ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第2章:学園の章 〜仲間との未来〜

44 新入部員名簿

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  由良、香織、楓、八重、そして僕は一緒に食堂へ。

 食堂はやっていないが、ものすごい台数の自動販売機がある。
 飲み物、食べ物、チルド品やカップ麺

 皆は、それぞれチルド品のお弁当を選び。自動販売機で温められて、取り出した

 僕は目を輝かせながら、それはもう宝石でもみつけたかのように、すぐに、赤いきつね に飛びついて!これしかない!でか盛りもあるのか、決めた!
 お湯を入れて、待つ。5分問う言う時間は、野球の好守でいえば、各回すんなり終わる時間が5分だが、今の5分は、とてつもなく長いように思えた。もう開けちゃおうかな、13秒しかたっていない。改めて忍耐を取得したと思った。香織は、僕をみて、落ち着かない様子なのだと、クスクスと笑っていた。

 いただきまーす

「うまい!うまい!すげーー上手い!このきつね、そしてこのだし、日本のカップ麺は世界に誇る文化だ! 」
「世界遺産に認定してもらうように、計らうか?」

 香織は……。うん、嘉位の言うことがよくわかる。と。

 八重は不思議そうに、香織に
「なんで、あんたのところの旦那、あんなに赤いきつねにくいついているのよ?」

「家での食事が毎日料亭みたいだから、嘉位は、インスタントとか、ラーメンとか、ファーストフードとか、感動して食べるの」

「……。あんたの旦那、実はバカなの?(笑)」
 二人は大笑いをしていた。

 おかわりをしよう。振り向きながら、
「ところで、楓、どうして、野球部の監督へ一緒にいくと?」

「まだ、内緒です。行って、間違いなければ、お話します」

 そろそろ1時近くなってきた、せん も かずきも来たので監督室へ向かった。

 失礼します
 せんが先に入った

 監督
「お入りください」
「あ!山本様、おいでくださり、誠にありがとう……」

「監督、ここでは僕は学生です。まわりから見ても、おかしいではないですか」


 せんは、感じ取って
「監督、呼びづらいなら、嘉位をキャプテン、由良を副キャプテンにしましたので、かいの事をキャプテンと呼んでは?」

「そりゃー助かる。キャプテン。資料は全て目を通してあるし、理事長からはキャプテンの好きにさせてくださいと言われている」
「もっとも、ここに来たのも前任の監督が解雇されたので、丁度定年まじかということもあり、紹介されてね。基本的には事務畑、経理をやっている10年契約だ」
「コーチ陣も新規に、加わった」


「監督、まさにそれです、今日来た1番目は、新入部員の一覧を見せて頂けないでしょうか?」

「あ、紙はこれ、あとで、データで皆さんのタブレットに送っておきますね」監督から手渡させれる。

 全員が、紙をみつめ
 由良と、僕は声をあげた!!!

「すげー!いけるぞ、いける、けい 、こうせい、が居る。完璧だ、二人含め総勢世田谷4名だ、これは熱い!泣けてくる」

「そんなに、凄い選手なの?由良?より?」

「八重!そうだよ、俺と嘉位、中学三年春は全国制覇し、ただ夏は国際大会に出るため、2つの国内大会を辞退していて、」
「その代わりというわけではないが、俺のかわりに、けい が キャッチャー、嘉位の変わりに、こうせい がピッチャーで、全国大会制覇! Gカップも制覇! 3連覇を成し遂げたのだよ」

「すごーい!けい って山本だけど?」

「あ!まだ香織はあったことがないが、従妹の、けい。とにかく才能は由良と同等、由良が体格と頭の良さで上だけど、野球センスは超1流。
 こうせい は 143,4投げるピッチャー! 」


 楓!は興奮を隠しきれない様子であった。
 なぜなら、そこに記されていたのは

(いた、いた!和井田に来るって本当だったのだ、良かった。よし、わたしは2年くらい活動停止を宣言する。ぜったいに仕留める!)

「お兄様、豊田 連(とよだ れん)この方をご存じでしょうか?」

「連は、わたしと同じモデルなのですが、ボーイズリーグで優勝しているピッチャーで、とてもかっこいいのです」
「わたくし、この方が和井田に来ると言って、あ、名古屋のロケにて一緒で話が盛り上がったのです」
「超かっこいいし、気が利くし、頭もよいし、野球も凄いのです。わたくし、この連をゲットいたしますわ」

「それで、一緒に監督室に来るといっていたのかー! 」
 皆それぞれメンバーを見て、あーだの、こーだの、話が長くなっていた。



   ◇



「監督、グラウンドが4月に出来上がります。ここからマイクロで3分。歩いてでもいけます。少しルールを変えさせてください」

「目は通してあるし、理事長から言われているから、そのままキャプテンの言う通り、わたしはただ見守るだけ、ノックすら打てないしね、やっとサインを覚えたくらいだ」

「基本的には、2月末までは休部で、和井田は学業優先なのはわかります。ただ、週3日、1日1時間しかグラウンドが使えないのは、厳しい」
「新入生15名、全員寮生ですから、練習は19時まで行います。雨が降った場合、天候不順の場合は中止、自主学習。」…… 僕は丁寧にわかりやすく、時間を取りながら、監督を説得する。

「原則休みは週1、朝練はなし。土日は遠征試合を組みます。スケジュール表は送った通りです」
「支部大会が終わってから、敗者のチームがまず、オープン戦、僕たちの初戦と考えています」
「対戦相手の高校にグラウンドの都合がつかないときは、新しいグラウンドをホームとして試合を行います」

 監督は頷いた。



   ◇



「1つ、ここで質問があります。和井田は野球部、マネージャー、女バスケ、吹奏楽部が全寮です。僕、由良、香織、八重さんは通学」

「このマネージャー15名、女子は?」

 せんがもう一度見直す、あ!
「本当だ、女子15名……え?マネージャー15名?」

「いえ、18名ですわ。わたくしも香織お姉さま、中曽根さん、八重と呼びますね。八重、3名もマネージャーです、通学になります」楓は手をあげていた。

「聞いたことないぞ、部員と同じ数がいるような、マネージャーとか」大笑いしている由良。

「な、なにかの間違いでは、全員女子寮、入寮が3月23日、24日が入寮式、25日から高野連の解禁で練習開始ですが……。」かずきはもう一度見直していた。

 これ、よく考えたな、母さんの案なのか、だれかの知恵なのか
「これはすごい15名の女子」

 あ、いいかたが、まずかったか……
 香織は、僕の袖を強くひっぱって!むっとした顔で

「つまり、これ出身校みてほしいのだけど、全部地方の中学校だよね。つまり、地域での有名な高校の知識とか少しはあるのかと?」
「さらに全寮、特待だから費用は和井田負担というか山本財閥負担になるから、地域からしても、お金がかからず、基本的には和井田の大学にエスカレートで入れるし」
「よく考えてあるな」

「あ、そういうことですね。つまり情報網が出来ているという!凄い」せんさんが、手を叩く。

「そうなのか、良くわからんだ」監督はよくわかっていないが、副社長様、数学オリンピック受賞者がいうのであれば間違いないと

「もう1つ、お願いがあります。資料を送った中にある件で、来週の月曜日、合格発表後の入部説明会において、僕と由良で新入生、保護者の方への説明をしてよろしいですか?」

「それは、山本様、あ、キャプテン、副キャプテンに任せるよ。隣で聞いているから、大丈夫だ。むしろお願いしたいくらいだ」

「ありがとうございます。最後に3月25に解禁日より前に、春選抜が行われます。甲子園です」
「僕、由良、香織、八重さんを偵察という形で、甲子園を見に行きます。」
 ――この説明は、正しく伝えるために時間を費やした。

「連泊になります。許可をお願いいたします。1週間程度、シニアの春全国大会も同時期ですので、そちらも顔を出します。世田谷も出ますので」
「保護責任、同伴者はいませんが、財閥の関連会社の宿を押さえます、公共交通機関及び、うちの関連のハイヤーを手配し」
「連絡は常につくようにいたします」

「それは、それは山本財閥であるからこそ、山本様、何も問題はございません。あ、キャプテン」
「理路整然と同等とお話なささると、流石は御曹司様というオーラがでておりますな、あ、キャプテン」

「わたしは、キャプテンという事になれるところから、始めます」
「形だけの監督ですが、よろしく頼むキャプテン」

「はい! 」ありがとうございますと、僕は頭を下げた。



   ◇



「良いなー旅行、でも、連はつれていけないのでしょう?」

「うん、連君見てみたいな、お泊り試合となるとゴールデンウィークにロードを組んでいるので、東北方面へ。そこになるね」

「よし、それまでに、連をゲットしておく! 」

 ――いや、野球をやるのだけど
「そろそろ14時ですね、監督ありがとうございました、せんさん、かずきも」

 一同、それでは、失礼しました。

 楓は外に出て、お迎えの車に乗った。帰宅時間は不明で、0時をすぎるかもと、言い残した。
 せん と かずきは、寮に戻った。

 僕と由良、、八重、香織は、ファミレスで改めて、メンバー表等を調べて、
 各々がどのような選手なのか、タブレットで調べていき

 あらためて、これならば行ける!甲子園、いや日本一!
 頭の中に、和井田学園、甲子園初出場が描かれていた!

 17時に解散して、駅に向かい
 由良、八重
 嘉位、香織


 それぞれの家に向かった。


 ついに、名前が明らかになった、内緒の豊田 連。
 甲子園で華を咲かせ、日本を窮地から救うのであるが
 それは、まだまだ、先のお話である。
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