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太陽系の夜明け・移民の時代
太陽系の夜明け・移民の時代・士・第212章・騎兵隊はラッパを鳴らす
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独立直後のアメリカの領土は北米大陸の東海岸の
ほんの僅かしかない小国に過ぎず
20世紀の半ばに世界の半分を支配するとは
アメリカ人自身も想像すらしていなかったが
だがアメリカ政府は首脳は建国当時から
自由と正義と人権を掲げる表と
謀略と差別と侵略を目的とした裏に分かれ
海外から大量の奴隷を国内では先住民に武器を渡し
効率よく戦わせ少数に減った所で
一気に駆逐し広大な領土を手に入れ
先住民を開拓民を襲うテロリストに仕立てながら
狭い地域に押し込む
これは後に真珠湾攻撃で日系人を収容所に
閉じ込めるやり方で再現された
その後アメリカは経済の基盤を着々と進め
第一次世界大戦と第二次世界大戦を経て
アメリカは世界の半分を支配した
そのやり方は
裏の政府がナチスドイツを単なる政治集団から
ドイツを支配し軍事大国にまで成長させ
日本と同盟を結ばせ
その日本に対し徹底した経済制裁を行い
アメリカと戦争状態に追い込む
自動的に同盟国ドイツはアメリカに宣戦を布告
アメリカは第二次世界大戦への切符を手に入れた
だが全世界支配の為には
第三次世界大戦が必要だと考え
着々と準備を進めたが
敵国であるソビエト連邦は1990年代に崩壊
世界には米国に対抗出来る国は無く
世界第2位の経済大国日本は
軍事大国化をする気など全くなく
第三次世界大戦は不可能と思えたが
当時の中国には経済力には欠けていたが
他国を侵略して領土を拡げ様とする
野心を持っていた事を陰の政府に見抜かれ
アメリカの影の政府は当時世界第2位の日本の経済成長を止め
中国の経済成長を助け経済大国化と軍事大国化させる事を決意
その為にも中国を独裁体制に置く必要があり
第三次世界大戦寸前まで
中国の民主化をことごとく妨害し
民意が反映されない独裁体制を維持させ
出来るだけ中国の同盟国には
いつでも手のひらを返す様に
裏切る様な国だけを選ばせる様に裏で動き
経済大国に押し上げ
軍事大国化させ
中東に核を含む戦争を起こし
日本及びグアムの米軍を
台湾・朝鮮半島・日本周辺から中東に移動させて
軍事的空白状態に置き
中国が台湾や朝鮮半島そして日本と
戦争状態に進むように追い込む
ただしその間アメリカと中国とは
正常な関係を保ちアメリカは
日本と中国との戦いでは中立を保ち
軍事物資の補給は日本の船舶が行い
輸送船を中国軍が沈めても
アメリカ軍は関知しないと約束
ただし核兵器を使えば
アメリカ軍の参戦も有りうると
中国に釘を刺した
通常兵器だけでの戦いは
数で勝る中国軍も質で勝る日本軍に苦戦し
外国からの食糧物資エネルギーの輸入が
入らない事に反発した市民との
衝突で中国は内部からも崩壊の危機を迎えていた
その間にもアメリカ軍は補給の名目で
戦闘継続以外の中国大陸進行の為の
戦略物資を着々と送り続けた
台湾事変から1年後中東での戦争は終結し
アメリカ第7艦隊は日本へと帰ってくる事が決定
中国軍はアメリカ政府からの
日本と講和の条件を受け入れたが
それは台湾や朝鮮半島からの撤退だけでなく
香港などの独立国連軍の駐留実質的な
アメリカ軍の支配下に置く事を認める内容で
これに反発した政府首脳の一部が
軍にリーク反発した軍人が
日本に帰還中のアメリカ第7艦隊を襲い
空母を大破させた
中国軍は事実上のクーデター状態になり
日本との講和を受け入れた政府首脳は一掃され
中国はアメリカに宣戦布告
アメリカ軍は全世界に展開する3分の2を投入
インド・中東・オーストラリア・ニュージーランド・東南アジア諸国が参戦
頼みのロシアには中立を宣言され
核ミサイルの誤発射後には
国境を封鎖され物資の補給が完全に断たれ
第三次世界大戦は米国が主導する
連合軍が勝利したが
アメリカ本土にも甚大な被害が出てしまい
戦争による莫大な財政負担は
アメリカの経済を破壊した
何よりも食糧生産が不可能になり
5年後には食糧が枯渇する事が判明
此処に至り
アメリカを陰で支配していた
総人口1パーセントの富裕層は
月面の裏側で極秘裏に進めてきた
巨大移民船に乗り込み
地球を捨てて火星への移民を決意するも
北中国軍の残党により
移民船マーズ6を奪取され
火星への移民の道が閉ざされる
富裕層が生き残るには
宇宙進出しか無くなり
宇宙空間での食糧生産基地建設を始めた
だがそれだけでは終わらなかった
汚染地域の拡大が年々拡大し
追い打ちをかけるように
30年以内にポールシフトにより
両極が赤道に移動する事が判明
億単位の犠牲が予想され
当初予定にない
宇宙都市の建設や月の鉱物資源の開発を
1世紀を掛けて行う事を
僅か10年で軌道に乗せた
だがポールシフトと汚染から外れた人々は
住み慣れた
地球から離れる事を拒否していたが
オウムアムアⅡの衝突で月の軌道が
僅かずつだが
確実に変わり始めた事で
地球上の重力に変化が起き始め
もはや地球上に人類が生きる場所が無い事が判明
30年後にはすべての人類が宇宙に移民した
結果として
アメリカの裏の顔の富裕層の資産のほとんどを使い果たすが
念願の世界統一政府の樹立に成功し
主要ポストの半分以上を白人勢力で固める事に成功
国際連邦政府後に地球連邦政府に改名
白人第一主義にしてしまう
だがそれこそ影の政府による陰謀の始まりだった
それに対し強硬に反対する日本を
人類統合と平和に反対する行為と名指しして
地球連邦議会と傀儡に過ぎない非白人大統領に圧力を掛け
地球圏から追放し
火星と地球との中間に追いやるが
残されたインドや東南アジアを除く
国力の無い非白人勢力は
100万人収容のコロニーに500万人が押し込められ
白人には同じコロニーに20万人を収容し
地球上での優雅な暮らしが再現された
これに反発した非白人勢力は
当初金星の地下鉱山開発に望みを賭けたが
小惑星帯の鉱物資源の露天掘りの技術と輸送コストの軽減で
金星はコストの面で一部を除き採算が取れなくなり
やがて見捨てられ
住民の多くは貧困に喘ぎ
やがてゴーストタウンと化した
非白人勢力は富裕層を除き
もはや地球圏に生きる場所は無いと
日本と火星に分かれて移民を始めた
当初数万人の火星や
1億程度の日本など取るに足らないと思って居たが
大量の移民を受け入れ
火星に数億人が移民し
その後火星を強大な軍事国家へと成長させた
日本は国民の数倍の移民を
国民投票により受け入れ
その後日本や火星は月開発や金星の地下資源開発の
経験を持つ者やコロニー建設労働者や元軍人などを始め
様々な人材が集まり急速な成長を遂げ
経済的にも軍事的にも侮れない存在になる
だがそれこそ数十年を掛け
影の政府が自らの復活の為に
戦争の道へと導いている事など
当時は誰も考えて居なかった
やがて小惑星帯開発を巡り3者の関係は
傲慢な地球連邦政府のやり方に不満が渦巻いていた
軍事衝突の可能性が高まり
地球・日本・火星は急速に軍備の拡大を図り
軍艦を始め多くの軍事物資を調達した
それらを受注した企業こそ
かつて地球上の戦争で死の商人と呼ばれ
影の政府を形作っていたグループに
莫大な富をもたらそうとしていた
地球上で戦争を経験した者達は
すでに第一線を離れ発言力は低下
宇宙移民の子孫が社会の半数以上になった今
第三次世界大戦後半世紀近くの間保たれていた平和は
崩れ去ろうとしていた
一部の軍事関係者の間で囁かれていた
星を破壊出来る威力がある『反物質爆弾』が完成寸前の状態で
これが完成すれば戦争をするまでもなく
全面降伏するしかないとの情報が流れ
各国の軍上層部は焦りを隠せないでいた中
小惑星にエンジンを取り付けた
究極の破壊兵器を巡り
日本と火星は木星圏を支配する地球連邦政府との間で
後に火星事変と呼ばれる戦闘がついに発生する
多くの命が失われ
特に地球艦隊は8割を失う結果となったが
影の政府のメンバー達の軍事企業は火星事変により
莫大な戦時特需に沸きその資金力で
戦争で疲弊した企業を次々に傘下に置き
地球圏の企業の大半を自らの物とし
残る日本圏と火星圏のすべてを自らの支配下に置くべく
次なる戦争の準備に入る
表向きには
太陽系連邦政府が創設され
地球圏・日本圏・火星圏の3か国が加わる
だがこれはかつて
第二次世界大戦後に創設された
国際連合と同じで
単なる寄り合い所帯で
統一された政府機関や独自の軍隊も持たない
地球・日本・火星の対立で
混乱が予想されたが
ふたを開けてみると
財政面や技術・物資・軍事的な面でも
地球は日本や火星に大幅な譲歩を示し
3か国の関係は良好なスタートを切った
だが戦争による傷跡は深刻で
火星は住民全てが宇宙空間に避難
破壊を逃れた宇宙船やスペースコロニーだけでは収まらず
軍艦などにも収容したが収容能力の数倍を超え
物資や食糧不足は飢餓寸前の状態に
目の前の火星は戦闘で火星と木星の衛星が衝突し
二つの星は融合し新しい星が誕生した
新火星は地球と同じ大きさと重力を持ち
テラホーミングを進めれば
地球と同じ環境を作り出す事も可能になる
だがそれには莫大な資金と数十年の年月が必要になる
火星の住民にはそれだけの年月を待つだけの時間も資金もなく
一時的な支援だけでは解決出来ない問題が発生していた
そんな中太陽系連邦議会に一つの解決策が示された
表向きは太陽系開発企業である影の政府のメンバーが
火星を数十年掛けてテラホーミングをする為の
資金と物資を提供する
その見返りに火星の鉱物資源の半分と
未だに進まない
土星圏・天王星圏・海王星圏・淳惑星群が存在する太陽系最遠方圏への
開発の為の人的資源を移民と言う形で火星から提供して欲しいと提案された
移民の為の資金・食糧・居住施設を含む物資の全てを30年間に渡り提供すると約束された
計画を受け入れた火星の住民達から
戦争により発生した
敗残兵や脱走兵が集団で艦隊を組み
ゴースト艦隊と呼ばれる
私兵集団が
開発中の木星圏への輸送船団を襲っていた
木星の基地にも何度か襲来しており
開拓が進まない原因の一つで
火星政府は火星艦隊の5分の4を
移民先への駐留艦隊として派遣する事を決定したが
4つの移民先への長い航路の安全を確保するには
火星艦隊だけでは足りず
地球艦隊はすでに8割が失
残された艦艇も激戦で傷つきとても
海王星よりも更に遠い太陽系辺境などへの航海に耐える
艦は存在せず・多くの人材を失い
再建には数十年が必要とされた
そこで軍関係の人的被害が最も少ない
日本艦隊に白羽の矢が立ち
日本政府は国民投票の末これを受け入れ
以後日本艦隊は軍の艦艇を大型間の建造をやめ
航路パトロール向けの高速型の中型艦艇を中心に配備した
土星圏・天王星圏・海王星圏への移民は
ゴースト艦隊の攻撃を排除しながら進み
太陽系最果て冥王星よりさらに遠くの
多くの準惑星が発見されたエリアへの
移民が後1年後に迫った時
木星の衛星から複数のステルス艦が
移民予定の準惑星に向け秘かに出航した
調査船とは違い
その船には非放射能型の核ミサイルを始めとする
攻撃兵器を満載していた
目的は移民先の星に存在する生物
バクテリアを始めとするすべての生物
知的生命体が残した遺跡を含む
全てを木星・土星・天王星・海王星で
移民に先駆け排除して来た
その中には知的生命体も含まれていた
思えばこの部隊は
アメリカ開拓時代から
先住民を同士討ちさせ
数が少なくなった所を殲滅し
生き残りを居留地に押し込め
広大な土地を手に入れてきた
それは宇宙時代も同じで
月や火星でも先住民の痕跡を全て消してきた
影の政府は火星が地球と同じ重力の星に
生まれ変わった時から
太陽系大戦の計画を進めてきた
火星の住民と火星の艦隊の大半を
植民惑星の護衛として火星本星から引き離し
その間に急速に火星を人類が住めるように
テラホーミングする
だが人類が住めるまでになった時
太陽系大戦は開始される
土星・天王星・海王星に送られている
太陽から集められたエネルギー供給網を停止させ
これらの星に駐留している火星艦隊を足止めして
同時に中型艦艇ばかりで常に2.3隻で行動している
日本艦隊を多数の大型艦の地球艦隊が攻撃
各戸に撃破して全滅させ
地球艦隊の主力は
一気に火星を占領する
残された少数の火星艦隊など問題ではない
仕上げに移民星に残された火星艦隊を
各戸に攻撃全滅させる計画を立ててきた
だが彼らに取り
地球を失った事は
トラウマとなっていた
太陽系最果ての地域に達した彼らは
目の前に惑星とその周りを回る3つの月を見て
(地球・・・)
『そうだ
凍り付いているとは言え
重力は0.98G
重力は人類が移住するのに適している』
【しかし幾つか見えるあの光は
先住民が居ます
やはり攻撃しますか?】
『当然だその為にこそここにきた』
(しかし分からない事が在ります
火星が在るのに何故この星が必要とされるのですか?)
『第三次世界大戦で我々は地球を失った
もし太陽系大戦で火星を失えばどうなる?』
(なるほど同じ失敗は繰り返さないという事ですか)
『そうだだからこそ我々安全作業員が必要とされているのだ
これまでもそしてこれからもな』
(攻撃準備完了)
『さらばだ弱気者よ
攻撃開始』
艦隊から放たれた無数のミサイルは地表に落下
ありとあらゆる物を焼き尽くす
その光景はかつて第三次世界大戦で
地球上が核爆発の業火で焼かれた時を彷彿とさせた
ほんの僅かしかない小国に過ぎず
20世紀の半ばに世界の半分を支配するとは
アメリカ人自身も想像すらしていなかったが
だがアメリカ政府は首脳は建国当時から
自由と正義と人権を掲げる表と
謀略と差別と侵略を目的とした裏に分かれ
海外から大量の奴隷を国内では先住民に武器を渡し
効率よく戦わせ少数に減った所で
一気に駆逐し広大な領土を手に入れ
先住民を開拓民を襲うテロリストに仕立てながら
狭い地域に押し込む
これは後に真珠湾攻撃で日系人を収容所に
閉じ込めるやり方で再現された
その後アメリカは経済の基盤を着々と進め
第一次世界大戦と第二次世界大戦を経て
アメリカは世界の半分を支配した
そのやり方は
裏の政府がナチスドイツを単なる政治集団から
ドイツを支配し軍事大国にまで成長させ
日本と同盟を結ばせ
その日本に対し徹底した経済制裁を行い
アメリカと戦争状態に追い込む
自動的に同盟国ドイツはアメリカに宣戦を布告
アメリカは第二次世界大戦への切符を手に入れた
だが全世界支配の為には
第三次世界大戦が必要だと考え
着々と準備を進めたが
敵国であるソビエト連邦は1990年代に崩壊
世界には米国に対抗出来る国は無く
世界第2位の経済大国日本は
軍事大国化をする気など全くなく
第三次世界大戦は不可能と思えたが
当時の中国には経済力には欠けていたが
他国を侵略して領土を拡げ様とする
野心を持っていた事を陰の政府に見抜かれ
アメリカの影の政府は当時世界第2位の日本の経済成長を止め
中国の経済成長を助け経済大国化と軍事大国化させる事を決意
その為にも中国を独裁体制に置く必要があり
第三次世界大戦寸前まで
中国の民主化をことごとく妨害し
民意が反映されない独裁体制を維持させ
出来るだけ中国の同盟国には
いつでも手のひらを返す様に
裏切る様な国だけを選ばせる様に裏で動き
経済大国に押し上げ
軍事大国化させ
中東に核を含む戦争を起こし
日本及びグアムの米軍を
台湾・朝鮮半島・日本周辺から中東に移動させて
軍事的空白状態に置き
中国が台湾や朝鮮半島そして日本と
戦争状態に進むように追い込む
ただしその間アメリカと中国とは
正常な関係を保ちアメリカは
日本と中国との戦いでは中立を保ち
軍事物資の補給は日本の船舶が行い
輸送船を中国軍が沈めても
アメリカ軍は関知しないと約束
ただし核兵器を使えば
アメリカ軍の参戦も有りうると
中国に釘を刺した
通常兵器だけでの戦いは
数で勝る中国軍も質で勝る日本軍に苦戦し
外国からの食糧物資エネルギーの輸入が
入らない事に反発した市民との
衝突で中国は内部からも崩壊の危機を迎えていた
その間にもアメリカ軍は補給の名目で
戦闘継続以外の中国大陸進行の為の
戦略物資を着々と送り続けた
台湾事変から1年後中東での戦争は終結し
アメリカ第7艦隊は日本へと帰ってくる事が決定
中国軍はアメリカ政府からの
日本と講和の条件を受け入れたが
それは台湾や朝鮮半島からの撤退だけでなく
香港などの独立国連軍の駐留実質的な
アメリカ軍の支配下に置く事を認める内容で
これに反発した政府首脳の一部が
軍にリーク反発した軍人が
日本に帰還中のアメリカ第7艦隊を襲い
空母を大破させた
中国軍は事実上のクーデター状態になり
日本との講和を受け入れた政府首脳は一掃され
中国はアメリカに宣戦布告
アメリカ軍は全世界に展開する3分の2を投入
インド・中東・オーストラリア・ニュージーランド・東南アジア諸国が参戦
頼みのロシアには中立を宣言され
核ミサイルの誤発射後には
国境を封鎖され物資の補給が完全に断たれ
第三次世界大戦は米国が主導する
連合軍が勝利したが
アメリカ本土にも甚大な被害が出てしまい
戦争による莫大な財政負担は
アメリカの経済を破壊した
何よりも食糧生産が不可能になり
5年後には食糧が枯渇する事が判明
此処に至り
アメリカを陰で支配していた
総人口1パーセントの富裕層は
月面の裏側で極秘裏に進めてきた
巨大移民船に乗り込み
地球を捨てて火星への移民を決意するも
北中国軍の残党により
移民船マーズ6を奪取され
火星への移民の道が閉ざされる
富裕層が生き残るには
宇宙進出しか無くなり
宇宙空間での食糧生産基地建設を始めた
だがそれだけでは終わらなかった
汚染地域の拡大が年々拡大し
追い打ちをかけるように
30年以内にポールシフトにより
両極が赤道に移動する事が判明
億単位の犠牲が予想され
当初予定にない
宇宙都市の建設や月の鉱物資源の開発を
1世紀を掛けて行う事を
僅か10年で軌道に乗せた
だがポールシフトと汚染から外れた人々は
住み慣れた
地球から離れる事を拒否していたが
オウムアムアⅡの衝突で月の軌道が
僅かずつだが
確実に変わり始めた事で
地球上の重力に変化が起き始め
もはや地球上に人類が生きる場所が無い事が判明
30年後にはすべての人類が宇宙に移民した
結果として
アメリカの裏の顔の富裕層の資産のほとんどを使い果たすが
念願の世界統一政府の樹立に成功し
主要ポストの半分以上を白人勢力で固める事に成功
国際連邦政府後に地球連邦政府に改名
白人第一主義にしてしまう
だがそれこそ影の政府による陰謀の始まりだった
それに対し強硬に反対する日本を
人類統合と平和に反対する行為と名指しして
地球連邦議会と傀儡に過ぎない非白人大統領に圧力を掛け
地球圏から追放し
火星と地球との中間に追いやるが
残されたインドや東南アジアを除く
国力の無い非白人勢力は
100万人収容のコロニーに500万人が押し込められ
白人には同じコロニーに20万人を収容し
地球上での優雅な暮らしが再現された
これに反発した非白人勢力は
当初金星の地下鉱山開発に望みを賭けたが
小惑星帯の鉱物資源の露天掘りの技術と輸送コストの軽減で
金星はコストの面で一部を除き採算が取れなくなり
やがて見捨てられ
住民の多くは貧困に喘ぎ
やがてゴーストタウンと化した
非白人勢力は富裕層を除き
もはや地球圏に生きる場所は無いと
日本と火星に分かれて移民を始めた
当初数万人の火星や
1億程度の日本など取るに足らないと思って居たが
大量の移民を受け入れ
火星に数億人が移民し
その後火星を強大な軍事国家へと成長させた
日本は国民の数倍の移民を
国民投票により受け入れ
その後日本や火星は月開発や金星の地下資源開発の
経験を持つ者やコロニー建設労働者や元軍人などを始め
様々な人材が集まり急速な成長を遂げ
経済的にも軍事的にも侮れない存在になる
だがそれこそ数十年を掛け
影の政府が自らの復活の為に
戦争の道へと導いている事など
当時は誰も考えて居なかった
やがて小惑星帯開発を巡り3者の関係は
傲慢な地球連邦政府のやり方に不満が渦巻いていた
軍事衝突の可能性が高まり
地球・日本・火星は急速に軍備の拡大を図り
軍艦を始め多くの軍事物資を調達した
それらを受注した企業こそ
かつて地球上の戦争で死の商人と呼ばれ
影の政府を形作っていたグループに
莫大な富をもたらそうとしていた
地球上で戦争を経験した者達は
すでに第一線を離れ発言力は低下
宇宙移民の子孫が社会の半数以上になった今
第三次世界大戦後半世紀近くの間保たれていた平和は
崩れ去ろうとしていた
一部の軍事関係者の間で囁かれていた
星を破壊出来る威力がある『反物質爆弾』が完成寸前の状態で
これが完成すれば戦争をするまでもなく
全面降伏するしかないとの情報が流れ
各国の軍上層部は焦りを隠せないでいた中
小惑星にエンジンを取り付けた
究極の破壊兵器を巡り
日本と火星は木星圏を支配する地球連邦政府との間で
後に火星事変と呼ばれる戦闘がついに発生する
多くの命が失われ
特に地球艦隊は8割を失う結果となったが
影の政府のメンバー達の軍事企業は火星事変により
莫大な戦時特需に沸きその資金力で
戦争で疲弊した企業を次々に傘下に置き
地球圏の企業の大半を自らの物とし
残る日本圏と火星圏のすべてを自らの支配下に置くべく
次なる戦争の準備に入る
表向きには
太陽系連邦政府が創設され
地球圏・日本圏・火星圏の3か国が加わる
だがこれはかつて
第二次世界大戦後に創設された
国際連合と同じで
単なる寄り合い所帯で
統一された政府機関や独自の軍隊も持たない
地球・日本・火星の対立で
混乱が予想されたが
ふたを開けてみると
財政面や技術・物資・軍事的な面でも
地球は日本や火星に大幅な譲歩を示し
3か国の関係は良好なスタートを切った
だが戦争による傷跡は深刻で
火星は住民全てが宇宙空間に避難
破壊を逃れた宇宙船やスペースコロニーだけでは収まらず
軍艦などにも収容したが収容能力の数倍を超え
物資や食糧不足は飢餓寸前の状態に
目の前の火星は戦闘で火星と木星の衛星が衝突し
二つの星は融合し新しい星が誕生した
新火星は地球と同じ大きさと重力を持ち
テラホーミングを進めれば
地球と同じ環境を作り出す事も可能になる
だがそれには莫大な資金と数十年の年月が必要になる
火星の住民にはそれだけの年月を待つだけの時間も資金もなく
一時的な支援だけでは解決出来ない問題が発生していた
そんな中太陽系連邦議会に一つの解決策が示された
表向きは太陽系開発企業である影の政府のメンバーが
火星を数十年掛けてテラホーミングをする為の
資金と物資を提供する
その見返りに火星の鉱物資源の半分と
未だに進まない
土星圏・天王星圏・海王星圏・淳惑星群が存在する太陽系最遠方圏への
開発の為の人的資源を移民と言う形で火星から提供して欲しいと提案された
移民の為の資金・食糧・居住施設を含む物資の全てを30年間に渡り提供すると約束された
計画を受け入れた火星の住民達から
戦争により発生した
敗残兵や脱走兵が集団で艦隊を組み
ゴースト艦隊と呼ばれる
私兵集団が
開発中の木星圏への輸送船団を襲っていた
木星の基地にも何度か襲来しており
開拓が進まない原因の一つで
火星政府は火星艦隊の5分の4を
移民先への駐留艦隊として派遣する事を決定したが
4つの移民先への長い航路の安全を確保するには
火星艦隊だけでは足りず
地球艦隊はすでに8割が失
残された艦艇も激戦で傷つきとても
海王星よりも更に遠い太陽系辺境などへの航海に耐える
艦は存在せず・多くの人材を失い
再建には数十年が必要とされた
そこで軍関係の人的被害が最も少ない
日本艦隊に白羽の矢が立ち
日本政府は国民投票の末これを受け入れ
以後日本艦隊は軍の艦艇を大型間の建造をやめ
航路パトロール向けの高速型の中型艦艇を中心に配備した
土星圏・天王星圏・海王星圏への移民は
ゴースト艦隊の攻撃を排除しながら進み
太陽系最果て冥王星よりさらに遠くの
多くの準惑星が発見されたエリアへの
移民が後1年後に迫った時
木星の衛星から複数のステルス艦が
移民予定の準惑星に向け秘かに出航した
調査船とは違い
その船には非放射能型の核ミサイルを始めとする
攻撃兵器を満載していた
目的は移民先の星に存在する生物
バクテリアを始めとするすべての生物
知的生命体が残した遺跡を含む
全てを木星・土星・天王星・海王星で
移民に先駆け排除して来た
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思えばこの部隊は
アメリカ開拓時代から
先住民を同士討ちさせ
数が少なくなった所を殲滅し
生き残りを居留地に押し込め
広大な土地を手に入れてきた
それは宇宙時代も同じで
月や火星でも先住民の痕跡を全て消してきた
影の政府は火星が地球と同じ重力の星に
生まれ変わった時から
太陽系大戦の計画を進めてきた
火星の住民と火星の艦隊の大半を
植民惑星の護衛として火星本星から引き離し
その間に急速に火星を人類が住めるように
テラホーミングする
だが人類が住めるまでになった時
太陽系大戦は開始される
土星・天王星・海王星に送られている
太陽から集められたエネルギー供給網を停止させ
これらの星に駐留している火星艦隊を足止めして
同時に中型艦艇ばかりで常に2.3隻で行動している
日本艦隊を多数の大型艦の地球艦隊が攻撃
各戸に撃破して全滅させ
地球艦隊の主力は
一気に火星を占領する
残された少数の火星艦隊など問題ではない
仕上げに移民星に残された火星艦隊を
各戸に攻撃全滅させる計画を立ててきた
だが彼らに取り
地球を失った事は
トラウマとなっていた
太陽系最果ての地域に達した彼らは
目の前に惑星とその周りを回る3つの月を見て
(地球・・・)
『そうだ
凍り付いているとは言え
重力は0.98G
重力は人類が移住するのに適している』
【しかし幾つか見えるあの光は
先住民が居ます
やはり攻撃しますか?】
『当然だその為にこそここにきた』
(しかし分からない事が在ります
火星が在るのに何故この星が必要とされるのですか?)
『第三次世界大戦で我々は地球を失った
もし太陽系大戦で火星を失えばどうなる?』
(なるほど同じ失敗は繰り返さないという事ですか)
『そうだだからこそ我々安全作業員が必要とされているのだ
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(攻撃準備完了)
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【あらすじ】
「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
(……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。
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