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五章
生ゴミの意外な処理法
しおりを挟む言いたいことを言い終えたゲンさんは、何かを決意したように立ち上がるとホワイトラビットに向けてタコ糸を繰り出した。
一度こちらを振り返り「見ててくれよ」と言わんばかりの視線を送って来ます。見てますのでそちらへ集中してくださいねと目配せしておきましょう。
こういうのは同じ経験を積んだ人が近くにいるとやる気も変わって来ますからね。
最大MP/mしかタコ糸が伸ばせない関係上、距離を詰めなければいけないのでどうしても近接戦に持ち込む必要がありますからね。
私のように持ち上げて抱き寄せてみては? と提案しましたけど、それは却下されてしまいました。
何故か聞いて見たところ、どうにも本人的には絵面が酷いとの事で、これ以上のイメージ低下は避けたいとの事でした。
彼に何があったのかは良く知りませんが、強く生きてください。心の中でそっと応援して状況を見守ります。
動き出しは良い。
地面を伝って伸びた糸がホワイトラビットを捕捉して身動きを封じる。
しかしホワイトラビットもただでやられてやるほど優しくはない。ここから振り返りざまの《魅了の魔眼》。
ゲンさんはいつもここで失敗する。
だが、パターンを読んでいたのか彼はその瞬間を待っていた。
瞬時にタコ糸で布を構築して顔に被せた。上手い!
……というか、そんなことしてる暇があるんならさっさと瞼を縫い付ければいいのに! と思わなくもないけど、昨日呼びかけて今日始めたばかりの素人にそこまで求めるのは可哀想だろう。
なので「初めてにしてはうまく行った方だよね」と賞賛の拍手を送った。
「ナイスです。後は待つだけですね」
「ありがとよ。こっからが長いんだけどな」
「後は息ができないように鼻や口を塞ぐなどすれば時短が望めますよ?」
「あんた見た目の割には結構エグいよな?」
「まぁ。刃物で滅多刺しにして倒すのとどちらがエグいのでしょうか? それにタコ糸には殺傷力は微塵もありませんからね。その分のメリットがヘイトを稼がない事に収束するんですが」
「それで討伐してみせたってのが未だに納得いかないが、実際自分でやってみると……あれだな。案外できるもんだ」
「でしょう?」
思い込みで出来ないものだと思っている人は可哀想ですよね。
リアルでは仕方ない部分もありますが、ゲームですもの。もう少し楽しんだ方がいいですよね。
「……っと、加工完了だ」
「お疲れ様です。この調子でジョブLVを2まで上げてしまいましょう。
そのあとローズさんを連れてパワーレベリングに行きましょうか。ヒューマンLVが1のままですと色々容量が不足がちですしね」
「悪い、そうして貰えると助かる。しかしあのお嬢さんも意外と強いのか? 今のところ無駄飯ぐらいの印象しかないが」
あらあら、言われてますよ?
「あの子のジョブは、バトルコックの荷物を減らした上でそれを経験値に置き換える効果があるんですよ」
「へぇ……。そんなジョブあったっけか? 参考までに教えて貰えると変に構えなくていいから教えて貰えるか?」
「はい。ローズさんのジョブは猛獣使いです」
一瞬の沈黙。
そして考えをまとめた上で当たり障りのない言葉をひねり出してきました。
「あー……そっちも不人気ジョブだな。それがバトルコックと相性がいいと?」
「はい。ドロップ肉を餌とした時よりも、まるまる一匹の加工肉の方が食いつきが……成功率が高いらしいのです」
「ふむ。そりゃ切れ端よりも一匹の方が嬉しいよな。それで? 猛獣使いと言うんだ。MOBを操るまでは分かるんだがどうやって経験値を稼ぐんだ?」
そこが思い込みなんですよね。
とは言えローズさんの言い分を全部鵜呑みにするのも危険です。「そう聞いている」だけに留めて知らぬ存ぜぬで通しましょう。
「まずその時点で誤解があります」
「うん? MOBを操る訳ではないと?」
「いえね、彼女曰くお願いと言う名の命令を1つ課すことができるんだそうなんです」
「? ……言いたいことがよくわからん」
ええ。私も良くわかりません。
「つまり餌の効果範囲以内のお願い次第では思考……行動を絞った上でそれだけしか考えられなくなるバーサーカーモードになるそうですよ? 彼女の考えではそう捉えているようでした」
「なるほど……思い込みとかそういう系か。確かに使い方によっては強いな」
「はい。餌の質によってはまず相手にされませんが、それが対象の要望以上であればその命令は絶対となります。
彼女はそういうところが上手いんですよね。なので餌をあげて突撃しろだけではなく一匹でも多く道連れにしろって言ってますよ。お陰で二つ名が扇動者……彼女でしか出来ないジョブです。他人に勧められない理由はそこですね」
「ああ、あの子口は良く回る印象だしな」
「ですです」
雑談しながらも加工作業は続き、消費の加速化に伴い私も加工作業を手伝っていきます。量は取れどポイントが1なので散り積もと言えど足しになるかと言えば微妙なところですね。
そして行動開始から1時間を回った頃。
「よし、ジョブLVアップだ!」
「お疲れ様です。それでは場所を移動しましょうか」
「ここでやらんのか?」
「ここではせいぜい1~2でしょう? どうせならあと4ぐらい上げてカエル肉が加工できるところまで行ってしまいましょうか」
「4……その数字が示すところはなんとなく分かるが、必須容量は幾つだ?」
「単品で40Kからです」
「一気に増えるな。今30Kで余裕があると思ってたが、もしかしたら体力全振りの方がいいのか?」
「カエルで稼ぐなら100ぐらいは欲しいですね。まずはジョブLVを5まで上げて圧縮保存を覚えるまではカエルで稼いだ方がいいでしょう。ちなみに加工ポイントは10ポイントです」
「ポイント効率は悪いな。ウサギの10匹分か。その分の時間を考えればどっこいどころか損するまであるな」
「バッグ占有量的にも美味しくはありませんので加工肉を消費できる調理人は必要ですね」
「そういうことか。じゃあ、シグに移動するよう伝えてくる」
「はい。私の方もローズさんに食べた分働いて貰うよう伝えておきます」
「頼むぜ!」
場所は変わってエリア2。
食べに来ていた冒険者もそのまま付いて来てしまいました。
その光景に先に来ていた冒険者もギョッとしています。
どうやらあのBBQは初心者支援目的だと思われていたのでしょうね。少し迷惑そうにしている顔もチラホラと見かけました。
でも迷惑をかけるのはこれからなんですけどね。
一度ローズさんが暴れると混戦どころではない同士討ちが始まるのですよね。
と、その前に。
「ゲンさん、パーティを組みましょうか。そして加工できたお肉を優先的にローズさんに渡してください。あの子は体力全振りなので2つまでなら維持できますから」
「わかった。それじゃあ頼むぜ嬢ちゃん」
「あいよー。その前にお肉確保だね」
「先ほど大量に持っていったお肉は?」
「シグさんが全部捌いちゃったよ」
「あいつ後先考えないで調理してるな。素材がタダだからってよくわからなくなってるのかもしれん」
「まぁいいか。ここはポイント稼ぎと考えましょう」
「そうこなくっちゃ!」
私達は『パーティ:パワーレベリング』を結成。そのままゲンさんへ、ローズさんがこれからしでかす工程のお手本を見せることになりました。
本当ならウサギ肉で効果を見たかったのですが、人が集まりすぎた影響で全てを食肉にしてしまったのはこちらの落ち度ですかね。まさかローズさんが手持ちの素材を全てシグルドさんに渡すとは思わず……いえ、信用し過ぎた私も悪いですね。なんならここに来てから渡せばよかったとか今言っても仕方のない事です。
「それではここからは応用編です。まず塩コショウでカエルに使用すると、その体積の大きさから通常で消費1のところ、4になってしまいます。これらを漬けダレで選択しますと……はい、12消費しました。カエルに使うのは初めてでしたが、だいたい消費量が倍化される事を覚えておきましょう」
ドス黒くなったグリーンフロッグは何事もなかったようにぴょんぴょんと跳ねていき、水辺にその身体を浸したところで漬けダレの効果が発動! 光になった。
もちろんMPを10消費して圧縮保存。
それでも4Kの容量を取ってしまうのはなんとかしたいところですね。
「漬けカエル成功。ローズさんよろしくね」
「オッケー。さぁさぁかわいいカエルちゃん達、美味しいお肉をあげましょうね。そうそう、いっぱい食べていいのよ。でもその前に一つお姉さんのいう事を聞いてくれるかな? うんうん、食べながらでいいから聞いてて? お姉さん今とっても困ってるの。君たちの仲間に肌が茶色くてとっても乱暴者なマッドフロッグっているでしょう? 今ね、お姉さんその人にしつこく迫られているの……」
何やら怪しい雲行きになったローズさんの会話術をよそに、私は追加でカエル肉を仕入れていきます。
世の中には物好きがいるもので、肉になるのであれば食べてみたいと言う人が、なんと一定数いたのです。
シグルドさんも乗り気で、各種1匹づつ仕留めて欲しいと仰ってましたので、ローズさんが口説いているカエルに塩コショウを振りかけて置きます。
正直このサイズを糸で倒すのは面倒なんですよね。近づきたくないと言うのが本音ですが。
ローズさんの口車に乗った勇敢なグリーンフロッグ達をLV差が1つ上のマッドフロッグに挑ませているところで、漬けダレと味噌ダレ加工のお肉を入手してそのままシグルドさんに出荷。
「お待たせしました。塩コショウのプレーンタイプは少しお待ち下さい……あ、今来ました。送りますね」
時間差でマッドフロッグも入って来ます。おかしいですね、茶色い方にはかけてませんでしたが。
ローズさんに聞いてみたところ「かなりの密着状態で相撲を取っていたので付着したのではないか?」と言う事です。
確定ではない分、確かな事は言えませんが、そう言うこともあるという事で覚えて置きましょうか。
早速調理を開始したシグルドさんでしたが40Kもある素材が同時に3体も来ててんやわんや。
数分後にクランメンバーを呼びつけて手伝いをさせていましたが良いのでしょうか?
尋ねたら「今日はここに客を取られて商売にならないからいいんだ。それよりもこっちの見聞が大事」ですって。
根っからの料理人て感じですね。
捌く人数が増えたといっても食べる人がいなければ消費はされない。
そう思っていた時期が私にもありました。
意外と美味しいらしいですね、カエルのお肉。私は生きて動いているのを目の当たりにしているので食べようとは思いませんが、食べた人の感想だと脂の乗ったホーク肉やズーと比べると淡白ですが、鶏に似た味がするようで、お吸い物や唐揚げなどが好評のようでした。
その分たべれない部分も多く、大量のゴミも発生してましたが、あれはいったいどう処理するつもりなんでしょうか?
まさか不法投棄?
なんと意外な解決方法がありました。
料理クランのクラメンさんがサブ種族でスライム種になり、ゴミを吸収した後に分解する事で経験値に変換するようですよ?
これでゴミは出ないし、スライムになった人も種族経験値が上がるしで大助かりらしいです。
このゲームってそういうところがファンタジーですよね。
前回は変なのが居たのでスライム種にいい思い出は無かったですけど使いようですね。私、つぎはスライムでも取ろうかな?
プルプルしてて見た目も可愛らしいですしね。
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