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4・ドーナツ誕生
第11話 素晴らしいドーナッツだ!
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「あら、生地の真ん中に穴を開けるのはどこで教わったの?」
「それは秘密なんですが……こうすると油から全体に熱が回ると聞きまして」
「そっか、熱された油が中を通るものね!」
「これをドーナッツと名付けましょう」
「ドーナッツ!? 不思議な響きねえ……。料理の仕方はどこにでもあるフライドケーキなんだけど……。平たくして穴を開けるだけで、ずいぶん変わるわねえ……」
じゅわじゅわと油の中で踊るドーナッツ。
これは……料理だ!
僕は今、料理を一つ完成させようとしているのだ。
木製の穴開きスプーンで拾い上げる。
紙は貴重品だ。
油を吸わせるために使うなんてとんでもない。
ということで……油を吸わせるためのパンの上に乗せる。
硬いパンはカラッカラだから、油をよく吸うのだ。
お互いに油を分け合ってちょうどいい感じになる。
これに砂糖を振って……できあがり!
「よしっ! よしよしよしっ!!」
僕は思わずガッツポーズを決めた。
料理を作れてしまったじゃないか。
僕は今、新たな世界の扉を開いたぞ。
そう、第二の人生において、僕は前世を超えた!
ドーナッツを揚げられるようになったのだ。
ドロテアさんは率先してドーナッツを食べてくれて、
「んっ! 美味しい……! これ、油がいいのね!」
「そうでしょうそうでしょう。僕の油は飲めるくらい品質がいいんですから!」
僕もかじってみたドーナッツの味は、素朴な甘さだった。
これはいい。
この世界は砂糖がそれなりに潤沢なくせに、料理に砂糖をいれるという概念がない。
食事に対する価値観が、少々頑固なんだな。
これを僕が破壊してやるのも面白いではないか。
僕は調子に乗って、ドーナッツを大量に揚げた。
「ナザルさん、もしかして……食べさせたい人がいるのかしら?」
「ええ、その通りです。僕が料理の腕を上げたってところを目と舌で感じ取って欲しくてですね」
「私も一緒に行っていい? ギルド、久しぶりなの! お前はナンパされるから来るなってうちの人に言われてて」
「確かに、その美貌と若さでは仕方ない……」
「でもでも、行ってみたい行ってみたい!」
「じゃあ行っちゃいましょうか! お料理を教えていただいたお礼ですよ! ギルドマスターは後で謝ればいいですから!」
「そうね! 行きましょ!」
そういうことになり。
僕とドロテアさんは元気に下町に向かった。
注目される注目される。
下町にはなかなかいないタイプの神秘的な美女だものね。
だが、ナンパ男を彼女に近づけるわけにはいかない。
ギルドマスターが僕を信じて、彼女と二人きりのお料理教室をさせてくれたのだ。
「うおーっ、すげえきれいな姉ちゃん!? おい、ちょっと俺達と」
「油っ!!」
「ウグワーッ!?」
駆け寄ってきたナンパ男たちが、僕の張った油で滑って転んだ。
「今です!」
「まあ! 油を使ったの!? 油はこんなこともできるのねえ……」
「そう、油は凄いんですよ。美味しいのにこんなに有用なんです」
「食べることと、相手を滑らせることと……。あとは何ができるの?」
「あとは……?」
そう言えば、能力をある程度のところまで磨いてから、そこから先の研究はしていなかったな……。
油使い、まだまだ色々できるかも知れない。
ギルド的には、僕は油魔法に特化した変わった魔法使いということになっているのだが。
「言われてみればそうですね。ちょっと今度研究してみます。カッパー級やってるだけなら、今のレベルで十分なんですけど……」
だが、それは後のことだ。
今はもっと大事なことがある。
それは。
「マスター!! 僕のドーナッツを食べてくれ!!」
「なんですって!?」
「食べさせてー!!」
「ナザルが料理だと!?」
「おいおい! 油使いが揚げ物作ってきたぞ!」
「食えるのか!? 本当に食えるのか!?」
「それと凄い美女を連れてきてるんだが……?」
「おいナザル、そっちの超美人誰だよ……!」
やはりドロテアさんは注目されてしまうか。
だが、手出しはいかんぞ。
「彼女はギルマスの奥様だ。手を出したら君たち、冒険者資格を剥奪されるぞ……」
「マ、マジか!!」
「いやあ、でもあの美女といいことできるならそれくらいのリスクは……」
ドロテアさんは注目を浴びて、ちょっと戸惑っているようだ。
だが、利発な奥様のこと。
すぐに状況を理解した。
「皆さんに注目してもらえるのは嬉しいけれど……。ナザルさんの油で揚げたドーナッツを食べない方とはお話できないわねえ……」
「なんだって!!」
いや、ありがたいことを言ってくださる!
そして冒険者ギルドの男たちは、実に単純かつ、欲望に忠実なのだ。
僕が積み重ねたドーナッツに、我先に突っ込んできた。
「その揚げ菓子……ドナッツ?とやらをくれえ!」
「あの美女と話をするために食わせてくれえ!!」
立ちふさがるのは安楽椅子冒険者。
安楽椅子どころか、仁王立ちして鬼の形相である。
「ダメだダメだ! 全部私のものだ! 私がマスターの入れた美味しいお茶で美味しくいただくんだ!! なに? ナザルの油だって? 私はナザルならやってくれると信じていたぞ……!!」
リップル、現金な女。
「あのハーフエルフを畳んじまえ!」
「あいつも美女だけど残念な中身を知ってるから遠慮なく攻撃できるぜ!」
「ヒャッハー!」
「なんだとう!! 詠唱省略! フォースエクスプロージョン!」
ギルドの床が破裂する!
吹っ飛ぶ冒険者たち!
「ウグワーッ!!」
後先考えずにやったな、リップル……!
だが、シルバー級が混じったむくつけき男たちを、魔法一発でふっとばすのはやはりプラチナ級の威厳と言うかなんというか。
これが僕のドーナッツを食べるためだと言うから……。
誇らしいじゃないか。
結局、ギルドのみんなに行き渡った僕のドーナッツはなかなかの好評だった。
そして途中で出てきたギルマスがドロテアさんを見て、腰をぬかさんばかりに驚き。
「うちのかみさんに、ぶっ壊れたギルドに、ナザルの油で揚げた菓子だと!? お前ら、情報の洪水で俺の胃を壊す気か!!」
ギルマスの怒声が響き渡る下町ギルドなのだった。
「それは秘密なんですが……こうすると油から全体に熱が回ると聞きまして」
「そっか、熱された油が中を通るものね!」
「これをドーナッツと名付けましょう」
「ドーナッツ!? 不思議な響きねえ……。料理の仕方はどこにでもあるフライドケーキなんだけど……。平たくして穴を開けるだけで、ずいぶん変わるわねえ……」
じゅわじゅわと油の中で踊るドーナッツ。
これは……料理だ!
僕は今、料理を一つ完成させようとしているのだ。
木製の穴開きスプーンで拾い上げる。
紙は貴重品だ。
油を吸わせるために使うなんてとんでもない。
ということで……油を吸わせるためのパンの上に乗せる。
硬いパンはカラッカラだから、油をよく吸うのだ。
お互いに油を分け合ってちょうどいい感じになる。
これに砂糖を振って……できあがり!
「よしっ! よしよしよしっ!!」
僕は思わずガッツポーズを決めた。
料理を作れてしまったじゃないか。
僕は今、新たな世界の扉を開いたぞ。
そう、第二の人生において、僕は前世を超えた!
ドーナッツを揚げられるようになったのだ。
ドロテアさんは率先してドーナッツを食べてくれて、
「んっ! 美味しい……! これ、油がいいのね!」
「そうでしょうそうでしょう。僕の油は飲めるくらい品質がいいんですから!」
僕もかじってみたドーナッツの味は、素朴な甘さだった。
これはいい。
この世界は砂糖がそれなりに潤沢なくせに、料理に砂糖をいれるという概念がない。
食事に対する価値観が、少々頑固なんだな。
これを僕が破壊してやるのも面白いではないか。
僕は調子に乗って、ドーナッツを大量に揚げた。
「ナザルさん、もしかして……食べさせたい人がいるのかしら?」
「ええ、その通りです。僕が料理の腕を上げたってところを目と舌で感じ取って欲しくてですね」
「私も一緒に行っていい? ギルド、久しぶりなの! お前はナンパされるから来るなってうちの人に言われてて」
「確かに、その美貌と若さでは仕方ない……」
「でもでも、行ってみたい行ってみたい!」
「じゃあ行っちゃいましょうか! お料理を教えていただいたお礼ですよ! ギルドマスターは後で謝ればいいですから!」
「そうね! 行きましょ!」
そういうことになり。
僕とドロテアさんは元気に下町に向かった。
注目される注目される。
下町にはなかなかいないタイプの神秘的な美女だものね。
だが、ナンパ男を彼女に近づけるわけにはいかない。
ギルドマスターが僕を信じて、彼女と二人きりのお料理教室をさせてくれたのだ。
「うおーっ、すげえきれいな姉ちゃん!? おい、ちょっと俺達と」
「油っ!!」
「ウグワーッ!?」
駆け寄ってきたナンパ男たちが、僕の張った油で滑って転んだ。
「今です!」
「まあ! 油を使ったの!? 油はこんなこともできるのねえ……」
「そう、油は凄いんですよ。美味しいのにこんなに有用なんです」
「食べることと、相手を滑らせることと……。あとは何ができるの?」
「あとは……?」
そう言えば、能力をある程度のところまで磨いてから、そこから先の研究はしていなかったな……。
油使い、まだまだ色々できるかも知れない。
ギルド的には、僕は油魔法に特化した変わった魔法使いということになっているのだが。
「言われてみればそうですね。ちょっと今度研究してみます。カッパー級やってるだけなら、今のレベルで十分なんですけど……」
だが、それは後のことだ。
今はもっと大事なことがある。
それは。
「マスター!! 僕のドーナッツを食べてくれ!!」
「なんですって!?」
「食べさせてー!!」
「ナザルが料理だと!?」
「おいおい! 油使いが揚げ物作ってきたぞ!」
「食えるのか!? 本当に食えるのか!?」
「それと凄い美女を連れてきてるんだが……?」
「おいナザル、そっちの超美人誰だよ……!」
やはりドロテアさんは注目されてしまうか。
だが、手出しはいかんぞ。
「彼女はギルマスの奥様だ。手を出したら君たち、冒険者資格を剥奪されるぞ……」
「マ、マジか!!」
「いやあ、でもあの美女といいことできるならそれくらいのリスクは……」
ドロテアさんは注目を浴びて、ちょっと戸惑っているようだ。
だが、利発な奥様のこと。
すぐに状況を理解した。
「皆さんに注目してもらえるのは嬉しいけれど……。ナザルさんの油で揚げたドーナッツを食べない方とはお話できないわねえ……」
「なんだって!!」
いや、ありがたいことを言ってくださる!
そして冒険者ギルドの男たちは、実に単純かつ、欲望に忠実なのだ。
僕が積み重ねたドーナッツに、我先に突っ込んできた。
「その揚げ菓子……ドナッツ?とやらをくれえ!」
「あの美女と話をするために食わせてくれえ!!」
立ちふさがるのは安楽椅子冒険者。
安楽椅子どころか、仁王立ちして鬼の形相である。
「ダメだダメだ! 全部私のものだ! 私がマスターの入れた美味しいお茶で美味しくいただくんだ!! なに? ナザルの油だって? 私はナザルならやってくれると信じていたぞ……!!」
リップル、現金な女。
「あのハーフエルフを畳んじまえ!」
「あいつも美女だけど残念な中身を知ってるから遠慮なく攻撃できるぜ!」
「ヒャッハー!」
「なんだとう!! 詠唱省略! フォースエクスプロージョン!」
ギルドの床が破裂する!
吹っ飛ぶ冒険者たち!
「ウグワーッ!!」
後先考えずにやったな、リップル……!
だが、シルバー級が混じったむくつけき男たちを、魔法一発でふっとばすのはやはりプラチナ級の威厳と言うかなんというか。
これが僕のドーナッツを食べるためだと言うから……。
誇らしいじゃないか。
結局、ギルドのみんなに行き渡った僕のドーナッツはなかなかの好評だった。
そして途中で出てきたギルマスがドロテアさんを見て、腰をぬかさんばかりに驚き。
「うちのかみさんに、ぶっ壊れたギルドに、ナザルの油で揚げた菓子だと!? お前ら、情報の洪水で俺の胃を壊す気か!!」
ギルマスの怒声が響き渡る下町ギルドなのだった。
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