乙女ゲームの隠れチートモブ〜誰も知らないキャラを転生者は知っていた。〜

浅木永利 アサキエイリ

文字の大きさ
52 / 57
一章5幕 王族と舞踏会、そして子爵級魔族

プロローグ 舞踏会?武道会?どちらですか?

しおりを挟む
なぁ、久しぶりに遊ぶ友達をどうやってお前らは誘う?ちなみにこの世界にスマホなんて便利なものはねぇからなんて言葉をかけるか考えてくれ。まぁ、、、

「そこまでむかうしかないよな。あ、もちろん転移でね」

そういいながら、僕は神聖皇国に転移するのだった。

《side青町》

私は何一つ得ることが出来なかった。
私の生徒の大体は判断を見誤り、何人もの生徒が居なくなった。そして取り返すはずだった永利くんの親友、、、白上くんも、、、居なくなってしまった。残る人は非戦闘職の女子達10人と、まだ戦いが素人の5人に私、、、頼れるのは私だけだった。

「私が、、、頑張らないと、、、」

私は新たな案を考えようとした時、急に神殿に警鐘が鳴り響いた。
みんなが慌てて、私が落ち着かせに行くと、目の前にいたのは、取り返そうとしている張本人、菅原永利、、、その人だった。


《》

「さてさて、みんなお久~って、天さんと依芦花さんはそーでもないか。お、青町先生~はい!お届け物~それ丁寧にね?最悪壊れちゃうからさ~」

俺は神聖皇国の神殿に堂々と不法侵、、、お邪魔し、青町先生を見つけると、ある奴を渡す。

「え、し、白上君!?横山くんも、み、みんな、、、」

そう、俺が渡したのは親友、白上黄土、横山と、その他大勢だ。何故殺したのに生き返らして渡しに来たか?思い出して欲しい。青町先生はなんで生きてる?言っただろ?もう誰も死なせないってな。ん?あぁ、クレアとかアサネを襲ったやつ以外な。まぁクズは大体殺したが、俺のために、、、友のためにわざわざ危ない橋渡ったやつを見殺しには出来ない。それは俺の意思じゃなくとも、多分、結果的にはこうするだろう。僕という存在ならだが。

「さて先生。わざわざここまで俺が来た理由わかるか?あんたが必要だからだ、、、頼む!舞踏会に出てくれ!」

「へ?舞踏会??」

先生が素っ頓狂な声を出してしまう。いや、無理も無いだろう。なんてったって、最初この知らせきた俺ですらびっくりしたんだからな。

「いやぁ、最初はアサネでも誘おうかと思ったんだけど、、、」

【1日前】

「え?師匠何言ってるの?私これでも一応死人よ?」

「いやそうだけど、、、そろそろ良くないか?最悪【事変改変】を頼めばいいだけだろ?」

「師匠、、、それは少しでも不可解な点があればすぐに解ける能力でしょ?それに永都もまだ未熟って、師匠が言ったんでしょ?」

そう、本来このストーリーで生きていないはずの人物が2人。トーナの姉と、アサネだ。トーナの姉は秘密裏だったからまだ家族だけが知っているだけの為、情報統制はどうとでもなる。ただアサネはかなり多くのところで噂になり、割と死んだことが有名なため、表に出ることが不可能に近いのだ。

【】

「てなわけで、他の奴らは色々怖いから、一番マシな先生に助けを求めたってわけだ。」

まぁもう1つ大きな理由があるが、それは黙っておこう。その方が助かる可能性が高いからな、、、

「ま、まあ、貴方と話したかったのでいいのですが、、、他の子達は、、、」

先生が言いたいのはこいつらの安全についてだろう。先生が離れている間に何かあっては行けないからだ。

「まあそう言うと思ってな。先生、、、最悪誰か1人お願いします。」

俺はその事の重大さを理解していたため、秘技 スーパー土下座を繰り出す。先生も流石に驚いて、あたふたしながら、委員長 斎藤 あやめを選出した。

「いやぁ、本当にありがとうございます~じゃ、先生、、、行ってきますね~」

俺はそう言って、あやめさんを連れて、王城へと転移した。

俺はいつも通り、王城へ顔パスで入ると、国王の間へと行く。

「フィン国王陛下。この度は王女 レナ エナートラ様の誕生日会への招待ありがとうございます。」

俺が何故こんな事を言うのか、、、それは、、、

「ふぉっふぉっふぉっ。よせアラルよ。いや、未来の国王陛下よ。」

「え、永利君王様になるの?!」

そう、この国王俺に出て欲しくなくて勝手な婚姻を始めようとしてやがるんだ、、、どうやら学園長さんがこの前の事を言ったらしく、絶対に残ってもらうべく、勝手な婚姻、、、いや、ストレートに言おう、、、政略結婚しろと言ってきた。

「んなわけねぇだろ。だいたい俺は好きな人がいるってどれだけ言えば気が済むんだよ。流石に何回もやられれば俺も立場関係なく話し合いをしなきゃだからなぁ?」

俺はそう言って、国王にあるものを出す。

「そ、それは!今大人気の浅木商会のケーキ食べ放題の券!?お、王族ですらまだ取れないその券をなぜ貴殿が?!」

ふっ、まんまと食いついたな。前回も似たようなので罠に引っかかったのを覚えていないようだな、、、

「国王陛下、、、今ならこれ、、、10枚差し上げますよ?」

なんで俺がこんなに持ってるか?商会の名前を見てみろ。どー見ても既視感しかない名前だろ。その通りだ。あいつの商会だ。だから毎回無理言って貰ってるんだ。これくらいしないと国王の暴走が止まらないからな。

「く、、、わかった。今回はこれがあるからな、、、とりあえず婚約の話はなしだ、、、まぁ、わしの娘の顔を見て決めてくれてもーー」

「いや無理だが?まぁ、王女様の誕生日会だから楽しませてもらうよ。あ、国王陛下?背後気をつけた方がいいぜ。」

「えっ?何がーー」

カンッ!

何か王様に当たったみたいだが、俺には関係ない、、、いや本当に、、、別に振り返ったらトーナとかユラが殺気立った目で国王を見て、ルシアルカがアルミの塊を投げたわけじゃない、、、多分、、、俺の想像であることを信じるか、、、

そう思いながら俺はその場から逃げるように去った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚

熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。 しかし職業は最強!? 自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!? ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。

転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?

スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。 女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!? ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか! これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。

桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。 だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。 そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。 異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。 チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!? “真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~

ちくでん
ファンタジー
「なぜあなたは、私のゲーム知識をことごとく上回ってしまうのですか!?」 魔物だらけの辺境で暮らす主人公ギリアムのもとに、公爵家令嬢ミューゼアが嫁として追放されてきた。実はこのお嫁さん、ゲーム世界に転生してきた転生悪役令嬢だったのです。 本来のゲームでは外道の悪役貴族だったはずのギリアム。ミューゼアは外道貴族に蹂躙される破滅エンドだったはずなのに、なぜかこの世界線では彼ギリアムは想定外に頑張り屋の好青年。彼はミューゼアのゲーム知識をことごとく超えて彼女を仰天させるイレギュラー、『ゲーム世界のルールブレイカー』でした。 ギリアムとミューゼアは、破滅回避のために力を合わせて領地開拓をしていきます。 スローライフ+悪役転生+領地開拓。これは、ゆったりと生活しながらもだんだんと世の中に(意図せず)影響力を発揮していってしまう二人の物語です。

処理中です...