!②
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拓真くんの着ているK高の制服は
襟元に小さく『K』のイニシャルが
刺繍された学校指定の白いYシャツに、紺色のスボンだった。
この制服、ウチのE高男子の制服と結構似ていた。
E高の夏服も白Yシャツに紺スボン。。。
だけど、特進Sのもやし軍団と比べると、似たような制服なのに全く別物に感じる。
………なんでだろwww
彼氏に見惚れ、赤面する私。
…それを素に戻すくらい熱烈な視線を後方から感じる。
柱の影からチョロチョロ見え隠れする二人組が、さっきから気になって仕方がない(汗)
茜と七海ちゃんは、こちらを見ながらキャッキャと騒がしい声を漏らしていた。
「………?友達?」
拓真くんが、柱の影から騒ぐ二人を見て私にそう問いかける。
「え……と(動揺)」
拓真くんに
気付かれた────Σ(゚Д゚)!!
拓真くんが影に隠れた二人に向って、覗き込む様な仕草を見せると、二人は「キャ───ッ!!」と叫んで走って逃げて行った。
えええ────!?ちょ!w
逃げるなwwww
拓真くん、逃げてく二人を見て、呆気にとられ、ポカーン。
「ゴメン(焦)
あの二人、友達なんだ><ก̀
拓真くんの事が見たいって言ってて……」
「そうだったんだ。
ん?行っちゃったけど大丈夫なの?」
「あははw
………うーんw
どこ行っちゃったのかな…w」
拓真くんは不思議そうにしていた(汗)
ゴメン。
私の友達、ちょっと変わっててwwww
「ちょっとその辺ブラブラしよっか!?」
拓真くんを引っ張り、駅から離れる事にした。
並んで歩いていると、駅へ向かう他の高校生から注目を浴びた。
皆の目線はもちろん拓真くん。
ミスターコンテスト優勝する程の容姿を持つ、都会の洗練されたイケメンを、物珍しそうに見ている。
通りすがる高校生たちの視線が快感だった。
この人、私の彼氏なんだ♪
ニヤニヤしちゃう。
拓真くんと手を繋いで、街をブラブラとデートした。
私のホームグラウンドであるE駅周辺を案内する。
都会育ちの拓真くんにとっては、笑っちゃうくらい田舎だろうけど、拓真くんは私の隣でとても楽しそうにしてくれて、それが嬉しかった。
はぁ~♡
絵に描いたようなリア充♡♡
ギャルの愛ちゃんと、大輝先輩カップルも、毎日こんな風に学校帰りにデートしてるのかな?
そう思うと、とても羨ましい。
私も毎日拓真くんに逢いたいし、このラブラブっぷりを皆に見せつけたい!w
………だけど逢えない時間、相手を想って切なくなる瞬間も実はちょっと好き。
切ない想いした分だけ、逢えた時の喜びが何倍にもなる!
↑(まだ恋愛経験少ない癖に語るw)
高校三年生で大変な時期なのに、私との時間を大事にしてくれて、遠くから会いに来てくれる素敵な彼氏に大満足だった。
襟元に小さく『K』のイニシャルが
刺繍された学校指定の白いYシャツに、紺色のスボンだった。
この制服、ウチのE高男子の制服と結構似ていた。
E高の夏服も白Yシャツに紺スボン。。。
だけど、特進Sのもやし軍団と比べると、似たような制服なのに全く別物に感じる。
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気付かれた────Σ(゚Д゚)!!
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えええ────!?ちょ!w
逃げるなwwww
拓真くん、逃げてく二人を見て、呆気にとられ、ポカーン。
「ゴメン(焦)
あの二人、友達なんだ><ก̀
拓真くんの事が見たいって言ってて……」
「そうだったんだ。
ん?行っちゃったけど大丈夫なの?」
「あははw
………うーんw
どこ行っちゃったのかな…w」
拓真くんは不思議そうにしていた(汗)
ゴメン。
私の友達、ちょっと変わっててwwww
「ちょっとその辺ブラブラしよっか!?」
拓真くんを引っ張り、駅から離れる事にした。
並んで歩いていると、駅へ向かう他の高校生から注目を浴びた。
皆の目線はもちろん拓真くん。
ミスターコンテスト優勝する程の容姿を持つ、都会の洗練されたイケメンを、物珍しそうに見ている。
通りすがる高校生たちの視線が快感だった。
この人、私の彼氏なんだ♪
ニヤニヤしちゃう。
拓真くんと手を繋いで、街をブラブラとデートした。
私のホームグラウンドであるE駅周辺を案内する。
都会育ちの拓真くんにとっては、笑っちゃうくらい田舎だろうけど、拓真くんは私の隣でとても楽しそうにしてくれて、それが嬉しかった。
はぁ~♡
絵に描いたようなリア充♡♡
ギャルの愛ちゃんと、大輝先輩カップルも、毎日こんな風に学校帰りにデートしてるのかな?
そう思うと、とても羨ましい。
私も毎日拓真くんに逢いたいし、このラブラブっぷりを皆に見せつけたい!w
………だけど逢えない時間、相手を想って切なくなる瞬間も実はちょっと好き。
切ない想いした分だけ、逢えた時の喜びが何倍にもなる!
↑(まだ恋愛経験少ない癖に語るw)
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