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スローライフから逃げられると思うな編
第59話 女子会なるか!? マンイーター娘出現
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「なんか女子がいるんだが? 珍しい感じの怪物?」
俺のつぶやきを聞いて、フランクリンが戻ってきた。
『それはですねータマルさん。マンイーターは男を食うという直訳にもなるので、そのまま女性と訳することもできるそうでーす。なお、マンイーターは人食いの怪物すべてを表しまーす。バット、ヘルズテーブルではあの植物のモンスターのネーミングでーす』
「おお、システムのヘルプみたいな説明だな! ありがたい。つまりマンイーター本来の意味みたいなのが、あのマンイーター娘なのか」
『本来の意味というわけではなく俗語の一種でーす。ジョークとして使われたりするタイプですねーHAHAHAHAHA』
「ちょっとー! そこ余裕みたいな感じで談笑しないでー! きゃー、マンイーターが迫ってくるー!」
『ドラゴン装備で立ち向かいますぞー!!』
『ピピー』
お喋りしている俺とフランクリンの間を、ラムザーとポルポルが頑張って持たせてくれたぞ!
というか蔦に巻きつけられても軽々振りほどくラムザー。
ドラゴン装備の鱗でばりばりと、相手を切り裂けるみたいだな。
『いやあ、ドラゴン装備、なかなか快調ですぞ。強さだけなら決定版ではないですかな? 平和的ではないので、我の好みからはちょっと外れますが』
「やっぱり農夫の服が好き?」
ピョインッと間近なマンイーターを一本ゲットする。
『そうですなあ。あの服はなんというか、文化的な香りがしましたな』
ラムザーが手にしたオリハルコンの高枝切鋏がうなり、マンイーターを切り取る。
役に立ってるなあー。
そしてラムザーがマンイーターの邪魔をしてくれるので、俺が自由に動ける。
キャッチ、キャッチ、またキャッチだ。
奥で余裕の表情をしていたマンイーター娘が、どんどん難しい顔になっていく。
『ちょっとちょっと! 話が違うんじゃないの!? あたし、早く人間が食べたいんだけど! その人間がこんなに暴れてるんじゃ困るじゃない!!』
『わっはっはっは! 相手が悪かったですな! こちらにおわすお方をどなたと心得る! 流血男爵と退廃帝という魔人侯を平らげ、水底では神の仔をも捕獲し、ついにはこのデッドランドマウンテンで強大なドラゴンをも下した無敵のスローライフ人、タマル様であらせられますぞーっ!!』
『ド、ドラゴンを下した!?』
マンイーター娘が驚愕した。
反応がいいなあ。
「へへーん、そうよ。すごいでしょー!! 早く降参した方がいいわよ!」
『ハーピー連れてるじゃない! 人間にハーピーなんて何百年ぶりのごちそうだわ! 諦めるわけにはいかない……! ごちそう、ごちそう……』
「お前、もしかしてお腹が減ってるんじゃないかね……?」
俺の目がギラリと光る。
『な……何よ』
「知性無きマンーイーターたちの中で、お前さんだけ知性があるようだからな! そのまま生で人を喰う時、絞め殺してから水の中で腐らせて根っこから吸い取るのか? それとも食虫植物的にじっくり溶かしていく系? それもよかろう。だが……人の姿ならばそこに口がある!」
『すごくグイグイ来る!』
『ごちそうっていうワードでタマル様の情熱に火を点けてしまいましたな』
「タマルって人にごちそうするのも好きだもんねー」
結果的に、ドラゴンの素材を肥料として提供することで、マンイーターたちと和解した。
マンイーターたちは、キャッキャしながらドラゴンの肉を水に沈めていく。
これをじっくり腐敗させて養分とするらしい。
『確かにあたしは、マンイーターの変異種。この容姿で人をたぶらかし、誘い込むのよ。だけど人も数百年前に絶滅しちゃったの。だからすっかりやることもなくなって、植物っぽくなってぼーっと暮らしてたのよね』
「俺が現れて知能を取り戻したのか」
『そうよー。あたし、植物化することで長生きになるのよね』
「女子が増えた! これで色々お喋りできるねえ」
ポタルが嬉しそうである。
『えっ、それってあたしが連れて行かれる前提!? あたし、植物だから養分を摂取してないと枯れるんだけど……!』
「飯を食わねば死ぬ。それは人間も同じだ。さあ召し上がれ、マシマル焼きだ」
『……ちょっと。熱いんだけど。植物って、熱はきつい知ってる? これだから人間は……うっま』
『タマル様がドヤ顔になりましたな』
『マンイーターは人形だと、口から直接食べられるんですねー』
「マシマル美味しいよねー」
『ピピー』
「マンイーターの人よ。我々はともにスローライフする住民を求めている。どうだ、美味しいものをともに食べまくったり、スローな旅行を楽しめる、俺たち一行に加わらないか?」
『あたしに、生まれ育った沼を離れろと? その発想は無かった……』
根本が植物なのだが、こうして近づいてくるときには足を人間のものに変えられるようだ。
マンイーター娘、ポタルと同じように人間の男を招き寄せるための生態をしているのだな。
だが、こうして出てこられるならば、移動できないはずがない。
根から取るはずだった養分は口から摂取すればいいのだ。
「大体、人間が絶滅したこの辺りだと、君の仕事はもうなくなってるだろ」
『それはそうなんだけど……。いいのかなあ』
ちらっとマンイーターたちを振り返るマンイーター娘。
マンイーターたちは、ゆらゆら揺れている。
意識があるのかね彼らは。
『ほんとにいいの? ほんとに? そっか。ありがとう』
意思疎通がされてるっぽいな!
『ウグワーッ! 住民が増えました! 1500ptゲット!』
おおっ、マンイーター娘がゴッドモジュールにより、住民だと認められたようだ。
こうしてタマル一味は、また賑やかになっていくのである。
▶UGWポイント
5500pt
住民
マンイータ娘の???
俺のつぶやきを聞いて、フランクリンが戻ってきた。
『それはですねータマルさん。マンイーターは男を食うという直訳にもなるので、そのまま女性と訳することもできるそうでーす。なお、マンイーターは人食いの怪物すべてを表しまーす。バット、ヘルズテーブルではあの植物のモンスターのネーミングでーす』
「おお、システムのヘルプみたいな説明だな! ありがたい。つまりマンイーター本来の意味みたいなのが、あのマンイーター娘なのか」
『本来の意味というわけではなく俗語の一種でーす。ジョークとして使われたりするタイプですねーHAHAHAHAHA』
「ちょっとー! そこ余裕みたいな感じで談笑しないでー! きゃー、マンイーターが迫ってくるー!」
『ドラゴン装備で立ち向かいますぞー!!』
『ピピー』
お喋りしている俺とフランクリンの間を、ラムザーとポルポルが頑張って持たせてくれたぞ!
というか蔦に巻きつけられても軽々振りほどくラムザー。
ドラゴン装備の鱗でばりばりと、相手を切り裂けるみたいだな。
『いやあ、ドラゴン装備、なかなか快調ですぞ。強さだけなら決定版ではないですかな? 平和的ではないので、我の好みからはちょっと外れますが』
「やっぱり農夫の服が好き?」
ピョインッと間近なマンイーターを一本ゲットする。
『そうですなあ。あの服はなんというか、文化的な香りがしましたな』
ラムザーが手にしたオリハルコンの高枝切鋏がうなり、マンイーターを切り取る。
役に立ってるなあー。
そしてラムザーがマンイーターの邪魔をしてくれるので、俺が自由に動ける。
キャッチ、キャッチ、またキャッチだ。
奥で余裕の表情をしていたマンイーター娘が、どんどん難しい顔になっていく。
『ちょっとちょっと! 話が違うんじゃないの!? あたし、早く人間が食べたいんだけど! その人間がこんなに暴れてるんじゃ困るじゃない!!』
『わっはっはっは! 相手が悪かったですな! こちらにおわすお方をどなたと心得る! 流血男爵と退廃帝という魔人侯を平らげ、水底では神の仔をも捕獲し、ついにはこのデッドランドマウンテンで強大なドラゴンをも下した無敵のスローライフ人、タマル様であらせられますぞーっ!!』
『ド、ドラゴンを下した!?』
マンイーター娘が驚愕した。
反応がいいなあ。
「へへーん、そうよ。すごいでしょー!! 早く降参した方がいいわよ!」
『ハーピー連れてるじゃない! 人間にハーピーなんて何百年ぶりのごちそうだわ! 諦めるわけにはいかない……! ごちそう、ごちそう……』
「お前、もしかしてお腹が減ってるんじゃないかね……?」
俺の目がギラリと光る。
『な……何よ』
「知性無きマンーイーターたちの中で、お前さんだけ知性があるようだからな! そのまま生で人を喰う時、絞め殺してから水の中で腐らせて根っこから吸い取るのか? それとも食虫植物的にじっくり溶かしていく系? それもよかろう。だが……人の姿ならばそこに口がある!」
『すごくグイグイ来る!』
『ごちそうっていうワードでタマル様の情熱に火を点けてしまいましたな』
「タマルって人にごちそうするのも好きだもんねー」
結果的に、ドラゴンの素材を肥料として提供することで、マンイーターたちと和解した。
マンイーターたちは、キャッキャしながらドラゴンの肉を水に沈めていく。
これをじっくり腐敗させて養分とするらしい。
『確かにあたしは、マンイーターの変異種。この容姿で人をたぶらかし、誘い込むのよ。だけど人も数百年前に絶滅しちゃったの。だからすっかりやることもなくなって、植物っぽくなってぼーっと暮らしてたのよね』
「俺が現れて知能を取り戻したのか」
『そうよー。あたし、植物化することで長生きになるのよね』
「女子が増えた! これで色々お喋りできるねえ」
ポタルが嬉しそうである。
『えっ、それってあたしが連れて行かれる前提!? あたし、植物だから養分を摂取してないと枯れるんだけど……!』
「飯を食わねば死ぬ。それは人間も同じだ。さあ召し上がれ、マシマル焼きだ」
『……ちょっと。熱いんだけど。植物って、熱はきつい知ってる? これだから人間は……うっま』
『タマル様がドヤ顔になりましたな』
『マンイーターは人形だと、口から直接食べられるんですねー』
「マシマル美味しいよねー」
『ピピー』
「マンイーターの人よ。我々はともにスローライフする住民を求めている。どうだ、美味しいものをともに食べまくったり、スローな旅行を楽しめる、俺たち一行に加わらないか?」
『あたしに、生まれ育った沼を離れろと? その発想は無かった……』
根本が植物なのだが、こうして近づいてくるときには足を人間のものに変えられるようだ。
マンイーター娘、ポタルと同じように人間の男を招き寄せるための生態をしているのだな。
だが、こうして出てこられるならば、移動できないはずがない。
根から取るはずだった養分は口から摂取すればいいのだ。
「大体、人間が絶滅したこの辺りだと、君の仕事はもうなくなってるだろ」
『それはそうなんだけど……。いいのかなあ』
ちらっとマンイーターたちを振り返るマンイーター娘。
マンイーターたちは、ゆらゆら揺れている。
意識があるのかね彼らは。
『ほんとにいいの? ほんとに? そっか。ありがとう』
意思疎通がされてるっぽいな!
『ウグワーッ! 住民が増えました! 1500ptゲット!』
おおっ、マンイーター娘がゴッドモジュールにより、住民だと認められたようだ。
こうしてタマル一味は、また賑やかになっていくのである。
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マンイータ娘の???
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