愛人少年は王に寵愛される

時枝蓮夜

文字の大きさ
8 / 9

愛人生活

しおりを挟む
  僕が陛下へいかの本当の愛人となって、もう一年が過ぎた。夜のお召は週に一回から三回で落ち着いている。
  お妃様とも同衾どうきんなさって、お子様をなさなくてはならないので毎日お召というのはない。お妃様とも仲睦なかむつまじいご夫婦でもいらっしゃるしね。

  この一年で体はすっかり、どこもかしこも陛下へいかに愛されるのは気持ち良いと教えこまれてしまった。舌を絡めて擦られるのも、乳首を弄られるのも、ペニスをしごかれるのも、アナルを陛下へいかのペニスで穿うがたれるのも全部、だ。

  体位も、あらゆるものを仕込まれた。後ろから、前から、横から、騎乗位、坐位、椅子に座った背面坐位などなど。

  僕が貴族として表に出る事は一切ないが、政治などの教師を付けてあらゆる知識も以前以上に与えて下さるようにもなった。

  今、僕は満ち足りている。

  長い激しい口吸いに酔わされ、くたりと陛下へいかの体にもたれ掛かってしまう。すっと抱き上げられ、ベッドへ降ろされると服も下穿きもすべて剥ぎ取られてしまった。

「ん。もっと…、舌吸われたいの」

「ふ。なら、そなたが私のころもを脱がせよ」

  僕は望み通り舌を絡めて頂いてぽうっとなった頭で、陛下へいかころもを脱がせてゆく。逞しい胸筋が露わになり、続いて引き締まった下腹部が露わになる。上衣をなんとか脱がせると、下衣と下穿きは陛下へいかの協力があってベッドの下へ落とす。

  銀の細い糸をお互いの舌先に張りながら、ゆっくり離れる。

「アナルを解す間、そなたは私のペニスを口に含んで楽しんでおるか?」

「はい」

  僕は陛下へいかの唇にちゅっと口付けを落とすと、69と教えて頂いた体位になる。陛下へいかは下を好まれるので、僕が陛下へいかまたがる。

「ひあんっ」

  滅多にない、陛下へいかの口淫が同時に下半身を襲う。アナルをくちゅくちゅと指で解されながら、ペニスを口淫される気持ち良さに甘い高い声が漏れてしまった。

  あっ、あ…っ。気持ち良いっ。こんな…、こんな激しく口淫されながら陛下へいかのペニスを口淫なんて無理ぃっ。

  亀頭を重点的に舌と口で責められる。そうしながら、アナルを指一本でくちゅぐちゅと掻き混ぜられて擦りあげられる。解れるほどに指が増やされ、指は3本に増えるまでしっかり解されるが…。

「あん、あっ、あっ!だめ、前立腺、コリってっ!あ、イちゃ…、イちゃうっ、ぁあんっ」

  結局、僕がアナルを解されながらペニスを口淫して頂いただけになった。だけど、陛下へいかは僕が射精するまで口淫を止める事はなさらなかったよ。

「っん、ふ・は…。これでゆっくりアナルでのセックスに集中できよう?今夜はたっぷりと、そなたの腹の中に精を受けてもらうぞ」

「はあー…、はあー…、はあ。ちょうだい、奥にたっぷり」

  僕は目の前でそそり勃っている、陛下へいかの血管が浮くほど大きくなったそれに舌を絡ませる。今からこれがアナルに入るのだと思うと、とてもドキドキする。

◇◇◆

「ひあ…っぁあっ」

  四つん這いにされ、よく解されたアナルにズブリと一息に挿された熱い楔。背も首も反り、その激しい一突きを根本まで受け入れる。

「相変わらず、細く締まりの良いアナルよ。いつまでも処女のように啼くのはたまらないな」

「ひうっうっっ、んっはあぁあ?!」

  臀肉しりにくを鷲掴みにされ、左右に割かれながら2度、3度大きくて長いペニスを挿送させて馴染ませると、がつがつと結腸を出入りして責め立てられる。

「ひ、ひあっ、あん、やっ、激しっ」

「ああ、やっと本気で愛でられるほどココが私の寵愛に馴染んだと思うからな。もう加減はせぬ。
  癒やしの魔法も覚えたしな。加減する理由がない」

  足首は陛下へいかの腕にかけられており、崩折れて逃れる事もできない激しいピストン。

  僕は無事に今夜の寵愛を、アナルで受け止め切る事ができるんだろうか…?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

騎士は魔王に囚われお客様の酒の肴に差し出される

ミクリ21
BL
騎士が酒の肴にいやらしいことをされる話。

【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった

cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。 一途なシオンと、皇帝のお話。 ※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。

【完結】王弟殿下の欲しいもの

325号室の住人
BL
王弟殿下には、欲しいものがある。 それは…… ☆全3話 完結しました

【完結】僕は、妹の身代わり

325号室の住人
BL
☆全3話  僕の双子の妹は、病弱な第3王子サーシュ殿下の婚約者。 でも、病でいつ儚くなってしまうかわからないサーシュ殿下よりも、未だ婚約者の居ない、健康体のサーシュ殿下の双子の兄である第2王子殿下の方が好きだと言って、今回もお見舞いに行かず、第2王子殿下のファンクラブに入っている。 妹の身代わりとして城内の殿下の部屋へ向かうのも、あと数ヶ月。 けれど、向かった先で殿下は言った。 「…………今日は、君の全てを暴きたい。 まずは…そうだな。君の本当の名前を教えて。 〜中略〜 ねぇ、君は誰?」 僕が本当は男の子だということを、殿下はとっくに気付いていたのだった。

いくら気に入っているとしても、人はモノに恋心を抱かない

もにゃじろう
BL
一度オナホ認定されてしまった俺が、恋人に昇進できる可能性はあるか、その答えはノーだ。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

結婚間近だったのに、殿下の皇太子妃に選ばれたのは僕だった

BL
皇太子妃を輩出する家系に産まれた主人公は半ば政略的な結婚を控えていた。 にも関わらず、皇太子が皇妃に選んだのは皇太子妃争いに参加していない見目のよくない五男の主人公だった、というお話。

特等席は、もういらない

香野ジャスミン
BL
好きな人の横で笑うことができる。 恋心を抱いたまま、隣に入れる特等席。 誰もがその場所を羨んでいた。 時期外れの転校生で事態は変わる。 ※エブリスタ、ムーンライトノベルズでも同時公開してます 僕の居場所も、彼の気持ちも...。 距離を置くことになってしまった主人公に近付いてきたのは...。

処理中です...