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スローライフが攻めてきたぞーっ編
第40話 ボスの居城前でワカサギを釣るのである
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ラムザーが、熊手でばらけた氷をかき集めていく。
これで氷原にぽっかり空いた穴は、周りがきれいになって釣りに使えるのだ。
「いいぞいいぞ。ではちょっと待っていろ」
『魔人商店ですかな?』
「私も行くー!」
ポタルを連れて魔人商店へ。
「ワカサギ釣りをするので、そういう椅子が欲しい」
「簡単な折りたたみ椅子ですね? かしこまりましたあ」
「ましたあ」
「ねえタマル、私これが欲しいなあ」
双子に商品を包んでもらっている間に、ポタルが指さしたのは壁に貼り付けるスイッチである。
「このスイッチなーに」
「そちらは電源スイッチです。壁に貼り付けてスイッチオンすると、灯りを設置していなくても灯りがつきまあす」
「謎だ」
面白かったので買ってきた。
安かったし。
ポタルはすっかりお気に入りで、電源のオンオフを繰り返していた。
カチカチ音がするだけではないか。
それでも、ポタルがスイッチをいじるのに集中するお陰で、どこかにチョロチョロ出かけてしまう心配がない。
釣りは俺とラムザーの二人でやろう。
……と思ったら。
『ミーもやりまーす!』
『ピピー』
フランクリンとポルポルも参加してきた。
ということで、フランクリン用の釣り竿を作ってやり、ポルポルには頭に釣り竿をくくりつけてやった。
四人で並んで、穴に釣り糸を垂らすのである。
本来は釣り糸だけでやったりもするらしいがな。
『ワカサギというものは大きいのですかな?』
「ちっちゃいな。こんくらい」
『なんと! 食いでがなさそうですなあ』
「だけど小さいから一口でまるごと食えるぞ。サクサクしててうまいぞ天ぷらは」
横にはすでに、システムキッチンを展開している。
のんびり釣りをしつつ、わかさぎをゲットし次第片っ端から天ぷらにしていくのだ。
釣りに飽きたら近くにある退廃帝の城をみてのんびりする。
うーむ、壮大な光景だなあ。
城を囲むカルデラの岩壁。
遠くに、このカルデラから流れ出しているらしき川が見える。
完全に凍結しているそれは、海につながっているようだ。
『ミーは、この男は退廃帝の城の前で悠然と釣りをするなんて狂っているのではないかと呆然としていたのですが、やってみると釣りは落ち着くものですねえ』
『頭がおかしいことに関しては同意ですがな。わっはっは』
「な、なんてことを言うのだ」
『ピピー!』
その時、ポルポルがぴょんぴょんジャンプした。
おっ、掛かったか!
ポルポルが一際高くジャンプすると、釣り糸が水の中から引き上げられ……。
見事なワカサギっぽい魚が釣れたのである!
さっそくタモ網でキャッチする俺。
『新しいレシピが生まれた!』
「やっぱりな!」
▶DIYお料理レシピ
※ワカサギモドキの天ぷら
素材:ワカサギモドキ
「ワカサギモドキ……。あっ、これよく見たらちっちゃい手足が生えている生き物じゃないか! だがまあいいや」
じたばたするワカサギモドキを、さっそくDIYする。
カラッと揚げた。
横でポタルが、成長期の小鳥のように大きく口を開いて待っているではないか。
そこに天ぷらを放り込んだ。
「ふわおおおお、おいひいー! あつっ、あつっ」
好評である。
ラムザーがゴクリと唾を飲んだ。
『は、早く我も釣り上げねば』
「おう、負けんぞ」
『ミーはよく考えたら釣れても天ぷらを食べられないのでは?』
『ピピー』
だが、釣るのである。
不思議なことに、俺たちが堂々と釣りをしていても、退廃帝は手出しをしてこない。
俺が思うに、この世界の魔人候たちは、決まった場所に決まった数の魔人を配置していて、巡回などはあまりさせていないのではないか。
さっきおおよそここの魔人は狩り尽くしたので、平和になっているというわけだ。
ワイバーンも三頭も捕獲したしな。
『うおーっ、フィーッシュですぞ!』
『ミーも負けませーん!!』
ラムザーとフランクリンが競うように釣り上げている。
俺もちょいちょい釣れる。
こりゃあ楽しい。
ポルポルはいつの間にか、ポタルの膝の上に抱っこされて釣りをしている。
そこならば、ちょっとのけぞるだけで釣り上げられるんだな。
だが羨ましいぞ。そこには俺が頭を載せたりしたい。
こうして俺たちはワカサギ(モドキ)の天ぷらパーティを楽しみ、満腹になったのである。
お腹がくちくなると動きも鈍くなるもので、馬車をゆるゆると走らせながら退廃帝の城に向かう。
不思議なことに、どれだけ近づいても向こうから迎撃してくる様子はない。
なんだなんだ?
さっきの魔人たちは何だったんだ。
さらに近づいてみて完全に理解できた。
なんか氷漬けになったゾンビみたいなのが、あちこちに座り込んでいるではないか。
そいつらは近くを通っても、こっちを一瞥もしない。
退廃帝の城に向かって、ずっと拝んでいるようだ。
なんだろうなあ。
見た目は非常におどろおどろしい連中なのだが、俺は別にそういう見た目は全く気にしない。
そもそもうちの一味がバラエティ豊かな面々だしな。
なので、そのままスルーして城に突っ込んだ。
城の中身は、一見して荒れ放題である。
あちこちに穴が空いていて、風雪が吹き込んできている。
城の中にも凍ったゾンビがたくさんいるではないか。
みんな上に向かって拝んでいる。
信心深いなあ。
俺はとても感心してしまった。
『タマル様、こやつらをスルーできるのはかなり度胸が据わってますなあ』
「一心不乱に拝んでるからな。俺は相手のこだわりとかは尊重するタイプなのだ。あとは売ってもなんか安そうだし」
『邪悪な本音が垣間見えましたな!?』
こうして、ゾンビたちの中に馬車を停め、俺たちは城の探索を始めるのである。
▶DIYお料理レシピ
ワカサギモドキの天ぷら
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これで氷原にぽっかり空いた穴は、周りがきれいになって釣りに使えるのだ。
「いいぞいいぞ。ではちょっと待っていろ」
『魔人商店ですかな?』
「私も行くー!」
ポタルを連れて魔人商店へ。
「ワカサギ釣りをするので、そういう椅子が欲しい」
「簡単な折りたたみ椅子ですね? かしこまりましたあ」
「ましたあ」
「ねえタマル、私これが欲しいなあ」
双子に商品を包んでもらっている間に、ポタルが指さしたのは壁に貼り付けるスイッチである。
「このスイッチなーに」
「そちらは電源スイッチです。壁に貼り付けてスイッチオンすると、灯りを設置していなくても灯りがつきまあす」
「謎だ」
面白かったので買ってきた。
安かったし。
ポタルはすっかりお気に入りで、電源のオンオフを繰り返していた。
カチカチ音がするだけではないか。
それでも、ポタルがスイッチをいじるのに集中するお陰で、どこかにチョロチョロ出かけてしまう心配がない。
釣りは俺とラムザーの二人でやろう。
……と思ったら。
『ミーもやりまーす!』
『ピピー』
フランクリンとポルポルも参加してきた。
ということで、フランクリン用の釣り竿を作ってやり、ポルポルには頭に釣り竿をくくりつけてやった。
四人で並んで、穴に釣り糸を垂らすのである。
本来は釣り糸だけでやったりもするらしいがな。
『ワカサギというものは大きいのですかな?』
「ちっちゃいな。こんくらい」
『なんと! 食いでがなさそうですなあ』
「だけど小さいから一口でまるごと食えるぞ。サクサクしててうまいぞ天ぷらは」
横にはすでに、システムキッチンを展開している。
のんびり釣りをしつつ、わかさぎをゲットし次第片っ端から天ぷらにしていくのだ。
釣りに飽きたら近くにある退廃帝の城をみてのんびりする。
うーむ、壮大な光景だなあ。
城を囲むカルデラの岩壁。
遠くに、このカルデラから流れ出しているらしき川が見える。
完全に凍結しているそれは、海につながっているようだ。
『ミーは、この男は退廃帝の城の前で悠然と釣りをするなんて狂っているのではないかと呆然としていたのですが、やってみると釣りは落ち着くものですねえ』
『頭がおかしいことに関しては同意ですがな。わっはっは』
「な、なんてことを言うのだ」
『ピピー!』
その時、ポルポルがぴょんぴょんジャンプした。
おっ、掛かったか!
ポルポルが一際高くジャンプすると、釣り糸が水の中から引き上げられ……。
見事なワカサギっぽい魚が釣れたのである!
さっそくタモ網でキャッチする俺。
『新しいレシピが生まれた!』
「やっぱりな!」
▶DIYお料理レシピ
※ワカサギモドキの天ぷら
素材:ワカサギモドキ
「ワカサギモドキ……。あっ、これよく見たらちっちゃい手足が生えている生き物じゃないか! だがまあいいや」
じたばたするワカサギモドキを、さっそくDIYする。
カラッと揚げた。
横でポタルが、成長期の小鳥のように大きく口を開いて待っているではないか。
そこに天ぷらを放り込んだ。
「ふわおおおお、おいひいー! あつっ、あつっ」
好評である。
ラムザーがゴクリと唾を飲んだ。
『は、早く我も釣り上げねば』
「おう、負けんぞ」
『ミーはよく考えたら釣れても天ぷらを食べられないのでは?』
『ピピー』
だが、釣るのである。
不思議なことに、俺たちが堂々と釣りをしていても、退廃帝は手出しをしてこない。
俺が思うに、この世界の魔人候たちは、決まった場所に決まった数の魔人を配置していて、巡回などはあまりさせていないのではないか。
さっきおおよそここの魔人は狩り尽くしたので、平和になっているというわけだ。
ワイバーンも三頭も捕獲したしな。
『うおーっ、フィーッシュですぞ!』
『ミーも負けませーん!!』
ラムザーとフランクリンが競うように釣り上げている。
俺もちょいちょい釣れる。
こりゃあ楽しい。
ポルポルはいつの間にか、ポタルの膝の上に抱っこされて釣りをしている。
そこならば、ちょっとのけぞるだけで釣り上げられるんだな。
だが羨ましいぞ。そこには俺が頭を載せたりしたい。
こうして俺たちはワカサギ(モドキ)の天ぷらパーティを楽しみ、満腹になったのである。
お腹がくちくなると動きも鈍くなるもので、馬車をゆるゆると走らせながら退廃帝の城に向かう。
不思議なことに、どれだけ近づいても向こうから迎撃してくる様子はない。
なんだなんだ?
さっきの魔人たちは何だったんだ。
さらに近づいてみて完全に理解できた。
なんか氷漬けになったゾンビみたいなのが、あちこちに座り込んでいるではないか。
そいつらは近くを通っても、こっちを一瞥もしない。
退廃帝の城に向かって、ずっと拝んでいるようだ。
なんだろうなあ。
見た目は非常におどろおどろしい連中なのだが、俺は別にそういう見た目は全く気にしない。
そもそもうちの一味がバラエティ豊かな面々だしな。
なので、そのままスルーして城に突っ込んだ。
城の中身は、一見して荒れ放題である。
あちこちに穴が空いていて、風雪が吹き込んできている。
城の中にも凍ったゾンビがたくさんいるではないか。
みんな上に向かって拝んでいる。
信心深いなあ。
俺はとても感心してしまった。
『タマル様、こやつらをスルーできるのはかなり度胸が据わってますなあ』
「一心不乱に拝んでるからな。俺は相手のこだわりとかは尊重するタイプなのだ。あとは売ってもなんか安そうだし」
『邪悪な本音が垣間見えましたな!?』
こうして、ゾンビたちの中に馬車を停め、俺たちは城の探索を始めるのである。
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ワカサギモドキの天ぷら
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