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第二部:神都ラグナスの冒険 7
第87話 おびき出せ忘却派! 一網打尽作戦 その5
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会場のあちらこちらで、飛び込んできたキメラと飛び出してきた僧兵がぶつかり合っている。
やはり、忘却派の人数は少ない。
俺達が最近、彼らを捕縛し続けてきたので、いよいよ頭数的に限界が来ていたのだろう。
「やはり罠か! だが……確かにアブラヒムはいるじゃないか!」
「アブラヒム? アキムのことか。罠だと分かっていても、それに乗らなければやっていけないほど苦しくなってたんだろ?」
アストラルが乗るキメラが、俺に向けて腕を振り回してくる。
これをギリギリのところでやり過ごす俺だ。
こいつは、縞模様のついた太い手足を持ち、猿の頭に蛇の尻尾をしたキメラだった。
見たことのないタイプだ。
「黙れオース! この痴れ者め! 我らの崇高な使命を知りながらも、未だ世界を欺く協調派につくとは俗物が! みどもの見立て違いであった! お前はここで死ぬがいい!」
「オース! ここがあんたの墓場になるわ! パラライズ!!」
おっと、ファレナが麻痺の魔法を飛ばしてきた!
キメラと戦っている状況で受けてしまったら、致命的だ。
なので、ここはちゃんと備えを用意しておいたのだ。
魔法は俺に直撃。
本来、魔法は対象を追いかけてくるもの。並の手段では回避できない。ローズがいて回避できたのが特殊だったのだ。
だから、たいてい当たるという性質を利用して……。
俺のポケットから、ぽろりと小さな人形が落ちた。
スケープドール。
持ち主が受ける悪影響を、肩代わりしてくれる魔法の人形だ。
「しまっ」
ファレナがそれに気づいて目を見開いた。
同じ攻撃を何度も食らうわけがない。
ましてや、敵に彼女がいると知っているなら。
俺は抜き打ちに、ダガーを投擲した。
それはアストラルの肩を掠め、ファレナの腕に突き刺さる。
「ぎゃーっ」
ファレナが悲鳴を上げた。
ちなみに刃には、激辛の香辛料が塗ってある。
魔法を使う精神集中など不可能になる痛みだぞ。
「うぎゃああああああ! 痛い痛い痛い痛いっ!」
「ファレナ!?」
ファレナがキメラから転げ落ちた。
「クルミ、確保ーっ!」
「はいです!!」
俺の脇を、クルミがピューッと走っていった。
「おのれオース! 卑怯千万!」
「あんた達だけには絶対言われたくない言葉だな!」
「キメラ! やってしまえ!」
『オギャアアアアアーッ!!』
猿頭、縞模様の猛獣の肉体をしたキメラが、野太い赤ん坊のような叫び声を放った。
次の瞬間、キメラの体毛が逆立つ。
放たれるのは、雷撃だ。
「雷の魔法を使うキメラだと!? どういう原理だろう……!? あ、クルミ、伏せて!」
「はいっ!」
俺もまた、地面に体を伏せる。
すると、周囲を薙ぐように、何条もの小型の雷撃が周囲に放たれた。
僧兵やキメラがこれを喰らい、「ウグワーッ」と打ち倒されていく。
なるほど、この猿頭のキメラは別格だ。
猿の頭……縞模様の猛獣の体。あれは……南方に住むという動物、虎か?
そして蛇の尻尾。
確か、昔に呼んだ書物にそんな生き物がいたような。
──思い出した。
あれは、ヌエだ。
キメラではなかったと思うが、もしやこのアストラル、キメラ作成を繰り返していたのはこの恐ろしいモンスターを、人為的に生み出すためだったのか。
『オギャアアアーッ!!』
ヌエが俺を踏み潰そうと飛びかかってくる。
これを、俺は地面を回転しながら避けた。
「ブラン!」
『わふ!』
ぽーんと飛び込んできたブランが、ヌエの横っ腹にぶつかる。
『オギャアッ!』
「ドレ!」
『猫使いが荒いにゃあ』
大きくなったドレが、触手と精神攻撃をヌエに叩き込む。
「ローズ!」
『ちゅちゅーっ!』
俺の懐に、ピンクの羽つきハムスターが駆け込んできた。
小さなモフモフがスポッと収まる。
そこに踏み降ろされるヌエの足。
『ちゅちゅーい!』
ローズの額の石が光り輝いた。
どこからか、へし折られた木の幹が飛んできて、ヌエの足を弾き飛ばした。
『オギャアッ!?』
そちら側では、カイルがキメラの一体を討伐したところだった。
転げた巨体に折られた庭木が、偶然弾けてこっちに飛んできたようだ。
ローズが幸運を操作したな!
ヌエが体勢を崩す。
「ぬおーっ!!」
アストラルが放り出されてきた。
俺の目の前に落下する。
「御用だぞアストラル。これはドレから教えてもらった用語なんだが、相手を捕縛する時に言うそうだ」
「ええい、やめろ! 権力の犬め! ザクサーンの神よ! 我に奇跡を! 神なる剣で周囲を薙ぎ払え!」
「そいっ!」
「ウグワーッ!」
詠唱の最中に、俺はスリングで石を投げた。
アストラルの胸に当たり、彼は叫びながら倒れる。
そして不完全ながら発動した魔法は、光の剣を生み出すものだ。
これが俺がいる一帯を、でたらめに薙ぎ払おうとする。
「実体がない剣かな……!? よっと!」
引き抜いた魔法のショートソードで、剣の先端を受けてみる。
おっ、いけた!
魔法がかかった武器ならば受け止められるな。
『ちゅちゅっ!』
「ああ。予想外の攻撃が来たら任せるぞ、ローズ!」
『ちゅうー!』
起き上がりながら、アストラルが新たな魔法を放ってくる。
どういう事をしてくるのか予想がつかない。
だが、俺にはローズがいるのだ。
『ちゅちゅーい!』
またローズの額の石が光り輝いた。
俺の足がずるりと滑り、尻もちをつく。
そして俺が頭上に見たのは、ちょうど俺の喉があった場所に出現した、漆黒の腕だった。
「首を締める魔法とか。だが、詠唱は覚えたぞ」
「何故だ! 何故回避できる!!」
「効率的に学習できる能力を、ローズが使ってくれるんでね」
跳ね起きながら、アストラルの膝に向けて石を投擲する。
「ウグワーッ!」
逃げ腰になっていたアストラルは、膝に石を受けて転倒した。
「おのれおのれ! ザクサーンの神よ!」
「首絞めの魔法はさっき覚えた。基本は必中。だけど、首と腕の間にタイミングよくショートソードを挟めば……」
発生した漆黒の腕が、俺の首を締めようとする。
だが、そこに差し込まれた魔法のショートソードが、腕を切り裂いていた。
「攻略!」
「馬鹿な!! ザクサーンの奇跡を物理的に!?」
「法則と性質が分かれば突破できるもんだよ」
俺はリュックから、素早くロープを取り出している。
足の自由が効かないアストラルへ、じりじりと寄っていく。
「お、おのれえ! ザクサーンの神よ! 空から槍を! 戦場に槍の雨を!」
「無差別魔法はまずい! ドレ!」
『うにゃ。強マインドブラスト!』
ドレがブランの背中を駆け上がり、高く飛び上がった。
頭上からアストラルを見据えると、精神攻撃を放つ。
「ウグワーッ!!」
アストラルが白目を剥いて昏倒した。
だが、何かの仕掛けを施してあるのか、すぐに黒目が戻ってくる。
「こ、こうなればお前もろとも自爆の……」
「よし分かった、喋らせたらダメなんだな」
この間に、俺は既に間合いを詰めていた。
ロープで素早くアストラルの腕を縛り、同時に彼の口に布を押し込んだ。
「もごごごー!」
後は余裕を持って足をぐるぐる縛る。
よし、捕縛完了。
俺の背後では、ブランがヌエをボッコボコに殴り倒していた。
本当に頼りになるな。
ファレナはクルミがぐるぐるに縛って捕まえていた。
気付くと、戦場に静寂が訪れている。
「見事」
どこにいたのか、フランチェスコとアキムが並んで現れて、そう言ったのだった。
やはり、忘却派の人数は少ない。
俺達が最近、彼らを捕縛し続けてきたので、いよいよ頭数的に限界が来ていたのだろう。
「やはり罠か! だが……確かにアブラヒムはいるじゃないか!」
「アブラヒム? アキムのことか。罠だと分かっていても、それに乗らなければやっていけないほど苦しくなってたんだろ?」
アストラルが乗るキメラが、俺に向けて腕を振り回してくる。
これをギリギリのところでやり過ごす俺だ。
こいつは、縞模様のついた太い手足を持ち、猿の頭に蛇の尻尾をしたキメラだった。
見たことのないタイプだ。
「黙れオース! この痴れ者め! 我らの崇高な使命を知りながらも、未だ世界を欺く協調派につくとは俗物が! みどもの見立て違いであった! お前はここで死ぬがいい!」
「オース! ここがあんたの墓場になるわ! パラライズ!!」
おっと、ファレナが麻痺の魔法を飛ばしてきた!
キメラと戦っている状況で受けてしまったら、致命的だ。
なので、ここはちゃんと備えを用意しておいたのだ。
魔法は俺に直撃。
本来、魔法は対象を追いかけてくるもの。並の手段では回避できない。ローズがいて回避できたのが特殊だったのだ。
だから、たいてい当たるという性質を利用して……。
俺のポケットから、ぽろりと小さな人形が落ちた。
スケープドール。
持ち主が受ける悪影響を、肩代わりしてくれる魔法の人形だ。
「しまっ」
ファレナがそれに気づいて目を見開いた。
同じ攻撃を何度も食らうわけがない。
ましてや、敵に彼女がいると知っているなら。
俺は抜き打ちに、ダガーを投擲した。
それはアストラルの肩を掠め、ファレナの腕に突き刺さる。
「ぎゃーっ」
ファレナが悲鳴を上げた。
ちなみに刃には、激辛の香辛料が塗ってある。
魔法を使う精神集中など不可能になる痛みだぞ。
「うぎゃああああああ! 痛い痛い痛い痛いっ!」
「ファレナ!?」
ファレナがキメラから転げ落ちた。
「クルミ、確保ーっ!」
「はいです!!」
俺の脇を、クルミがピューッと走っていった。
「おのれオース! 卑怯千万!」
「あんた達だけには絶対言われたくない言葉だな!」
「キメラ! やってしまえ!」
『オギャアアアアアーッ!!』
猿頭、縞模様の猛獣の肉体をしたキメラが、野太い赤ん坊のような叫び声を放った。
次の瞬間、キメラの体毛が逆立つ。
放たれるのは、雷撃だ。
「雷の魔法を使うキメラだと!? どういう原理だろう……!? あ、クルミ、伏せて!」
「はいっ!」
俺もまた、地面に体を伏せる。
すると、周囲を薙ぐように、何条もの小型の雷撃が周囲に放たれた。
僧兵やキメラがこれを喰らい、「ウグワーッ」と打ち倒されていく。
なるほど、この猿頭のキメラは別格だ。
猿の頭……縞模様の猛獣の体。あれは……南方に住むという動物、虎か?
そして蛇の尻尾。
確か、昔に呼んだ書物にそんな生き物がいたような。
──思い出した。
あれは、ヌエだ。
キメラではなかったと思うが、もしやこのアストラル、キメラ作成を繰り返していたのはこの恐ろしいモンスターを、人為的に生み出すためだったのか。
『オギャアアアーッ!!』
ヌエが俺を踏み潰そうと飛びかかってくる。
これを、俺は地面を回転しながら避けた。
「ブラン!」
『わふ!』
ぽーんと飛び込んできたブランが、ヌエの横っ腹にぶつかる。
『オギャアッ!』
「ドレ!」
『猫使いが荒いにゃあ』
大きくなったドレが、触手と精神攻撃をヌエに叩き込む。
「ローズ!」
『ちゅちゅーっ!』
俺の懐に、ピンクの羽つきハムスターが駆け込んできた。
小さなモフモフがスポッと収まる。
そこに踏み降ろされるヌエの足。
『ちゅちゅーい!』
ローズの額の石が光り輝いた。
どこからか、へし折られた木の幹が飛んできて、ヌエの足を弾き飛ばした。
『オギャアッ!?』
そちら側では、カイルがキメラの一体を討伐したところだった。
転げた巨体に折られた庭木が、偶然弾けてこっちに飛んできたようだ。
ローズが幸運を操作したな!
ヌエが体勢を崩す。
「ぬおーっ!!」
アストラルが放り出されてきた。
俺の目の前に落下する。
「御用だぞアストラル。これはドレから教えてもらった用語なんだが、相手を捕縛する時に言うそうだ」
「ええい、やめろ! 権力の犬め! ザクサーンの神よ! 我に奇跡を! 神なる剣で周囲を薙ぎ払え!」
「そいっ!」
「ウグワーッ!」
詠唱の最中に、俺はスリングで石を投げた。
アストラルの胸に当たり、彼は叫びながら倒れる。
そして不完全ながら発動した魔法は、光の剣を生み出すものだ。
これが俺がいる一帯を、でたらめに薙ぎ払おうとする。
「実体がない剣かな……!? よっと!」
引き抜いた魔法のショートソードで、剣の先端を受けてみる。
おっ、いけた!
魔法がかかった武器ならば受け止められるな。
『ちゅちゅっ!』
「ああ。予想外の攻撃が来たら任せるぞ、ローズ!」
『ちゅうー!』
起き上がりながら、アストラルが新たな魔法を放ってくる。
どういう事をしてくるのか予想がつかない。
だが、俺にはローズがいるのだ。
『ちゅちゅーい!』
またローズの額の石が光り輝いた。
俺の足がずるりと滑り、尻もちをつく。
そして俺が頭上に見たのは、ちょうど俺の喉があった場所に出現した、漆黒の腕だった。
「首を締める魔法とか。だが、詠唱は覚えたぞ」
「何故だ! 何故回避できる!!」
「効率的に学習できる能力を、ローズが使ってくれるんでね」
跳ね起きながら、アストラルの膝に向けて石を投擲する。
「ウグワーッ!」
逃げ腰になっていたアストラルは、膝に石を受けて転倒した。
「おのれおのれ! ザクサーンの神よ!」
「首絞めの魔法はさっき覚えた。基本は必中。だけど、首と腕の間にタイミングよくショートソードを挟めば……」
発生した漆黒の腕が、俺の首を締めようとする。
だが、そこに差し込まれた魔法のショートソードが、腕を切り裂いていた。
「攻略!」
「馬鹿な!! ザクサーンの奇跡を物理的に!?」
「法則と性質が分かれば突破できるもんだよ」
俺はリュックから、素早くロープを取り出している。
足の自由が効かないアストラルへ、じりじりと寄っていく。
「お、おのれえ! ザクサーンの神よ! 空から槍を! 戦場に槍の雨を!」
「無差別魔法はまずい! ドレ!」
『うにゃ。強マインドブラスト!』
ドレがブランの背中を駆け上がり、高く飛び上がった。
頭上からアストラルを見据えると、精神攻撃を放つ。
「ウグワーッ!!」
アストラルが白目を剥いて昏倒した。
だが、何かの仕掛けを施してあるのか、すぐに黒目が戻ってくる。
「こ、こうなればお前もろとも自爆の……」
「よし分かった、喋らせたらダメなんだな」
この間に、俺は既に間合いを詰めていた。
ロープで素早くアストラルの腕を縛り、同時に彼の口に布を押し込んだ。
「もごごごー!」
後は余裕を持って足をぐるぐる縛る。
よし、捕縛完了。
俺の背後では、ブランがヌエをボッコボコに殴り倒していた。
本当に頼りになるな。
ファレナはクルミがぐるぐるに縛って捕まえていた。
気付くと、戦場に静寂が訪れている。
「見事」
どこにいたのか、フランチェスコとアキムが並んで現れて、そう言ったのだった。
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