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第1章 暗い闇と蒼い薔薇
王子様の誤算 1
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なんだかもう、本当に。
意味がわからない。
これまでの人生を、丸ごとひっくり返されたような混乱に、ユージーンは陥っている。
今まで明確だった自分自身のことも、進むべき道も、まったく見えない。
自分はこんなに意志薄弱ではなかったはずだ。
女に期待などいだいていなかったはずだ。
王位に就くことだけを考えて生きてきたはずだ。
国王となり自分の手で国を動かすと思ってきたはずだ。
いくつもの「はず」が、頭の中にはある。
さりとて、それは「はず」であって、もはや過去。
現状、このすべての「はず」が、非常に不明確になっていた。
なぜなら、かつてのユージーンにとって重要だった事柄よりも重要なことができているからだ。
(彼女は、俺を嫌っておらんのか? ……死にかけたというのに……?)
小さなウサギの体で直立歩行。
ふさふさした手で顎を支え、うつむき加減でウロウロ。
塒にしている穴の手前で歩き回っている。
変化中なので睡眠も不要。
昨夜は「他の動物」から身を守るため、巣の中でじっとしていた。
が、今日は、じっとしていられない。
食べられるかもしれない、との不安が頭をよぎりもしなかったのだ。
(嫌いっぽくない……? っぽく、というのはなんだ? 意味がわからん……っぽく、というところを省略すれば、嫌いと否定語の”ない”が残るのだから……おそらく、嫌いではない、と……しかし……っぽく、というのが……)
ユージーンは真面目だった。
わからないことをわからないままに、自分を納得させることができない。
仮に「っぽく」というのが「ない」と同義の言葉だとすると。
嫌いでない、のではない。
二重否定となり、結果それは「嫌い」だということになる。
深く考えず「っぽく」を無視して、前向きにごく単純に「嫌いではない」で納得してしまえばいい。
思う気持ちもあるのだが、どうしても流してしまえなかった。
彼女の前振りが、あまりにあまりだったからだ。
『卑怯だし、最低だし、ムカつくし、ウザいし、面倒くさいし、好みじゃない』
どれだけ悪態をつくつもりか、というほど悪態をつかれている。
心に比例して、耳が後ろにペタリと倒れた。
(卑怯……? なにがだ? お前にとってはそうでも、俺にとっては”策”に過ぎん。最低……確かに俺はお前を死にかけるほど傷つけたのだからな。最低と言われてもしかたあるまい……だが、むかつく? うざい? なんだそれは……わからんが、おそらく同類の悪態なのだろうな……)
あげく、面倒くさいに好みではないと。
繰り返し言われなくても、わかっている。
とくに「好みではない」は、何度、言えば気がすむのか。
そうたびたび言われずとも、ちゃんと理解している。
心に刻まれている。
嫌というほど。
(やはり……嫌われているというのが正しい解釈のようだが……わからん! あれは、なぜあのように俺の知らん言葉ばかりを使う?!)
ウサギでさえなければ、逐一、問い質していたところだ。
ウサギであってでさえ「嫌いっぽくない」のところでは、彼女にできる限り訴えてみたのだが、まるきり伝わらなかった。
むしろ、笑われた。
(ぼんぼん……天然……よくわからんのは、お前の言葉だ……)
小さな体で、小さなため息をつく。
初めて会った日から、レティシアはユージーンを振り回してばかりだ。
頭の中を真っ白にするわ、混乱させるわ。
彼女の一挙手一投足に、ユージーンの感情は右往左往させられる。
重大な決定も深刻な決断も、彼女は笑顔ひとつで無意味なものにしてしまうのだ。
(俺が彼女の好みでないのは、よくわかった……あの写真の男……あれは誰だ? 見たことがない……が、見覚えがあるようでもある……)
歳は自分と同じくらいに見えた。
精悍な顔立ちで、甘いと称されているユージーンとは大違い。
真面目で誠実そうな顔つきには、どこか優しげな雰囲気もあった。
わざわざ比較する必要もないのだが、鏡に映した自分の姿を「わざわざ」思い出して比べてしまう。
泥沼に足を突っ込むようなものなのだけれど。
(……似ても似つかん……彼女は、ああいう男を好むのか……)
彼女に恋しい男はいないものだとばかり思っていた。
が、存在しているのだと知り、気持ちが沈んでいく。
泥沼どころか底なし沼だった。
実在した「理想の男」を前に、完全に打ちのめされている。
だいたい自分は、彼女に嫌われている、かもしれないのだし。
『心までをも、お望みであれば、打つ手はありません』
サイラスの声が、うっすらと聞こえた。
やはり、残された道は1つしかないのだ。
サイラスは、いつも正しい。
言う通りにしていれば間違いはない。
彼女には想う男がいるのだから、心を求めても無駄だろう。
もとより、わかっていたことだった。
自分は、彼女を殺しかけたのだから。
それほどに傷つけておいて心を求めるなどムシが良過ぎる。
自分の気持ちに気づいていなかった、というのは言い訳にはならない。
(……俺は、いつから彼女を好いていたのだろうな……)
正妃選びの儀の時には、彼女の気持ちになど無頓着でいられた。
大事なのは血筋だけだと、そう思っていた。
彼女自身も、彼女の心も、どうでもよかったのだ、本当に。
それが今では、この有り様。
実に恋とは恐ろしい。
レティシアの心が得られるのなら、なんでもしたくなる。
なにをしても無駄だと思いつつも、あがきたくなる。
彼女の笑顔や手の感触が忘れられなかった。
(父を愚かだと……その愚か者に成り下がっているのは誰だ……俺ではないか)
今なら、わからなくもない。
愛した女性を忘れられず、正妃を娶るのに十年を費やしたことの意味。
側室を娶らざるを得なかった父の苦悩。
同じ気持ちを知って初めてユージーンは理解していた。
女性に対する期待は捨て、愛だ恋だとの感情も否定し続けてきたが、レティシアに対する気持ちだけは捨て切ることができずにいる。
『あの娘のすべてを諦めるか、あの娘の心を諦めるか』
(わかっている! わかっているのだ、サイラス! だが……)
そっと、唇にふれてみた。
ふさっとした感触が伝わってくる。
けれど、思い出したのはレティシアの唇のやわらかさだった。
ウサギとして、ではあれど、口づけは口づけだ。
もちろんユージーンにとって、口づけなど初めてのことではない。
何度もしたことはある。
ベッドをともにする女性がいたのだから、あたり前だった。
ただし、あたり前でないことが、ひとつだけ。
(好いた女に口づけるというのが……あれほど違うものとは……)
ウサギの口とレティシアの唇を、ただくっつけただけのものだ。
口づけとは呼べない代物だったかもしれない。
なのに、やたらに心臓がバクバクして、気分が高揚した。
何度でも繰り返したくなる、そんな後を引くような口づけ。
人にふれることも、ふれられることも好まないユージーンの、初めての経験でもある。
(俺は、あれに嫌われているのか、嫌われておらんのか……)
こだわってしまうのは、そこだった。
と、不意にピカリと光明が差す。
あの「嫌いっぽくない」の前についていた言葉を思い出したのだ。
『そんなに』
底なし沼で溺れかかっていれば、藁どころか泥縄にだってすがるに違いない。
ぴこん…と、ユージーンの耳もといウサギの耳が立ち上がる。
(もし嫌われていたとしても……それほどではない、ということか……)
嫌われるにしたって、その度合いというものがあった。
まったく見込みがないのか、それとも。
人は手のとどかないものには手を伸ばさない。
が、手のとどく可能性がわずかにでもあれば、手を伸ばさずにはいられない。
(そうだ……俺はまだ、さほど嫌われてはおらんのだ)
ならば、もっと違う手の打ちようもあるのではなかろうか。
ユージーンは、彼女の心を諦めきれていないことに気づく。
彼女に笑いかけてほしかったし、ウサギではない自分とも笑いながら口づけをしてほしかった。
しんと静まり返った森の中、空を見上げる。
丸い月が見えた。
レティシアが見ていたら「餅つき」を想像したかもしれないが、それはともかく。
ユージーンには月の光が、希望の灯に見えていた。
意味がわからない。
これまでの人生を、丸ごとひっくり返されたような混乱に、ユージーンは陥っている。
今まで明確だった自分自身のことも、進むべき道も、まったく見えない。
自分はこんなに意志薄弱ではなかったはずだ。
女に期待などいだいていなかったはずだ。
王位に就くことだけを考えて生きてきたはずだ。
国王となり自分の手で国を動かすと思ってきたはずだ。
いくつもの「はず」が、頭の中にはある。
さりとて、それは「はず」であって、もはや過去。
現状、このすべての「はず」が、非常に不明確になっていた。
なぜなら、かつてのユージーンにとって重要だった事柄よりも重要なことができているからだ。
(彼女は、俺を嫌っておらんのか? ……死にかけたというのに……?)
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ふさふさした手で顎を支え、うつむき加減でウロウロ。
塒にしている穴の手前で歩き回っている。
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昨夜は「他の動物」から身を守るため、巣の中でじっとしていた。
が、今日は、じっとしていられない。
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(嫌いっぽくない……? っぽく、というのはなんだ? 意味がわからん……っぽく、というところを省略すれば、嫌いと否定語の”ない”が残るのだから……おそらく、嫌いではない、と……しかし……っぽく、というのが……)
ユージーンは真面目だった。
わからないことをわからないままに、自分を納得させることができない。
仮に「っぽく」というのが「ない」と同義の言葉だとすると。
嫌いでない、のではない。
二重否定となり、結果それは「嫌い」だということになる。
深く考えず「っぽく」を無視して、前向きにごく単純に「嫌いではない」で納得してしまえばいい。
思う気持ちもあるのだが、どうしても流してしまえなかった。
彼女の前振りが、あまりにあまりだったからだ。
『卑怯だし、最低だし、ムカつくし、ウザいし、面倒くさいし、好みじゃない』
どれだけ悪態をつくつもりか、というほど悪態をつかれている。
心に比例して、耳が後ろにペタリと倒れた。
(卑怯……? なにがだ? お前にとってはそうでも、俺にとっては”策”に過ぎん。最低……確かに俺はお前を死にかけるほど傷つけたのだからな。最低と言われてもしかたあるまい……だが、むかつく? うざい? なんだそれは……わからんが、おそらく同類の悪態なのだろうな……)
あげく、面倒くさいに好みではないと。
繰り返し言われなくても、わかっている。
とくに「好みではない」は、何度、言えば気がすむのか。
そうたびたび言われずとも、ちゃんと理解している。
心に刻まれている。
嫌というほど。
(やはり……嫌われているというのが正しい解釈のようだが……わからん! あれは、なぜあのように俺の知らん言葉ばかりを使う?!)
ウサギでさえなければ、逐一、問い質していたところだ。
ウサギであってでさえ「嫌いっぽくない」のところでは、彼女にできる限り訴えてみたのだが、まるきり伝わらなかった。
むしろ、笑われた。
(ぼんぼん……天然……よくわからんのは、お前の言葉だ……)
小さな体で、小さなため息をつく。
初めて会った日から、レティシアはユージーンを振り回してばかりだ。
頭の中を真っ白にするわ、混乱させるわ。
彼女の一挙手一投足に、ユージーンの感情は右往左往させられる。
重大な決定も深刻な決断も、彼女は笑顔ひとつで無意味なものにしてしまうのだ。
(俺が彼女の好みでないのは、よくわかった……あの写真の男……あれは誰だ? 見たことがない……が、見覚えがあるようでもある……)
歳は自分と同じくらいに見えた。
精悍な顔立ちで、甘いと称されているユージーンとは大違い。
真面目で誠実そうな顔つきには、どこか優しげな雰囲気もあった。
わざわざ比較する必要もないのだが、鏡に映した自分の姿を「わざわざ」思い出して比べてしまう。
泥沼に足を突っ込むようなものなのだけれど。
(……似ても似つかん……彼女は、ああいう男を好むのか……)
彼女に恋しい男はいないものだとばかり思っていた。
が、存在しているのだと知り、気持ちが沈んでいく。
泥沼どころか底なし沼だった。
実在した「理想の男」を前に、完全に打ちのめされている。
だいたい自分は、彼女に嫌われている、かもしれないのだし。
『心までをも、お望みであれば、打つ手はありません』
サイラスの声が、うっすらと聞こえた。
やはり、残された道は1つしかないのだ。
サイラスは、いつも正しい。
言う通りにしていれば間違いはない。
彼女には想う男がいるのだから、心を求めても無駄だろう。
もとより、わかっていたことだった。
自分は、彼女を殺しかけたのだから。
それほどに傷つけておいて心を求めるなどムシが良過ぎる。
自分の気持ちに気づいていなかった、というのは言い訳にはならない。
(……俺は、いつから彼女を好いていたのだろうな……)
正妃選びの儀の時には、彼女の気持ちになど無頓着でいられた。
大事なのは血筋だけだと、そう思っていた。
彼女自身も、彼女の心も、どうでもよかったのだ、本当に。
それが今では、この有り様。
実に恋とは恐ろしい。
レティシアの心が得られるのなら、なんでもしたくなる。
なにをしても無駄だと思いつつも、あがきたくなる。
彼女の笑顔や手の感触が忘れられなかった。
(父を愚かだと……その愚か者に成り下がっているのは誰だ……俺ではないか)
今なら、わからなくもない。
愛した女性を忘れられず、正妃を娶るのに十年を費やしたことの意味。
側室を娶らざるを得なかった父の苦悩。
同じ気持ちを知って初めてユージーンは理解していた。
女性に対する期待は捨て、愛だ恋だとの感情も否定し続けてきたが、レティシアに対する気持ちだけは捨て切ることができずにいる。
『あの娘のすべてを諦めるか、あの娘の心を諦めるか』
(わかっている! わかっているのだ、サイラス! だが……)
そっと、唇にふれてみた。
ふさっとした感触が伝わってくる。
けれど、思い出したのはレティシアの唇のやわらかさだった。
ウサギとして、ではあれど、口づけは口づけだ。
もちろんユージーンにとって、口づけなど初めてのことではない。
何度もしたことはある。
ベッドをともにする女性がいたのだから、あたり前だった。
ただし、あたり前でないことが、ひとつだけ。
(好いた女に口づけるというのが……あれほど違うものとは……)
ウサギの口とレティシアの唇を、ただくっつけただけのものだ。
口づけとは呼べない代物だったかもしれない。
なのに、やたらに心臓がバクバクして、気分が高揚した。
何度でも繰り返したくなる、そんな後を引くような口づけ。
人にふれることも、ふれられることも好まないユージーンの、初めての経験でもある。
(俺は、あれに嫌われているのか、嫌われておらんのか……)
こだわってしまうのは、そこだった。
と、不意にピカリと光明が差す。
あの「嫌いっぽくない」の前についていた言葉を思い出したのだ。
『そんなに』
底なし沼で溺れかかっていれば、藁どころか泥縄にだってすがるに違いない。
ぴこん…と、ユージーンの耳もといウサギの耳が立ち上がる。
(もし嫌われていたとしても……それほどではない、ということか……)
嫌われるにしたって、その度合いというものがあった。
まったく見込みがないのか、それとも。
人は手のとどかないものには手を伸ばさない。
が、手のとどく可能性がわずかにでもあれば、手を伸ばさずにはいられない。
(そうだ……俺はまだ、さほど嫌われてはおらんのだ)
ならば、もっと違う手の打ちようもあるのではなかろうか。
ユージーンは、彼女の心を諦めきれていないことに気づく。
彼女に笑いかけてほしかったし、ウサギではない自分とも笑いながら口づけをしてほしかった。
しんと静まり返った森の中、空を見上げる。
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レティシアが見ていたら「餅つき」を想像したかもしれないが、それはともかく。
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