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110・かくして、油使いは伝説に
第337話 伝記の誕生
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「はぁぁぁぁぁぁんっ、カレエェェェェ!! 生きてて良かったぁ……!!」
カミラな泣きながらカレーを食べている。
多分、北方のアナスタス王国は食に関してはthe・異世界って感じだったんだろうな。
つまり、調味料が少ないから優しいお味ばかりのお料理ということだ。
現代日本を知っていると、明らかに物足りないそんな食生活の中で、彼女は活版印刷どころかオフセット印刷を可能にしたという。
「よく戦い抜いたね」
「実は王子と結婚したので、バックアップが……」
「なるほどー」
国が全力で支援してくれていたのか。
お陰で、アナスタス王国の識字率はほぼ100%らしい。
とんでもない。
アーランの住人はせいぜい三割くらいしか文字が読めないぞ。
「ハッ、そもそも僕の伝記が刷られても、こいつを読める人が少ないのでは……」
「識字教育をすべきでしょうね。それはこれからの話です。パルメディアを文化的に変えていくんです! みんなが同人誌を持ち寄って読める世界! なんて素晴らしいんでしょう!」
「カレーお代わりいる?」
「いりますぅ」
まず、伝記は一部だけ刷られた。
既に本文が完全に完成していたため、これを印刷するだけで良かったのだ。
これが国王陛下に収められ……。
「これは面白いな! そなた、本当にとんでもない成果をあげてきたのだなあ……。まさに英雄ではないか」
「ありがとうございます。美味しいものを求め続けてただけなんですけどねえ」
大好評をいただいた。
これが何部も刷られ、ノーザンス大陸各国へと送られることとなる。
アーランの英雄の物語なんか、外国の王族が読んで面白いのか? と僕は思っていたのだが……。
これが大好評だったらしい。
すぐさま、貴族たちから伝記を刷ってくれるよう依頼が来た。
そうだ。
ファンタジーな世界には、娯楽が少ないのだ。
そんな世界で、本として読める伝記、叙事詩はどれだけ凄い娯楽と言えようか。
貴族街では、この伝記を徹夜で読んだという奥様方に呼び止められ、僕は大いにモテた!
だが、後ろを歩くリップルに向こう脛を蹴られたので、奥様方になびくことはないぞ。
お腹の中にはもう二人目がいるしな。
全く、この命中率はどうしたことであろうか。
ベビーカーに乗ったカルはご機嫌であり、そろそろつかまり立ちが出来そうな身体能力に育ってきている。
二人目は男かな。
女かな。
カルはお兄ちゃんぶりを発揮してくれるだろうか。
なお、我が家のこの流れの一方で、コゲタとアゲパンの関係はちょっと進展している。
アゲパンがコゲタを誘って、劇を見に行ったらしい。
人間が演じる恋愛劇みたいなの、コボルドにも通じるのか……?
と思ったら割と通じたらしい。
感動しているコゲタに、自分からのアプローチはこいう感じなのです、と説明したんだとか。
頭いいなあー。
やっぱり知識神の神官は伊達じゃないわ。
「しかし、うちはとてもプライベートが充実してきているんだが……」
「どうしたんだい、ナザル? 複雑そうな顔じゃないか」
「もう冒険には出られないなーって思ってさ」
「出ればいいじゃないか。叙事詩に歌われる冒険家は、妻子を残して大海に漕ぎ出してついには帰ってこなかったみたいな男が多いよ?」
「それは僕が嫌なんだよねえ。できたものには全部責任を持ちたい……」
「難儀な性格だなあ!」
ということで、ここで僕の冒険者、冒険家としての人生は終わりというわけだ。
地位を得て、多くの人々との繋がりを得た。
伝記が発行されたことで、僕はこの大陸にとっての美食と平和の象徴にまでなった自負がある。
そうなってしまえば、自ら世界に範を示さねばならない。
「まあ、年貢の納め時か。子どもが出来てからも頑張って足掻いてみたが、もう限界だ! 僕の人生はこれから守りに入るぞー!」
「何を情けない事を堂々と言ってるんだい。でもまあ、英雄から引退して、何もしないまま月日を重ねた身からすると……気持ちはよく分かるね。なに、世界っていうのは常に世代を重ねて先に進んでいくものさ」
リップル笑いながら、僕の肩をポンポン叩いた。
そうだなあ。
冒険は、次の世代がやっていけばいい。
例えばビータとか。
世界は平和になっても、それがいつまで続くかは分からない。
そういう変わっていく世界に対応するのは、若い世代の役割だ。
「うおーいナザルー」
「やほー!」
おっと、向こうから懐かしい顔がやって来る。
ベビーカーにムスッとした赤ちゃんを乗せた、シズマとアーシェだ。
「おーっす久々。男の子? 女の子?」
「女の子だね。美人だろ」
「すごくムスッとしてるじゃん。ムスッと美人だな」
「なんそれー!」
アーシェがケラケラ笑った。
「で、どう? 二人ともここから冒険者はやる?」
「あー、多分やるかも。もう少しだけ稼いでおかないとなあ」
「うんうん、子どもは神殿に預けておけばいいし」
おおーっ、まだまだ攻める!!
「僕は引退」
「マジかー。まあビッグになりすぎたもんねえ」
「伝記読んだー。無茶苦茶アツかった! あれは憧れるって」
「ああ。貴族の子どもがさ、ナザルの生き方に憧れて冒険者になるーって言うんで問題になってるそうで」
「ははあ、僕の後継者は遠からずわんさか出てきそうだ」
その前に、伝記は有害書籍として発禁にならないかね?
「まあ、そうなったらそうなった時に考えればいいか」
来るかどうかも分からない未来の事を考えている暇などない。
冒険を辞めた僕だが、世の中というのはやることがそれこそ無限にあるのだ。
貴族として、英雄として、美食の使徒として。
「で、前から考えてたんだけど、地球に既存の料理は随分作ってきたから、そろそろ創作料理をだな……」
「美食の使徒の名が地に落ちるんじゃないかい?」
リップルが容赦ないツッコミを入れてくるのだった。
風が吹き抜ける。
季節はもうすぐ夏だ。
この空の下で、僕の意志を受け継ぐような若者が世に出てこようとしているのだろうなと思う。
「ごしゅじーん!」
「おとうさーん!」
「ぶるるー!」
フルメンバーに合流したところで、僕らは初夏のアーランを練り歩くことにする。
さて、明日からは何をやろうか……。
おわり
カミラな泣きながらカレーを食べている。
多分、北方のアナスタス王国は食に関してはthe・異世界って感じだったんだろうな。
つまり、調味料が少ないから優しいお味ばかりのお料理ということだ。
現代日本を知っていると、明らかに物足りないそんな食生活の中で、彼女は活版印刷どころかオフセット印刷を可能にしたという。
「よく戦い抜いたね」
「実は王子と結婚したので、バックアップが……」
「なるほどー」
国が全力で支援してくれていたのか。
お陰で、アナスタス王国の識字率はほぼ100%らしい。
とんでもない。
アーランの住人はせいぜい三割くらいしか文字が読めないぞ。
「ハッ、そもそも僕の伝記が刷られても、こいつを読める人が少ないのでは……」
「識字教育をすべきでしょうね。それはこれからの話です。パルメディアを文化的に変えていくんです! みんなが同人誌を持ち寄って読める世界! なんて素晴らしいんでしょう!」
「カレーお代わりいる?」
「いりますぅ」
まず、伝記は一部だけ刷られた。
既に本文が完全に完成していたため、これを印刷するだけで良かったのだ。
これが国王陛下に収められ……。
「これは面白いな! そなた、本当にとんでもない成果をあげてきたのだなあ……。まさに英雄ではないか」
「ありがとうございます。美味しいものを求め続けてただけなんですけどねえ」
大好評をいただいた。
これが何部も刷られ、ノーザンス大陸各国へと送られることとなる。
アーランの英雄の物語なんか、外国の王族が読んで面白いのか? と僕は思っていたのだが……。
これが大好評だったらしい。
すぐさま、貴族たちから伝記を刷ってくれるよう依頼が来た。
そうだ。
ファンタジーな世界には、娯楽が少ないのだ。
そんな世界で、本として読める伝記、叙事詩はどれだけ凄い娯楽と言えようか。
貴族街では、この伝記を徹夜で読んだという奥様方に呼び止められ、僕は大いにモテた!
だが、後ろを歩くリップルに向こう脛を蹴られたので、奥様方になびくことはないぞ。
お腹の中にはもう二人目がいるしな。
全く、この命中率はどうしたことであろうか。
ベビーカーに乗ったカルはご機嫌であり、そろそろつかまり立ちが出来そうな身体能力に育ってきている。
二人目は男かな。
女かな。
カルはお兄ちゃんぶりを発揮してくれるだろうか。
なお、我が家のこの流れの一方で、コゲタとアゲパンの関係はちょっと進展している。
アゲパンがコゲタを誘って、劇を見に行ったらしい。
人間が演じる恋愛劇みたいなの、コボルドにも通じるのか……?
と思ったら割と通じたらしい。
感動しているコゲタに、自分からのアプローチはこいう感じなのです、と説明したんだとか。
頭いいなあー。
やっぱり知識神の神官は伊達じゃないわ。
「しかし、うちはとてもプライベートが充実してきているんだが……」
「どうしたんだい、ナザル? 複雑そうな顔じゃないか」
「もう冒険には出られないなーって思ってさ」
「出ればいいじゃないか。叙事詩に歌われる冒険家は、妻子を残して大海に漕ぎ出してついには帰ってこなかったみたいな男が多いよ?」
「それは僕が嫌なんだよねえ。できたものには全部責任を持ちたい……」
「難儀な性格だなあ!」
ということで、ここで僕の冒険者、冒険家としての人生は終わりというわけだ。
地位を得て、多くの人々との繋がりを得た。
伝記が発行されたことで、僕はこの大陸にとっての美食と平和の象徴にまでなった自負がある。
そうなってしまえば、自ら世界に範を示さねばならない。
「まあ、年貢の納め時か。子どもが出来てからも頑張って足掻いてみたが、もう限界だ! 僕の人生はこれから守りに入るぞー!」
「何を情けない事を堂々と言ってるんだい。でもまあ、英雄から引退して、何もしないまま月日を重ねた身からすると……気持ちはよく分かるね。なに、世界っていうのは常に世代を重ねて先に進んでいくものさ」
リップル笑いながら、僕の肩をポンポン叩いた。
そうだなあ。
冒険は、次の世代がやっていけばいい。
例えばビータとか。
世界は平和になっても、それがいつまで続くかは分からない。
そういう変わっていく世界に対応するのは、若い世代の役割だ。
「うおーいナザルー」
「やほー!」
おっと、向こうから懐かしい顔がやって来る。
ベビーカーにムスッとした赤ちゃんを乗せた、シズマとアーシェだ。
「おーっす久々。男の子? 女の子?」
「女の子だね。美人だろ」
「すごくムスッとしてるじゃん。ムスッと美人だな」
「なんそれー!」
アーシェがケラケラ笑った。
「で、どう? 二人ともここから冒険者はやる?」
「あー、多分やるかも。もう少しだけ稼いでおかないとなあ」
「うんうん、子どもは神殿に預けておけばいいし」
おおーっ、まだまだ攻める!!
「僕は引退」
「マジかー。まあビッグになりすぎたもんねえ」
「伝記読んだー。無茶苦茶アツかった! あれは憧れるって」
「ああ。貴族の子どもがさ、ナザルの生き方に憧れて冒険者になるーって言うんで問題になってるそうで」
「ははあ、僕の後継者は遠からずわんさか出てきそうだ」
その前に、伝記は有害書籍として発禁にならないかね?
「まあ、そうなったらそうなった時に考えればいいか」
来るかどうかも分からない未来の事を考えている暇などない。
冒険を辞めた僕だが、世の中というのはやることがそれこそ無限にあるのだ。
貴族として、英雄として、美食の使徒として。
「で、前から考えてたんだけど、地球に既存の料理は随分作ってきたから、そろそろ創作料理をだな……」
「美食の使徒の名が地に落ちるんじゃないかい?」
リップルが容赦ないツッコミを入れてくるのだった。
風が吹き抜ける。
季節はもうすぐ夏だ。
この空の下で、僕の意志を受け継ぐような若者が世に出てこようとしているのだろうなと思う。
「ごしゅじーん!」
「おとうさーん!」
「ぶるるー!」
フルメンバーに合流したところで、僕らは初夏のアーランを練り歩くことにする。
さて、明日からは何をやろうか……。
おわり
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