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第1章 暗い闇と蒼い薔薇
王子様のお役目 1
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あれから半月。
ユージーンは、だいぶ平常心を取り戻していた。
(あの執事とは特別な関係ではないそうだしな)
魔術師からの報告では、そう聞いている。
あの後、早速に調べさせたのだ。
それで彼女を盗み取ろうとする「誰か」が今のところいないと判断している。
よく考えれば、屋敷を訪れていた貴族の子息どもは、以前からずっと排除してきたのだった。
つまり、貴族階級に彼女の相手はいない、ということ。
可能性があるとすれば屋敷内の「使用人」だったのだが、それも抹消済み。
すなわち彼女に「恋しい男」など存在しないのだ。
それが、ユージーンの気分を良くしている。
彼女は会うと必ず怒っているものの、会話を拒否しているふうではなかった。
(全面的に俺を拒んでいる、ということではない)
それに、サイラスから言われたこともユージーンを落ち着かせている。
彼女の言う「好み」が、ちっぽけな問題だと改めて納得したからだ。
『女性はドレス選びの際などに、赤が好きだの青が好きだのと言います。ですが、だからといって赤しか着ない、青しか着ない、ということはございません。好みなどというのは、所詮、その程度のことなのですよ』
ユージーンが彼女の好みでなかろうと、たいした問題ではない、とサイラスは言いたかったのだろう。
確かに、その通りだと思った。
(あの娘も、食べねば死ぬという状況下であれば、好みでないものでも食べると言っていたではないか)
要するに、今はまだそこまで切羽詰まっていないというだけのことだ。
それしか道がない、となれば進むしかなくなる。
『あなたじゃなくてもいい』
思い出すたびに、呻きそうになるが、そこをグッとこらえた。
あの言葉は2度と聞きたくない。
だから、言わせない。
(俺でなくてはならんと、あの娘が思う状況にすればよいのだ)
そのための手立ては、サイラスが準備をしているだろう。
任せておけば間違いはない。
きっとうまくやってくれるはずだ。
彼女を正妃に迎えることだけを考えていればいいのだと思いつつ、ユージーンは目の前に積まれた書類に、ちらっと視線を投げる。
ため息をつきたくなるほどの量だった。
以前は、なんとも思っていなかったが、最近はどうにも気が滅入る。
時間が惜しいと感じるのだ。
貴族は、その爵位により領地の大きさや豊かさが違う。
その領地を統治することが貴族の務めとなっていた。
領地で起こった問題への対処、領民からの上申の対応、財政管理などが基本的に貴族の公務だ。
公務を午前中にすませ、午後は狩猟や乗馬など娯楽に時間を費やす。
貴族の生活は、だいたいこのようなものだった。
対して、国王は、その貴族らを束ね、国全体の統治をする。
とはいえ、規模も量も質も貴族とは比較にならない。
だから、宰相や大臣が手分けをして事にあたっていた。
国王は統治者であり権力者でもあるが、実務者ではないのだ。
ユージーンは、国王である父が、彼らの採択に口を挟むところを見たことがない。
報告を受け、うなずく。
疑問を投げかけることすら、ほとんどなかった。
国というのはそういうものであるのかもしれないし、国王というのもそうした立場にあるのかもしれない。
けれど、どうにも納得し難いものがある。
国王とはなんだ?という。
玉座に座り、うなずくだけでいいのなら、誰がそこに座ろうと同じ。
父でなくともかまわないのだ。
ならば、ぜんまい仕掛けの人形でも置いておけばいい、と思う。
そんな反発もあり、ユージーンはことさらに国の情勢について学んできた。
父が読むことのない報告書にも、すべて目を通すようにしている。
何が起き、誰が対処し、どんな結果になったか。
国庫の管理状態、貴族らの動向、諸外国の情勢。
一般報告書と合わせ、魔術師からの調査報告書も、ユージーンの元に提出させている。
ユージーンは王太子だ。
けして公務がないわけではない。
外交も含まれる王宮内での行事に、王宮の直接支配地である王都の視察、国王の代理として様々な催しの場への臨席。
貴族階級より遥かに公務の量は多く、午前中ですませることができない日も少なくなかった。
そんな中、公務外の報告書にまで目を通している。
自分で国を動かすには、国のことを把握しておく必要があったからだ。
自らで国を動かしたいとサイラスに相談してから、これらの報告書が手元に上がるようになった。
『知っておく、ということが、大事なのですよ、殿下』
サイラスに言われてからユージーンは「知る」ことを重視している。
知ってさえいれば不測の事態を減らせるし、対処もできるものだ。
突然、即位することになったとしても慌てることはない。
準備期間という無駄も省ける。
(しかし……多いな……これでは、あの娘がどうしているのかを確認しに行くこともできんではないか)
トントンと執務机を指で叩いた。
側に控えていた侍従が、何用かとユージーンに顔を向ける。
が、特に用事がある様子でもないことを察したのだろう、すぐに視線を下へと落とした。
(もう少し、選り分けさせたほうが良いかもしれん)
中には、本当にくだらない報告もあるからだ。
目を通す価値もない、時間の無駄としか思えない内容。
さりとて、それも「もしかする」という可能性を排除しきれない。
他人任せにすると、碌なことにはならないのだ。
肝心なことはサイラス任せな割に、ユージーンはそう思っている。
サイラスに関して言えば「人任せ」感がない。
自分と等しく認識していた。
(やはり、こちらから片づけるとしよう)
机の端に分けて置いていた報告書を手に取る。
公爵家に関する報告書だ。
レティシアの件にこだわり過ぎるのは、いささか自尊心が傷つけられる。
そのため、ユージーンはさっきまで意地でも「後回し」と決めていた。
その意地も自尊心も、長くは保てずにいる。
頭の中にレティシアが出てきて、どうにもならない。
早い話、ユージーンは彼女に会いたいのだ。
彼女はいつも怒ってはいるが、話すのが楽しかった。
ちょっとでも彼女に笑いかけてもらいたいと心の端っこで思っている。
機嫌を取るつもりなどなかったはずのに、どうすれば機嫌が取れるかなどとも考えている始末だ。
だから、目の前の大量の報告書にうんざりしている。
そんなことよりも、と思ってしまうからだった。
公爵家の報告書を、ぱらりとめくる。
たいして厚くはない。
外から集められることは、たかが知れていた。
とはいえ、屋敷内には大公がいる。
監視は気づかれているのだろうが、邪魔にならない程度だから放置されているだけなのだ。
あまり近づくと、監視役の魔術師を遠ざけられてしまう。
それでは、何もわからなくなる。
(資材の減少傾向により、屋敷の改装が完了間近と見込まれる、か……)
屋敷を訪れた際の玄関ホールを思い出した。
あのように大々的な改装を行うのであれば、まず別宅を設ける。
そちらに居を移したのち、手をつけるのが一般的だった。
しかし、公爵家が居を移す話など聞いていない。
おそらく生活をしながら改装を行っているのだろう。
そう予測したため、あの有り様に、ユージーンは驚いたのだ。
別宅を用意できないほど、金がないわけでなし。
(改装が終わったのなら訪ねても問題なかろう。内情を知るには、俺が出向くのが早い……あの娘を怒らせて、大公に殺されるかもしれんがな)
夜会での殺気は、思い出しただけでも背筋が凍る。
政で考えるのなら、そう簡単に王太子を殺せはしない。
ユージーンはただの王太子ではなく、王位継承者なのだ。
さりとて、大公に通じる理屈になり得ないのもわかっていた。
彼ほどの力の持ち主なら、この国にこだわる必要がない。
どこの国に逃げ落ちても歓迎されるに決まっている。
彼が、この国にとどまっている理由は、亡き妻エリザベートの故郷である、ということ以外ないのだ。
大公を怒らせるのは避けなければならないが、彼女には会いたい。
どうすべきかと考えを巡らせているユージーンの耳にノックの音が響く。
サイラスだとわかっていたので、すぐに返答をした。
扉を開いて、サイラスが入ってくる。
「屋敷の改装が終わるそうだ」
「殿下は屋敷を訪れたいと思われておいでかもしれませんが、それはあまり良い考えとは言えませんね」
「なぜだ?」
「口実を作るにも準備が必要ですし、仮に口実があったとしても、殿下があの娘に入れあげているという噂か立つのは避けられません」
むうっと、ユージーンは顔をしかめる。
さすがにそういう噂をされるのは許し難かった。
内心はどうあれ、外聞的に自尊心を傷つけられる。
「内情をお知りになりたいのであれば、より良い方法がございますよ」
しかめ面のユージーンに、穏やかな笑みを浮かべ、サイラスがそう言った。
ユージーンは、だいぶ平常心を取り戻していた。
(あの執事とは特別な関係ではないそうだしな)
魔術師からの報告では、そう聞いている。
あの後、早速に調べさせたのだ。
それで彼女を盗み取ろうとする「誰か」が今のところいないと判断している。
よく考えれば、屋敷を訪れていた貴族の子息どもは、以前からずっと排除してきたのだった。
つまり、貴族階級に彼女の相手はいない、ということ。
可能性があるとすれば屋敷内の「使用人」だったのだが、それも抹消済み。
すなわち彼女に「恋しい男」など存在しないのだ。
それが、ユージーンの気分を良くしている。
彼女は会うと必ず怒っているものの、会話を拒否しているふうではなかった。
(全面的に俺を拒んでいる、ということではない)
それに、サイラスから言われたこともユージーンを落ち着かせている。
彼女の言う「好み」が、ちっぽけな問題だと改めて納得したからだ。
『女性はドレス選びの際などに、赤が好きだの青が好きだのと言います。ですが、だからといって赤しか着ない、青しか着ない、ということはございません。好みなどというのは、所詮、その程度のことなのですよ』
ユージーンが彼女の好みでなかろうと、たいした問題ではない、とサイラスは言いたかったのだろう。
確かに、その通りだと思った。
(あの娘も、食べねば死ぬという状況下であれば、好みでないものでも食べると言っていたではないか)
要するに、今はまだそこまで切羽詰まっていないというだけのことだ。
それしか道がない、となれば進むしかなくなる。
『あなたじゃなくてもいい』
思い出すたびに、呻きそうになるが、そこをグッとこらえた。
あの言葉は2度と聞きたくない。
だから、言わせない。
(俺でなくてはならんと、あの娘が思う状況にすればよいのだ)
そのための手立ては、サイラスが準備をしているだろう。
任せておけば間違いはない。
きっとうまくやってくれるはずだ。
彼女を正妃に迎えることだけを考えていればいいのだと思いつつ、ユージーンは目の前に積まれた書類に、ちらっと視線を投げる。
ため息をつきたくなるほどの量だった。
以前は、なんとも思っていなかったが、最近はどうにも気が滅入る。
時間が惜しいと感じるのだ。
貴族は、その爵位により領地の大きさや豊かさが違う。
その領地を統治することが貴族の務めとなっていた。
領地で起こった問題への対処、領民からの上申の対応、財政管理などが基本的に貴族の公務だ。
公務を午前中にすませ、午後は狩猟や乗馬など娯楽に時間を費やす。
貴族の生活は、だいたいこのようなものだった。
対して、国王は、その貴族らを束ね、国全体の統治をする。
とはいえ、規模も量も質も貴族とは比較にならない。
だから、宰相や大臣が手分けをして事にあたっていた。
国王は統治者であり権力者でもあるが、実務者ではないのだ。
ユージーンは、国王である父が、彼らの採択に口を挟むところを見たことがない。
報告を受け、うなずく。
疑問を投げかけることすら、ほとんどなかった。
国というのはそういうものであるのかもしれないし、国王というのもそうした立場にあるのかもしれない。
けれど、どうにも納得し難いものがある。
国王とはなんだ?という。
玉座に座り、うなずくだけでいいのなら、誰がそこに座ろうと同じ。
父でなくともかまわないのだ。
ならば、ぜんまい仕掛けの人形でも置いておけばいい、と思う。
そんな反発もあり、ユージーンはことさらに国の情勢について学んできた。
父が読むことのない報告書にも、すべて目を通すようにしている。
何が起き、誰が対処し、どんな結果になったか。
国庫の管理状態、貴族らの動向、諸外国の情勢。
一般報告書と合わせ、魔術師からの調査報告書も、ユージーンの元に提出させている。
ユージーンは王太子だ。
けして公務がないわけではない。
外交も含まれる王宮内での行事に、王宮の直接支配地である王都の視察、国王の代理として様々な催しの場への臨席。
貴族階級より遥かに公務の量は多く、午前中ですませることができない日も少なくなかった。
そんな中、公務外の報告書にまで目を通している。
自分で国を動かすには、国のことを把握しておく必要があったからだ。
自らで国を動かしたいとサイラスに相談してから、これらの報告書が手元に上がるようになった。
『知っておく、ということが、大事なのですよ、殿下』
サイラスに言われてからユージーンは「知る」ことを重視している。
知ってさえいれば不測の事態を減らせるし、対処もできるものだ。
突然、即位することになったとしても慌てることはない。
準備期間という無駄も省ける。
(しかし……多いな……これでは、あの娘がどうしているのかを確認しに行くこともできんではないか)
トントンと執務机を指で叩いた。
側に控えていた侍従が、何用かとユージーンに顔を向ける。
が、特に用事がある様子でもないことを察したのだろう、すぐに視線を下へと落とした。
(もう少し、選り分けさせたほうが良いかもしれん)
中には、本当にくだらない報告もあるからだ。
目を通す価値もない、時間の無駄としか思えない内容。
さりとて、それも「もしかする」という可能性を排除しきれない。
他人任せにすると、碌なことにはならないのだ。
肝心なことはサイラス任せな割に、ユージーンはそう思っている。
サイラスに関して言えば「人任せ」感がない。
自分と等しく認識していた。
(やはり、こちらから片づけるとしよう)
机の端に分けて置いていた報告書を手に取る。
公爵家に関する報告書だ。
レティシアの件にこだわり過ぎるのは、いささか自尊心が傷つけられる。
そのため、ユージーンはさっきまで意地でも「後回し」と決めていた。
その意地も自尊心も、長くは保てずにいる。
頭の中にレティシアが出てきて、どうにもならない。
早い話、ユージーンは彼女に会いたいのだ。
彼女はいつも怒ってはいるが、話すのが楽しかった。
ちょっとでも彼女に笑いかけてもらいたいと心の端っこで思っている。
機嫌を取るつもりなどなかったはずのに、どうすれば機嫌が取れるかなどとも考えている始末だ。
だから、目の前の大量の報告書にうんざりしている。
そんなことよりも、と思ってしまうからだった。
公爵家の報告書を、ぱらりとめくる。
たいして厚くはない。
外から集められることは、たかが知れていた。
とはいえ、屋敷内には大公がいる。
監視は気づかれているのだろうが、邪魔にならない程度だから放置されているだけなのだ。
あまり近づくと、監視役の魔術師を遠ざけられてしまう。
それでは、何もわからなくなる。
(資材の減少傾向により、屋敷の改装が完了間近と見込まれる、か……)
屋敷を訪れた際の玄関ホールを思い出した。
あのように大々的な改装を行うのであれば、まず別宅を設ける。
そちらに居を移したのち、手をつけるのが一般的だった。
しかし、公爵家が居を移す話など聞いていない。
おそらく生活をしながら改装を行っているのだろう。
そう予測したため、あの有り様に、ユージーンは驚いたのだ。
別宅を用意できないほど、金がないわけでなし。
(改装が終わったのなら訪ねても問題なかろう。内情を知るには、俺が出向くのが早い……あの娘を怒らせて、大公に殺されるかもしれんがな)
夜会での殺気は、思い出しただけでも背筋が凍る。
政で考えるのなら、そう簡単に王太子を殺せはしない。
ユージーンはただの王太子ではなく、王位継承者なのだ。
さりとて、大公に通じる理屈になり得ないのもわかっていた。
彼ほどの力の持ち主なら、この国にこだわる必要がない。
どこの国に逃げ落ちても歓迎されるに決まっている。
彼が、この国にとどまっている理由は、亡き妻エリザベートの故郷である、ということ以外ないのだ。
大公を怒らせるのは避けなければならないが、彼女には会いたい。
どうすべきかと考えを巡らせているユージーンの耳にノックの音が響く。
サイラスだとわかっていたので、すぐに返答をした。
扉を開いて、サイラスが入ってくる。
「屋敷の改装が終わるそうだ」
「殿下は屋敷を訪れたいと思われておいでかもしれませんが、それはあまり良い考えとは言えませんね」
「なぜだ?」
「口実を作るにも準備が必要ですし、仮に口実があったとしても、殿下があの娘に入れあげているという噂か立つのは避けられません」
むうっと、ユージーンは顔をしかめる。
さすがにそういう噂をされるのは許し難かった。
内心はどうあれ、外聞的に自尊心を傷つけられる。
「内情をお知りになりたいのであれば、より良い方法がございますよ」
しかめ面のユージーンに、穏やかな笑みを浮かべ、サイラスがそう言った。
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