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第2話 二世帯住宅
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学校帰りにケーキを買っていま家に着いたところ。
うちはいわゆる二世帯住宅というやつで、母方の祖父母の家と直接行き来できるようになっている。ただし玄関は別だし、内部もしっかり分かれている。
一階には、玄関を入ってすぐ右に土間ふうの物置への扉、廊下には左にクローゼット、右に応接間へのドアがあり、まっすぐ奥へ進むと居間へのドアがある。
ドアを開けると右側は居間になっていて、左側にはダイニングキッチンがあり、さらにその奥の見えないところにバス・トイレ等水回りがまとまっている。その傍に二階への階段がある。二階には寝室だけがある。
その階段下の小さな扉の奥に地下への階段があり、そこを降りるとこじんまりとした倉庫のような部屋がある。ここは涼しいので普段は食料庫として使われている。
この部屋の棚を退けると目立たない引き戸が隠されていて、その先に真四角の部屋がある。引き戸には触れるだけで開く。自動ドアだ。部屋の材質はどうもコンクリートとは違うような気がする。六枚の滑らかな石板を組み合わせたっぽい感じだ。部屋の床には魔法陣が描かれていて、そこに載ると祖父母の家に転移する。
引き戸も魔法陣も登録された人間にしか反応しない魔法が組み込まれている、らしい。理論を説明されたがさっぱりわからなかった。
とにかくオレは子どものころから毎日のようにここを通って祖父母に会いに通っている。
転移先もまったく同じ真四角の部屋に魔法陣が描かれていて、一見転移したのかわからないくらいだ。だが、見慣れたオレにはわかる。引き戸の色や部屋の壁や天井の装飾が微妙に違う。逆に言うと相当見慣れていないと見分けられないだろう。
専門家によると魔法陣自体も違うと説明されたがさっぱりわからなかった。
この部屋の引き戸も自動ドアで、やはり登録された人間しか通れないらしい。
その先には番犬のトンチンカンが寝そべっている。トンチンカンと名付けたのは幼いころのオレだ。三つの首にそれぞれ名前を付けたらそうなった。
体長は4メートルくらいあるだろうか。伏せている状態での体高も2メートル近い。オレの身長よりは確実に高い。
オレが入っていくとスンスンと匂いを嗅いでベロっとひと舐めされる。というか三つの首にひと舐めずつされる。ベッタベタである。
鼻の頭をぎゅっとしてやるとうれしそうに尻尾を振るが、埃が酷いのでやめてほしい。
いつも疑問なんだが、こんな狭いところにいて散歩とかしなくていいんだろうか。
その先には鉄格子のようなものがあって、人間が通れるサイズの扉が付いている。そこもやはり魔力登録された人間だけが通れるようになっているらしい。オレにとっては自動ドアだがほかの人間には壁ということだ。
そこは文字どおりのダンジョン(地下牢)で、頑丈な石造りの建物だ。魔法で強化もされているらしい。鉄格子を抜けてしばらく行くと階段があり、地上に出るまで百段くらい昇らなくてはならない。
途中半分くらい昇ったところには見張りの兵が必ず3人いる。本当の地下牢はその階にあるらしい。まだ牢のなかは見せてもらったことがない。よほどの凶悪犯しか入れられないそうだ。なのでここの見張りの兵は実力があって信頼できるものに限られる。
見知った見張りの兵に挨拶しながら階段を登りきると、地上――とはいってもまだ建物のなか――に出る。半径二十メートルくらいの広間の真んなかに出口があり、周りに十人くらいの兵士がいる。
広間には三か所の出口があり、左右は居住区の塔に、正面は城内に向かっている。ここは城の北側にあたる。
祖父母はすでに隠居して東の塔、つまりここから左に行ったところにいるので、そちらへ向かう。
ここら辺を警備している兵はみな顔見知りなので、軽く挨拶しながら通り抜けるだけである。
祖父母の住む東の塔までは一本道だし、地下道なので特に見るべきところもない。飾り気もない。どうも本来は緊急避難時の隠し通路らしい。
東の塔に着くと階段まえには警備兵が立っている。
「トラ様、お帰りなさいませ」
「あ、クマさん、どうも」
なぜかみんな『お帰り』って言ってくれるんだよね。いやではないんだけど、ちょっと複雑。
あと、お互いに名前がうまく発音できなくて通称で呼び合っている。
オレの名前、虎彦はトーライコーとかトゥレイクゥとか言ってくるから、トラでいいよってことになった。
クマさんは本当はキュォミュアンみたいな感じなんだけど……言えない。
言葉自体は子どものころから通ってるからこっちの言葉を話してるんだけど……話せてるはず。
階段をしばらく昇ると例の自動ドアがあって、そこから先は王族と限られた使用人しか出入りできないプライベートエリアだ。
広い居間があり、上の階には寝室とバストイレがある。
食事は城内でとるのでキッチンはないが、飲み水を出したり湯を沸かしたり冷蔵庫的な魔道具もある。
魔道具で空調も冷暖房も照明も防音も完備で快適である。
「ばあちゃーん、母さんからおすそ分け持って来たよ」
「あらあらトラちゃん、よく来たわね。これは……明日の朝ごはんにいいわね」
「トラ、じいちゃんにはなにかないのか?」
「ないよ」
王宮では夜の食事だけ豪華だが、朝は各自の部屋で軽い食事をとるのが普通なので、ばあちゃんは母さんからの差し入れを楽しみにしている。
じいちゃんは構うとしつこいのでスルーである。
オレが子どもの頃はまだ現役の王様だったので忙しくてあまり時間がとれず、その反動でまとめて絡んでくるので面倒だったのだ。いまは基本ヒマなはずだが、それでもいちいち相手すると疲れるくらいには絡んでくる。
「それよりケーキ持ってきたから食べよ」
「それじゃお茶入れましょうね」
「じいちゃんの分もあるよな?」
「ないよ」
いじいじしているじいちゃんにもお茶とケーキを用意してなんだかんだしゃべっていると、あっという間に時間は過ぎていく。すでにお昼を過ぎていた。
「あ、もうこんな時間だ。帰るね」
「あら、それじゃこのお菓子持っていってね。最近城下で流行ってるらしいの」
「へー、ありがとう。じゃまたね」
「気を付けて帰るんじゃぞ」
もとの道を辿って居間まで戻ると両親が晩飯を用意して待っていた。約6時間の時差がある。
「おまえまた行ってたのか。毎日よく飽きないな」
「? 飽きないよ?」
「ふふっ。二人ともごはんにしましょ」
「いただきます」
「いただきます」
「そういえば、最近流行ってるってお菓子貰ってきたよ。あとで食べよ」
「へー。なんだ?」
「知らない。まだ見てない」
「城下にもしばらく行ってないわね。今度のお休みに町でも見て回る?」
「行きたい! 一人じゃ城から出してもらえないから」
「そうだな。久しぶりにいいかもな。じゃ、次の日曜日な」
「やった!」
母さんは元お姫様だ。父さんはお姫様をさらってきた元勇者だ。
向こうの世界では箱入りお姫様と壊れ性能勇者のチートコンビだが、こちらの世界ではかなり非常識で近所でも有名である。まあどちらも常識外れという意味では大差ない。
それでも向こうの城下町を歩くくらいなら――問題が起こりにくいという意味で――安心して楽しめるだろう。
一度遊園地に行ったときは酷かった。
父さんは母さんを抱えてジェットコースターから飛び降りようとするし、母さんはお化け屋敷を浄化魔法で燃やし尽くそうとするし。
お城を見て『安っぽいわね』とか言うし。
ヒーローショーに参加しようとするし。
全然楽しめなかった。
父さんは警備員をやっている。
なんだかいろいろやらかして噂になっているみたいだけど、怖くて内容は聞いていない。
母さんはスーパーでパートをしている。
最初はレジ打ちに挑戦したが全然ダメで――というより客が全員母さんのレジに並んでしまうので――裏方で調理なんかをしている。
学校でも突き抜けすぎてていじめの対象にもならない。大抵『おまえ、大変だな』って反応をされる。
それはいいけど、授業参観に毎回両親そろって出てくるのはご遠慮願いたい。
さすがに最近はないけど、むかしは『コスプレかっ?!』っていうような衣装とか着て来た。まあ、それが彼らの普通の『ちょっとよそ行きの服』だったんだけど。騎士服とドレスとか引くわ。
うちはいわゆる二世帯住宅というやつで、母方の祖父母の家と直接行き来できるようになっている。ただし玄関は別だし、内部もしっかり分かれている。
一階には、玄関を入ってすぐ右に土間ふうの物置への扉、廊下には左にクローゼット、右に応接間へのドアがあり、まっすぐ奥へ進むと居間へのドアがある。
ドアを開けると右側は居間になっていて、左側にはダイニングキッチンがあり、さらにその奥の見えないところにバス・トイレ等水回りがまとまっている。その傍に二階への階段がある。二階には寝室だけがある。
その階段下の小さな扉の奥に地下への階段があり、そこを降りるとこじんまりとした倉庫のような部屋がある。ここは涼しいので普段は食料庫として使われている。
この部屋の棚を退けると目立たない引き戸が隠されていて、その先に真四角の部屋がある。引き戸には触れるだけで開く。自動ドアだ。部屋の材質はどうもコンクリートとは違うような気がする。六枚の滑らかな石板を組み合わせたっぽい感じだ。部屋の床には魔法陣が描かれていて、そこに載ると祖父母の家に転移する。
引き戸も魔法陣も登録された人間にしか反応しない魔法が組み込まれている、らしい。理論を説明されたがさっぱりわからなかった。
とにかくオレは子どものころから毎日のようにここを通って祖父母に会いに通っている。
転移先もまったく同じ真四角の部屋に魔法陣が描かれていて、一見転移したのかわからないくらいだ。だが、見慣れたオレにはわかる。引き戸の色や部屋の壁や天井の装飾が微妙に違う。逆に言うと相当見慣れていないと見分けられないだろう。
専門家によると魔法陣自体も違うと説明されたがさっぱりわからなかった。
この部屋の引き戸も自動ドアで、やはり登録された人間しか通れないらしい。
その先には番犬のトンチンカンが寝そべっている。トンチンカンと名付けたのは幼いころのオレだ。三つの首にそれぞれ名前を付けたらそうなった。
体長は4メートルくらいあるだろうか。伏せている状態での体高も2メートル近い。オレの身長よりは確実に高い。
オレが入っていくとスンスンと匂いを嗅いでベロっとひと舐めされる。というか三つの首にひと舐めずつされる。ベッタベタである。
鼻の頭をぎゅっとしてやるとうれしそうに尻尾を振るが、埃が酷いのでやめてほしい。
いつも疑問なんだが、こんな狭いところにいて散歩とかしなくていいんだろうか。
その先には鉄格子のようなものがあって、人間が通れるサイズの扉が付いている。そこもやはり魔力登録された人間だけが通れるようになっているらしい。オレにとっては自動ドアだがほかの人間には壁ということだ。
そこは文字どおりのダンジョン(地下牢)で、頑丈な石造りの建物だ。魔法で強化もされているらしい。鉄格子を抜けてしばらく行くと階段があり、地上に出るまで百段くらい昇らなくてはならない。
途中半分くらい昇ったところには見張りの兵が必ず3人いる。本当の地下牢はその階にあるらしい。まだ牢のなかは見せてもらったことがない。よほどの凶悪犯しか入れられないそうだ。なのでここの見張りの兵は実力があって信頼できるものに限られる。
見知った見張りの兵に挨拶しながら階段を登りきると、地上――とはいってもまだ建物のなか――に出る。半径二十メートルくらいの広間の真んなかに出口があり、周りに十人くらいの兵士がいる。
広間には三か所の出口があり、左右は居住区の塔に、正面は城内に向かっている。ここは城の北側にあたる。
祖父母はすでに隠居して東の塔、つまりここから左に行ったところにいるので、そちらへ向かう。
ここら辺を警備している兵はみな顔見知りなので、軽く挨拶しながら通り抜けるだけである。
祖父母の住む東の塔までは一本道だし、地下道なので特に見るべきところもない。飾り気もない。どうも本来は緊急避難時の隠し通路らしい。
東の塔に着くと階段まえには警備兵が立っている。
「トラ様、お帰りなさいませ」
「あ、クマさん、どうも」
なぜかみんな『お帰り』って言ってくれるんだよね。いやではないんだけど、ちょっと複雑。
あと、お互いに名前がうまく発音できなくて通称で呼び合っている。
オレの名前、虎彦はトーライコーとかトゥレイクゥとか言ってくるから、トラでいいよってことになった。
クマさんは本当はキュォミュアンみたいな感じなんだけど……言えない。
言葉自体は子どものころから通ってるからこっちの言葉を話してるんだけど……話せてるはず。
階段をしばらく昇ると例の自動ドアがあって、そこから先は王族と限られた使用人しか出入りできないプライベートエリアだ。
広い居間があり、上の階には寝室とバストイレがある。
食事は城内でとるのでキッチンはないが、飲み水を出したり湯を沸かしたり冷蔵庫的な魔道具もある。
魔道具で空調も冷暖房も照明も防音も完備で快適である。
「ばあちゃーん、母さんからおすそ分け持って来たよ」
「あらあらトラちゃん、よく来たわね。これは……明日の朝ごはんにいいわね」
「トラ、じいちゃんにはなにかないのか?」
「ないよ」
王宮では夜の食事だけ豪華だが、朝は各自の部屋で軽い食事をとるのが普通なので、ばあちゃんは母さんからの差し入れを楽しみにしている。
じいちゃんは構うとしつこいのでスルーである。
オレが子どもの頃はまだ現役の王様だったので忙しくてあまり時間がとれず、その反動でまとめて絡んでくるので面倒だったのだ。いまは基本ヒマなはずだが、それでもいちいち相手すると疲れるくらいには絡んでくる。
「それよりケーキ持ってきたから食べよ」
「それじゃお茶入れましょうね」
「じいちゃんの分もあるよな?」
「ないよ」
いじいじしているじいちゃんにもお茶とケーキを用意してなんだかんだしゃべっていると、あっという間に時間は過ぎていく。すでにお昼を過ぎていた。
「あ、もうこんな時間だ。帰るね」
「あら、それじゃこのお菓子持っていってね。最近城下で流行ってるらしいの」
「へー、ありがとう。じゃまたね」
「気を付けて帰るんじゃぞ」
もとの道を辿って居間まで戻ると両親が晩飯を用意して待っていた。約6時間の時差がある。
「おまえまた行ってたのか。毎日よく飽きないな」
「? 飽きないよ?」
「ふふっ。二人ともごはんにしましょ」
「いただきます」
「いただきます」
「そういえば、最近流行ってるってお菓子貰ってきたよ。あとで食べよ」
「へー。なんだ?」
「知らない。まだ見てない」
「城下にもしばらく行ってないわね。今度のお休みに町でも見て回る?」
「行きたい! 一人じゃ城から出してもらえないから」
「そうだな。久しぶりにいいかもな。じゃ、次の日曜日な」
「やった!」
母さんは元お姫様だ。父さんはお姫様をさらってきた元勇者だ。
向こうの世界では箱入りお姫様と壊れ性能勇者のチートコンビだが、こちらの世界ではかなり非常識で近所でも有名である。まあどちらも常識外れという意味では大差ない。
それでも向こうの城下町を歩くくらいなら――問題が起こりにくいという意味で――安心して楽しめるだろう。
一度遊園地に行ったときは酷かった。
父さんは母さんを抱えてジェットコースターから飛び降りようとするし、母さんはお化け屋敷を浄化魔法で燃やし尽くそうとするし。
お城を見て『安っぽいわね』とか言うし。
ヒーローショーに参加しようとするし。
全然楽しめなかった。
父さんは警備員をやっている。
なんだかいろいろやらかして噂になっているみたいだけど、怖くて内容は聞いていない。
母さんはスーパーでパートをしている。
最初はレジ打ちに挑戦したが全然ダメで――というより客が全員母さんのレジに並んでしまうので――裏方で調理なんかをしている。
学校でも突き抜けすぎてていじめの対象にもならない。大抵『おまえ、大変だな』って反応をされる。
それはいいけど、授業参観に毎回両親そろって出てくるのはご遠慮願いたい。
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