482 / 483
告白編:それぞれの 唯一無二
487 七夕の事故
しおりを挟む
どうして、いつも、私の隣に居るの?、意識しているのは、私。そう、私なの
こんな気持ち、初めて、でも、何をどうしたらよいのかが、わからないの
誰か、誰か、助けてください。
◇
私はいつも、思っていた。
どうして、悟君は毎回、私を誘うのであろう
それは、嫌な事では無かった。もちろん、悟の事にどんどん、引き込まれていく自分に気が付いていた。
しかし、桜井は表現するすべを知らない。根っからのお嬢様。男性と話すなんて、キャプテン、副キャプテン、せんさん、かずき位
今日は七夕である。つまり、明日が東東京大会、初戦という大事な日でもあった。
悟は、桜井を誘い出し、二人は夕方のショッピングモールに向かった。
特に予定があるわけでもないが、悟は桜井と一緒に居たかったのである。
理由もなく、ショッピングモールに
「明日、初戦でしょう?出歩いていて良いの?寮でミーティングとかないの?」
「ない、ない、試合前日に詰めたところで、何も成果は出ないからね」
「日頃から常に100%を出していれば、試合でもおのずと100%そして、それ以上の成果が出る」
「日々の練習に力を出し切らない野球人は、試合でも、ちからを発揮できないから」と彼は、力説する。
「確かに、そうなのかもね。よくあるよね、青春ドラマとかで、ここで決める!みたいな」
ドラマや漫画に例えた話が、続いていく。
「そう、ある、ある、それってね、常に100%を出し切っているから、さらに20%増量みたいな、事が出来るのに」
「日頃、50%でやっていたら、単純に70%、それだと、結果に結びつかない」
「これは、僕達和井田全員同じ、常に100%の力を出し切って、日々練習している」
話を止めようと、少し思ったが、熱量に止める事はできない。そして、野球となると、事細かく説明してくれた。
「――なるほど、みんな全力で泥だらけになりながら、毎日練習しているものね。明日決勝なのかと思うくらいに」
「皆、中学校のクラブチームでそれぞれ、タイトルを取っている仲間だから、練習で何をすべきなのか、よくわかって居る」
「まさか、腹式呼吸でインナーマッスルが鍛えられるから毎日やるというのは、知らなかったけれど」
「走攻守。キャプテンのあの言葉、胸に響いたな」少し、視線が遠くを見ているようであった。
私は、わかって居ながら、あえて尋ねた
「いよいよ、明日だね。応援するね」
「ところで、どうして、いつも、私を誘ってくれるの?」
「それは、居たいから、ここが俺の居場所」
一緒に横断歩道を渡りながら、会話が進んでいった。
◇
――ところが、私は、横断歩道の途中で、考えてしまう
私、なに?え?、居場所、ここが、居たいから、え?……
考えてしまう、私は、道の真ん中で、立ち止ってしまった。
そして、信号が赤に変わっていた。トラックは激しくクラクションを鳴らす。
プープープー プーーーーーー!
激しいクラクションの音に
私は、気が付かない、まじかに、トラックが来ている事に、
悟の言葉、ここが居場所が、頭から、離れず、考えてしまい
悟が振り返り、
「あぶない! 」
速攻で、それは迅速、雷よりも早い、一瞬で
トラックに引かれそうになる、寸前で、私を救出・・・え?何が起こったの、え!
俊足の悟だから、出来た。悟は、腕と足をすりむく程度で
「桜井さん、大丈夫?怪我はない?」と私の顔を見る。
「どうして、どうして」
「明日から、大会でしょ!初戦! 」
「悟君、怪我している、ごめんなさい、ごめんなさい、考え事を、ごめんなさい」
「大丈夫、俺は、かすり傷」
「こんなの練習で血がでる位の鬼ノックより、軽い、軽い、何ともないよ」痛がる素振りもみせずに、笑いながら
「あ、ありがとう、ごめんなさい、助かった、まったく、気が付かなかった」
「本当に、ごめんなさい」
――私の気持ちは固まっていた。ただ、私は、想いを伝えたいが、どう伝えれば良いのかが、わからない
***
二人は、ショッピングセンターについた、目の前には、短冊、七夕コーナーがあり
「七夕、そうだ、今日、七夕だね、短冊かこうよ、自由にかいて良いみたいだし」と、短冊を渡してくれた。
「うん」
私は、短冊に、王子様と寄り添いたい、と書いて、隠して、短冊に結んだ。
悟は、私が書いているのを、見ていたので、
私の短冊のうえ、悟が書いた、短冊を結ぶ
悟の短冊には、
それが俺
と書いてあった。
そう、今日は七夕である。
私は目を赤くし、悟を見る
「ただ、待って欲しい! 」力強い声が響き渡る。
え?何を待つの?何を、どういう事なの?私じゃ、ダメなの?
二人は、七夕の短冊を見つめていた
私は、今の状況を理解できていなかった
そう、彼の発する言葉を聞くまでは……
こんな気持ち、初めて、でも、何をどうしたらよいのかが、わからないの
誰か、誰か、助けてください。
◇
私はいつも、思っていた。
どうして、悟君は毎回、私を誘うのであろう
それは、嫌な事では無かった。もちろん、悟の事にどんどん、引き込まれていく自分に気が付いていた。
しかし、桜井は表現するすべを知らない。根っからのお嬢様。男性と話すなんて、キャプテン、副キャプテン、せんさん、かずき位
今日は七夕である。つまり、明日が東東京大会、初戦という大事な日でもあった。
悟は、桜井を誘い出し、二人は夕方のショッピングモールに向かった。
特に予定があるわけでもないが、悟は桜井と一緒に居たかったのである。
理由もなく、ショッピングモールに
「明日、初戦でしょう?出歩いていて良いの?寮でミーティングとかないの?」
「ない、ない、試合前日に詰めたところで、何も成果は出ないからね」
「日頃から常に100%を出していれば、試合でもおのずと100%そして、それ以上の成果が出る」
「日々の練習に力を出し切らない野球人は、試合でも、ちからを発揮できないから」と彼は、力説する。
「確かに、そうなのかもね。よくあるよね、青春ドラマとかで、ここで決める!みたいな」
ドラマや漫画に例えた話が、続いていく。
「そう、ある、ある、それってね、常に100%を出し切っているから、さらに20%増量みたいな、事が出来るのに」
「日頃、50%でやっていたら、単純に70%、それだと、結果に結びつかない」
「これは、僕達和井田全員同じ、常に100%の力を出し切って、日々練習している」
話を止めようと、少し思ったが、熱量に止める事はできない。そして、野球となると、事細かく説明してくれた。
「――なるほど、みんな全力で泥だらけになりながら、毎日練習しているものね。明日決勝なのかと思うくらいに」
「皆、中学校のクラブチームでそれぞれ、タイトルを取っている仲間だから、練習で何をすべきなのか、よくわかって居る」
「まさか、腹式呼吸でインナーマッスルが鍛えられるから毎日やるというのは、知らなかったけれど」
「走攻守。キャプテンのあの言葉、胸に響いたな」少し、視線が遠くを見ているようであった。
私は、わかって居ながら、あえて尋ねた
「いよいよ、明日だね。応援するね」
「ところで、どうして、いつも、私を誘ってくれるの?」
「それは、居たいから、ここが俺の居場所」
一緒に横断歩道を渡りながら、会話が進んでいった。
◇
――ところが、私は、横断歩道の途中で、考えてしまう
私、なに?え?、居場所、ここが、居たいから、え?……
考えてしまう、私は、道の真ん中で、立ち止ってしまった。
そして、信号が赤に変わっていた。トラックは激しくクラクションを鳴らす。
プープープー プーーーーーー!
激しいクラクションの音に
私は、気が付かない、まじかに、トラックが来ている事に、
悟の言葉、ここが居場所が、頭から、離れず、考えてしまい
悟が振り返り、
「あぶない! 」
速攻で、それは迅速、雷よりも早い、一瞬で
トラックに引かれそうになる、寸前で、私を救出・・・え?何が起こったの、え!
俊足の悟だから、出来た。悟は、腕と足をすりむく程度で
「桜井さん、大丈夫?怪我はない?」と私の顔を見る。
「どうして、どうして」
「明日から、大会でしょ!初戦! 」
「悟君、怪我している、ごめんなさい、ごめんなさい、考え事を、ごめんなさい」
「大丈夫、俺は、かすり傷」
「こんなの練習で血がでる位の鬼ノックより、軽い、軽い、何ともないよ」痛がる素振りもみせずに、笑いながら
「あ、ありがとう、ごめんなさい、助かった、まったく、気が付かなかった」
「本当に、ごめんなさい」
――私の気持ちは固まっていた。ただ、私は、想いを伝えたいが、どう伝えれば良いのかが、わからない
***
二人は、ショッピングセンターについた、目の前には、短冊、七夕コーナーがあり
「七夕、そうだ、今日、七夕だね、短冊かこうよ、自由にかいて良いみたいだし」と、短冊を渡してくれた。
「うん」
私は、短冊に、王子様と寄り添いたい、と書いて、隠して、短冊に結んだ。
悟は、私が書いているのを、見ていたので、
私の短冊のうえ、悟が書いた、短冊を結ぶ
悟の短冊には、
それが俺
と書いてあった。
そう、今日は七夕である。
私は目を赤くし、悟を見る
「ただ、待って欲しい! 」力強い声が響き渡る。
え?何を待つの?何を、どういう事なの?私じゃ、ダメなの?
二人は、七夕の短冊を見つめていた
私は、今の状況を理解できていなかった
そう、彼の発する言葉を聞くまでは……
30
あなたにおすすめの小説
高校生なのに娘ができちゃった!?
まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
煙草屋さんと小説家
男鹿七海
キャラ文芸
※プラトニックな関係のBL要素を含む日常ものです。
商店街の片隅にある小さな煙草屋を営む霧弥。日々の暮らしは静かで穏やかだが、幼馴染であり売れっ子作家の龍二が店を訪れるたびに、心の奥はざわめく。幼馴染としてでも、客としてでもない――その存在は、言葉にできないほど特別だ。
ある日、龍二の周囲に仕事仲間の女性が現れ、霧弥は初めて嫉妬を自覚する。自分の感情を否定しようとしても、触れた手の温もりや視線の距離が、心を正直にさせる。日常の中で少しずつ近づく二人の距離は、言葉ではなく、ささやかな仕草や沈黙に宿る。
そして夜――霧弥の小さな煙草屋で、龍二は初めて自分の想いを口にし、霧弥は返事として告白する。互いの手の温もりと目の奥の真剣さが、これまで言葉にできなかった気持ちを伝える瞬間。静かな日常の向こうに、確かな愛が芽吹く。
小さな煙草屋に灯る、柔らかく温かな恋の物語。
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる