131 / 304
第2章 黒い風と金のいと
暗闇に飛ぶ 3
しおりを挟む
サイラスは、何もかもが予定通り、といった顔をしている。
それを見ても、彼の感情は動かなかった。
彼はサイラスを許していない。
そのため、サイラスに対しての感情は怒りに集約されている。
彼にとっての怒りとは、表に出すものではなかった。
声を荒げたり、拳を握ったりするような、分かり易いものは、彼の怒りとは別種のものだ。
感情を揺らされること自体、相手になんらかの気持ちを持っていかれているという証になる。
己の感情の、ひと欠片もサイラスに渡すつもりはない。
彼の怒りは、ただ一瞬の殺意。
向けると決めたら、それで終わりだ。
相手に、次の日はないものとなる。
彼の怒りは激しく、けれど、ひそやかだった。
死ねばいいとか、殺してやるだとか。
そんな曖昧さを、彼は持たない。
「説明をする必要があるのかい?」
「彼らの自死の場に、大公様はいらしたのでしょう?」
「最初に言ったはずだ。彼らの死を、知っている、とね」
ラペル公爵に看髄が仕掛けられていたことも、そこから模画が張り巡らされているだろうことも、彼にはわかっていた。
サイラスの性格を考えれば、その程度の策を弄しているのは想像に難くない。
「それにしても、この気の毒な貴族たちの死と私に関係があるなどと、きみらが思っていることが、不思議でならないよ」
「ただ見ていただけだ、と仰る?」
「その通りだよ、サイラス。きみは、とても聡明だ」
言うなり、彼は床に写真を放り投げる。
床に落ちたそれが、大理石の上を短く滑って広がった。
「もちろん、大公様が直接に手をくだしたとは申し上げておりません」
「もちろん、私は手をくだしてはいない。彼らの肩に黒い烏がとまって、死を囁いた、ということくらいはあったかもしれないがね」
あんなつまらないことにつきあわせたのだから、少しくらいはジークにも花を持たせるべきだと考えている。
舞台に立っていない、としてしまうのは心苦しい。
喜劇だか悲劇だか、いずれにせよ、まったく面白味はないのだけれど。
サイラスが、あるかなしかの笑みを携え、彼に語り掛けてくる。
こちらがどう答えようと、サイラスの決めた場所に導くつもりには違いない。
彼にとっても、これはすでに予定調和に過ぎなかった。
「大公様ならば、人心を操る魔術のひとつもお持ちなのではないか、と勘繰ったりもするのですよ。なにしろ大公様は、人ならざる力の持ち主にございますから」
「へえ。人心をねえ。そんなものがあるのなら、是非、使いたいところだ。そうすれば、そもそも、こんな審議に呼び出されずにすませられたのに」
魔術には様々な種類があるが、万能ではない。
制限や制約がある。
それ以上に「できないこと」があった。
魔術師の基礎中の基礎。
人の心を操る魔術は、存在しない。
何百年もの間、魔術師によって試されてきたが、すべて失敗に終わっている。
たとえば、右に進みたいと思う者を、左に行かせることすらできないのだ。
「しかしながら、事実、死体が2人分。そして、そこに大公様がいらした」
「そんなに口うるさく言わなくても、そこにいたと、とうに私は口を割っているじゃあないか」
「では、どういう状況だったのですか? なぜ2人は自死を?」
「さてね。彼らの心情など、私は知りやしないよ。それこそ人心を計れるわけではないのでね」
彼は、サイラスが、2人の死に本気で興味をいだいているとは思っていない。
床に散らばっている写真の1枚にも、気持ちを向けてはいないのだ。
むしろ、そこはどうでもいいと、サイラスは考えている。
(ジークの言うように、サイラスだけでも始末をつけておくのだったなぁ)
感情を、まったく揺らがせもせず、そんなことを思った。
さりとて、正しさは刻々と移り行く。
いつまでも同じ場所に留まってはいない。
あの時こうしていたらと思ってみたところで、過去には戻れないし、その道が正しかったとも言えないのだ。
より悪いほうに転がっていたかもしれないし。
「挨拶がてら、と仰っておいででしたが、何を話されたのですか?」
「やあ、ルパート、久しぶり!ってところだ。サイラス、きみもローエルハイドとラペルの私戦については、もちろん知っていると思うが、それが煩わしいね、とも言ったのではなかったかな」
「彼らは、なんと?」
「なにも。なにもさ。元々、何か落ち込んでいる様子だったが、黙り込んでしまってねえ」
最初から、彼は、どんな嘘もついていなかった。
事実を振り分けているだけだ。
口にすること、しないこと。
それをどう判断し、どう受け止めるかは、聞く者の勝手に任せている。
「私の言った何かが、彼らの危うい心の均衡を崩してしまったのかもしれない。もし彼らの心を覗くことができていたらなあ。私も不用意な発言などしなかったさ」
人の心を覗くことのできる魔術があったなら、どうだっただろう。
醜いものが視えるのと同じくらい、美しいものも視えるのではなかろうか。
愛しい孫娘の姿が、彼の目に浮かぶ。
闇の中、ただひとつの、美しい光。
遠くで見守るしかなくなったとしても、消えることはない。
それをサイラスはわかっていないのだ。
彼は、眉をひょこんと上げる。
サイラスが、ジョシュア・ローエルハイドに執着していると、知っていた。
「しかしねえ、写真は何も語らない。なんとも残念だ。ねえ、きみ、きみが、遠眼鏡を使えていたら、と思うよ」
サイラスの頬が、小さく引き攣る。
遠眼鏡は、ジョシュア・ローエルハイドのみが使える魔術だった。
「あれを使って、私のことを、いつも見守っていてくれさえすれば、私がただ見ていただけだと、サイラス、きみがそう主張してくれていたと」
サイラスと視線を合わせ、彼は微笑む。
穏やかに、そして静かに言った。
「私は、信じているよ」
大層な秘密を打ち明けたとでもいう口調が、気に入らなかったらしい。
サイラスの顔から、笑みが消えている。
目の光も鋭くなっていた。
「お止めになろうとは、なさらなかったのですか?」
「やれやれ。私は、そういう責を担わされていたのか。いやはや、気づかなかったよ。これでは、おちおち知り合いを訪ねられないね。どこかで誰かが死ぬたびに、止めなかった責を問われるのでは、臆病にもなろうというものさ」
彼は、両手を軽く広げ、肩をすくめてみせる。
いいかげん、うんざりしていた。
孫娘をからかうのは楽しいが、サイラスをからかっても少しも楽しくはない。
審議を引き延ばしたところで、結果は変わらないのだ。
わかっていて引き延ばそうとしているのだろうか、と彼は己の心を思う。
愚かだ、と。
「この国のすべての者の死に私が責を負わねばならない、というのなら、確かに、私の責任なのだろうさ。彼らの死もね。そりゃあ、大層な重責だよ、きみ」
人は守りたいものしか守れない。
彼は、彼の基準でもって、それを実行する。
その後に、なにが待っていようとも、だ。
「いいかい、サイラス。彼らには彼らなりの心情があった。それがどのようなものか、私は知らない。それだけのことだ」
ちらっと、重臣たちのほうに視線を投げる。
彼らは目を合わせようとはせず、おのおのに視線をさまよわせていた。
「それとも、私に責を取らせ、この国を追放するかい?」
「まさか。そのようなことは、考えてもおりません」
サイラスが、彼の言葉を即座に否定する。
彼も、それはそうだろうと思った。
彼がこの国から去れば、サイラスも「粘着」しづらくなるのだから。
「ただ、大公様が関わっておられるのなら、こちらも相応に対処しなければなりません。そのために確認をさせていただいたのです」
つまり、建前上、呼んだに過ぎない、と言いたいのだろう。
視線を合わせられもしない重臣たちにとっての本音でもある。
が、サイラスは、この審議に別の意味を持たせているのだ。
「無責任な噂が流れるのは、大公様も望まれないと思いまして」
小賢しくも、厭らしい男だと思う。
思いながら、彼は微笑む。
「王宮を辞した者にまで心を砕くとは、きみの心根の優しさには感動をおぼえるね」
「恐れ入ります。ですが、誰にでも、というわけではございません」
「恐れ入るのは、こちらのほうだよ、サイラス」
サイラスの顔にも笑みが戻っていた。
しばしの間のあと、彼はゆっくりと立ち上がる。
「もう、いいかな?」
「ええ、どうぞ。大公様が何もしておられないことが、よく分かりました」
室内の空気が、一気に緩んでいた。
重臣たちは、額に汗を浮かべている。
そんな彼らを無視して、国王のほうへと彼は向き直った。
「これにて幕のようです。ご観覧をありがとうございました、陛下」
左手を背にあて、右手を折り曲げ、恭しくお辞儀をしてみせる。
それからはもう、後ろも振り返らず、彼は王宮を後にした。
それを見ても、彼の感情は動かなかった。
彼はサイラスを許していない。
そのため、サイラスに対しての感情は怒りに集約されている。
彼にとっての怒りとは、表に出すものではなかった。
声を荒げたり、拳を握ったりするような、分かり易いものは、彼の怒りとは別種のものだ。
感情を揺らされること自体、相手になんらかの気持ちを持っていかれているという証になる。
己の感情の、ひと欠片もサイラスに渡すつもりはない。
彼の怒りは、ただ一瞬の殺意。
向けると決めたら、それで終わりだ。
相手に、次の日はないものとなる。
彼の怒りは激しく、けれど、ひそやかだった。
死ねばいいとか、殺してやるだとか。
そんな曖昧さを、彼は持たない。
「説明をする必要があるのかい?」
「彼らの自死の場に、大公様はいらしたのでしょう?」
「最初に言ったはずだ。彼らの死を、知っている、とね」
ラペル公爵に看髄が仕掛けられていたことも、そこから模画が張り巡らされているだろうことも、彼にはわかっていた。
サイラスの性格を考えれば、その程度の策を弄しているのは想像に難くない。
「それにしても、この気の毒な貴族たちの死と私に関係があるなどと、きみらが思っていることが、不思議でならないよ」
「ただ見ていただけだ、と仰る?」
「その通りだよ、サイラス。きみは、とても聡明だ」
言うなり、彼は床に写真を放り投げる。
床に落ちたそれが、大理石の上を短く滑って広がった。
「もちろん、大公様が直接に手をくだしたとは申し上げておりません」
「もちろん、私は手をくだしてはいない。彼らの肩に黒い烏がとまって、死を囁いた、ということくらいはあったかもしれないがね」
あんなつまらないことにつきあわせたのだから、少しくらいはジークにも花を持たせるべきだと考えている。
舞台に立っていない、としてしまうのは心苦しい。
喜劇だか悲劇だか、いずれにせよ、まったく面白味はないのだけれど。
サイラスが、あるかなしかの笑みを携え、彼に語り掛けてくる。
こちらがどう答えようと、サイラスの決めた場所に導くつもりには違いない。
彼にとっても、これはすでに予定調和に過ぎなかった。
「大公様ならば、人心を操る魔術のひとつもお持ちなのではないか、と勘繰ったりもするのですよ。なにしろ大公様は、人ならざる力の持ち主にございますから」
「へえ。人心をねえ。そんなものがあるのなら、是非、使いたいところだ。そうすれば、そもそも、こんな審議に呼び出されずにすませられたのに」
魔術には様々な種類があるが、万能ではない。
制限や制約がある。
それ以上に「できないこと」があった。
魔術師の基礎中の基礎。
人の心を操る魔術は、存在しない。
何百年もの間、魔術師によって試されてきたが、すべて失敗に終わっている。
たとえば、右に進みたいと思う者を、左に行かせることすらできないのだ。
「しかしながら、事実、死体が2人分。そして、そこに大公様がいらした」
「そんなに口うるさく言わなくても、そこにいたと、とうに私は口を割っているじゃあないか」
「では、どういう状況だったのですか? なぜ2人は自死を?」
「さてね。彼らの心情など、私は知りやしないよ。それこそ人心を計れるわけではないのでね」
彼は、サイラスが、2人の死に本気で興味をいだいているとは思っていない。
床に散らばっている写真の1枚にも、気持ちを向けてはいないのだ。
むしろ、そこはどうでもいいと、サイラスは考えている。
(ジークの言うように、サイラスだけでも始末をつけておくのだったなぁ)
感情を、まったく揺らがせもせず、そんなことを思った。
さりとて、正しさは刻々と移り行く。
いつまでも同じ場所に留まってはいない。
あの時こうしていたらと思ってみたところで、過去には戻れないし、その道が正しかったとも言えないのだ。
より悪いほうに転がっていたかもしれないし。
「挨拶がてら、と仰っておいででしたが、何を話されたのですか?」
「やあ、ルパート、久しぶり!ってところだ。サイラス、きみもローエルハイドとラペルの私戦については、もちろん知っていると思うが、それが煩わしいね、とも言ったのではなかったかな」
「彼らは、なんと?」
「なにも。なにもさ。元々、何か落ち込んでいる様子だったが、黙り込んでしまってねえ」
最初から、彼は、どんな嘘もついていなかった。
事実を振り分けているだけだ。
口にすること、しないこと。
それをどう判断し、どう受け止めるかは、聞く者の勝手に任せている。
「私の言った何かが、彼らの危うい心の均衡を崩してしまったのかもしれない。もし彼らの心を覗くことができていたらなあ。私も不用意な発言などしなかったさ」
人の心を覗くことのできる魔術があったなら、どうだっただろう。
醜いものが視えるのと同じくらい、美しいものも視えるのではなかろうか。
愛しい孫娘の姿が、彼の目に浮かぶ。
闇の中、ただひとつの、美しい光。
遠くで見守るしかなくなったとしても、消えることはない。
それをサイラスはわかっていないのだ。
彼は、眉をひょこんと上げる。
サイラスが、ジョシュア・ローエルハイドに執着していると、知っていた。
「しかしねえ、写真は何も語らない。なんとも残念だ。ねえ、きみ、きみが、遠眼鏡を使えていたら、と思うよ」
サイラスの頬が、小さく引き攣る。
遠眼鏡は、ジョシュア・ローエルハイドのみが使える魔術だった。
「あれを使って、私のことを、いつも見守っていてくれさえすれば、私がただ見ていただけだと、サイラス、きみがそう主張してくれていたと」
サイラスと視線を合わせ、彼は微笑む。
穏やかに、そして静かに言った。
「私は、信じているよ」
大層な秘密を打ち明けたとでもいう口調が、気に入らなかったらしい。
サイラスの顔から、笑みが消えている。
目の光も鋭くなっていた。
「お止めになろうとは、なさらなかったのですか?」
「やれやれ。私は、そういう責を担わされていたのか。いやはや、気づかなかったよ。これでは、おちおち知り合いを訪ねられないね。どこかで誰かが死ぬたびに、止めなかった責を問われるのでは、臆病にもなろうというものさ」
彼は、両手を軽く広げ、肩をすくめてみせる。
いいかげん、うんざりしていた。
孫娘をからかうのは楽しいが、サイラスをからかっても少しも楽しくはない。
審議を引き延ばしたところで、結果は変わらないのだ。
わかっていて引き延ばそうとしているのだろうか、と彼は己の心を思う。
愚かだ、と。
「この国のすべての者の死に私が責を負わねばならない、というのなら、確かに、私の責任なのだろうさ。彼らの死もね。そりゃあ、大層な重責だよ、きみ」
人は守りたいものしか守れない。
彼は、彼の基準でもって、それを実行する。
その後に、なにが待っていようとも、だ。
「いいかい、サイラス。彼らには彼らなりの心情があった。それがどのようなものか、私は知らない。それだけのことだ」
ちらっと、重臣たちのほうに視線を投げる。
彼らは目を合わせようとはせず、おのおのに視線をさまよわせていた。
「それとも、私に責を取らせ、この国を追放するかい?」
「まさか。そのようなことは、考えてもおりません」
サイラスが、彼の言葉を即座に否定する。
彼も、それはそうだろうと思った。
彼がこの国から去れば、サイラスも「粘着」しづらくなるのだから。
「ただ、大公様が関わっておられるのなら、こちらも相応に対処しなければなりません。そのために確認をさせていただいたのです」
つまり、建前上、呼んだに過ぎない、と言いたいのだろう。
視線を合わせられもしない重臣たちにとっての本音でもある。
が、サイラスは、この審議に別の意味を持たせているのだ。
「無責任な噂が流れるのは、大公様も望まれないと思いまして」
小賢しくも、厭らしい男だと思う。
思いながら、彼は微笑む。
「王宮を辞した者にまで心を砕くとは、きみの心根の優しさには感動をおぼえるね」
「恐れ入ります。ですが、誰にでも、というわけではございません」
「恐れ入るのは、こちらのほうだよ、サイラス」
サイラスの顔にも笑みが戻っていた。
しばしの間のあと、彼はゆっくりと立ち上がる。
「もう、いいかな?」
「ええ、どうぞ。大公様が何もしておられないことが、よく分かりました」
室内の空気が、一気に緩んでいた。
重臣たちは、額に汗を浮かべている。
そんな彼らを無視して、国王のほうへと彼は向き直った。
「これにて幕のようです。ご観覧をありがとうございました、陛下」
左手を背にあて、右手を折り曲げ、恭しくお辞儀をしてみせる。
それからはもう、後ろも振り返らず、彼は王宮を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】家族に愛されなかった辺境伯の娘は、敵国の堅物公爵閣下に攫われ真実の愛を知る
水月音子
恋愛
辺境を守るティフマ城の城主の娘であるマリアーナは、戦の代償として隣国の敵将アルベルトにその身を差し出した。
婚約者である第四王子と、父親である城主が犯した国境侵犯という罪を、自分の命でもって償うためだ。
だが――
「マリアーナ嬢を我が国に迎え入れ、現国王の甥である私、アルベルト・ルーベンソンの妻とする」
そう宣言されてマリアーナは隣国へと攫われる。
しかし、ルーベンソン公爵邸にて差し出された婚約契約書にある一文に疑念を覚える。
『婚約期間中あるいは婚姻後、子をもうけた場合、性別を問わず健康な子であれば、婚約もしくは結婚の継続の自由を委ねる』
さらには家庭教師から“精霊姫”の話を聞き、アルベルトの側近であるフランからも詳細を聞き出すと、自分の置かれた状況を理解する。
かつて自国が攫った“精霊姫”の血を継ぐマリアーナ。
そのマリアーナが子供を産めば、自分はもうこの国にとって必要ない存在のだ、と。
そうであれば、早く子を産んで身を引こう――。
そんなマリアーナの思いに気づかないアルベルトは、「婚約中に子を産み、自国へ戻りたい。結婚して公爵様の経歴に傷をつける必要はない」との彼女の言葉に激昂する。
アルベルトはアルベルトで、マリアーナの知らないところで実はずっと昔から、彼女を妻にすると決めていた。
ふたりは互いの立場からすれ違いつつも、少しずつ心を通わせていく。
0歳児に戻った私。今度は少し口を出したいと思います。
アズやっこ
恋愛
❈ 追記 長編に変更します。
16歳の時、私は第一王子と婚姻した。
いとこの第一王子の事は好き。でもこの好きはお兄様を思う好きと同じ。だから第二王子の事も好き。
私の好きは家族愛として。
第一王子と婚約し婚姻し家族愛とはいえ愛はある。だから何とかなる、そう思った。
でも人の心は何とかならなかった。
この国はもう終わる…
兄弟の対立、公爵の裏切り、まるでボタンの掛け違い。
だから歪み取り返しのつかない事になった。
そして私は暗殺され…
次に目が覚めた時0歳児に戻っていた。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。こういう設定だとご了承頂けると幸いです。
初恋の還る路
みん
恋愛
女神によって異世界から2人の男女が召喚された。それによって、魔導師ミューの置き忘れた時間が動き出した。
初めて投稿します。メンタルが木綿豆腐以下なので、暖かい気持ちで読んでもらえるとうれしいです。
毎日更新できるように頑張ります。
【完結】秀才の男装治療師が女性恐怖症のわんこ弟子に溺愛されるまで
禅
恋愛
「神に祈るだけで曖昧にしか治らない。そんなものは治療とは言わない」
男尊女卑が強い国で、女であることを隠し、独自の魔法を使いトップクラスの治療師となり治療をしていたクリス。
ある日、新人のルドがやってきて教育係を押し付けられる。ルドは魔法騎士団のエースだが治療魔法が一切使えない。しかも、女性恐怖症。
それでも治療魔法が使えるようになりたいと懇願するルドに根負けしたクリスは特別な治療魔法を教える。
クリスを男だと思い込み、純粋に師匠として慕ってくるルド。
そんなルドに振り回されるクリス。
こんな二人が無自覚両片思いになり、両思いになるまでの話。
※最初の頃はガチ医療系、徐々に恋愛成分多めになっていきます
※主人公は現代に近い医学知識を使いますが、転生者ではありません
※一部変更&数話追加してます(11/24現在)
※※小説家になろうで完結まで掲載
改稿して投稿していきます
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
推しの幸せをお願いしたら異世界に飛ばされた件について
あかね
恋愛
いつも推しは不遇で、現在の推しの死亡フラグを年末の雑誌で立てられたので、新年に神社で推しの幸せをお願いしたら、翌日異世界に飛ばされた話。無事、推しとは会えましたが、同居とか無理じゃないですか。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる