481 / 483
告白編:それぞれの 唯一無二
486 もう、なんで、いつも、ついてくるの
しおりを挟む
どうして、ついてくるの、振り返れば、居るし
座っていれば、隣にすわるし、あ、もう。……。ドキドキしちゃうじゃない
***
和井田学園高等部 野球部 入寮
私が送った視線の先…
(え?)
(かっこいい。ずっと私を見ている、え?私変なのかな?)
悟がドキっとした視線の先……
(いる!東京すげー!ツインテール!美少女!、運命だ)
(超好み、生きていて良かった、和井田に決めて良かった。俺、決めた、この人が運命。)
***
入寮日になり、それぞれの説明を受けた後、作業もあった。
(居た、見つけやすいツインテール。)
「あの、それ僕もちますよ」と彼は言う。
(どこから、沸いてきたのよ、ビックリした)
「大丈夫、これくらいは」
といいかけたが、持ってくれた。でも、隣についてくる。
「あ、ありがとう」戸惑いながら、答えるのが精一杯であった。
◇
次の日も、マネージャーの仕事。
(やるか、皆分担してやってるし、重そうだな、お箸より重いものは持ったことが……)
ダンボールを持とうとすると、誰かがものすごい勢いで走ってくる
悟である
(やばい、ツインテールで、前かがみ、うおおおおーーー、たわわな膨らみが!)
「それ、僕、持ちますので、大丈夫っす!」大きな声だった。
(汗かいてるじゃない、どれだけダッシュしてきたの)
「え、マネージャーの仕事だし」
悟は軽々と持ち上げ、ついでに、別のダンボールも重ねて持ち上げて
なぜか、わたしの隣を一緒に歩く。
話かけられるが、私は、何をどう、話せばよいのかわからい
悟は私に、一生懸命注意を引こうと、
不思議な話を、語りだした。
「ダンボールって正方形じゃなく、長方形が多いの知っています?」重さを感じさせないように、頑張っている気がした。
(……息苦しさがあったが、会話で、一呼吸、え?ダンボール何の話)
「ダンボールって正方形じゃないの?」
「今運んでいるのも長方形だね。ロッカーにあったものも、長方形だ、え?考えたこともない」
(めっちゃ、かわいい!、ドキドキしてきた、話さなきゃ)私を見ている。
その後も、不思議な話は続く――
「積載効率の最大化、長方形の箱は、トラックやコンテナの荷台は正方形の箱よりも、空間をより効率的」
「長方形の箱を縦横交互に積み重ねることで、全体の積荷を正方形に近い形」
「揺れや振動に対する抵抗力が向上し、荷崩れを防ぎやすくなります」
「正方形の箱を規則正しく積むだけでは、列のずれが生じやすく、安定性が低くなりがちです」
「世の中にある多くの商品は、本、衣類、家電など、細長いあるいは扁平な形状をしています」
「長方形の箱は、無駄な空間ができにくいという実用的なんですよ」平然と話す彼に、おどろを隠せなかった。
(……凄い、私にもわかる。この人頭良いのだ、悟君)
「すごーい、そんな事、普通考えないよ。すごいね、頭良いのね」
(すこし、自慢げに)軽く、鼻の頭をなでながら
「常に学年トップですから、1位を譲った事は1度もないです。勉強も野球も」
(文武両道でかっこいい、漫画の人が居た、あれ、話せている。男の人と、私話せている――)
***
野球部の練習は熱意、観ているこっちが手に汗を握るほどに。野球部全員が、泥だけになりながら
(良し、ぎりぎり取れた。ダイビング!、あ、泥が)
「ねー、桜井さん、ほっぺに泥ついたー」
「拭いてー」
「拭いてー」なぜか、私に甘えてくる。
(泥くらい、自分で拭けば……。直視できない。何故なのだろう)
「なんで、わたし?わたしなの?、いつも、いつも」
ピーーーーーーーーーーーーーーィーーー
休憩
悟は、ドリンクも一気に飲み干して、周りに別のマネージャーが居るのに、私の前に走ってきて、
(ここは、笑顔をで、笑顔)
「おかわり! 」 と 大きな水筒を、私に渡す
「……ほかにマネージャーさんいるよ」
「アクエリ、普通の?レモン?」
(桜井さんに入れてもらうから、やる気がでるんじゃないか!)
「レモン! 」まるっきし、私の話を聞いていないように、答えた。
ピーーーーーーーーーーーーーーィーーー
昼食
私が、お弁当を食べてようとすると、こっち、こっちと手を振って、隣に座らされる。
座らせられるだけなら、まだしも
「はい、あーんして」
「あーん」
「どう?美味しい?」と詰め寄ってきた。
(逆でしょ、普通、逆よね)
(わたしが、男の子に、あーん してなのに)
私は、顔は真っ赤であった。
それが当たり前のようになって、悟のタオルを渡す係りになっていた。
女子マネージャー全員
どこから、どうみても、福井専属マネージャであると
***
ある時、激しい副キャプテンの鬼ノック。ファールゾーンに飛んで行ったボールを、ダイビング。
フェンスに激突
悟は傷だらけであった。バンドエイドとコールドスプレーを持って、悟の方に走って行く。
(やべー、桜井さん反則だ、ツインテールで、揺れている、揺れている)
(俺野球やっていて良かったー!)手や、足、脛から、血が出ていた。いたぶるそぶりは、全く見せていない。
◇
野球部練習以外で
ある時、同じゲームをやっていた事がわかり、それからは、二人は打ち解けていった。
ゲームの話は盛り上がった。共通の趣味。楽しいのである。悟も、私も。
私も徐々に意識している自分に気づいていた。かっこいい、頭良い、なにより野球をしている姿に、胸が締め付けられていた。
初めて、こんな気持ちになったのは
いつの間にか、悟だけを目で追っていた。
視線を送られていたのは、私のほうなのに、
今は、
私は……
座っていれば、隣にすわるし、あ、もう。……。ドキドキしちゃうじゃない
***
和井田学園高等部 野球部 入寮
私が送った視線の先…
(え?)
(かっこいい。ずっと私を見ている、え?私変なのかな?)
悟がドキっとした視線の先……
(いる!東京すげー!ツインテール!美少女!、運命だ)
(超好み、生きていて良かった、和井田に決めて良かった。俺、決めた、この人が運命。)
***
入寮日になり、それぞれの説明を受けた後、作業もあった。
(居た、見つけやすいツインテール。)
「あの、それ僕もちますよ」と彼は言う。
(どこから、沸いてきたのよ、ビックリした)
「大丈夫、これくらいは」
といいかけたが、持ってくれた。でも、隣についてくる。
「あ、ありがとう」戸惑いながら、答えるのが精一杯であった。
◇
次の日も、マネージャーの仕事。
(やるか、皆分担してやってるし、重そうだな、お箸より重いものは持ったことが……)
ダンボールを持とうとすると、誰かがものすごい勢いで走ってくる
悟である
(やばい、ツインテールで、前かがみ、うおおおおーーー、たわわな膨らみが!)
「それ、僕、持ちますので、大丈夫っす!」大きな声だった。
(汗かいてるじゃない、どれだけダッシュしてきたの)
「え、マネージャーの仕事だし」
悟は軽々と持ち上げ、ついでに、別のダンボールも重ねて持ち上げて
なぜか、わたしの隣を一緒に歩く。
話かけられるが、私は、何をどう、話せばよいのかわからい
悟は私に、一生懸命注意を引こうと、
不思議な話を、語りだした。
「ダンボールって正方形じゃなく、長方形が多いの知っています?」重さを感じさせないように、頑張っている気がした。
(……息苦しさがあったが、会話で、一呼吸、え?ダンボール何の話)
「ダンボールって正方形じゃないの?」
「今運んでいるのも長方形だね。ロッカーにあったものも、長方形だ、え?考えたこともない」
(めっちゃ、かわいい!、ドキドキしてきた、話さなきゃ)私を見ている。
その後も、不思議な話は続く――
「積載効率の最大化、長方形の箱は、トラックやコンテナの荷台は正方形の箱よりも、空間をより効率的」
「長方形の箱を縦横交互に積み重ねることで、全体の積荷を正方形に近い形」
「揺れや振動に対する抵抗力が向上し、荷崩れを防ぎやすくなります」
「正方形の箱を規則正しく積むだけでは、列のずれが生じやすく、安定性が低くなりがちです」
「世の中にある多くの商品は、本、衣類、家電など、細長いあるいは扁平な形状をしています」
「長方形の箱は、無駄な空間ができにくいという実用的なんですよ」平然と話す彼に、おどろを隠せなかった。
(……凄い、私にもわかる。この人頭良いのだ、悟君)
「すごーい、そんな事、普通考えないよ。すごいね、頭良いのね」
(すこし、自慢げに)軽く、鼻の頭をなでながら
「常に学年トップですから、1位を譲った事は1度もないです。勉強も野球も」
(文武両道でかっこいい、漫画の人が居た、あれ、話せている。男の人と、私話せている――)
***
野球部の練習は熱意、観ているこっちが手に汗を握るほどに。野球部全員が、泥だけになりながら
(良し、ぎりぎり取れた。ダイビング!、あ、泥が)
「ねー、桜井さん、ほっぺに泥ついたー」
「拭いてー」
「拭いてー」なぜか、私に甘えてくる。
(泥くらい、自分で拭けば……。直視できない。何故なのだろう)
「なんで、わたし?わたしなの?、いつも、いつも」
ピーーーーーーーーーーーーーーィーーー
休憩
悟は、ドリンクも一気に飲み干して、周りに別のマネージャーが居るのに、私の前に走ってきて、
(ここは、笑顔をで、笑顔)
「おかわり! 」 と 大きな水筒を、私に渡す
「……ほかにマネージャーさんいるよ」
「アクエリ、普通の?レモン?」
(桜井さんに入れてもらうから、やる気がでるんじゃないか!)
「レモン! 」まるっきし、私の話を聞いていないように、答えた。
ピーーーーーーーーーーーーーーィーーー
昼食
私が、お弁当を食べてようとすると、こっち、こっちと手を振って、隣に座らされる。
座らせられるだけなら、まだしも
「はい、あーんして」
「あーん」
「どう?美味しい?」と詰め寄ってきた。
(逆でしょ、普通、逆よね)
(わたしが、男の子に、あーん してなのに)
私は、顔は真っ赤であった。
それが当たり前のようになって、悟のタオルを渡す係りになっていた。
女子マネージャー全員
どこから、どうみても、福井専属マネージャであると
***
ある時、激しい副キャプテンの鬼ノック。ファールゾーンに飛んで行ったボールを、ダイビング。
フェンスに激突
悟は傷だらけであった。バンドエイドとコールドスプレーを持って、悟の方に走って行く。
(やべー、桜井さん反則だ、ツインテールで、揺れている、揺れている)
(俺野球やっていて良かったー!)手や、足、脛から、血が出ていた。いたぶるそぶりは、全く見せていない。
◇
野球部練習以外で
ある時、同じゲームをやっていた事がわかり、それからは、二人は打ち解けていった。
ゲームの話は盛り上がった。共通の趣味。楽しいのである。悟も、私も。
私も徐々に意識している自分に気づいていた。かっこいい、頭良い、なにより野球をしている姿に、胸が締め付けられていた。
初めて、こんな気持ちになったのは
いつの間にか、悟だけを目で追っていた。
視線を送られていたのは、私のほうなのに、
今は、
私は……
30
あなたにおすすめの小説
高校生なのに娘ができちゃった!?
まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
煙草屋さんと小説家
男鹿七海
キャラ文芸
※プラトニックな関係のBL要素を含む日常ものです。
商店街の片隅にある小さな煙草屋を営む霧弥。日々の暮らしは静かで穏やかだが、幼馴染であり売れっ子作家の龍二が店を訪れるたびに、心の奥はざわめく。幼馴染としてでも、客としてでもない――その存在は、言葉にできないほど特別だ。
ある日、龍二の周囲に仕事仲間の女性が現れ、霧弥は初めて嫉妬を自覚する。自分の感情を否定しようとしても、触れた手の温もりや視線の距離が、心を正直にさせる。日常の中で少しずつ近づく二人の距離は、言葉ではなく、ささやかな仕草や沈黙に宿る。
そして夜――霧弥の小さな煙草屋で、龍二は初めて自分の想いを口にし、霧弥は返事として告白する。互いの手の温もりと目の奥の真剣さが、これまで言葉にできなかった気持ちを伝える瞬間。静かな日常の向こうに、確かな愛が芽吹く。
小さな煙草屋に灯る、柔らかく温かな恋の物語。
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる