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第三部:セントロー王国の冒険 5
第111話 ロネス男爵領へ その3
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ロネス男爵領の領都へと入った。
聞けば、ここが辺境地区で最大の街なのだとか。
一見すると、アドポリスよりもいくらか長閑な雰囲気の地方都市という印象である。
神都ラグナスとは比べるべくもない。
だが、そこここの建物にセントロー王国らしい意匠が見て取れて、異国にやって来たのだなあという感覚を強くしてくれる。
主に、建物は木造。
他は煉瓦。
ラグナスでは石造りの家も多かったが、そういうものは全く無いな。
「我が領地では、貿易と林業を生業としていてね」
屋敷へ向かって進む馬車の中、男爵が説明をしてくれた。
「ここもまた、我が祖先が開拓した街なのだよ。そして、スピーシ大森林に属さない森があちこちにあり、これの近くに幾つか村を設けてある。いや、おれもね、あそこまで大森林が恐ろしいところだとは思って無かったんだよ。ビブリオス卿はよくぞあれを開拓したもんだなあ」
「まったくです。ワイルドエルフが住む森……つまり、他の国も同然なわけですからね」
「うんうん。その点、うちは楽なもんだ。こう見えてロネス男爵領は血族同士の闘いが激しくてねえ。おれはね、血の繋がった兄弟をほとんど殺してこの地位についた。おかげで、この領地は平和なもんだ。火種がないからな」
冗談なのか、それとも本当なのか。
ニヤニヤ笑うこの恰幅のいい貴族の真意を測りかねる。
だが、確かに親族が一人もいなくなれば、いさかいの種はなくなる。
本当だと思っておこう。
「ほとんどというのは?」
「そこに突っ込んできたのは貴君が初めてだなあ!」
男爵が笑った。
「ま、おれにも人間的な情があったってことだ」
それだけ言って、彼はそれ以上詳しくは教えてくれなかった。
さて、到着したのはロネス男爵邸。
ビブリオス領のそれと比べると、明らかに貴族らしい佇まいの屋敷だ。
作りは、木と煉瓦。
赤い色の屋敷は目にも鮮やかなものである。
「ここで宿泊していくといい。転移魔道士は忙しくてな。明日にはこっちに呼べる。そうしたら、貴君らの人数をまとめて連れていけるよう、増幅の儀式か魔道士の頭数調整をしないといけないからな」
「いやあ、何から何まで助かります」
「なになに。貴君らが楽しい旅の話をしてくれるっていう前提だよ。おれは楽しみにしているのだからな」
「うちの人、子供っぽくてごめんなさいね」
カレラ夫人に謝られてしまった。
「でも、屋敷に戻ったら二人がかりだから、もう少し大人しくなるわよ」
二人がかり?
馬車が止まると、使用人達がばたばたとやって来た。
そして、彼らの先頭にメイドさんがいる。
ちょっと気の強そうな顔立ちをした女性だ。
「お帰りなさいませ、ご主人様。お留守の間の用事は私が済ませておきました。あら、彼らは?」
「おれの客人だ。もてなしてくれよ」
「また勝手にお客を連れてくる。ちゃんと連絡をしてください」
「あっ、はい」
メイドが男爵を叱っている……!
彼ら夫人が、ね、と言ってウィンクをして来たのだった。
「センセエ!」
「どうしたんだいクルミ」
「あの女の人、まるい人と似たにおいがするですねえ」
「ほう……」
ロネス男爵とメイドを見比べる。
ほとんど、というのはつまり、そう言うことか。
深くは突っ込むまい。
よく考えたら俺も他人事ではないしな。
その夜は、それなりにいい食事が出た。
地場産の豚肉を使ったソテーと、野菜を茹でたもの。
小麦粉でとろみを出したのであろう、白いソース。
そして野菜たっぷりのスープ。
「わはは! どうだ、我がロネス領の食事は。大したものだろう!」
「ええ、美味いですね!」
「田舎っぽくありません?」
アリサが素直かつシツレイな事を言ったので、テーブルの下から彼女の脇腹を指でぶすっとした。
「あきゃっ」
「アリサ、君は将来枢機卿になるのなら正直なだけなのは美徳ではないと知っておいたほうがいい」
「ううっ、わ、分かりましたわ……!」
『ご主人、カイルがいなくなったぶんこいつの世話もしなくちゃいけなくなってホント大変だにゃ』
『ちゅっちゅっ』
『わふわふ』
『にゃにい? 己が世話をしろだとにゃ!? いやにゃ。己は仕事をしたくないにゃ。猫は人よりも尊い存在にゃ』
『ちゅー』
『わーふーん』
今日もモフモフ達は仲良しだな。
よきかなよきかな。
彼らを見ていると、アリサに対する目配りをせねばならないことも、大したことがないように思えてくる。
「わっはっは! おれは礼儀など気にせんからな! 構わんぞ!」
「ご主人様、そこはけじめというものがあるでしょう。構います。きちんとそちらのラグナの司祭様に言い聞かせておいてください」
「はい」
怖いメイドだなあ。
そして俺達は、旅の話をすることになった。
アドポリスの話や、ラグナスの話。
ロネス男爵は大喜びだ。
「やはりな、辺境は娯楽が少なくてな」
満足げに、デザートのワインを使ったゼリーを食べているロネス男爵。
「貴君らの旅の話は実に愉快だった! これで当分は、退屈をせずに済む。そうだ、今の話を記録させて、読み物にしよう。オース、貴君は後でちょっと顔を貸してくれるか。記録官のじいさんを呼びつける。なに、もう寝た? 年寄りはすぐ寝て朝早いからな! おれは夜型だ! 叩き起こして連れてこい!」
大変なことになったぞ。
しかし、ビブリオス男爵とは大違いで、ロネス男爵という男も面白いな。
傍若無人なようで、金払いはいいらしい。
さっぱりとした人柄なので、民からはまあまあ信頼されているとか。
そのくせ執政は大雑把なので、合間を縫って小狡い悪事をする兵士などもちょこちょこ。
大変人間的な御仁であるとは言えよう。
「だがな、娯楽は無いが、平和であることは素晴らしいぞ。退屈だからこそおれ達はこうして生きていくことができるのだ。だから、刺激的な日々は貴君らに任せる。そして貴君らが退屈を得ることになったなら、おれの気持ちが分かるようになるだろう」
ロネス男爵が下手くそなウィンクをした。
「さて、今は貴君がおれに刺激を提供する番だぞ。もう一度たっぷりと語ってくれ! ああ、おい、喉にいいハーブティーをオースに淹れてくれ!」
「はいはい。仕方のない方ですねえ」
メイドが苦笑して動き出す。
「私も手伝うわ」
「奥様はそういうことをしてはいけません」
「あら、生まれはあなたの方が貴いんだから、おあいこじゃない」
「それは詭弁です!」
カレラ夫人とメイドがわいわい騒ぎながら厨房へ消えていく。
よし、俺はまた一仕事。
口頭で冒険譚を語らねばならないな。
聞けば、ここが辺境地区で最大の街なのだとか。
一見すると、アドポリスよりもいくらか長閑な雰囲気の地方都市という印象である。
神都ラグナスとは比べるべくもない。
だが、そこここの建物にセントロー王国らしい意匠が見て取れて、異国にやって来たのだなあという感覚を強くしてくれる。
主に、建物は木造。
他は煉瓦。
ラグナスでは石造りの家も多かったが、そういうものは全く無いな。
「我が領地では、貿易と林業を生業としていてね」
屋敷へ向かって進む馬車の中、男爵が説明をしてくれた。
「ここもまた、我が祖先が開拓した街なのだよ。そして、スピーシ大森林に属さない森があちこちにあり、これの近くに幾つか村を設けてある。いや、おれもね、あそこまで大森林が恐ろしいところだとは思って無かったんだよ。ビブリオス卿はよくぞあれを開拓したもんだなあ」
「まったくです。ワイルドエルフが住む森……つまり、他の国も同然なわけですからね」
「うんうん。その点、うちは楽なもんだ。こう見えてロネス男爵領は血族同士の闘いが激しくてねえ。おれはね、血の繋がった兄弟をほとんど殺してこの地位についた。おかげで、この領地は平和なもんだ。火種がないからな」
冗談なのか、それとも本当なのか。
ニヤニヤ笑うこの恰幅のいい貴族の真意を測りかねる。
だが、確かに親族が一人もいなくなれば、いさかいの種はなくなる。
本当だと思っておこう。
「ほとんどというのは?」
「そこに突っ込んできたのは貴君が初めてだなあ!」
男爵が笑った。
「ま、おれにも人間的な情があったってことだ」
それだけ言って、彼はそれ以上詳しくは教えてくれなかった。
さて、到着したのはロネス男爵邸。
ビブリオス領のそれと比べると、明らかに貴族らしい佇まいの屋敷だ。
作りは、木と煉瓦。
赤い色の屋敷は目にも鮮やかなものである。
「ここで宿泊していくといい。転移魔道士は忙しくてな。明日にはこっちに呼べる。そうしたら、貴君らの人数をまとめて連れていけるよう、増幅の儀式か魔道士の頭数調整をしないといけないからな」
「いやあ、何から何まで助かります」
「なになに。貴君らが楽しい旅の話をしてくれるっていう前提だよ。おれは楽しみにしているのだからな」
「うちの人、子供っぽくてごめんなさいね」
カレラ夫人に謝られてしまった。
「でも、屋敷に戻ったら二人がかりだから、もう少し大人しくなるわよ」
二人がかり?
馬車が止まると、使用人達がばたばたとやって来た。
そして、彼らの先頭にメイドさんがいる。
ちょっと気の強そうな顔立ちをした女性だ。
「お帰りなさいませ、ご主人様。お留守の間の用事は私が済ませておきました。あら、彼らは?」
「おれの客人だ。もてなしてくれよ」
「また勝手にお客を連れてくる。ちゃんと連絡をしてください」
「あっ、はい」
メイドが男爵を叱っている……!
彼ら夫人が、ね、と言ってウィンクをして来たのだった。
「センセエ!」
「どうしたんだいクルミ」
「あの女の人、まるい人と似たにおいがするですねえ」
「ほう……」
ロネス男爵とメイドを見比べる。
ほとんど、というのはつまり、そう言うことか。
深くは突っ込むまい。
よく考えたら俺も他人事ではないしな。
その夜は、それなりにいい食事が出た。
地場産の豚肉を使ったソテーと、野菜を茹でたもの。
小麦粉でとろみを出したのであろう、白いソース。
そして野菜たっぷりのスープ。
「わはは! どうだ、我がロネス領の食事は。大したものだろう!」
「ええ、美味いですね!」
「田舎っぽくありません?」
アリサが素直かつシツレイな事を言ったので、テーブルの下から彼女の脇腹を指でぶすっとした。
「あきゃっ」
「アリサ、君は将来枢機卿になるのなら正直なだけなのは美徳ではないと知っておいたほうがいい」
「ううっ、わ、分かりましたわ……!」
『ご主人、カイルがいなくなったぶんこいつの世話もしなくちゃいけなくなってホント大変だにゃ』
『ちゅっちゅっ』
『わふわふ』
『にゃにい? 己が世話をしろだとにゃ!? いやにゃ。己は仕事をしたくないにゃ。猫は人よりも尊い存在にゃ』
『ちゅー』
『わーふーん』
今日もモフモフ達は仲良しだな。
よきかなよきかな。
彼らを見ていると、アリサに対する目配りをせねばならないことも、大したことがないように思えてくる。
「わっはっは! おれは礼儀など気にせんからな! 構わんぞ!」
「ご主人様、そこはけじめというものがあるでしょう。構います。きちんとそちらのラグナの司祭様に言い聞かせておいてください」
「はい」
怖いメイドだなあ。
そして俺達は、旅の話をすることになった。
アドポリスの話や、ラグナスの話。
ロネス男爵は大喜びだ。
「やはりな、辺境は娯楽が少なくてな」
満足げに、デザートのワインを使ったゼリーを食べているロネス男爵。
「貴君らの旅の話は実に愉快だった! これで当分は、退屈をせずに済む。そうだ、今の話を記録させて、読み物にしよう。オース、貴君は後でちょっと顔を貸してくれるか。記録官のじいさんを呼びつける。なに、もう寝た? 年寄りはすぐ寝て朝早いからな! おれは夜型だ! 叩き起こして連れてこい!」
大変なことになったぞ。
しかし、ビブリオス男爵とは大違いで、ロネス男爵という男も面白いな。
傍若無人なようで、金払いはいいらしい。
さっぱりとした人柄なので、民からはまあまあ信頼されているとか。
そのくせ執政は大雑把なので、合間を縫って小狡い悪事をする兵士などもちょこちょこ。
大変人間的な御仁であるとは言えよう。
「だがな、娯楽は無いが、平和であることは素晴らしいぞ。退屈だからこそおれ達はこうして生きていくことができるのだ。だから、刺激的な日々は貴君らに任せる。そして貴君らが退屈を得ることになったなら、おれの気持ちが分かるようになるだろう」
ロネス男爵が下手くそなウィンクをした。
「さて、今は貴君がおれに刺激を提供する番だぞ。もう一度たっぷりと語ってくれ! ああ、おい、喉にいいハーブティーをオースに淹れてくれ!」
「はいはい。仕方のない方ですねえ」
メイドが苦笑して動き出す。
「私も手伝うわ」
「奥様はそういうことをしてはいけません」
「あら、生まれはあなたの方が貴いんだから、おあいこじゃない」
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