12 / 147
スローライフが攻めてきたぞーっ編
第12話 さらば流血男爵! そして奴の武器を加工するぞ
しおりを挟む
流血男爵が向かってくる前に、俺はアイテムボックスにたくさん保存しておいた石柱を、ドン! ドン! ドンドンドン! と設置する。
『おい!? おいおいおい!? 何をしている貴様! おい貴様! 何をしているのだ! や、やめろー!! 俺の城に変なことをするなー!!』
流血男爵がダッシュになった。
わはは、判断が遅い!
既に道は、石柱で塞いだ。
一箇所だけギリギリ通れる広さがあるが……。
その石柱の上の方に、モビールを設置してある。
ガラガラ音を立てて回り、聞いていると気持ちがほんわかしてくる。
『こんなもの! ふんぬらあ!』
大剣を石柱に叩きつけた流血男爵、ぼいーんと跳ね返されて『ウグワー!!』と弾き飛ばされていった。
『こ、壊れないだと!?』
「言葉を話す相手だと、反応が新鮮でいいな」
『ならばこれだ! 血の神よ、力を貸せ! 呪いを矢として放て!』
赤い輝きが流血男爵の手に宿り、血の矢となって襲来する。
うわあ、魔法まで使ってくるのか!
普通に挑んでいたらシャレにならない状況だったな!
だが、既にこちらの状況は万全だ。
石柱が、血の矢をぼいんぼいーんと弾き返している。
『なんなのだこれはーっ!!』
『はははは、だから言ったでしょう。タマル様は新たなる魔人侯! それを侮り、普段どおりな感じで戦いを挑んだあなたの負けですぞ流血男爵!』
「ラムザーが煽るなあ」
「やっちゃいなさいよタマルー」
「君も無責任に煽ってくるなあ」
流血男爵は、ただでさえブラッディアンなので顔色が真っ赤なのだが、それがさらに髪の毛まで真っ赤になりながらこっちに突き進んでくる。
どうやら見つけたようだな、唯一の通り道を!
『うおああああーっ!!』
大剣を振り上げ、叫びながら飛びかかってくる流血男爵。
だが、その大剣がモビールに引っかかって、ぼいーんと跳ね返された。
『ウグワーッ!』
また弾かれて転がっていく流血男爵……だが!
今回はそれで終わりではない。
モビールの真下に俺が待機していたのだ。
俺は吹っ飛んだ流血男爵目掛けて走った。
ポタルとラムザーがモビール付きの石柱を押して、反撃による万一の事故を防いでくれる。
満を持して、虫網を叩きつけるのである!
『や、やめウグワーッ!』
ピョインッ!と無慈悲な音が鳴り響いた。
俺のアイテムボックスに、流血男爵がアイコンになって表示される。
『ウグワーッ! 魔人侯を捕獲しました! 1000ptゲットです!』
「うおー! 高ポイント!」
『タマル様、流血男爵を捕まえたことよりもポイントとやらが高額で喜んでますな』
「流血男爵浮かばれないわねー」
ちなみに骨たちは大喜びである。
兄弟分の仇を取ったのだ。
カタカタいいながら走ってきて、俺を囲み、胴上げを始めた。
「わっはっは! 骨三郎の仇は討ったぞ! 俺たちはやられっぱなしではないのだ! 見たか! そしてアイテムボックスの容量も増えるぞ、楽しみだなあ」
そんな事をしてたら、骨七郎が何かに引っかかってこけた。
骨の胴上げもバランスを崩し、俺がぽいっと放り出される。
「ウグワーッ!」
地面に落っこちて悲鳴を上げる俺。
なんだなんだ。
『カタカタ!』
骨七郎が、何かを拾い上げているな。
あれは、流血男爵が持っていた大剣!?
一人では持てず、他の骨も一緒になって持っている。
『こりゃあ、とんでもない業物ですなあ。タマル様、使います?』
「俺は戦うことができないのだ。スローライフ専門だからな……」
『またまた』
「またまた」
ほんとなのに。
この大剣、ラムザー持たせるにも大きすぎる。
普通に戦ったら、これを振り回す上に魔法まで使ってくる化け物だったわけだな。
恐ろしい恐ろしい……。
骨七郎と骨六郎に支えてもらいつつ、大剣を握ってみる。
『血の大剣を手に入れた!』
『新しいレシピが生まれた!』
ほう!
どれどれ……?
▶DIYレシピ
※五右衛門風呂
素材:鍋+血の大剣
「風呂が作れる!!」
『風呂ですと? この伝説的な大剣を、風呂に? 本気で?』
「やるぞう」
ラムザーがもったいないなーと言う顔をしているのをスルーしつつ、トンカントンカンと作業をするのだ。
すると、立派な五右衛門風呂ができた。
『ああ、もったいない……』
「剣はそのままでは戦うためにしか使えんだろ。そして俺たちの仲間であれを使えるやつはいない。ならば、誰でも使える上に、いつでも使えるようにしてしまうのがよかろう」
「なあにこれ」
「風呂というものだ」
「フロ……?」
ハーピーには分からんようだ。
普段から、何も着てないような格好だしな。
というか、最低限身に付けているその衣装はどこで手に入れてどうやって身に付けているのかな……。
その後俺たちは、流血男爵の城のそれっぽい素材を家探しし、持てるだけ持って外に出た。
外壁にぶら下がっていた殺戮機械は一通り回収したら、流石にアイテムボックスがいっぱいになってしまったのだ。
石柱とモビールはここに置いていくか。
「ねえ、私これだけ欲しい!」
「モビール気に入った?」
「くるくる回ってカラカラ鳴ってて可愛いじゃん。ちょうだいちょうだい」
「仕方ないなあ。あげるからこれは自分で運んでね」
モビールはポタルのものになりました。
そして魔人商店に行く前に、体を清めて行こうじゃないかという話になった。
ずっと、五右衛門風呂にDIYしたのをもったいない、もったいないとブツブツ言っていたラムザーだが。
湯を張った風呂に浸かった瞬間に表情が蕩けた。
『ふひゃあ! こ、こりゃあ堪りませんなあ……。うほー、溶けるう……』
ヘルズテーブルには熱い湯に入るという習慣があまり無かったのかも知れんな。
なお、この五右衛門風呂、なぜか常に新しい湯が張られており、適温に沸いているという不思議な風呂なのだ。
今まで作ってきたオブジェクトの中では最強かも知れんな。
あまりにもラムザーが気持ちよさそうなので、これを見ていたポタルがもじもじし始めた。
「いいなー! 私も入りたいなー! ラムザー、さっさと出なさいよー!」
『ぬおーっ、ご、後生ですぞー! もうちょっとだけー!』
「次は私が! うりゃあー!」
衣服をぽいぽいっと脱ぎ捨てて風呂に飛び込むポタル。
うひょー!
「あったかーい! あー、溶けるー」
ヘルズテーブルの人々はお風呂に入ったら溶けるのかね。
しかし、五右衛門風呂を作って本当に良かった。
ポタルが入浴しているのをガン見していたら、彼女に気付かれてしまった。
「何見てるのー! うりゃ!」
「ウグワーッ! 湯が目にーっ!!」
▶レシピ
※五右衛門風呂
素材:鍋+血の大剣
UGWポイント
1840pt
友好度
ラムザー ↑
ポタル ↑
『おい!? おいおいおい!? 何をしている貴様! おい貴様! 何をしているのだ! や、やめろー!! 俺の城に変なことをするなー!!』
流血男爵がダッシュになった。
わはは、判断が遅い!
既に道は、石柱で塞いだ。
一箇所だけギリギリ通れる広さがあるが……。
その石柱の上の方に、モビールを設置してある。
ガラガラ音を立てて回り、聞いていると気持ちがほんわかしてくる。
『こんなもの! ふんぬらあ!』
大剣を石柱に叩きつけた流血男爵、ぼいーんと跳ね返されて『ウグワー!!』と弾き飛ばされていった。
『こ、壊れないだと!?』
「言葉を話す相手だと、反応が新鮮でいいな」
『ならばこれだ! 血の神よ、力を貸せ! 呪いを矢として放て!』
赤い輝きが流血男爵の手に宿り、血の矢となって襲来する。
うわあ、魔法まで使ってくるのか!
普通に挑んでいたらシャレにならない状況だったな!
だが、既にこちらの状況は万全だ。
石柱が、血の矢をぼいんぼいーんと弾き返している。
『なんなのだこれはーっ!!』
『はははは、だから言ったでしょう。タマル様は新たなる魔人侯! それを侮り、普段どおりな感じで戦いを挑んだあなたの負けですぞ流血男爵!』
「ラムザーが煽るなあ」
「やっちゃいなさいよタマルー」
「君も無責任に煽ってくるなあ」
流血男爵は、ただでさえブラッディアンなので顔色が真っ赤なのだが、それがさらに髪の毛まで真っ赤になりながらこっちに突き進んでくる。
どうやら見つけたようだな、唯一の通り道を!
『うおああああーっ!!』
大剣を振り上げ、叫びながら飛びかかってくる流血男爵。
だが、その大剣がモビールに引っかかって、ぼいーんと跳ね返された。
『ウグワーッ!』
また弾かれて転がっていく流血男爵……だが!
今回はそれで終わりではない。
モビールの真下に俺が待機していたのだ。
俺は吹っ飛んだ流血男爵目掛けて走った。
ポタルとラムザーがモビール付きの石柱を押して、反撃による万一の事故を防いでくれる。
満を持して、虫網を叩きつけるのである!
『や、やめウグワーッ!』
ピョインッ!と無慈悲な音が鳴り響いた。
俺のアイテムボックスに、流血男爵がアイコンになって表示される。
『ウグワーッ! 魔人侯を捕獲しました! 1000ptゲットです!』
「うおー! 高ポイント!」
『タマル様、流血男爵を捕まえたことよりもポイントとやらが高額で喜んでますな』
「流血男爵浮かばれないわねー」
ちなみに骨たちは大喜びである。
兄弟分の仇を取ったのだ。
カタカタいいながら走ってきて、俺を囲み、胴上げを始めた。
「わっはっは! 骨三郎の仇は討ったぞ! 俺たちはやられっぱなしではないのだ! 見たか! そしてアイテムボックスの容量も増えるぞ、楽しみだなあ」
そんな事をしてたら、骨七郎が何かに引っかかってこけた。
骨の胴上げもバランスを崩し、俺がぽいっと放り出される。
「ウグワーッ!」
地面に落っこちて悲鳴を上げる俺。
なんだなんだ。
『カタカタ!』
骨七郎が、何かを拾い上げているな。
あれは、流血男爵が持っていた大剣!?
一人では持てず、他の骨も一緒になって持っている。
『こりゃあ、とんでもない業物ですなあ。タマル様、使います?』
「俺は戦うことができないのだ。スローライフ専門だからな……」
『またまた』
「またまた」
ほんとなのに。
この大剣、ラムザー持たせるにも大きすぎる。
普通に戦ったら、これを振り回す上に魔法まで使ってくる化け物だったわけだな。
恐ろしい恐ろしい……。
骨七郎と骨六郎に支えてもらいつつ、大剣を握ってみる。
『血の大剣を手に入れた!』
『新しいレシピが生まれた!』
ほう!
どれどれ……?
▶DIYレシピ
※五右衛門風呂
素材:鍋+血の大剣
「風呂が作れる!!」
『風呂ですと? この伝説的な大剣を、風呂に? 本気で?』
「やるぞう」
ラムザーがもったいないなーと言う顔をしているのをスルーしつつ、トンカントンカンと作業をするのだ。
すると、立派な五右衛門風呂ができた。
『ああ、もったいない……』
「剣はそのままでは戦うためにしか使えんだろ。そして俺たちの仲間であれを使えるやつはいない。ならば、誰でも使える上に、いつでも使えるようにしてしまうのがよかろう」
「なあにこれ」
「風呂というものだ」
「フロ……?」
ハーピーには分からんようだ。
普段から、何も着てないような格好だしな。
というか、最低限身に付けているその衣装はどこで手に入れてどうやって身に付けているのかな……。
その後俺たちは、流血男爵の城のそれっぽい素材を家探しし、持てるだけ持って外に出た。
外壁にぶら下がっていた殺戮機械は一通り回収したら、流石にアイテムボックスがいっぱいになってしまったのだ。
石柱とモビールはここに置いていくか。
「ねえ、私これだけ欲しい!」
「モビール気に入った?」
「くるくる回ってカラカラ鳴ってて可愛いじゃん。ちょうだいちょうだい」
「仕方ないなあ。あげるからこれは自分で運んでね」
モビールはポタルのものになりました。
そして魔人商店に行く前に、体を清めて行こうじゃないかという話になった。
ずっと、五右衛門風呂にDIYしたのをもったいない、もったいないとブツブツ言っていたラムザーだが。
湯を張った風呂に浸かった瞬間に表情が蕩けた。
『ふひゃあ! こ、こりゃあ堪りませんなあ……。うほー、溶けるう……』
ヘルズテーブルには熱い湯に入るという習慣があまり無かったのかも知れんな。
なお、この五右衛門風呂、なぜか常に新しい湯が張られており、適温に沸いているという不思議な風呂なのだ。
今まで作ってきたオブジェクトの中では最強かも知れんな。
あまりにもラムザーが気持ちよさそうなので、これを見ていたポタルがもじもじし始めた。
「いいなー! 私も入りたいなー! ラムザー、さっさと出なさいよー!」
『ぬおーっ、ご、後生ですぞー! もうちょっとだけー!』
「次は私が! うりゃあー!」
衣服をぽいぽいっと脱ぎ捨てて風呂に飛び込むポタル。
うひょー!
「あったかーい! あー、溶けるー」
ヘルズテーブルの人々はお風呂に入ったら溶けるのかね。
しかし、五右衛門風呂を作って本当に良かった。
ポタルが入浴しているのをガン見していたら、彼女に気付かれてしまった。
「何見てるのー! うりゃ!」
「ウグワーッ! 湯が目にーっ!!」
▶レシピ
※五右衛門風呂
素材:鍋+血の大剣
UGWポイント
1840pt
友好度
ラムザー ↑
ポタル ↑
0
あなたにおすすめの小説
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる