乙女ゲームの隠れチートモブ〜誰も知らないキャラを転生者は知っていた。〜

浅木永利 アサキエイリ

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第0章 二幕 アカネと聖剣

3話国王と対面、そして魔族のご退場。

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ここはエラートナ王国 王都のど真ん中にあるエナトラ城。 要は王城と言われるものだ。

今の状況を一言で表すと。

   貴族ってめんどくせぇ。

今現在。本来なら本編で起きたことが起きている。

実を言うとこのゲーム。3シリーズ続いているのだ。

Iでは勇者の力を手にした主人公という名のスキルの才がない落ちこぼれが学園で覚醒し,【勇者】というスキルを手に入れて始まる。

そしてIでは王国の裏にいた魔族のソラ、天災ノ一柱 ジンと反逆をしようとしていたソール伯爵家のアニアス ソールが倒される。

主なイベントはアサネとユラと出会うイベント,夏の海,体育祭、学園祭、入学式、テスト、試験、修学旅行、交流試合、武神祭[戦い]、生徒会選挙、内政による争い,祭り,舞踏会、王様謁見、王女の病気治し、黒幕と会う,そして,ボス戦。

その後エピローグと黒幕の謎シーン。

II作品目は主人公は二年生になり,今回のボスは魔族の中では上の侯爵クラスが3名、公爵クラスが2名現れるのと,公国と戦う。

公爵クラスには一度逃げられるが,侯爵クラスはなんとか仕留め切る。

主なイベントは、セイラと会う、試験、ダンジョンでの試練、同じクラスの子爵家光の聖女トーナがアスラ帝国に攫われ,勇者が帝国へと向かい,攫ったやつと戦う、公爵クラスの魔族と相対する、公国と戦争、魔族と戦う。

エピローグ後、黒幕と,何者かが話す。

Ⅲ作品目という名の最終章。
三年生で学園最後の年であり,今回のボスはもちろん,魔王、、、と裏ボスである。

裏ボスはなんと帝国の皇子皇太子のアルカム第一皇子。

魔王と話していたキャラで魔王以上の化け物。

推定レベルが110で,スキルは【崩壊】で世界を混沌とさせる。反則キャラ。

そして最後には勇者スキルと聖剣を犠牲に主人公が裏ボスことアルカムを討伐し,世界の英雄へ、、、

そんな最後のイベントは王女に感謝される,公爵クラスの魔族を全員討伐、試験、最後の試練、勇者の秘密を知る、聖剣の秘密を知る、最後の勇者覚醒、死者蘇生をする[これで勇者スキルが消滅]。
そして魔王討伐と,アルカムの討伐。最後にヒロインみんなと勝ったぞーとハッピーエンド、、、。

と言う感じだ。

そう、思い出してほしい。魔族のソラを。

彼が暗躍したのは王城、、、彼が王女を病気にした張本人で、本来ならとっても強い。

なぜなら王女の力を取り入れているからだ。

そう、本来ならそうなっていたのだ、、、


時を少し戻し、王城についたダルカナことアラルは国王陛下の準備を待っていたため,来客用の部屋で待っていた。

(暇~、、、脳内で一人暮らしをしてても時間が全く進まない、、、)

そう思っていると一人の老人が現れた。

彼は外務大臣のスカイ ローズル子爵。

高い政治力を買われ、外務大臣になった男だ。

そう、彼の一言は俺をガチギレされるには十分な言葉だった。

「ふん、こんなチビが魔王様に勝てるわけない。ただの杞憂だったか。」

(魔王、、、こいつ、、、魔族か。人に化ける魔族か、、、俺も、ついに警戒、、、、、、、、、ア?)

正直,こんな老害,死んでも誰も何も言わないだろう!

そう自己完結し,唱える。

「、、、怒天術式 サタン」

「む?」

魔族、ソラはこちらを見る。何か呟いたのが聞こえたのだろう。だがもう遅い。

彼の敗因を言うとしたらこうだろう。

俺にチビと言ったことだ。

また自称A級冒険者もこの言葉を言って,無様に殺された。

その術式名を言った途端、俺の勝ちは確定なのだ。

刹那,ソラが圧殺された。

怒天術式 サタン。それは重力魔法の比ではなく、そこに入れば一瞬で一万回は死ぬほどの圧力がかけられる。

それと同時に悲鳴も聞こえた。

、、、はぁ、、、これは俺のやることじゃないのだがな、、、

そう思ってこれから起こる事態を予測しながら、国王を待つことにした。

数分後、準備が終わった国王が嬉しそうな顔で現れた。

王女、、、愛娘の病気が治って嬉しかったのだろう。

だが、それは僕のいる部屋に入った瞬間驚いた顔に変わった。

そりゃ入った瞬間こんな化け物の死んだ顔を見たら驚くよな。

この世界は魔族と言えど、消えることはない。討伐証明にはなるから、僕的には全く問題ないのだが。

「、、、ダルカナ殿よ、、、これは貴殿がしたことかね?見たところうちのスカイと似てるようだが、、、なぜ魔族の角が生えたまま死んでいるのだ?」

「あぁ、先程な、この老害にチビと言われて,キレて最高峰の一撃を喰らわせたんだが、、、偽装だったみたいでな?元から魔族だったようだ。」

「ふむ、、、死んだのは数分前?そういえばアスナも同じような時刻に目を覚ましたような、、、」

「国王、、、非常に申し訳ないのだが、、、その考察は私が帰ってからしてもらってもいいかな?嫌な予感がしてな。」

「ふむ、、、わかったある程度質問したら帰っても良い」

「わかったその質問を言える範囲で答えよう。」

「頼むぞ。では一つ目、お主はいつから冒険者に?」

「冒険者になったのは三年前ですね」

「ふむ、結構早いのだな、、、」

「次の質問だ。二年前、タトラナ子爵領で天災の六厄神を倒したのは事実か?」

「ええ、本当のことです」

「ふむでは次の質問にーーーーーーーーーー」

そうやって質問が続いていった。好きな果物は?や、好きなタイプは?とか、伯爵家壊したのは?とかだった。

「では、次が最後の質問じゃ。」

「はい、どんと来てください!」

「二年前、トーナの姉を生き返らせたのはお主か?」

「、、、ええ、確かにそうですね。」

否定はしない。逆にどうしたら俺以外にできるんだよって思う。

「それは誰にでもできるのか?」

「断言します。不可能です。魔法の理論すら不明で、魔力すら出鱈目でないといけないのですから。単身で使えるとしたら、魔王か、僕くらいでしょうね。」

微笑んで答える。

「お主、、、それはlevelが100超えとるというのか?」

「察しのいい国王ですね!教えましょう。私の今のステータスを!」

そうして僕は偽装したステータスを見せる。

ーーーーーーーーーー
ダルカナ  level500【0】秘匿
男の子 
スキル 【大罪 戦神】秘匿 冥天魔法 魔力操作 魔力感知 索敵 解呪 並列思考 分身 声帯変換 姿偽装 鑑定隠蔽
武器 神剣 幻死蒼剣
   【天双剣  アタルカ
   神銃   アザトス】秘匿
魔法 光以外全部特殊魔法も可能。
称号 ダンジョン踏破者 SSS級冒険者 賢者 六厄神の天敵 死者蘇生をした男 王国最強 
ーーーーーーーーーー

僕はすでに9999まで折り返し地点を超えていた。

「、、、こりゃ、勝てなくても仕方ないかの。」

これでバレたら終わりだからな。

「さて,もう質問は終わりじゃ、かえって良いぞ。」

「待て、最後に俺からも一つ質問いいか?」

「ん?まぁ、いいじゃろ、なんじゃ?いってみるが良い」

「あぁ、何故俺があいつの姉を生き返らせたと思った?」

「なんじゃ、そんなことか?それはの、勘じゃよ。王のな。」

「なるほど、じゃあ,ようがあれば指名依頼で。五枚の大金貨で手を打ってやる。」

そう言って、俺は自分の家へ帰った。
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