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第四部:オケアノス海の冒険 5
第139話 沼地のヒュドラー……じゃなくヒドラ その1
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船の行き来が正常に戻ったサフィーロ。
だが、ここからアドポリスまでの航路は、たまに出る程度の頻度しかない。
それまでの間の時間つぶしとして、神話返りなるこの地に起こった現象の解決に務めることになった、我らモフライダーズなのである。
「センセエ、今度はどこに行くですか?」
ガタゴトと馬車に揺られる一行。
地図を眺める俺に、クルミがくっついてきた。
「うん。この先にあるレルネスという沼沢地帯があってね。そこに魔獣ヒュドラーが出ると……うん? ヒュドラーじゃない? ヒドラ? ……訛りかな」
「ほへー。どんなモンスターですか!」
「首がたくさんある蛇だよ。首は切り落としても切り落としても再生する。炎で焼けば再生まで時間がかかるから、その間に全ての首を切ってしまえば倒せるんだ」
「なるほどー! だから炎晶石をたくさん持ってきてるですね!」
「そういうこと。だけど、ヒュドラーじゃなくてヒドラなのが気になる……」
多分、語源はヒュドラーなんだろうけど。
案外、このヒドラというのも魔王由来の何かだったりして。
「切っても切っても再生するモンスターか。そいつは面白いな! 今から楽しみだぜ」
アルディはもう、戦闘モードになっている。
本当に戦うのが大好きな男だ。
「魔王の伝説にはこんな一節がありますわ。天から舞い降りた悪しき神々と、人と魔王が戦ったと。人と魔王は神々を打ち倒したが、神々が降り立った場所に住んでいた生き物たちは大きく変化してしまった、と」
「天から舞い降りた、悪しき神々ねえ。そっちのほうが悪者なわけだ」
聞けば、アドポリスとイリアノス周辺にだけ、そういう伝承が無いらしい。
そこでは、神々と魔王の戦いが行われなかったのだろうと言うことだ。
というか、世界各地で、魔王が神々と戦った場所があるということ?
どういうことなんだ。
魔王が世界を飛び回ったとでも?
そもそも、天から神が舞い降りるっていうのもよく分からない。
それはラグナの神様みたいなものなのか、それとも精霊信仰の精霊王みたいなものなのか。
俺にとって分かりやすいのは、アータルやオケアノスみたいな精霊王が人間に敵対したというイメージかな。
だが、それもちょっと違う気がするなあ。
あいつらは、自然現象そのものでもある。
人間だって自然の一部なんだから、敵対するというのはちょっと。
「うーん」
「センセエが難しい顔してます!」
「また何か余計なことを考え込んでますのね」
「リーダーは考えるのが仕事みたいなところがあるからな」
『わふわふ』
ブランが、それは精霊王でもラグナの神様でもないよ、と告げた。
知っているのか!
いや、いつから生きているのか分からない伝説の魔獣マーナガルムだもんな。
ひょっとすると、リアルタイムでその戦いを見てたことがあるのかも知れない。
「分からないことがあったら、ブランに聞くよ」
『わふ』
ブランは真っ白な毛をふわっと揺らしながら、力強く応じるのだった。
群島王国は、それぞれの島がさほどの大きさを持っていないようだ。
馬車がガタゴトと走っていくと、すぐに沼沢地帯が見えてきた。
直進すると、島にあるどんなところにでもその日のうちに行けるな、これは。
「ここまでです……。ヤバいんで。これ以上はヤバいんで……」
御者の人は青ざめた顔で、俺達に降りるよう促した。
「ええ、じゃあ、ここまでで。ところで、ここって本来はヒュドラーが出るのかい?」
「いやあ、出ないですよ。そんな恐ろしいモンスター、伝説の中にしかいないはずでしょう」
「でも、沼沢地に出てきたのは伝説に出てきたヒュドラーっぽかったんでしょう?」
「ええ。絵本とかで見てたんですけどねえ。それっぽい感じで……。いや、絵本の干絵とは違ってたんで、ヒュドラーじゃなくてヒドラって呼ばれてるんですけど。なんかこう、正確には違うんだけど概ね近い感じというか……」
要領を得ないが、つまりはヒュドラーの亜種のようなものかも知れない。
俺も、ヒュドラーとは戦ったことがある。
対策はバッチリできる。
時間さえあれば、俺一人でも勝てるだろう。
だが……亜種となればちょっと分からないな?
去っていく馬車を見送った後、沼へと向かうことにした。
そこには、背が高い草木が茂っている。
ちょっと見回しても、沼の全貌を見ることはできない。
「なるほど、確かにヒュドラーが出てきてもおかしくない地形だ」
「リーダーはヒュドラーと戦ったことがあるのか? あ、いや、ヒドラだったか」
「もちろん。アドポリス近辺はあらゆる地形があり、多種多様なモンスターが出る。有名なモンスターならば一通り戦ったよ。まあ、この冒険に出てからは、ちょこちょこ見たことも無いようなモンスターとやり合う機会があったけど」
「羨ましいなあ……」
「なに、俺はモンスターとの遭遇運があるんだ。きっと、これから望まずともやたらとモンスターとエンカウントできるよ」
「そう願いたいぜ」
アルディ、本当に変わった男だな……。
「さて、ヒュドラを呼び出すのだが……パターン的には餌をちらつかせればいい」
「えさなのです?」
「そう、クルミ。餌を……」
じっと見つめる。
うちのモフモフ達を。
『わふ?』
『おっ、あれかにゃ?』
『おびき寄せるチュン? お安いご用だチュン』
「頼むよ」
『ちゅっちゅっ!』
「ローズはちっちゃいし見えないと思うからポケットに入っててね」
『ちゅうー!!』
ローズが大いに抗議して来た。
さて、フランメはフェニックスになり、ブランは沼にざぶざぶ入り、ドレが前足でぺちぺちと水面を叩く。
ヒュドラー……に似たモンスターが潜むという沼で、これだけの事をすれば出てこないはずがあるまい。
ほら。
向こうの水面が泡立ち始める。
泡はまたたく間に広い範囲に発生し、そこから巨大な何者かが浮上してきた。
『もがががが』
「来るぞ! ヒュドラーが!」
多くの首を持つ、巨大な大蛇ヒュドラー。
その全容が今明らかに……。
「……ヒュドラー……?」
俺はぽかんとしてしまった。
それは確かに、ヒュドラーに似てはいるのだが……。
大きさも、形も、確かに。
だが、幾重にも分かれた頭? それには目や鼻や口すらなく。
体は鱗ではなくて、緑色でぶよぶようねうねしている。
「なーるほど。ヒュドラーじゃない。ヒドラ、かあ」
それはなんと言うか、巨大なウミウシのような怪物だったのである。
だが、ここからアドポリスまでの航路は、たまに出る程度の頻度しかない。
それまでの間の時間つぶしとして、神話返りなるこの地に起こった現象の解決に務めることになった、我らモフライダーズなのである。
「センセエ、今度はどこに行くですか?」
ガタゴトと馬車に揺られる一行。
地図を眺める俺に、クルミがくっついてきた。
「うん。この先にあるレルネスという沼沢地帯があってね。そこに魔獣ヒュドラーが出ると……うん? ヒュドラーじゃない? ヒドラ? ……訛りかな」
「ほへー。どんなモンスターですか!」
「首がたくさんある蛇だよ。首は切り落としても切り落としても再生する。炎で焼けば再生まで時間がかかるから、その間に全ての首を切ってしまえば倒せるんだ」
「なるほどー! だから炎晶石をたくさん持ってきてるですね!」
「そういうこと。だけど、ヒュドラーじゃなくてヒドラなのが気になる……」
多分、語源はヒュドラーなんだろうけど。
案外、このヒドラというのも魔王由来の何かだったりして。
「切っても切っても再生するモンスターか。そいつは面白いな! 今から楽しみだぜ」
アルディはもう、戦闘モードになっている。
本当に戦うのが大好きな男だ。
「魔王の伝説にはこんな一節がありますわ。天から舞い降りた悪しき神々と、人と魔王が戦ったと。人と魔王は神々を打ち倒したが、神々が降り立った場所に住んでいた生き物たちは大きく変化してしまった、と」
「天から舞い降りた、悪しき神々ねえ。そっちのほうが悪者なわけだ」
聞けば、アドポリスとイリアノス周辺にだけ、そういう伝承が無いらしい。
そこでは、神々と魔王の戦いが行われなかったのだろうと言うことだ。
というか、世界各地で、魔王が神々と戦った場所があるということ?
どういうことなんだ。
魔王が世界を飛び回ったとでも?
そもそも、天から神が舞い降りるっていうのもよく分からない。
それはラグナの神様みたいなものなのか、それとも精霊信仰の精霊王みたいなものなのか。
俺にとって分かりやすいのは、アータルやオケアノスみたいな精霊王が人間に敵対したというイメージかな。
だが、それもちょっと違う気がするなあ。
あいつらは、自然現象そのものでもある。
人間だって自然の一部なんだから、敵対するというのはちょっと。
「うーん」
「センセエが難しい顔してます!」
「また何か余計なことを考え込んでますのね」
「リーダーは考えるのが仕事みたいなところがあるからな」
『わふわふ』
ブランが、それは精霊王でもラグナの神様でもないよ、と告げた。
知っているのか!
いや、いつから生きているのか分からない伝説の魔獣マーナガルムだもんな。
ひょっとすると、リアルタイムでその戦いを見てたことがあるのかも知れない。
「分からないことがあったら、ブランに聞くよ」
『わふ』
ブランは真っ白な毛をふわっと揺らしながら、力強く応じるのだった。
群島王国は、それぞれの島がさほどの大きさを持っていないようだ。
馬車がガタゴトと走っていくと、すぐに沼沢地帯が見えてきた。
直進すると、島にあるどんなところにでもその日のうちに行けるな、これは。
「ここまでです……。ヤバいんで。これ以上はヤバいんで……」
御者の人は青ざめた顔で、俺達に降りるよう促した。
「ええ、じゃあ、ここまでで。ところで、ここって本来はヒュドラーが出るのかい?」
「いやあ、出ないですよ。そんな恐ろしいモンスター、伝説の中にしかいないはずでしょう」
「でも、沼沢地に出てきたのは伝説に出てきたヒュドラーっぽかったんでしょう?」
「ええ。絵本とかで見てたんですけどねえ。それっぽい感じで……。いや、絵本の干絵とは違ってたんで、ヒュドラーじゃなくてヒドラって呼ばれてるんですけど。なんかこう、正確には違うんだけど概ね近い感じというか……」
要領を得ないが、つまりはヒュドラーの亜種のようなものかも知れない。
俺も、ヒュドラーとは戦ったことがある。
対策はバッチリできる。
時間さえあれば、俺一人でも勝てるだろう。
だが……亜種となればちょっと分からないな?
去っていく馬車を見送った後、沼へと向かうことにした。
そこには、背が高い草木が茂っている。
ちょっと見回しても、沼の全貌を見ることはできない。
「なるほど、確かにヒュドラーが出てきてもおかしくない地形だ」
「リーダーはヒュドラーと戦ったことがあるのか? あ、いや、ヒドラだったか」
「もちろん。アドポリス近辺はあらゆる地形があり、多種多様なモンスターが出る。有名なモンスターならば一通り戦ったよ。まあ、この冒険に出てからは、ちょこちょこ見たことも無いようなモンスターとやり合う機会があったけど」
「羨ましいなあ……」
「なに、俺はモンスターとの遭遇運があるんだ。きっと、これから望まずともやたらとモンスターとエンカウントできるよ」
「そう願いたいぜ」
アルディ、本当に変わった男だな……。
「さて、ヒュドラを呼び出すのだが……パターン的には餌をちらつかせればいい」
「えさなのです?」
「そう、クルミ。餌を……」
じっと見つめる。
うちのモフモフ達を。
『わふ?』
『おっ、あれかにゃ?』
『おびき寄せるチュン? お安いご用だチュン』
「頼むよ」
『ちゅっちゅっ!』
「ローズはちっちゃいし見えないと思うからポケットに入っててね」
『ちゅうー!!』
ローズが大いに抗議して来た。
さて、フランメはフェニックスになり、ブランは沼にざぶざぶ入り、ドレが前足でぺちぺちと水面を叩く。
ヒュドラー……に似たモンスターが潜むという沼で、これだけの事をすれば出てこないはずがあるまい。
ほら。
向こうの水面が泡立ち始める。
泡はまたたく間に広い範囲に発生し、そこから巨大な何者かが浮上してきた。
『もがががが』
「来るぞ! ヒュドラーが!」
多くの首を持つ、巨大な大蛇ヒュドラー。
その全容が今明らかに……。
「……ヒュドラー……?」
俺はぽかんとしてしまった。
それは確かに、ヒュドラーに似てはいるのだが……。
大きさも、形も、確かに。
だが、幾重にも分かれた頭? それには目や鼻や口すらなく。
体は鱗ではなくて、緑色でぶよぶようねうねしている。
「なーるほど。ヒュドラーじゃない。ヒドラ、かあ」
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